殺人を無罪にする方法 第15話 「真犯人」

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最終話、サブタイにわざわざ「真犯人」と出すぐらいなので、無難にサムだったりレベッカだったり、
という事はまさか無いだろうと思っていましたが、流石に実行犯や、現実時間のほうでもう一人殺された、
そんなオチが来るとは思っていなかったのでこの辺りは非常に驚かされました、久々に良い引きでの終わり。
本筋と関係無いところでも、レベッカと話をする為に地下室へ行こうとするギビンズに、別に茶化したり
場を和ませるジョークというわけでもなく普通に「トロフィー必要ありませんか?」と暗に撲殺を勧める
コナーの進言には笑わせられたり、最後の最後までアッシャーは仲間ハズレだったり、色々良い展開も。

▼ライラ殺害犯の正体がやられた
いきなり出てきた新キャラ、とかいうとんでもないオチではなかった、というのがまず良かったです。
犯人に関しても、正直に言うと無難にアナリーズなのかなと思って見ていたので非常に驚かされました。
アナリーズがライラを殺す理由は皆無なものの、そこは若干強引な展開ですが実はサイコパスだった、
とか何かしらの力技の理由でアナリーズが犯人、ある意味王道なこの展開ではないかと思っていたところ、
まさか関与している気配すらなかったフランクが実はサムの指示によるものとはいえライラ殺害の犯人。
これはマジで驚かされました、実際フランクは影で色々暗躍していましたし、今回もローレルがフランクに
場合によっては始末するんだろう、という旨の言葉を放っていたりと、周囲や視聴者からもそういう目線で
見られている部分はありましたが、まさか関わっているとは思わなかったので見てて「お前かよ!」と。
レベッカ殺害に関しては、これは実際のところどうなんだろうなーと。
一応フランクもアナリーズもお互いが殺したのでは、と思っているようですけど、なんとなくフランクなら
白状すると思うので、これはフランクではないような気が…まぁ、となるとギビンズも怪しいんですが。

▼S1 全15話を見終えての感想
単発エピソードの完成度も非常に高く、感想として記す事が少なかったとしても毎週非常に楽しく最後まで
見させて頂く事が出来たなという印象です、特に本編の展開はサム殺害の流れや、今回明かされたライラを
殺したのは誰なのか、という核心に迫る部分の展開が意外性や驚きに満ちたもので非常に楽しかったです。
勿論、強いて欲を言えばS1はS1でしっかり完結して、いざ始まるS2ではまた別の物語を、といった具合に
ちゃんと一区切り付けて次のシーズンへ向かってほしかったという気持ちはありますが、当初から描かれて
最後まで引っ張ったサムやライラ殺害犯に関してはしっかり犯人も明かされたので、いいかなという気も。
このドラマの場合はなんといってもキャラクターの個性が非常に強くて、どのキャラもキャラが立っていて、
単純に掛け合いを見ているだけでも面白かったので、S2も非常に楽しみです。
最終的にどういう結末を迎えるのか見当もつきませんが、タイトル通り殺人を無罪に出来るのかに期待。
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