ゲームや海外ドラマの感想を中心に色んな話題雑談を書いてます、ネタバレ有りです。

エイリアン アイソレーション



ALIEN ISOLATION -エイリアン アイソレーション-

メーカー:セガゲームス
機種:PlayStation 4
参考価格:¥8,629
価格:¥6,841 (2015.07.21時点)
発売日:2015.06.11


約21時間40分でクリア、トロフィーコンプに約31時間、2周、Hardでプレイ、プレイ時間はリトライ等も込み。
シリーズはプロメテウスも含めて全て視聴済み、エイリアンのゲーム自体は今回が初プレイ、PS4版。
失礼を承知で言えば、実はエイリアン自体2以外はそれ程面白いという印象すら無かったのに、このゲームの
PVを見た際に「面白そうだな」と思ったので購入してみた、という程度の状況だったんですが、面白かったです。
リトライを含めてのプレイ時間なので、基本的には20時間前後でクリア出来て、尚且つトロフィーコンプの為に
開始した2周目が約10時間で終わっているので、IDカードやノストロモ号の記録等を探さずクリアだけを狙い
突き進めば恐らく7~8時間程度でクリア可能、という設計なのもむしろ結構良い感じなのでは、という印象。
ゲーム起動時にいかにも昔の20世紀FOX、という感じのロゴが入るのは「やられた」という感じですし、
エイリアンの強さや恐怖を上手く表現していたゲーム性も見事、良い意味で素晴らしいステルスゲー。

▼良い点
・日本語字幕が大きめのサイズなので非常に文字が読みやすく、洋ゲーにありがちな変な改行が無い。
・和ゲーのように各種記事やファイルで状況が少しずつ分かっていく構成が面白い。
・次第に面倒になってくるのは事実なものの、アクセス・チューナーの解除はパズル的で面白い。
・緊張感が非常に強いので、セーブポイントを発見、或いは到達した時の安堵感が非常に強い。
・映画版でも猛威をふるっていた火炎放射器の尋常ならざる頼りになるっぷり。
・映画版の美術等を再現して、年代設定の割には映画版同様チープなPCや機械類を再現している。
・チューナーやトーチの強化で以前通れなかった場所が通れるように、というのはお約束ながらも良い。
・エイリアンの動きにパターンや出現場所の固定ポイントが存在しないので、マジでドキドキする。
・個人的にはホラーゲーム史上最もプレイしていてドキドキさせられた。

▼悪い点
・移動速度が遅いので、単純に時間がかかってしまう。
・サービスで変更してくれたとは思うものの、決定ボタンは海外版同様×のままにしておいてほしかった。
・死亡時のリトライがチェックポイントではなく最終セーブポイントなのでミスの際に時間が非常にかかる。
・別に悪いというわけではないものの、出来れば日本語吹き替えも収録しておいてほしかった。
・ローカライズは非常に丁寧で字幕も読みやすいものの、敵対生存者同士の雑談が翻訳されていない。
・床下のダクトを調べる、物が邪魔しているが屈めばどかせる、などの分かりにくすぎる状況が時折ある。
・時折表示されるアマンダの腕が無機質なうえに貧相で妙に作り物感が漂ってる。
・死の恐怖が無いとゲームとしては面白く無いものの、流石にエイリアン出すぎ、というケースがある。
・残念ながらストーリー自体はお世辞にも面白いとは言えず、正直に言うとあまり面白くない。
・ラスト、演出の関係で常に画面が揺れた状態になるので酔いやすい。
・ゲームの内容的に、クリア後に各種リザルトが色々見たいのにそういった項目を調べる表示が一切無い。

▼トロフィー
初回プレイで取得したトロフィーは67%で40/51、トロフィーは気にせずプレイ、取得したものは以下の通り。
「覚醒」「セヴァストポリへようこそ」「狩りの始まり」「立入禁止です」「今の気分は?」「陥穽」
「進歩の最前線」「エサ」「緊急封鎖」「強制介入」「協議」「生還者」「リプリー、通信終了」「行方不明者」
「火をつけろ」「使用の際はご注意を」「弾は大事に」「自己防衛」「無傷」「火炎に注意」「完全なる有機体」
「ダクトにいる…」「素晴らしい純粋さ」「下がれ」「失神」「工夫して長生き」「セキュリティ・バイパス」
「システム・エキスパート」「配電技師」「真のエンジニア」「惨劇の記録」「セヴァストポリの声」
「異常を検知」「スイッチオン」「メッセージ」「前にもここに」「伝達」「トレンス号を解放せよ」
「狩りの終わり」「ちゃんと動いて」

単純にトロフィーの良し悪しという点で考えればかなり良い感じの配置ではないかなと思いました。
ミッションをクリアする毎にトロフィーが取得出来るので、定期的にトロフィー取得の表示が出るうえに、
各種武器の使用やアイテムの開発、IDカードの初発見など、ホント普通にプレイしているだけでそれなりに
取得出来るうえ、クリアした時点で残っているものは未使用の武器だったりノーキルやノーリトライなどの
いわゆるやりこみ要素としてのトロフィーのみ、という感じなので、良い意味で理想的なバランスというか。
ちゃんと難易度別クリアのトロフィーもありましたし、個人的には言う事無しな感じ。
個人的に面白かったのはエイリアンに100回殺されて取得出来るトロフィーの存在でしょうか。
その取得条件もさる事ながら、初回クリア後、次に一度死んだだけで取れたので実は初回プレイで99回も
エイリアンに殺されており、あと一度死ねば取れる状況だった、というタイミングの良さに笑ってしまいました。



▼単純にステルスゲームとして最後まで楽しめた
走ると物音を立ててしまうのでエイリアンに見つかり、と考えると基本は徒歩だったりしゃがみ歩きでの
プレイになってしまうので、この時点でそれなりに人を選んでしまうような気はするものの、例えば周囲を
徘徊しているアンドロイドに見つからないようギリギリ後ろを歩いたり、このぐらいなら距離なら大丈夫かも、
と思いながらエイリアンを遠目に歩いたりと、そういった緊張感のあるプレイが終始出来たので面白かったです。
こちらの攻撃方法が乏しいおかげで、この手のゲームにありがちな「集団に見つかった状況で開始して」
という敵がこちらを狙い撃ちする中いかに上手く立ちまわるか、というような局面もなく、文字通りのステルス。
状況によっては恐ろしく理不尽にも感じる難度の高いエリアがあったりするのは事実なものの、ステルスゲーは
難しければ難しい程面白い、と個人的には思っているので、むしろこのバランスは良いなと感じました。
各種クラフトアイテムの上限が基本的に3個の為「このアイテムを今使って大丈夫か?」という不安があったり、
銃弾や火炎放射器もどこまで使っていいものか、と取捨選択の悩みも味わえたので、前述の上限は普通なら
マイナスになる要素でもあるものの、逆にソコが良い部分にもなっている辺りがバランス調整の上手さを。
視界ジャックの無いSIRENとでも言うべきか、内容こそ違いますがSIRENが好きな人なら非常に楽しめる気が。

▼映画版を彷彿とさせる展開が上手い
王道展開ではあるものの、映画版エイリアンの1でノストロモ号のクルーが訪れたのと全く同じエイリアンの
船に行き、地下で大量の卵を発見してフェイスハガーにやられた人が居た、という展開は王道ながらも熱い。
この手の展開の場合、ゲームにせよ映画にせよ、シリーズの類似展開だったり「あの時のアレでは」を
彷彿とさせる展開を変に凝ったり違う見せ方をしようとして、結局よく分からない内容になり評価を落とす、
という作品が多い中、確かに同じと言えば同じなものの、直球で映画版の1と同じ展開で絶望を見せると。
プレイヤーの大半は当然映画版を見ているでしょうから、探索中に船を発見して「ひょっとして…」と思い、
中に入ると見たことのあるオブジェや謎の建造物が現れて「そうきたか!」と胸踊る展開。
意地の悪い言い方をしてしまうと、ただ単に映画版と同じ展開をなぞって、同じようにピンチになるだけ、
ではあるものの、単純に見せ方や持って行き方が上手いなと思いました、分かってるとでもいうか。



▼敵との戦闘は良し悪しが激しい
エリアによっては難易度に差があるとはいえ、エイリアン自体は個人的に全く問題ないと思います。
同様にアンドロイドも映画版の事を考えると良い意味で敵に相応しいので問題無く。
ただ、別に悪いという程のモノではないですし、エイリアンが徘徊しているという異常な状況なので
気持ちは分からないでもないものの、こちらを見かけ次第発砲してくる人間が多数存在する、というのは正直
やめてほしかったかなと思いました、折角のエイリアンなのに悪い意味で普通のFPSに感じてしまうというか。
しかもそういう集団の会話を聞いていると、別に殺人鬼集団だったりの狂った連中というわけではなく、
武装こそしているものの普通の人間のようなのに、大半が警告すらなく無言で殺しにかかってくるので、
バランス調整の為にアンドロイドばかり出すわけにいかないというのは分かるものの、対人戦闘は正直
必要なかったんじゃないかなと思いました、ホント折角のエイリアンなのになんだこれは、という印象が。
そこを逆手に取ってただ逃げ惑うだけの一般人や絶望しているだけの人も居る、というのはむしろ良い感じ。

▼感想まとめ
映画のエイリアンはそこまで好きというわけではないものの、このゲームのPVは非常に良い出来だったので、
PVの印象だけで楽しみになり買おう、と決めた程度の気持ちだったんですが、全体的に楽しめました。
昔から映画をゲームにする、という作品は数多くありましたけど、単純に映画版当時の設定だったり美術を
きちんと再現していたり、エイリアンならではの要素としてアンドロイドだったり、文字通り異常な強さと
神出鬼没さを誇るエイリアンの存在など「映画のゲーム化」という点で考えれば非常に優れたゲーム。
シナリオが少し弱かったのでそこは残念でしたが、例えばマーロウが言ったように、ウェイランド社に
渡さない為にエイリアンを完全に葬って場所も分からないようにする、というマーロウの考え方自体はむしろ
正しくて、でも実際コレを行うには基本的にステーションの生存者を巻き添えにしなければならないので
決して良い方法ではない、でもエイリアンの存在を完全に消滅させるにはこれしかない、といった具合に、
本筋とはやや離れますが「こういう時どうすればいいと思う?」という問題定義もあったりで考えさせられたり。

いわゆる「こういうのが欲しかった」で言えば各種リザルトでしょうか。
二周目以降は難易度に関わらず比較的スムーズにクリア出来るので、そこまでプレイ時間を要しない事や、
クリアまでにアイテムを使用したかどうか、そういった各種リザルトが用意されていればなーと。
この手のゲームは二周目以降こういった短時間クリアだったり、特定の縛りを設けてのプレイが楽しめるので、
特にそういう事をするプレイヤーなら証拠とでもいうか、こういった条件でクリアした、という証が残る、
というのは嬉しい事だと思うので、その辺りの満足感や達成感を満たす為にリザルトが欲しかったかなと。

FPSというよりもステルスゲームの趣のほうが強いものの、最後まで非常に楽しくプレイ出来ました。
焦燥感を煽るBGMだったり映画版1に忠実な船内美術やプレイする事で痛感出来るエイリアンの恐怖など、
上手くゲームに落とし込めていたので、単純に緊張感のあるステルスゲームとして楽しむ事が。
初回プレイだと「これクリア出来るのか?」と思える程シビアなバランスのエリアがあったりもしたものの、
落ち着いてプレイしたり、或いは出し惜しみせずアイテムを使用すれば意外と簡単に突破出来たりと、
ランダム要素というわけではなく、きちんと攻略可能なバランスになっているのも良いゲームデザインだなと。
中々この手のFPSで宇宙を舞台にしたSF作品は少ないので、その辺りの面白さも良かったです。
何はともあれ、エイリアンに見つかって殺されるだけでも結構パターンが多くて楽しい、というのが凄い。

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2015-07-21 : PS4 : コメント : 2 : トラックバック : 0
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非公開コメント

エイリアンシリーズで最も評価が高いのは一作目なんですが、貴方は好きじゃ無いんですね。
2017-02-04 10:11 : エイリアン URL : 編集
Re: タイトルなし
どうもこんばんは、コメントありがとうございます。

ホラーやエイリアン等に代表されるモンスター映画は非常に好きなんですが、
個人的にはやはり何度見てもエイリアンの1作目は別にそこまででは、という印象でした。
この場合勿論当時としては非常に画期的な内容だった、今見ても新鮮で完成度が高い、
という意見もあるとは思うんですが、好みの問題か、個人的には初めて見た時も、
このゲームをプレイするに当たって見直した時も、やはりいつ見ても70点ぐらいの印象が。
逆に言えば2なんかは評価の高さや面白さとは裏腹に、エイリアンの映画として見れば
ただのアクション映画になってしまっている、という意見もあるのは事実だと思いますが。
なんにせよ、不愉快な思いをされてしまったのであれば申し訳無いです。
2017-02-07 22:47 : ざくろ URL : 編集
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