ゲームや海外ドラマの感想を中心に色んな話題雑談を書いてます、ネタバレ有りです。

アンという名の少女 第07話 「あなたがいてこそ我が家 -Wherever You Are Is My Home-」

最終話、ある程度キリのイイところで終わってくれたので個人的には良かったものの、正直思っていた以上に
楽しんで最後まで見させて頂けただけに、せめてワンシーズン10話程度は欲しかったなーという印象でした。
物語的には諸々の問題に決着がついて、最後は今後の波乱を予感させるものの、それでもひとまずは問題も
片付いたので、何も起きなければ当分アン達は今の暮らしを続けれる、という束の間の幸せでも良かったです。

▼「カスバート家は施しを受けない決まりなの」
どちらにせよ、船が沈没するという不幸な事故の結果起きた収入の消滅とはいえ、実際難しいところですよね。
リンド夫人は村の人に寄付を募ろうと言ってくれたものの、火事の消火活動の時と違って、一個人の、
マジで個人的な問題なので、金額の規模を問わず果たしてそういう理由で寄付をしてくれるかとなると…。
この場合、娘の命を救ってもらえたダイアナの両親は少なからず金銭的援助をしてくれるでしょうし、もし
事情を話せばマシューさんと親しい高級婦人服店の店長ジェニーさんも援助はしてくれるでしょうけど、
前述のように、不幸な出来事の結果生まれた借金とはいえ個人的な事なので、プライドの高いマリラさんは
まず拒否するでしょうから、どちらにせよ難しいだろうなーと、かといって普通なら資金繰りもやはり難しく。
店長さんは服の返品代を明らかに多めに入れてくれましたけど、こういうやり方なら受け取りやすいというか。

▼ありえない野党二人組
馬を売った代金を貰ったジェリーを二人がかりで暴行して金を奪うという、もう考えられない展開。
相手が大人ならいいというわけではないものの、よりによって年端もいかない子供から大金を暴行した挙句に
奪い取るという、これはもうマジで最低の展開で、アンではないですけど絶望しか感じられない流れでした。
2話目でも子供を狙った人さらいが登場してましたけど、この作品はこういうエグイ部分も描くのが凄いというか。
またこの二人組がマリラさんの出したグリーンゲイブルズの貸室の広告を見ていて、当然資金繰りに困っている
マリラさんとしてはOKを出したようで、下宿人として二人が来たところでS1は終わり、というのが今後の波乱を
予感させてなんとも嫌な感じでしたけど、一応下宿人としてカスバート家にやってきた二人は、ある意味
当然なものの表面上は非常ににこやかで、人当たりの良さそうな感じだったので、ジェリーとさえ会わず、
この二人が余程悪い事でもしない限りは当面問題なくやっていけそうなので、そこがまだ救いでしょうか。
どうもアンにとっては連続して不幸が起きる事が多いので、また嫌な予感はしますが。

▼意外と早いギルバートとの再会
前回ラストでもう会えなくなる流れかと思いきや、意外と簡単に再会したのには驚かされました。
またこんな言い方はアレですが、アンやカスバート家の窮地を救う布石としての再会ではなく、マジでただ単に
偶然街中で再会しただけ、というのがこの場合面白いなと思いました、物語的な意味が無いのがむしろ良く。
アンにしてみれば父親を亡くしたギルバートへの謝罪をしたかったでしょうから、どんな形であれ会えたのは
良かったと思いますし、お互い微妙なケンカ手前状態ではなく仲直り出来たので良い再会だったのがまた。
どちらにせよ、一旦これでギルバートとの展開は終わりという感じなんでしょうか。
この流れだとギルバートが戻ってくる事は当分無いでしょうから、仮にまた会えるとしたら、今回のように
偶然港へ停泊している時に出会うとか、大人になって戻ってきたギルバートと再会、が妥当なのかなーと。
男女関係で言えば、むしろギルバートよりジェリーとのほうがアンはケンカ友達的な感じで、それでいて
今回の出来事で多少仲を深めたでしょうから、むしろジェリーとのほうが親しくなりやすいのにそうならない、
というのが展開的には面白いなと思いました、この場合は近すぎて意識しなかったとでもいうか。

▼全7話を見終えての感想
初回エピの感想に記したように、赤毛のアンは今まで原作を読んだ事もなければ、アニメやドラマ、映画などの
映像作品を一度も見た事が無かったので全くどういう物語なのかすら知らなかったわけですが、今回ドラマを
見てみての感想はというと、正直もぅめちゃくちゃ面白かったです、次々と起こるイベントがまた最高で。
恐らく今回のドラマ化自体が非常に優れた完成度の高い作品に仕上がっているという事もあるとは思いますが、
風景を見ているだけでも楽しめる美しい景色の数々や、アンを中心にそれぞれ際立ったキャラクター達、
序盤の可哀想すぎるアンへの仕打ちや展開に始まり、中盤でようやく周囲に溶け込めてきて、終盤は色々と
波乱の展開もあって中々思うようにいかずと、とにかく全7話というのがあまりにも少ない面白さでした。

原作未読ながら、キャスティングも完璧だったのではないかと思いました、それぞれ抜群に役柄にハマっていて。
物語的には、極端に言ってしまえば既にカスバート家の養子となって以降は、はっきり言うとあとはもう日々を
過ごすだけでこれといった物語自体の終わりは無いわけですが、そんな日々をアンやマリラさん達が色んな
出来事や経験を経て成長していくという、この良い意味で王道の展開がなんとも最高でした。
毎日アンの身には色んな出来事が起きて、困難だったり楽しい出来事だったり、ひたむきに頑張るアンを
マシューさんと同じように応援してあげたい気持ちで見続けて、とにかくアンへの感情移入度が凄かったです。
S2が予定されているのか、人気次第でS2更新なのかは分かりませんが、アン達の今後がもっと見たいので、
早くても来年であろうS2を是非更新してもらいたい限りです、欲を言えばせめてワンシーズン13話ぐらいで。
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2017-05-28 : 海外ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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アンという名の少女 第06話 「後悔は人生の毒 -Remorse Is the Poison of Life-」

今回はギルバートの父親が亡くなるという重い展開の反面、ダイアナと再び会えるようになったり、
偶然出会ったダイアナのおばさんがアン本人も言うように人生の師と崇めれる程の人物だったり、アンは
相変わらず色んな人と出会い、その経験を糧にしていたり、かと思えばギルバートに対しての失言で
後悔してしまったり、劇中時間は結構経過しているようですが、ドラマ的には毎回これでもかという程に
色んな出来事に遭遇しているので、大量のイベントが用意されていてよくパンクしないというか。

▼またしてもアン大活躍
火事の消火に引き続き、今度はダイアナの妹ミニー・メイの命を救うという大活躍を見せていましたが、
火事の時は孤児院に置いてあった消火の手引が役に立って、今回は孤児だからこそ孤児院から子守として
引き取られたハモンド家で学んだ知識が役に立つという、物語の序盤~中盤まであれだけ孤児という事実を
蔑まれてきたアンが、孤児だったからこそ得られた知識で皆の役の立っているこの対比が面白いなーと。
勿論、前者の場合アンが自発的に手引書を読まなければ学べなかった知識なので、環境だけではなく、
アンの資質や性格も手伝っての結果なわけですけど、その結果としての「孤児だったからこそ」が面白く。
展開的には、アンが意識し始めたギルバートも同じく孤児になってしまった、というのはお互い頭が良い、
という以外の接点や共通点がまた出来てしまったわけなので、ここは悲しい展開でもありましたが。

▼ギルバートは今後どうなるのか
以前書いたように、赤毛のアンの原作を読んだ事も映像作品を見た事も無いので、この先アンやギルバートが
どういう道を辿る事になるのか全く知らないんですが、気持ちを伝えようと思ったのか、手紙ではなく実際に
会って、面と向かって謝ろうと思ったのか、アンがギルバートの家へ行くもどうやら既に町を離れたとしか
思えない屋内の光景が広がっていたものの、果たしてこの先アンとギルバートが出会う事はあるのか。
長期的な視点で物語を作っている場合は、王道で次に再会するのはお互いが大人、或いは成人直後ぐらいに、
父親の墓参りをする為にグリーンゲイブルズに戻ってきたギルバートに偶然アンが遭遇する、というのが
王道展開でしょうけど、この年齢で父親を亡くして孤児になった事を考えると、これからどうするんだろうなと。
仮に現時点でアンがギルバートと距離を縮めてしまうとルビーとの仲が微妙にややこしくなるので、
ホント現時点ではお互い物理的な距離を置いて接点を無くしたほうが、色んな意味で無難ではありますが。
2017-05-27 : 海外ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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アンという名の少女 第05話 「固く結ばれた糸 -Tightly Knotted to a Similar String-」

前回に引き続き、今回も1話45分という尺以上に内容の詰まったエピソードで満足感が凄かったです。
最初はアンの生理から今回のエピソードが始まりましたけど、ダイアナとのお茶会を挟んで、アンの為に
マシューさんが服を新調に行き、そこで過去のロマンス的なものが描かれて、最後に「もう生理は収まった」
の話がアンから出た時に「あぁ、そういえば生理ってこのエピソードだったか」とすっかり忘れている程に
今回は個々の出来事が短い尺の中で密度たっぷりに描かれていたので、一話辺りの満足感がとにかく凄く。

▼アンが生理を知らなかったのは意外
勝手なイメージながら、特に孤児院なんかだと年長の女の子が生理の来た子の世話を、的なイメージも
あるだけに、そういう知識はむしろある程度の年齢になると教えられるか、前回の消化の手引のように
手引書的なものが用意されているのかとばかり思っていたので、アンが知らないのは意外でした。
特にアンの場合はマシューさんも懸念していたように、年齢的に本来知らなくていいはずの知識まで
持っていたりするだけに、詳細は知らずとも、ある程度の年齢になると女の子は急に血が出てきて、
という生理の、ホントある程度の前知識というのは持っているものだとばかり思っていたので意外でした。
と同時に、焦って狼狽えるわけではなく、すぐにシーツを洗って血の痕跡を消そうとするこのらしさが。

▼お茶会が無駄に和む
結果的にはアンが手違いでダイアナにお酒を飲ませてしまい、よりによってそれをダイアナの母親に知られる、
という事になり最悪の結果を迎えてしまったものの、それでもソコへ至るまでの二人が楽しそうで和むというか。
二人共大人の雰囲気を楽しむかのようにお互いの言葉に敬語で対応したり、いかにも「大人はこんなはず」
というどうでもいい天気や今後の過ごし方を聞いたり、酔いがまわってからはお互い大笑いしながら気持ちを
声に出し合って騒いだりと、特にダイアナは恐らく家庭環境を考えると今までこういう風にハメを外すというか、
普段も友達同士の仲裁だったりをしているようなので、心の底から楽しく遊んだり騒いだり、という経験は
あまりないでしょうから、アンだけでなく、ダイアナにとってもアンと出会えた事は幸運だったろうなーと。
2017-05-26 : 海外ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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アンという名の少女 第04話 「宝物は私の中に -An Inward Treasure Born-」

内容自体は極端に言うとアンが周囲に認められ始めて、ルビーとも仲良くなり再び学校へ、というだけの
簡単なエピソードではあるものの、単純な1話45分以上に中身の詰まったエピというか、満足感が強かったです。
マリラさんも言っていたように牧師があまりにも時代遅れな発言をしていたり、知識の大事さ、アン同様に
苦労の連続で日々勉強のマリラさんなど、盛り沢山の内容で非常に良かったです。
今でも扱われているテーマとして、不登校に関する出来事が描かれていたのも良かったなーと。

▼不登校の子をどうするべきか
アンが何日も学校を休んで、どうすればいいか分からないマリラさんはリンド夫人に相談する、という展開が
描かれていましたけど、この作品に限らず、やっぱり中学生ぐらいの不登校は確かに難しい問題ですよね。
今の時代だと、ゲームでもネットでも、楽しい事や時間を潰せる事はそれこそいくらでもあるので、むしろ
家に居るほうが絶対に楽しいですけど、当時の時代背景だと家にこもっていても、いわゆる何かやる事、
という点で言えばそう多くは無いでしょうし、かといって、仮に親が「嫌なら行かなくても大丈夫」という
理解を示してくれる考え方だとしても、マシューさんが前回語っていたように、親の側が当時学校へまともに
行っていなかったりした場合自宅学習で教えれる事もそう多くなく、かといって農作業的な生活をしている
家庭だと「じゃあ引っ越して別の学校に通うか」というのも中々難しいと思うので、大変だよなーと。
これが男の子ならマシューさんが仕事を教えて、大人になったらそのまま引き継いでもらう、とかも全然
有りだとは思いますけど、アンの場合女の子で、何よりもっと色んな事に挑戦させてあげたいでしょうし。

▼アンがまさかの大活躍
ギリス家が火事になった際、付近住民が総出で消火活動を手伝ったり、鎮火後の家の再建を皆が手伝ったり、
こういう光景は見ていて何とも良い感じでしたけど、当時の教育環境等の兼ね合いか、消化の仕方は誰もが
知っていても、どうすれば火が燃え広がらないか、は偶然孤児院で消化の手引を読んでいたアン以外は誰も
知らなかったようで、アンが単身燃え盛る家の中に飛び込んで扉や窓を閉めてまわり火の勢いを弱める、という
この展開には流石に驚かされました、知識の凄さがどうより、自分で飛び込むというのが凄いよなーと。
性格的に、周囲の人に知らせて大人が行ったほうが単純に体力や走力的にも早い、とかそういうのは抜きに、
アンの場合は思い立ったが吉日的な感じで体が先に動いたんでしょうけど、場合によっては全焼していたのが
アンのおかげでそうはならずにすんだわけなので、これはかなり大きな功績だったなーと。
結果的にそのおかげで周囲に認められて、ルビーとも仲良くなれたのでアンにとっては良い結果にも。
ただ、孤児院に消化の手引書があるのに、この辺りの地方には無かったのか、あったけど誰も読まずに
いたのか…とも思ったんですが、前述の教育等の問題で字が読めない可能性もあるので、そこは難しいですか。
前回のエピなんかだとダイアナですら朗読に苦労していた事を考えると読めない人も恐らく多いでしょうし。
2017-05-25 : 海外ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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アンという名の少女 第03話 「若さとは強情なもの -But What Is So Headstrong as Youth?-」

今回はアンがカスバート家の養子になって以降初の展開で、同時に初めて学校へも通う事になる大事なエピ。
結果的には残念ながらアンにはまたしても辛い展開が待っていたものの、ダイアナがホント良く出来た友達で。
養子にはなったものの孤児である事に変わりがないとはいえ、未だにアンを下に見て蔑んでいる生徒が居る中、
ダイアナはそれでもアンを大切に想っての行動が目立ちましたし、ダイアナが居るおかげでアンは随分と
助かっている部分も多いと思うので、環境や展開こそアンには辛い出来事が連続して起きるものの、
カスバート兄妹にせよダイアナにせよ、親しくなる人物に関しては、本編開始後は非常に幸運でもある印象。

▼マリラさんも色々奮闘
日々大変なのはアンだけではなく、誘ってもらえたからとはいえ、マリラさんも今回はアンの為に親としての
心構えを学ぶべく母親の会の会合に参加したり、マシューさんの言葉があってようやく気付く、というまだ
硬い部分があったものの、それでもアンのフォローをするべく傷つけてしまった女生徒の母親に会いに行ったり、
今回はマリラさんも色々と奮闘している光景が見れて印象的でした。
と同時に、アンに対して完全に心を許した事もあってか、少なからず気持ちが丸くなった部分もあっての
変化だとは思うんですが、前回までに比べてマリラさん自身の笑顔だったり驚きだったりの、色んな表情が
今回は出ていたので、こういうのはやっぱり誰かとの関係性を持った事で生まれる良い変化だよなーと。

▼アンがまさかの激情朗読
得意分野だと喜んでいたので嬉しさもあったとは思いますが、ダイアナがたどたどしく読んだ次に、まるで
舞台のナレーションであるかのように感情を込めて劇的な表現で朗読し始める展開には流石に驚かされました。
ギルバートは「上手いな、心がこもってる」と評して、友達なのでフォローするとかそういうのではなく
素直に拍手するダイアナのように、二人はアンの朗読を評価していましたが、確かに、実際年齢を考えると
表現力という点ではずば抜けていたものの、流石にこれは皆驚くというか、笑うとかではなく唖然とするよなと。
残念ながらやはり他の生徒は笑っていたのでアンを馬鹿にする態度を見せていましたけど、アンからすれば
この朗読は自然な事というか、ダイアナが事前に朗読していたものの、別に教師から「こういう風に読め」
と言われたわけではないので、となるとアンが普段想像している時と同じ口調で朗読したり、折角自分の好きな
物語の授業で朗読をさせてもらえるので、感情を込めて読みたい、というのはアンからすれば自然な事ですよね。
中学生という年齢的な事と、孤児が蔑まれている時代背景な事もあってアンへの配慮が無さすぎましたが。

▼女子視点だとギルバートの行動は恐らくキツイ
流石に授業中にまでアンにちょっかいを出していたのは良くなかったですが、今回の描写を見る限りだと、
言うまでもなく女子に人気があるとかを抜きにギルバートは非常にイイ男子だったものの、年代的に、
小中学生ぐらいの年代な事を考えると、恐らくギルバートの行動は女子からするとキツイんじゃないかなーと。
女子というか、今回の場合だとアンに限定しての事ですけど、性格の良し悪しは別にして、アンは学校に
編入してきたばかりで、孤児で蔑まれているというハンデを持っていて、ただでさえ周囲と中々馴染めず、
ダイアナのおかげで少なからず行動を共にする女子グループこそあるものの、その女子グループの一人が
ギルバートを好きなので話をしてはダメ、というとんでもない無茶を言われて、当然皆と仲良くしたいアンは
なんとかその言いつけを守って従ってるのに、当然そうとは知らないギルバートはアンに声をかけ続けるという。
別にアンもギルバートも何も悪くないものの、ダイアナ以外の女子グループからすればこの場合どうせ悪いのは
アンという決めつけになると思うので、大人になってこういう光景を見ると、意外と小中学生の、思春期で
色々と多感な時期に男子が女子に声をかける、というのは女子側からすると色々大変だろうなーと
今回アンが授業中ギルバートに激昂した時も、自分達がギルバートと話をするなと言ったせいでアンはここまで
頑なな態度に出てしまった、という反省ではなく「アンが急に癇癪を起こした」として笑う、或いはひいている、
としか思えない表情を見せていたので、ギルバートではなくアンに対しての侮蔑の感情だったようですし。
2017-05-24 : 海外ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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アンという名の少女 第02話 「私は罠にはかからない -I Am No Bird, and No Net Ensnares Me-」

何か孤児に恨みでもあるとしか思えない程に孤児が攻撃の対象になっている気がしてならないエピですが、
意外と早くアンがカスバート兄妹の元へ戻れて一安心という展開でした、てっきりもう少し長引くかと。
特にこの当時の時代背景だと当然携帯電話なんて無いですし、アンが今回したように孤児院へ戻らず自発的に
別の場所へ移動したりすると、マジでもう探す手段が無くなりますし、当然連絡のとりようもないので、
一度離れると二度と会えない可能性も十分にある、という事を考えればお互い相当な幸運だったなーと。

▼いきなり現れる人さらい
アンが汽車から降りてくるなり「家まで送ってあげるよ」「家族に頼まれた」「馬車にお菓子もあるよ」
というあまりにもお約束の常套句で男がアンを連れて行こうとしてましたけど、アンは当然「家族って?」
と質問するも明確な返事が無く逃げて、逃げたアンは無視して男は次に二人組の男の子に声をかけてましたが、
これはまぁ王道の人さらいでしょうか、時代を問わずこういう人は居るのか、と妙に感心しましたけど。
アンなんかは既に13才で、特に孤児院出身で今まで子守としても恵まれない生活をしていたでしょうから、
すぐに対応出来てましたけど、次に声をかけられた二人組の男の子がどうなったのかが気がかり。

▼マシューさんの愛が深すぎる
親の形見の時計を質に入れてまでフェリー代を稼ぐという、もはやこの時点で相当なものですけど、
既にこれだけでマシューさんにとってアンがどれだけ大きい存在になっていたのか、がよく分かりますよね。
一週間足らずの短い期間とはいえ、一緒に過ごして、はつらつで良い子で、何よりも明るい性格なので、
この兄妹にしてみればやっぱり子供というより可愛い孫が出来たような印象だったと思うので、金を出せば
またアンに再会出来る、となれば親の形見でも簡単に手放せるという感じでしょうか。
視聴者視点で言えば、親の形見の時計を質に入れた直後に、偶然とはいえ乗ろうと思っていたフェリーに、
それこそ偶然タダ乗り出来たわけなので、結果論上等で言えば質入れしなくても良かったのに…ですが。
とはいえ、アンと共に戻ってくる帰りのフェリー代が必要なので、まぁそこは一緒ですか。

▼アンの強情さも凄い
実際は勘違いで、それもアンがブローチを盗んだと決めつけたマリラさんが悪いものの、アン自身も当然
分かってはいたでしょうに、マシューさんが長い道のりをかけて自分を探してくれて、すぐに謝罪してくれて、
それで「家に戻ろう」と言ってくれたものの、それでも当然深く傷ついたアンとしてはすぐに受け入れられず
汽車賃を稼ぐ為に仕事を続けるから放っておいてくれとマシューさんを突っぱねて、仲裁に入ってくれた男性に
「その人がしつこくつきまとうんです」とまで助けを求める辺りが、やっぱりアンの強情さも凄いよなーと。
マシューさんが自分を追いかけてきてくれた、というのは当然嬉しかったでしょうに、それ以上にアンは
傷ついて、その事が許せないという気持ちがあったからこそ謝罪を最初は受け入れなかったんでしょうけども。
そんなアンも「その子は私の娘だ」というマシューさんの言葉で涙腺崩壊。
一方、泣く程に心配をしていたのに、待望のアンが戻ってきてもすぐに謝罪しないマリラさんもこの場合は流石。

▼いきなり養子に迎え入れるのが凄い
それだけ既に絆というか、アンを大切に想っているからこその決断なんでしょうけど流石に驚かされました。
それこそ、極端に言えば最後の最後に養子として家族に迎え入れてもらってめでたしめでたし、的な流れで
終わるんだろうな、と思っていたところにいきなり2話目で早くもアンを養子として引き取るという展開。
勿論これは周囲に孤児という事でアンが馬鹿にされたり蔑まれているのをカスバート兄妹が目の当たりにして、
だからこそアンに少しでも嫌な思いをさせたくなくて、既にマシューさんに関してはアンを連れ戻す際に「娘だ」
と言ったように、既にそこまでアンに対する気持ちがあるからこその決断なんでしょうけど、それでも凄いなと。
今回の終盤はこの養子の件も泣かされるものがありましたが、その前に、マリラさんがアンに対して謝罪、
あのシーンの流れがもう完璧で非常に良かったなーと、特にマリラさんの強情な性格を考えると、心底悪いと
思っていても中々謝罪はしにくいでしょうに、それでもアンに謝罪したというのが素晴らしく。
2017-05-23 : 海外ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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アンという名の少女 第01話 「運命は自分で決める -Your Will Shall Decide Your Destiny-」

NetFlixオリジナルドラマ、初回は約1時間半という長尺エピ、赤毛のアンの原作は未読で内容も全く知らず。
調べてみたところ、CBCとNetFlixの共同制作という事で、IMDBを見ても放送日時がNetFlixの一斉配信の
5月12日ではないようなので、現地ではTVで放送、他国ではNetFlixで配信、のスクリーム形式なんでしょうか。
なんにしても赤毛のアンの話は全く知らなかったので、個人的にも丁度良いなと思って見てみたんですが、
まずOPがかなりアートな感じで非常にセンスが良かったので、ここでグっと心惹かれるものがあり、
設定的にもアンを引き取るのが老夫婦ではなく年老いた兄妹という設定が面白いなと思いました。
物語的にはまだまだ導入なのでこれからですが、最後椅子の隙間にブローチが挟まっていてアンは本当に
盗んでいなかった、と判明した時のマリラさんの表情が非常に印象的でした、今後の皆の関係性にも期待。

▼意外とアンが悲壮な設定で驚いた
前述のように、赤毛のアンに関しては全くどんな物語かも知らず、それこそアンのイメージは大草原で、
デカイ木の枝に座って楽しんでいる、それこそハイジのような女の子、という勝手な印象を持っていて、
それでいざ視聴してみると、実はアンはカスバート家へ来る前の家ではかなり虐げられていて、
体罰という名の折檻まで受けており、そんなアンが理想の雰囲気を持つグリーンゲイブルズに来て、
最初に出会ったマシューさんもイイ人でこれはイケル!と思ったのも束の間、カスバート家は男の子を
望んでいたのに来たのは女の子のアンだった、という更にアンに追い打ちをかけるような導入。
アン自身が非常に明るい性格で、良い意味で言いたい事ははっきりと言って、納得出来ない事には
断固として首を振らない、という非常にしっかりした性格なので意外と悲壮感は無いものの、設定だけを
見てればなんとも不憫というか、世界名作劇場系のキャラクターはこんな設定ばかりかと嘆くレベル。

▼風景の映像が非常に綺麗
場所柄のどかな雰囲気で風景の映像も非常に綺麗で、映像だけでも十分に楽しめるレベルというか。
と最初は思っていたんですけど、アンの立場に立ってみれば、都会と違ってこういう田舎のほうが
仮に心底嫌になって逃げ出したくなっても周囲に何も無いし誰もが知り合い同士の田舎だと逃げ場が
無いので、ある意味窮屈かもしれませんよね、一度嫌われたらそれこそ村八分にされてしまうでしょうし。
むしろ好奇心旺盛で想像の好きなアンのようなタイプからすると、人との出会いが多く、それこそ
その辺りを適当に歩いているだけでもイベントが発生しやすい都会のほうが意外と向いてる気も。
アンからしてみれば何もかも出来上がっている都会だと想像の余地が無くて面白くないかもしれませんが。

▼マリラさんがあまりにも鬼
「私じゃなかったのね…気付けば良かった。私なんて欲しがるはずないもの…」とアンが泣き崩れると、
「何をやっているの、そんな所に座り込んだりして。すぐに立って頂戴」とかいう鬼のような言葉。
前述の世界名作劇場なんかにもよく出てくる、この辺りの時代背景を主とした物語の妙齢の女性というのは
何故こうもエグイというか…多分そういう時代背景的な事も理由の一つだろうとは思うんですが。
挙句にアンが聞いている目の前で「でもウチには置けませんよ、連れてきたのが間違いです」というトドメ。
最終的にこのエピソードの中だけでも、表面上そういう態度を見せないだけでマリラさんも明らかにアンへの
態度が軟化してアンの事を想っている、という風に変化していったので、兄マシューさんが言うように、
頑固な性格で若干決めつけてかかるところがあるからこういう態度に出てしまっただけ、というのは十分に
分かるんですが、アンとの初対面のこの態度があまりにもエグかったのが印象的でした。
同じくリンド夫人も初対面のアンに「おや、見た目で選ばれて来たわけじゃないみたいね」とあまりにも
失礼な態度を取っていたので、この時代は悪い意味ではっきり言うのが普通なのかもしれませんが。

▼「子供がそんなに重荷になるなら、どうしてどの家にも沢山居るの?」
この場合子守を雇う側は別に自分の子供の事を「重荷」だとは思っていないでしょうけど、少子化の今と違い、
この時代なら子沢山の家庭も多かったと思うので、確かにこれは鋭いツッコミではありますよね。
マリラさんも返事を返しませんでしたけど、結局子供が多すぎて世話をしきれず家事も出来ないので、
それで子守を雇うんでしょうけど、勉強不足で恐縮なものの、今回アンが来たカスバート宅も含めて、
どの家も孤児院から子供を斡旋してもらっている風な描写だったので、子供が多すぎて世話出来ないのに、
中学生レベルの年齢だとはいえ結局子供に子守をさせる、というのは、確かに子守をしているアンからすれば
単純な疑問ではありますよね、じゃあ子供が少なければ子守が必要無いのでそうすればいいじゃないか、と。

▼何故ブルエット夫人にアンを渡さなかったのか
最初は明らかにアンの事を孤児院に送り返そうとしていて、近所に子守を欲しがっている家があると聞いて
わざわざ赴いたのに、いざ「そちらが良ければこちらで引き取ります」の言葉を貰った段階になると即答せず
一度兄と相談するのでと答えるマリラさん、これは何故ブルエット夫人に渡さなかったんでしょうね。
帰宅後のマシューさんの言葉を考えると、元々ブルエット夫人に良い印象は抱いていなかったようなので、
その状況下でブルエット夫人のアンや子供達に対する態度があまりに芳しくないものだったので流石にアンを
不憫に思ったのか、道中のアンとの会話で少なからず親しくなり、意外と…言葉は悪いですが使える子である
片鱗を見せていたので、それならまぁ試しに一週間、という風に思ったのか。
どちらの理由もあると思うんですが、マリラさんの最初の態度がキツかっただけに意外な展開というか。
2017-05-22 : 海外ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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ABC殺人事件



ABC殺人事件

メーカー:クロスファンクション
機種:PlayStation 4
参考価格:¥2,000
価格:¥2,000 (2017.05.15時点)
発売日:2017.04.28


約8時間でクリア、原作はこの作品のみならずアガサ・クリスティー作品自体未読、DL配信専用でPS4版を購入。
日本でのこのゲームに関して言えば、配信前週ぐらいに急に発表されて、DL配信という事もあり非常に安価。
未読ながらアガサ・クリスティーの原作小説を用いているのでシナリオ面での不安は無いはずで、そこに
この独特のグラフィックがむしろ良い意味で個性を感じたので気になり購入、という流れでした。
実はポアロにはヘイスティングスという助手が居る、という事すら知らない程度のポアロ知識。

▼良い点
・独特なタッチの絵柄は雰囲気も出ていて思った以上に良い感じに仕上がっている。
・各種パズル的な仕掛けの難易度が丁度良いバランスになっている。
・その都度時間経過が必要ではあるものの、救済措置でパズルの仕掛けを自動的に解く事も可能。
・本編クリア後の事件整理という感じではあるものの、タイムラインで真相を確認出来るのは面白い試み。

▼悪い点
・HD機になって以降大半のゲームが抱える問題ではあるものの、文字が非常に小さい。
・洋ゲーのローカライズではお馴染みになっている変な場所での改行、一気に表示、が多い。
・画面切り替えや場所の移動等の際、短いものの頻繁に読み込みが入るのでテンポが悪い。
・カーソルの移動が最大にしても遅いうえに反応がにぶく、色んな意味で操作性が非常に悪い。

▼トロフィー
初回プレイで取得したトロフィーは85%、12/15、DL配信専用で安価のゲームな事もあってかプラチナは無し。
「キューピッドの弓風口ひげ」「ピラミッド型の口ひげ」「鉛筆風口ひげ」「ハンガリー風口ひげ」
「燭台型の口ひげ」「インペリアル口ひげ」「大脳皮質」「ゴシック懺悔室」「歯車3つ」「新聞」
「ガンジー風口ひげ」「保安官風口ひげ」

基本的にはエピソードをクリアした際の取得と、選択肢で小さく分岐する展開で成功を収めた場合取得、
という感じで、良い意味で安価なDL配信ゲームらしいトロフィーではないかなと思いました。
フルプライスのゲームだと全てのアワードを取得、といったやや作業的なトロフィーも存在したと思いますし、
一度もパズルの手助けを使わずクリア、等もあったのではないかと思いますが、無難に安定していたというか。
強いて難点を言えば、選択肢の分岐で物語が変化するわけではなく、全体的なテンポが非常に悪いので、
ADVという本来トロフィーを取得しやすいジャンルにも関わらず、極めてリプレイ性が薄い作品だったので、
たかが15個とはいえクリア時にトロフィーをコンプリートしていない場合、回収が非常に手間というのが。



▼意外と単発エピソード的な作り
恐らく原作小説をそのままゲーム化していると思うんですが、流れとしてはABC殺人事件と称されるように、
最初に3箇所の町で殺人事件が発生して、でも実はそれらの事件は全て繋がっていて、という作りでしたが、
ドラマに例えるなら1~3話は意外と単発エピソードのような作りで、でも4話と5話で全ての繋がりと真相が
明らかになる、という作りだったので、非常にプレイしやすい作りになっていたなと思いました。
小説にせよゲームにせよ、時間的な問題以前に読者やプレイヤーは自分にとってキリの良いところで中断、
後日続きを、となると思うんですが、この作品のように一つ一つの事件自体は前の事件との繋がり自体は無い、
という作りだと、事件が終わるたびに中断、というプレイ方法が非常に取りやすいので、集中力が途切れない、
という意味でも非常に良い作りだったなと思いました、事件自体が短いおかげで分かりやすいのも尚良くて。

▼パズル要素が良いアクセント
この手のパズルは難易度の調整が非常に難しいと思うので、人によっては簡単だったり難しすぎたりしますが、
個人的にこのゲームで用意されていた各種パズルは絶妙のバランスに感じたので、上手いバランスだったなと。
パズルに限らず、全体的に操作性があまり良くないので、そういう意味での苛立ちだったりヒントとなる何かを
探している最中もテンポが悪かったり、ホントそういう意味でのストレスはあっても、謎解き要素としての
パズル自体は極めて良いバランスに仕上がっていたのではないかなと思いました、ヒントの配置も上手く。
仮にどうしても分からない、となった場合もヘルプ機能として謎解きを一つ解放してくれるシステムが
備わっているおかげでクリアも可能ですし、多少の時間を要するもののこのヘルプ機能自体も際限なく使用が
可能なので、マジで分からなかったとしてもなんとかなる、の調整をしているのは良い事だったなーと。

▼ただ全体的なテンポは非常に悪い
シナリオ的な部分に関してはきちんとした原作小説があるので問題は無いですし、ゲーム的要素の各種会話の
選択肢だったり謎解きとしてのパズル要素、犯行の再現だったり、そういった部分があるので問題は無いものの、
ゲーム全体のテンポは非常に悪く、正直そのせいでどんどんストレスが溜まってくる仕様なのが問題でした。
単純な移動がまず非常に遅く、R1を押す事で早歩きにはなるもののそれでもまだ遅く。
操作方法を見てもアナログの左で移動して、仮に調べたいポイントに到達してもアナログの右でポインタを
操作して決定ボタン、なので、なんというかボタンを使わせすぎというか、なんとも煩わしい操作性というか。
会話にしても飛ばせるセリフと飛ばせないセリフがあったり、犯行の再現をミスした際に最初からやり直しで
スキップが不可能だったりと、根本的にADVの場合はやはりゲーム性という部分に関して言えば他のゲームより
乏しくなるのは仕方ないですし、同様にリプレイ制もあまり高くは無いものの、このゲームに関しては
二周目がどうのではなく、そもそもの初回プレイの時点で、極端に言えばあまりにも操作性やテンポが
悪すぎるせいで投げたくなる、というレベルで最近のゲームにしては良くなかったので、ちょっとなーと。

▼クリア後の感想まとめ
DL配信専用のゲームで価格帯も2000円という安価な設定、独特のグラフィックがむしろ良いアクセントで、
肝心のシナリオ自体もアガサ・クリスティーの原作を基にしているので非常に安定感はある、と書けば、
2000円という非常に安価な事も手伝って良い事ばかりのように聞こえるものの、個人的には前述のように
全体的なテンポが悪く、改善の余地有りどころか最低限普通にしてくれ、と思わずにはいられない程に
ストレスを感じさせられる操作性だった事も含め、仮に良い部分を100点とするなら、テンポや操作性の部分で
マイナス70点、という程にゲームの内容以外の、プレイの利便性の面でストレスを感じてしまう作品でした。
2000円という安価な設定を抜きに、ADVでそもそも操作性が良くないというのは流石に考えものですし、
PS4の場合はハードの特性上アクションやFPSのゲームが多いので、誰しもそういったゲームをプレイして、
その過程でこのゲームにも触ると思うので、動かして気持ちいいアクションと比較してはいけないものの、
そういったゲームとも自然と比較してしまい、あまりにも重たい操作性に辟易するのも更に良くないというか。

期待していたのに微妙に感じてしまったり、少しでも気になる部分があると感想を書く時は不満点のほうが
つい多く出てしまったり、というのはよくある事だと思うんですが、個人的にはやはり不満の強いゲームでした。
ADVとして肝心の話の内容自体は前述のようにしっかりとした原作があるので安定していたと思いますし、
謎解き要素としてのパズルも個人的には楽しめたのでソコは非常に良かったんですが、配信が急に発表され、
そのアナウンスを見た時は結構楽しみにしていただけに、結果的には非常に残念な出来だったかなーと。
操作性やテンポの悪さだけで、ただそれだけで自分の中での総合的な評価がここまで低くなる、というのは
初めての事なんですが、それぐらいプレイにおけるストレスが集中するゲームデザインに感じてしまいました。
PS4は元々ADVが少ないので、そういう意味でも非常に期待していただけに余計残念というか。
ただ、これだけ文句ばかり書いておいてアレですが、話自体は当然しっかりしていたので、ソコは良かったです。
それなら原作小説を読めばいいじゃないか、と言われてしまえば終わりなのでゲームとしてはアレなんですが…。

2017-05-15 : PS4 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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GIRLBOSS



GIRLBOSS

プロデューサー:クリスティアン・ディッター
出演:ブリット・ロバートソン
話数:全13話
全米配信日:2017.04.21
日本配信日:2017.04.21
NetFlix限定ドラマ、女性で大成功した実話、という内容よりもブリット・ロバートソンが主役、というだけの
情報で見る事を決めた作品だったんですが、一つのエピソードが30分という見やすい尺だったのと、全体的に
コメディタッチの要素が強かった事もあって、最後までダレずに見れたのが尚良かったなという印象でした。
中盤までは意外と単発エピソード的な内容が続く事もあって物語の方向性が分かりにくいものの、いざ仕事が
軌道に乗り始めてからは一気に最後まで楽しく見れましたし、ソフィアのキャラクターも凄くてとにかく勢いが。

▼ソフィアがかなり凄い人物
最終的に大成功した、というのも勿論凄いんですが、この場合はその事よりも、性格がとにかく凄かったなと。
劇中でも指摘されていましたが、とにかく感情の起伏が非常に激しい性格で、最終的には別れたもののお互い
上手くいっていた恋人のシェーン、7年以上も親友をやっているアニー、この二人とですら、明らかに
ソフィアのほうが自分勝手で我儘な事を言っている、と言われても仕方ないぐらい自分本意な理由でケンカを
ふっかけてしまったり、そうなる言動を取ってしまっていたり、悪い意味で子供のまま大人になったというか。
物語開始当初も平気で万引きをしていたり、実話でそういった過去があるからこそ、というのもあって
こういう部分もしっかり描いているんでしょうけど、とにかく強烈な人物なのが印象的でした。
ただ逆に良い部分はかなり良くて、こういう性格でも当然住まいの家賃は必要なわけで、バイトを解雇されても
すぐ次の仕事を見つけて、勤務態度の良し悪しは別にちゃんと働いたり、前述のシェーンやアニーとケンカを
しても必ず自分から謝罪していたり、最後は周囲に驚かれていたようにナスティーギャルを立ち上げて、
パーティーの際自分の力だけでなく皆のおかげでここまで来れた、ときちんと周囲を省みて感謝の言葉を
言えるようになるまで人間的に成長して、少なからず余裕も出来てきたりと、良い部分もとことん良い性格。

▼交友関係もかなり個性的
親友のアニーがまず言うまでもなく個性的すぎる人物でしたが、妙にゲイの知り合いが多いのも面白く。
ファッション業界と言えばゲイ、みたいなイメージは失礼ながら確かにありますが、アパートの隣人がゲイ、
大学の受付でバイトをしていた時に知り合った学生もゲイ、普段古着を購入している店の店長もゲイと、
ここまでひたすらゲイの知り合いが多いというのも相当なもんだなと。
で、また更に面白いのが、ソフィアは確かに非常に個性的な人物で、これだけ個性的なら色々と意見が
ぶつかる事が多いのも仕方ないとは思いますが、少なくとも今回のドラマで描かれている限りだと、実際に
親友のアニーとは口論したり、基本的にソフィアの言動が原因ではあるものの友情が壊れる寸前まで揉めたり、
といった事が度々あったものの、アニー程深く付き合っているわけではないその他大勢の友達以上、の扱いに
なっているであろうゲイの友人達とは劇中で一度も揉めているシーンが無かったのが印象的でした。
ソフィアの場合、かなり破天荒な性格をしているので、友達として一緒に遊ぶにはやはり楽しいでしょうから、
こういう言い方はアレですが、親友にまでならず、仲のイイ友達、で収まるのが一番揉めないんだろうなーと。

▼分かりやすい周囲の嫉妬
このドラマだと不特定多数ではなくヴィンテージファッションの会が特に、という描写でしたけど、
ソフィアも言っていた「ねぇ、ちょっと成功したからってなんで攻撃されなきゃならないの?」という言葉。
どんな分野においても成功したり目立っている人は攻撃の対象になりますけど、昔と違って今はネットが
あるので、口コミでこういう事を書かれるのは本人からしたら心底腹が立ちますよね。
勿論、中には実際に購入したものの梱包が良くなかったり配送中のトラブルで到着時に商品に問題が、
という事もあると思うので、そういう経験をした人が不満を言うならまだしも、中には今回ソフィアが
経験したように、ソフィアの客にとっては80年台の服はヴィンテージとして映っているから買う、という
ただそれだけの事なのにそれすらも叩くという、これがもう凄いですよね。
ドラマ内での描写は少なからず誇張している部分もあるとは思うんですが、特にゲイルなんかは明らかに
自分の価値観が絶対で正しい、という押し付けに近い考え方で、自分とは違う考え方とやり方で実際に
成功しているソフィアを認めず、最終的にebayから追い出すまでやっているので流石にひどすぎるというか。
結果的には、その事がキッカケでソフィアは母親に会いに行き、自分のサイトを立ち上げる事を考えたり、
そもそもの最初のゲイルとの出会いでゲイルがソフィアに服を譲ってくれたのに、ソフィアらしく全く
気にせず平気で服を切ってアレンジした挙句に売りに出してゲイルがキレる、というオチまで完璧な出会いを
したわけなので、そういう意味ではゲイルがソフィアを攻撃するのはソフィアにも原因がありますが。

▼シェーンとの別れは相当ショックなはず
ソフィアみたいな人物に限らず、心底疲労困憊の状況で、癒される為に恋人にこっそり会いに行くと恋人は
同じバンドの女と性的な事をしていた、という現場を見てしまえば誰しもショックですしダメージはそれこそ
計り知れないと思いますが、ソフィアの場合ベンチで一緒に時間を過ごす老婆にも言われていたように、
ソフィア自身が最初は遊びの関係と思って付き合っていて、再三シェーンがソフィアを彼女として認識したい、
付き合っていると実感出来れば浮気はしない、とまで言っていたのにソフィアはやはりシェーンに指摘を
されたように明言は避けて話題を変えたり、浮気をしたシェーンが勿論悪いものの、それでもソフィアは
シェーンとの事を付き合っている彼氏、とは浮気発覚の瞬間まで認めなかったのに、実際は最後にシェーンへ
気持ちをぶちまけていたように相当シェーンに気持ちが依存していたわけなので、その事を知ると同時に
シェーンが自分ではない別の人物とそういう事をしていた、と目の当たりにしたのはショックだろうなーと。
意外というと失礼ですが、ソフィアは性格の割にはシェーンと出会って以降、少なくともドラマ内で
描写されている限りだとシェーン以外の男性に好意を抱く素振りすら無い一筋な性格だっただけに余計。
実話とはいえ、物語的に言えば仕事で大成功を収めたのとほぼ同じタイミングで、プライベート方面で
女性としての幸せが完全に終わりを迎えてしまった、というのは面白い対比ではあったものの。

▼全13話を見終えての感想
1時間ではなく30分で一つのエピソードが構成されているという点、ソフィアを始め登場人物の多くが
コメディ的な描写も有りで描かれている事など含めて、全体的に良い意味で軽く見れるのがまず良かったです。
内容的にも徐々にオークションで成功して、私生活も充実してきて、でも挫折もあったり、という女性が
主役の作品における王道の元気が出る系のサクセスストーリーとしても面白かったですし、何よりもやはり
主人公であるソフィアが非常にバイタリティー溢れるキャラクターで、見ていて応援しやすかったというか。
あの性格に反して序盤で使用していたノートが女の子らしく可愛らしいモノだったのも良かったですし、
オークション用の写真を撮影する際にちゃんと場所を作ってPCで編集して、というのも当たり前ではあるものの
ソフィアの性格を考えると逆に偉いと思えて、クリーニング店側のミスでビーズが外れた際はきちんと裁縫。
細かくは描写されてませんでしたが、恐らくはゲイルとの出会い以降は商品を発送する際の梱包を今までより、
更に服を重んじるというか、丁寧な梱包をしていた描写もあったりと、主役のソフィアを応援したくなるのが。

その反面、特に物語開始当初のソフィアなんかは万引きだったり、全体的な言動だったり、正直決して
好かれやすいタイプのキャラクターではないので、この辺りがこの作品の最大のポイントだったなという気も。
実話で、主人公ソフィアの物語なので当然ではあるんですが、ソフィアに対して嫌悪感を抱かないかどうか、
が当然ながらこのドラマを楽しく見れるか見れないかの最大のポイントかなーと。
どうしてもソフィアは好きになれない、という人も居ると思いますし、同様に親友のアニーも正直ソフィアと
同じぐらいややこしいタイプのキャラクターだと思うので、メインのこの二人を好きになれるかが全て。
キャスティング的な面白さで言えば、アンダー・ザ・ドームのファンを狙っているとしか思えない主人公親子の
配役が出落ち並に笑わせてくれて良かったですが、このドラマでも結局和解したわけではない辺りがまた。

少し思っていた作品とは違っていたんですが、全体的に言えば見やすさという事も含めて面白い作品でした。
最初はやはりブリット・ロバートソン目当てで見始めて、そのブリット・ロバートソンも非常に明るい今までと
違う感じの役柄だったので俳優目当てで見ても十分楽しめる作品でしたが、個人的には、今まで見てきた
実話を元にした映像化作品で、やはりスタート地点の「この女の子はダメかもな」的な雰囲気が良かったのか、
見ていて応援出来るという点でもソフィアが色んな意味で最も凄いと思えたので、非常に良い作品でした。
映像的にもサンフランシスコの綺麗な町並みを堪能出来るので、単純に映像としても色々楽しかったです。
流石にS2は無いと思うんですが、仮に創業以降の展開も映像化されるのであれば見たいので期待を込めて。

2017-05-08 : 海外ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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仁王



仁王

メーカー:コーエーテクモゲームス
機種:PlayStation 4
参考価格:¥8,424
価格:¥6,979 (2017.05.02時点)
発売日:2017.02.09


約67時間13分にてクリア、トロフィーコンプに約100時間11分、クリアのほうはサブミッションも全てクリア。
むしろ海外での評価が非常に高いという事で興味を持った作品だったんですが、確かに面白かったです。
誰がどう見てもダークソウルやブラッドボーンと比較せずにはいられない類のゲームだと思うんですが、
スピード感がある事を考えると、ダークソウルよりブラッドボーンのほうが好き、という人のほうが何かと
合うんじゃないかなと思いました、ブラッドボーンの和風版で更に難易度が相当マイルドなver、とでもいうか。
クリアした際に驚く程プレイしていたボリュームも含めて、非常に完成度の高いアクションゲーム。
余談ながら一番落命したボスは雪女の40回、一番イライラさせられたザコは輪入道。

▼良い点
・死亡時のリトライが死にゲー史上かつてないレベルでスムーズなのでストレスを感じさせない。
・プレイヤーだけでなく、敵キャラにもスタミナゲージが存在するので理不尽なバランスになっていない。
・妖怪図鑑や各種リザルトが非常に豊富で色々と見る楽しみがある。
・ファンタジーではあるものの、日本が舞台な事で鬼や天狗など日本独自の敵で他ゲームとの差別化に成功。
・この手のゲームでは初の武具収集のハクスラ要素がある為、単純に武具の取得だけでも楽しい。
・クリア後に解放される高難易度モードだけでなく、初回プレイ時の通常モードでも以後プレイが可能。

▼悪い点
・最初のロンドン塔をクリアした後でチュートリアルなものの、流石に順番が逆な気が。
・ミッション中にアイテムの購入が出来ないので回復アイテム等が無くなった時が色々と面倒。
・別に悪いわけではないものの、鍛冶屋での武具購入や強化はクリア後までほぼ意味が無いのが勿体無い。
・同様に悪いわけではないものの、蔵に預けれるアイテムの上限が500は流石に少なすぎた印象。

▼トロフィー
初回プレイで取得したトロフィーは39%、21/47。
「長き旅の始まり」「按針の名」「交わされし密約」「巡りゆく魂」「問われし本意」「天下分け目の地へ」
「戦の幕引き」「本物のサムライ」「自由奪還」「侍の始まり」「一廉の侍」「刀を極めし者」
「槍を極めし者」「斧を極めし者」「伝説の刀匠」「黄昏の時を歩む者」「湯の癒し」「神器入手」
「守護する者達」「よみがえりし平蜘蛛」

トロフィー自体は本編攻略の節目で入手と、あとは各武器の使用状況だったりスキル取得の有無、守護霊の
獲得数や平蜘蛛のようにやらなくても構わない要素での取得だったりと、良い意味でバランスが良かったなと。
全ミッションクリアでのトロフィーだったり、木霊や温泉の制覇なんかはいかにもやりこみ要素としての
トロフィーという感じでしたし、鍛冶屋での60回のお願いも、本来なら作業トロフィーに属するものの、
このゲームの場合はクリア後に高難易度モードが解放されて、尚且つハクスラ要素としての武具収集を
目指してプレイしている最中に金も当然溜まる仕組みになっているので、ゲーム性と上手く合わせて作業に
ならないバランスにしているのが非常に良かったです、作業に見えて作業ではなかったとでもいうか。
トロフィー以外にも、あまりにも取得の困難なモノは称号として別個に設けられているのも良かったです。



▼意外と無かったゲーム
この手の、いわゆる死にゲーとして認知されているゲームだと、それこそダークソウルやブラッドボーンを
代表とするゲームとどうしても比較してしまうわけですが、仁王のように日本…というよりも和風テイストで、
それで死にゲーというゲームは意外と無かったので、まずそこが結構世界観や雰囲気的にも新鮮だなーと。
タイプ的にはPS2で出た鬼武者の死にゲー版、という感じが一番近いと思うんですが、難易度の高い低いは
あるものの、全体的なゲームデザインは誰しもが思うようにダークソウルなんかと全く同じで、スピード感を
考えればどちらかというとブラッドボーンに近い感じ、が一番しっくりくる表現でしょうか。
戦国時代の日本を舞台にしている関係上、全国とまでは言わずとも広範囲に渡って物語が展開するので、
オープンワールドだったり前述のダークソウル等と違って世界が地続きで繋がっているわけではなく、これも
極端に言ってしまえばFCやSFCの頃に多かったステージクリア型の2Dアクション、あのタイプの3Dアクション、
という感じのステージを選択してクリアしていくタイプの作りでしたけど、これもまた懐かしい感じで良い印象。
なんというか、ホント全体的に昔のゲームを今風の技術やデザインで作ったらこうなる、の好例という感じ。

▼数多く用意されている救済措置
前述のダークソウル等と同様、オンラインに接続する事で他プレイヤーとの共闘も可能なので、仮にボスで
どうしても詰まった場合も誰かの力を借りて攻略、も可能なシステムなものの、オフラインでのプレイでも
クリア出来るように、忍術だったり陰陽術による救済措置が数多く用意されているのは良いなと思いました。
別にオンラインを否定するわけではないですが、やはり人によってはオフラインのみでプレイする人も居れば、
少なくとも初回プレイは必ずオフだけでクリアする、という人も居るでしょうから、そういう人の為に
数多くの救済措置が用意されている事に関しては非常に良い事だなーと。
回復アイテムも豊富にありますし、武器に属性を貸与させてのダメージアップも可能で、覚えたり慣れるのに
時間こそ必要でも4種類の武器、上段中段下段という3種類の構えによる攻撃や各種スキルによる戦法等、
死にゲーの中では比較的簡単なバランスになっていると思うので、まだストレスを感じにくい作りというか。

▼敵の種類が少ない
前述のように死にゲーの中では簡単なバランスになっているのでソコはむしろ良い事だと思いますし、
舞台が日本のおかげで鬼や天狗のような日本独自の敵が登場する、というのもむしろダークソウル等他の
死にゲーとの視覚的な差別化も図れていて非常に良い事ではあるものの、豊富で大量に用意されている
ステージ数とは裏腹に、正直ザコ敵として登場する敵の種類が極めて少ないので、これが微妙かなーと。
別に「あまりにも少ない」というわけではないですし、ダメという程ではないんですが、実際敵の種類は
序盤も終盤もザコはほぼ変わらず、悪い意味で和ゲーらしいというか、中盤や終盤は弓兵や狙撃兵のように
遠距離攻撃をする敵が必ず要所に配置される構成になる関係上、ゲームデザイン的に飽きがきやすいというか。
プレイしている最中は面白いですし、飽きがくるとか言いだしたらこの手のゲームは敵のパターンを覚えて
操作ミスをしないように延々同じ作業を繰り返すだけなので、これは言ってはいけない事なのでアレですけど、
それでもやはり敵の種類が少ない事で、視覚的な変化や驚きに乏しさを感じてしまうのが勿体無いなーと。



▼序盤のバランスが若干微妙な印象
全体的には「これどうやって倒せば…」となるような敵が居るわけでもなく、明らかに強すぎるボスが
存在するわけでもないので、むしろ難易度的には優れたバランスのゲームだったと思うんですが、
同じ死にゲーのブラッドボーンやダークソウルでもそうだったように、当然ゲーム開始当初はプレイヤーが
まだゲームには慣れていないので、多少なりとも苦戦するのは当然なわけですけど、その序盤で登場する
最初のボスや次のボス、この二体が「その時点でのプレイヤーの経験値」で考えると明らかに難しく、
序盤のボスのほうが詰むまではいかなくとも、プレイヤーが諦める可能性の高い状況なのが微妙というか。
実際他のミッションなどで再戦する際は簡単に倒せるものの、初めての対戦だと勝てる気がしないレベルで
何度も死にまくったので、それこそロンドン塔で戦う最初のボスであるデリックのように、最初はああいう
中ボスかと錯覚するぐらい簡単な攻撃パターンとダメージしか持たないボス、のほうが良かったような気も。
特にブラッドボーンなんかだと有名なガスコイン神父で投げるプレイヤーも多かったようなので、やはり
最初からいきなりプレイヤーの心を摘むのではなく、最初はもうちょっと簡単にいったほうが。

▼クリア後の感想まとめ
正直購入予定はなく、同じ死にゲーだとブラッドボーンとダークソウル3、この2作を過去にプレイして、
プラチナトロフィーを取得するまで楽しませては頂いたものの、やはり非常に難しいという点や、面白いのは
面白いものの内容的にストレスを感じる事もままあったりと、そういう理由で仁王は購入するつもりがなく、
特に情報も仕入れてなかったんですが、非常に評判が良いのと、アメリカですこぶる評価が高かった、
という事で興味が出て、同時に最近アクションゲームをプレイしていなかったので丁度いいかも、と思い
なんとなく程度で購入してみたんですが、これがまた非常に面白く最後まで遊ばせて頂けました。
個人的にこのゲーム最大の功績というか、良かった点としてはゲームの難易度かなと思いました。
実際問題、死にゲーの場合はどちらかというと難しければ難しい程イイ、という考えの方のほうが多いような
気はするんですが、逆にこのゲームの場合はむしろ死にゲーの中では若干簡単な部類で、その分敷居も低く
すんでいたと思うので、色んな人に「まだ」勧めやすいという点で特に良かったのではないかなーと。

勿論イイ事ばかりでもなく、前述のように敵の種類が少なかったり、ダークソウル等と違いステージクリア型、
というシステムを取った事で正直探索の楽しみという点では他の死にゲーにやや劣っている部分がありますし、
同様に他の死にゲーと同じく、結局リトライするセーブポイントの社からボスまで多少距離があるので、
ただ単に走るだけで無駄な時間を何度も繰り返す事になる、という設計はそのままなので、ここをなんとか。
難易度的な事も含めて、こういった調整はゲームのバランス自体を左右するものになるので何かと難しいのは
分かるんですが、必然的にリトライしまくる事になるボス戦に関しては、リトライからただ単にダッシュで
ボスまで突っ走るだけ、という無駄な時間を極力無くしたほうが更にストレスは減ると思うので、ここを。

世間一般的なアクションゲームに比べると当然難しい部類に入るとは思うんですが、死にゲーの中では比較的
簡単な部類に属する仕上がりでしたし、サブミッションを全てクリアしているとリトライも含めてクリア時に
約70時間もかかっていたものの「え、そんなにプレイしてたのか?」と驚く程時間を気にせず熱中出来て、
全体的にスピード感もありボス撃破時の達成感や爽快感は非常に高いものがあるので、良いゲームでした。
この手のゲームでは恐らく初であろう武具のハクスラ要素をやクリア後の高難易度モードに挑む為の武具強化、
いわゆるエンドコンテンツの類が豊富な事もあり、やるやらないは別にしてやりこみ要素が多く、世界観や
雰囲気的な好みは人それぞれなのは分かっていながらも、死にゲーでは個人的に最もオススメ出来る印象。
開発期間を考えると、続編にせよ新作にせよそう簡単には出ないと思いますが今後予定されている大型DLCも
含めて、全体的に良いバランスのゲームだったと思うので、この路線での新作を楽しみにしたいです。

2017-05-02 : PS4 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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