ゲームや海外ドラマの感想を中心に色んな話題雑談を書いてます、ネタバレ有りです。

スクリーム S2 第12話 「非通知着信 -When a Stranger Calls-」

S2最終話、正直前回のエピが個人的にも微妙で不安しか感じない最終話だったんですが、この最終話だけの
印象で言えばかなり良い最終話だったなと思いました、S2というよりS1並に展開が速くテンポもスピーディ。
どうしても感想を書く段階になると、余程の大満足でもない限りは不満のほうが感想として先に出てしまい、
個人的にもやっぱりS2に対する不満だったり、のほうが感想としては多くなってしまいましたが、
キャラだけで言えばとにかくブルックの不幸さが尋常ではなかったでしょうか。
エマにとっても勿論辛い出来事だったでしょうけど親友の一人であるライリーが殺され、色々あって深く
信じ合って付き合うようにもなったジェイクを殺され、最後は父親まで殺されるとかいう恐ろしい展開。
しかも今回の犯人は別にブルックに対しては何の遺恨等も無いので、マジでブルックは完全に被害者の立場。
勿論父親やジェイクは悪事に手を染めていたので罰せられるのは仕方ない部分もあるものの不憫すぎる気が。

▼扉を開けないブルック
S1最終話でブランソン先生がドアを開けてくれと懇願するもブルックは最後まで開けず、一応その場では
ブランソン先生は殺されずに生存したという展開、それがこのS2最終話で全く似たような形で、その時点では
殺人鬼に襲われていたわけではないものの状況的には怪しいスターボの登場で扉を開けるかどうかの選択。
ノアの助言に関わらずブルックは扉を開けなかったでしょうけど、この同じ展開の流れは面白かったなーと。
結果がどうなるかは別にして、ここはブルックらしい一貫性が描かれていたというか、この直後に悲鳴が
聞こえてきてノア共々二人して持ち場を離れてしまう、という迂闊さもこれまたブルックらしいなと。
スターボが病院で言っていたように、仮にここでブルックがスターボを招き入れていたとしてもブルックが
刺される、という結果が変わっていたかどうかは分かりませんし、或いはスターボが負傷していた可能性も
ありますが、結果がどうではなく、この段階ではスターボを信じきらず扉を開けない、というのがブルック。

▼エマが見た写真
およそ本編に関係の無い感想で恐縮なんですが、エマが車内で、エマ、オードリー、ブルック、三人で撮影した
笑顔の写真を見るシーンがありましたが、このワンカットの為だけに呼んで撮影するのも何かと難しいかも
しれませんが、出来ればこの場面でエマが見る写真はライリーも一緒に写っているものがほしかったかなーと。
S1開始当初のエマとオードリーの関係性を考えると四人揃って、というのは難しいと思うので、
なら写真を二枚出してオードリー抜きでライリー有り、ライリー抜きでオードリー有り、の二枚を出すとか。
ライリーが居ないからといって違和感を感じる程のものではないですが、出来れば映っていてほしかったなと。

▼流石にエマの言いがかりがひどい
実際キーランが犯人ではあったものの、そのキッカケというか、その事にエマが気付いたのがあるキーワード。
「また安心して暮らせるようになるって…アイツも同じ言葉を使ってた」というエマの言葉に「なに?」
とキーランが尋ねると「犯人」とエマが言い、別にキーランは誤魔化すわけでもなく普通に正体を明かす、
という流れでしたが、流石にこれは言いがかりというか、神経過敏にも程があるんじゃないかと思いました。
あの場面での流れとしては、恐らくはイーライが犯人だったであろうと皆が思ってる状況で、その犯人のイーライも
偶発的な発砲とはいえエマの銃撃で死傷レベルの結果になったので、これで事件が解決したかもしれない、
と安心出来て、それで彼氏が彼女に「これでまた安心して暮らせるようになる」と当然の発言をしたら急に彼女が
「犯人が同じ事言ってた」とか言われても、普通なら「いやいやいや」となるというか、言いがかりも甚だしい。
勿論エマからすれば、自分がイーライを撃ってしまった、マジで他人に対して発砲してしまった、という非常に
動揺した状況で、そんな状況下でもキーランが犯人と同じフレーズを使ったのでギョっとするのは分かりますが、
キーランに対するエマの言い方が、ほぼ確定で、その単語を使ったというだけで「お前が真犯人か」とでも
言わんばかりの決め付けの態度だったので、流石にこれはちょっと言いがかりにも程があった気が。
脚本がどうとかより、確かにエマの性格なら言いかねないので違和感は無いんですが、そこまでマジで疑うかと。

▼今回のエピのキーランは輝いてた
個人的にはキーランとイーライの従兄弟共犯という王道展開を予想してたんですが、どうやらそうではなく、
少なくともS2の出来事においてはキーランの単独犯だったらしいという今回の結末。
前述のエマの言葉以降本性を現したキーランの豹変は非常に良かったです、意図的な描写だと思いますが、
急にイーライが現れて二人でエマに対して潔白を言い合う展開なんかは映画版1を彷彿とさせる流れでしたし、
犯人判明後のかなりイカれた状態のキーランも、正に映画版1のビリーを思わせる豹変っぷりで良かったなと。
特に良いなと思ったのが、キーランの犯行理由が、言葉は悪いですが正にそんな事の為にS2ではエマや
オードリーに直接関係無い人物まで殺したのか、という、ホント失礼ですが犯人であるキーラン以外にとっては
非常に下らない理由での犯行だったのが尚良かったです、スクリームらしく、と同時に本人にとっては大事な事。
欲を言えば、エマは主人公で、オードリーは個人的に好きなのでどちらかが死ぬ展開は無理だろうと思いつつも、
パイパーかキーラン、どちらか二人は少しでも復讐を成功させて誰かを葬る展開も、あっても良かったかなーと。

▼ただスクリームの必要性が無かった
映画版ではなくS1から続いていたドラマ版のスクリーム、という意味での印象ですが、S2はキーラン自身も
言っていたようにパイパーに関する復讐が大きなウェイトを占めていたわけで、このドラマ版スクリームでの
最大の存在であるブランドン・ジェームズがほぼ無関係な展開と真相だったので、もはやスクリームの必要性が。
事件の規模としては十分に大きい事件ですし、パイパーの復讐なのでS1から続く物語ではあるものの、
どちらかというとS2というよりS1とS2の間に起きた、ナンバリングする程ではない規模の外伝、という印象。
スピーディにほぼ本編だけを追っていたS1と違い、S2は本編とは無関係な学園ドラマとしての描写も多く、
人それぞれ好みはあるでしょうけどドラマ版スクリームはエマが主人公で、エマの物語であるにも関わらず、
中盤でジェイクの死体が晒されるまではむしろオードリーを追いかけた大きな側面展開、という形だったので、
前述のように決して悪いわけではないものの、期待していたS1の続き、というわけではなかったかなーと。

▼新キャラは正直魅力に欠ける人物ばかりだった
どうしても途中加入の新キャラは没個性的な一般人を全面に押し出したキャラ、一芸タイプのキャラ、変人、
どう見ても怪しい風にしか見えない変わり者、基本的にはこういうパターンのキャラクターが新レギュラーで
登場するわけですが、結果的にS2から登場した新加入組が、個人的には全員微妙だったかなーと。
物語上一番扱いが大きかったのはゾーイですが、ノアには申し訳ないものの黒人キャラの女子、という以上に
印象が無く、出番の少なかったライリーと比較してすら「ノアがゾーイを好きになる」という事実に納得出来る程の
魅力が感じられず、アコスタ親子は父親は普通に保安官で良くも悪くも無く、息子のスターボは不気味な感じや
何故知らないはずのブランソン先生が手錠をかけられた光景を知っているのか、を始めとした謎がありつつも、
これまた結局ブルックにとってのジェイクの後釜その1程度の印象しか受けず。
イーライはいかにも不気味な感じがあって、設定的にも良かったとは思うんですがスターボ同様ただの怪しい
サブキャラ、の域を出れなかったかなーと、ラング先生も同様に裏がありそうで別に無い先生、という感じで。
どんなドラマにせよ、前作続投組の中に入ってくる新キャラはどうしても没個性的になりがちですし、かといって
既存キャラを食う役割や展開を与えるわけにもいかないので、そういう意味では無難な扱いだった気もしますが。

▼S2 全12話を見終えての感想
S1が非常に面白く、個人的にも映画版のスクリームが好きなのでS2も多大な期待を寄せていましたけど、
こればかりは当然というか、流石にS1に比べると劣った部分の目立つ仕上がりになってしまったかなーと。
このドラマに関してはそもそものS1が非常にテンポの速い作品で、劇中でノアもネタにしていたように本来は
ドラマに向かないホラーというジャンルをドラマでもテンポ良く面白い作品に仕上げた、というのがウリの
一つでもあったのに、S2ではそのテンポが決して良いとは言えず、かといって様々なキャラが殺される、
という残虐展開が繰り広げられるわけでもなく、ホント外伝というか、本編途中のエピソードをピックアップ、
そう言われても仕方ないぐらいあまり面白い展開が見られなかったかな、という印象でした。
エピソードによっては非常に面白いものもあれば微妙なものもありますけど、全体的にはS1に比べて微妙。
極端に言えば、S1同様ワンシーズン12話というコンパクトな話数だったからこそ余計に評価が厳しい、という
側面もあるかなという気はします、コンパクトな1クールの作品なのにS1に比べてスピード感が落ちたうえに、
2クールの作品にありがちな「この展開必要か?」の展開が多々見受けられたというか。

かといって別に悪かったわけではなく、例えばS1を90点とするならS2は75点ぐらい、というレベルには十分
平均点並の面白さはありましたし、殺人鬼登場関連の展開から犯人は誰か、を推理する楽しみもあったので、
面白かったのは面白かったものの、やっぱり展開のスピード感、これが大きく落ちたのが大きいかなーと。
学園ドラマとしての側面が強くなったのも、個人的に学園ドラマは好きなジャンルなので悪くはないんですが、
そもそもこのドラマのS1を見た視聴者がS2に望むモノは何か?を考えた時に学園ドラマは来ないというか。
こうなってくると、いわゆる名義貸しだけであってS1の製作にも別に関わっていたわけではない、という
可能性もあるので一概にどうとは言えませんが、S1終了後に亡くなったウェス・クレイヴン監督の存在は
やっぱり大きかったんだろうなーという気も、全体的なテイストもS2は少しスクリームらしくない部分が。
終わり方を考えると更新されればS3も予定しているようなので、今後に期待という感じでしょうか。
シリーズ物は劣化の一途を辿るだけではなく、意外と2作目が微妙だと3作目で盛り返す、というケースが
あったりもするので、その辺りに期待…したいですがじゃあ3作目が良作なのを挙げろと言われると。
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2016-08-18 : 海外ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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スクリーム S2 第11話 「新たな容疑者 -Heavenly Creatures-」

次回でS2もラストだというのに、正直今回のエピは特にコレという印象が無かったというか、個人的には
S1から続くこのドラマの中で、S2のいわゆる葉っぱエピに続いて2番目に微妙なエピだったなという印象。
とりあえずエマの家に侵入したのは誰かという点ですけど、これは別に殺人鬼ではなく意外と王道展開で、
過去に女性の家へ忍び込んだ事があるというイーライ、というのが妥当な展開でしょうか。
ここまできて仮に殺人鬼だとしたらエマを殺さなかった理由が…と思いつつも、少なくともS2の殺人鬼は
エマよりオードリーを精神的な意味も含めて狙っているので、エマをターゲットにしている節が無い感じも。

他に目立った展開で言えばまさか殺されるとは思わなかった市長。
イーライは証拠を使って脅そうとしていた節があるので、意図的にキーランに母親との会話を聞かせていた、
とかでもない限りは殺す理由が無さそうですし、ならS2に関しては流石に怪しい描写の多すぎるキーランか、
と言われると、それはそれで別にキーランにも殺す理由は特に無さそうな気もするというか。
S1の時と違い、マジで犯人が誰なのか何とも言えない感じ、ただ単に怪しいだけなら前述のキーランが
一番怪しく、或いはイーライとの共犯、というのが妥当な展開なんでしょうけど…とりあえずラストに期待。
2016-08-16 : 海外ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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スクリーム S2 第10話 「生き埋め -The Vanishing-」

展開自体は十分に読める流れだった今回ですが、本筋以外の部分だとブルックの未登場が珍しいというより、
出番の無いエピソードって初めてだった気がするので、なんともレアな感じだなという印象が。
同様に本編以外の感想で言うと、冒頭でマギーがパイパーの解剖を行っていましたが、アコスタの言葉で
改めて実感させられたものの、パイパーはマギーの娘なわけなので、S1のようないきさつがあったにせよ、
自分の娘の解剖をする、というのは何とも言えない強烈なモノがあっただろうなーと。
そしてその際の縫合痕を開ける演出が、腹の中からの映像で見せるというのが見事です、グロさがより力強く。

▼レイチェルを殺したのは誰なのか?
オードリーも言うように、レイチェル殺害時にオードリーはパイパーと一緒に居たのでレイチェルに関しては
パイパーは関与してないはず、との事ですが、なら誰がどういう目的で殺したのか。
勿論エマが怪しんだようにオードリーがそもそもこの件で嘘を吐いている、或いは何かしら検死解剖での
死亡時間を偽装するやり口を使っていた、マジでレイチェル殺害に関してはパイパーではない、のどれか。
もしS3以降を想定して完全に未登場の新キャラ、とかだと流石に視聴者視点ではどうしようもないですが、
仮に現時点で登場している人物の中にレイチェル殺害犯が居ると仮定した場合、果たして誰なのか。
この当時ノアはライリーに夢中だったので、無意識下でオードリーを求めて仲の良かったレイチェルが憎くて、
という展開は無いはずですし、そもそも明らかになってる限りだとオードリー以外にレズのキャラは居ないので、
オードリーが好きだからレイチェルが憎い、の動機を持つキャラが、仮に当てはまってもノアのみ。
超どんでん返しで、今回のエピでオードリーの告白に答えなかったエマも実はレズで、とかいうまさかの展開も
無いわけではないでしょうけど、流石に無いと思うので…となるとマジで現状レイチェル殺害犯が謎。
妥当なところで言えば、オードリーとは違う実行犯という意味でのパイパーの共犯者が実は居て、その人物が
今回のS2の犯人で、と同時にパイパーと共謀していた本当のパートナー、という感じでしょうか。

▼エマは最初からオードリーを信用してない
オードリーの話が嘘ではないとどうして信用出来るのか?というエマの疑問は最もですし、実際真実かどうかは
視聴者にも分からないわけですけど、オードリーの立場を考えれば、嫌な考え方ですが確率の問題で言えば
ここまで追いつめられて友達を失いかけてるオードリーが、それでもまだエマに嘘を吐く、
というのは「単純に可能性の問題」で考えれば非常に低いのに、前述のように「なんでも本当の事を言う」
と語ったオードリーの言葉をエマは信用しようとせず「来るんじゃなかった」とまで言い捨てて部屋を出る展開。
勿論エマの立場からすればパイパーを町に呼んだ、という時点で許せないのは分かりますし、
本人がどれだけ冷静なつもりでも、自分にとって納得のいく答えが返ってこない限り信じられない、
というのも分からないではないものの、このやりとりだけで言えば、結局エマは最初からオードリーを信用せず、
そういう状況下でオードリーに「本当の事を話して」なので、最初から信じてないんだろうなーと。
仮に自分にとって都合がイイ、或いは納得の出来る答えが返ってきた場合のみオードリーの言葉を信じる、
という感じで最初からオードリーが「必ず真実を言う」とは信じてないようにしか見えなかったというか。

▼割りと感心したSaw2のネタ回収
これは完全にSaw2のネタバレになるわけですが、残念ながらゾーイが助けを求める動画は録画映像で、
ノア達がゾーイの入れられた棺を発見した時は既に溺死させられた後だった、という展開。
この「録画映像だった」自体は正直よくある手口ですし、まずノアが助かったので、この時点でもうゾーイは
ギリギリで殺されるか既に死んでいる、というのが王道ではあるものの、このドラマに関してはゾーイを
助けようとしているノアがS2の6話目で「これじゃイーライ・ロスの映画かSaw2の世界だよ!」というセリフを
言っていただけに、そのノアがSaw2同様同じく録画映像を信じてしまいハメられた、というネタ回収が秀逸。

▼果たして犯人は誰なのか?
今回までの展開で言えば、当然ながらエマではないでしょうし、明らかに脅されていたオードリーも勿論除外。
実際パイパーに殺されかけたマギーも無いでしょうし、マギーの友人といえば今回実際に殺人鬼?から電話を
受けて単独行動に出た保安官アコスタも恐らく無し、ブルックは流石に無いはず。
犯人ではないと確定出来るのはこの辺りだけでしょうか、キーランとイーライは逆に怪しすぎますけど怪しく、
スターボはまだそこまでキャラ的に目立っているわけではないものの何故かブランソン先生緊縛の絵を描き、
本来ならノアも除外するべきなんでしょうけど、今回のゾーイ探索中の電話や犯人と対峙した際の会話が、
S1ラストでオードリーが殺人鬼と遭遇して肩を刺された時の会話同様、正直顔見知りだからこそ出来た会話、
と取れなくもない会話だったので、正直ノアは犯人ではないと思いますけどまだ微妙に怪しい部分も。
じゃあ結局誰なんだ、と言われるとS1のパイパーの時と違って、当然こういうのは制作側が意図的に誰もが
怪しく見える描写や演出を少なからず盛り込んでいるものの、前述のパイパーと違い、S2に関してはマジで
現状「多分コイツだろう」と思えるだけの要素が無いというか、良くも悪くもまだ全く見えてこない感じ。
2016-08-05 : 海外ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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