ゲームや海外ドラマの感想を中心に色んな話題雑談を書いてます、ネタバレ有りです。

殺人を無罪にする方法 第15話 「真犯人」

最終話、サブタイにわざわざ「真犯人」と出すぐらいなので、無難にサムだったりレベッカだったり、
という事はまさか無いだろうと思っていましたが、流石に実行犯や、現実時間のほうでもう一人殺された、
そんなオチが来るとは思っていなかったのでこの辺りは非常に驚かされました、久々に良い引きでの終わり。
本筋と関係無いところでも、レベッカと話をする為に地下室へ行こうとするギビンズに、別に茶化したり
場を和ませるジョークというわけでもなく普通に「トロフィー必要ありませんか?」と暗に撲殺を勧める
コナーの進言には笑わせられたり、最後の最後までアッシャーは仲間ハズレだったり、色々良い展開も。

▼ライラ殺害犯の正体がやられた
いきなり出てきた新キャラ、とかいうとんでもないオチではなかった、というのがまず良かったです。
犯人に関しても、正直に言うと無難にアナリーズなのかなと思って見ていたので非常に驚かされました。
アナリーズがライラを殺す理由は皆無なものの、そこは若干強引な展開ですが実はサイコパスだった、
とか何かしらの力技の理由でアナリーズが犯人、ある意味王道なこの展開ではないかと思っていたところ、
まさか関与している気配すらなかったフランクが実はサムの指示によるものとはいえライラ殺害の犯人。
これはマジで驚かされました、実際フランクは影で色々暗躍していましたし、今回もローレルがフランクに
場合によっては始末するんだろう、という旨の言葉を放っていたりと、周囲や視聴者からもそういう目線で
見られている部分はありましたが、まさか関わっているとは思わなかったので見てて「お前かよ!」と。
レベッカ殺害に関しては、これは実際のところどうなんだろうなーと。
一応フランクもアナリーズもお互いが殺したのでは、と思っているようですけど、なんとなくフランクなら
白状すると思うので、これはフランクではないような気が…まぁ、となるとギビンズも怪しいんですが。

▼S1 全15話を見終えての感想
単発エピソードの完成度も非常に高く、感想として記す事が少なかったとしても毎週非常に楽しく最後まで
見させて頂く事が出来たなという印象です、特に本編の展開はサム殺害の流れや、今回明かされたライラを
殺したのは誰なのか、という核心に迫る部分の展開が意外性や驚きに満ちたもので非常に楽しかったです。
勿論、強いて欲を言えばS1はS1でしっかり完結して、いざ始まるS2ではまた別の物語を、といった具合に
ちゃんと一区切り付けて次のシーズンへ向かってほしかったという気持ちはありますが、当初から描かれて
最後まで引っ張ったサムやライラ殺害犯に関してはしっかり犯人も明かされたので、いいかなという気も。
このドラマの場合はなんといってもキャラクターの個性が非常に強くて、どのキャラもキャラが立っていて、
単純に掛け合いを見ているだけでも面白かったので、S2も非常に楽しみです。
最終的にどういう結末を迎えるのか見当もつきませんが、タイトル通り殺人を無罪に出来るのかに期待。
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2015-07-29 : 海外ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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ベイツ・モーテル 第04話 「信頼」

サブタイにもなっている信頼が誰と誰の間で芽生えるのか、と思っていたらまさかのノーマンとディラン、
という展開には少し驚かされました、ディランは最初からノーマンを気にかけていたものの、ノーマンは
ディランに対して怖いとか近寄りがたいとか、そういう感情を見せていたので和解にはもう少し時間が
かかるのかとばかり思っていたら、むしろディランが声をかけてくれたおかげでノーマンも打ち解けるという。
視聴者視点で言えば二人には仲良くしてもらいたいですし、ディランの活躍も見たいので良い流れですが。

▼ディランがイイ奴すぎる
父親が違うとはいえ兄弟で、あのノーマとずっと暮らしているので当然心配もしているでしょうし、
単純に弟として心配な部分もあるからでしょうけど、ノーマンを助ける為にシェルビーの家の呼び鈴を押して
時間稼ぎをするだけでなく、その時間稼ぎの口実がガス欠だったり「パトカーが見えたので」だったりと、
非常に違和感のない自然な時間稼ぎだったのが上手いなーと、確かにこの理由なら真実味があるというか。
他にもノーマンに対してはブラッドリーとの仲を取り持ってあげたり、ノーマの事は気に入らないでしょうに、
それでも「アイツはやめておけ、信用出来ない」とシェルビーの事で一度警告を出したり。
この場合、ノーマンを信用しているからこそノーマンが侵入した家の持ち主であるシェルビーは善人ではない、
と思っての言葉なのか、ガソリンスタンドの件で聞いた際の対応に良く思えない部分があったからなのか、
どちらなのか定かではないものの、わざわざノーマにも警告する辺りが優しいというか、家族思い。
ノーマを嫌悪していると言っても、仮にも母親なので本気で嫌ってるというわけではないでしょうし。

▼ノーマとシェルビーに裏はあるのか
この二人が本気で、ただ単にお互いを好きなだけなのか、或いは何かしら狙いがあって関係を続けているのか。
前回の雰囲気なんかを見ると、シェルビーには裏があって、理由があるからこそノーマの好意を意図的に
自分に向けているのではないか、という印象があるんですが、逆にノーマのほうはどうなのか。
こういう場合は視聴者を欺く為に、意図的にソレっぽい演出を映さずに物語終盤で行動に移す際に驚かせる、
というのが王道なので現時点ではまだ分かりませんが、今回の展開なんかを見ていると、シェルビーはまだ
怪しいものの、ノーマに関しては本気でシェルビーに対して夢中になっているだけ、とも取れる感じなのが、
ディランではないですがノーマンが流石に可哀想というか…まぁ裏があってもそれはそれでアレなんですが。

▼ノーマンは自分の状態に気付いていない
シェルビーの自宅へ行ったのは「母さんがそうしろって」と、ノーマンは本気でそう答えていましたが、
どうやらノーマによると「貴方はそこに無い物を見たり聞いたりする事があるの」という状態らしいと。
これはノーマがシェルビーを庇って、とかではなく普通に答えていたので、どうやらマジでそうなんだと
思いますが、となるとノーマンが見た中国人の女の子は幻の可能性もあると。
否定はしておきながらもノーマは確認の為にシェルビーの家の地下を調べるも痕跡は無く。
これに関しては時期的な問題でたまたまシェルビーがどこか別の場所へ移動させた後だった、という可能性も
ありますし、実際ノーマンの足には誰かに掴まれたとしか思えない痣もあったうえ、メタ的な考えをすると、
物語としては当然幻ではなく現実の出来事、という展開でしょうけど、なにせサイコのノーマン・ベイツ、
マジでただの幻だったという可能性も捨てきれないだけに、実際はどうなのかなーと、結構微妙な印象。
2015-07-25 : 海外ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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ベイツ・モーテル 第03話 「僕は普通じゃない」

各々がどこか壊れている描写が見え隠れし始めた今回ですが、ワンシーズン辺りの話数が少ないものの、
既に3話目の時点でサブタイが「僕は普通じゃない」とか持ってくる辺り、何とも壊れっぷりが加速度的。
本編以外の部分で気になった点と言えば、やはり現代風に変更しているからこその描写でしょうか。
大麻畑は不思議と気にならなかったものの、ディランの「脱出のロケ地みたい。森の中で襲われる映画だよ」
このセリフの通り、確かに脱出のロケ地みたいな雰囲気はあったものの、サイコ以降の映画の話題が出ると
どうしても違和感があるというか、せめてなんとかサイコ以前の映画で似たような例を出してほしいトコロ。

▼大麻畑の見張りに300ドル
基本的にこういうのは辞めたくても「あの場所で大麻を栽培している」という事を知っているわけなので、
よくある「辞めたくても辞めさせてもらえない」の状況になるでしょうし、相当な上のほうの地位に登って、
そのコミュニティーに貢献した者だけが恩赦的な感じで抜けるのを許可してもらえる、という感じに
なるでしょうから、割のイイ仕事とはいえ後の事を考えると中々微妙な部分もありますけど、とりあえず
それ以前の問題として、意外とこの仕事って飽きるというか、しんどい部分があるだろうなと思いました。
描写を見る限りだと、ディランが言われたように文字通り大麻畑の見張りをしているだけでOK、という
何とも楽な仕事ですけど、一日中二人だけで見張り、当然話題もそこまであるわけではない、交代で就寝は
可能である、これらを考えると、時間が中々経たないでしょうし、とにかく一日が長く感じてダルイ気が。

▼シェルビーがむしろサイコ
どうやらノーマンの部屋からキースのベルトを発見していたらしいのに何故かロメロには報告せず。
シェルビーだけでなくエマも語っていたように、基本的にキースは町の人間から好ましく思われておらず、
言葉は悪いですが厄介者、典型的な嫌われ者なので死んで当然的な存在として認知されていたのも分かる。
ただ、流石にシェルビーの場合警察官としては上司に報告する義務がありますし、仮にも殺人なので
見逃すのは良くないうえに、ノーマンの侵入で地下に中国人の少女を監禁していた事まで判明。
ノーマを陥落させたのも下心があって、というよりも単純に何かしらの理由があって狙っていたから、
これを機に落とすか、という別の意味での下心があっての結果でしょうけど、表向きの仕事が警察官で、
しかも副保安官という信頼されるべき立場の人間なだけに、余計サイコな感じが。

▼ノーマンは確かにおかしい
今回のサブタイにもなっていましたが、懸念材料だとはいえノーマに命令されているような妄想までして、
単独で迷わずシェルビーの家に侵入するという異常な行動、挙句に授業中も心配する教師を見て縛っている
妄想までしてしまったり、真偽が定かではないもののディランを肉叩きで襲った事を、どうやら笑いを
交えてというわけではなく本気で覚えていないという旨の態度を見せたり、確かに普通ではない状態。
ディランと二人で会話している描写なんかを見ると、ディランは明らかにノーマンの事を心配しているので
何とかしてあげたいとは思っていながらも、やはり長年離れていた事もありどう接すればいいか分からず、
という部分も出てしまっているので、この辺りが見ていてもどかしいなという感じ。
ブラッドリーやエマとの関係もそうなんですが、見ていて「この先こうなるといいな」と思いつつも、
映画版サイコに繋がる物語なので、どう考えてもバッドエンドまっしぐらであろう事を考えると憂鬱にも。
2015-07-24 : 海外ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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ベイツ・モーテル 第02話 「怪しい町」

まだ2話目にも関わらず、いきなりブラッドリーの父親が黒焦げで登場したり、最後は逆さ吊りにされた
焼死体がまだ焼かれた状態で市内に放置されていたり、町の財源であろう大麻畑が存在したりと、
ベイツ家だけでなくそもそも町自体が何かヤバそうというこの感じが面白かった今回ですが、全体的に、
演出の見せ方が非常に上手いなーと、例えばノーマがノーマンを安心させる為に隣に座り落ち着かせようと
語りかける場面で、わざわざ二人の背中から顔のアップで映すという、本来なら恋人同士が会話終了後に
キスをする、という場面で用いるようなカメラアングルを親子のこの二人で敢えて使う、という巧みさ。
そしてそんな巧みさとは裏腹に、ヴェラ・ファーミガがクリームか何かを足に塗るシーンとかもうね。

▼ディランが何気に優しい
ノーマに対する態度は決して良くはないものの、エマが勉強の為にノーマンの元を訪れた際、別に嫌味を
言うわけでもなく普通にノーマンの元へ案内し、ノーマのエマに対する質問と、ノーマンがディランに
助けを求める視線を投げかけると話題を変えようとしてくれたうえに「ノーマ」ではなく「母さん」と呼称。
現時点ではまだ分からないものの、基本的にはノーマに対する嫌悪感等があるだけで他の人物には、
ある意味当然ですが普通の対応が出来て、しかもちゃんと気を使える性格をしているようなので、
初登場の際の印象とは違い結構良いキャラだなーと、特にノーマが悪い意味で個性的なだけに余計良く。
そんなノーマの事を娼婦呼ばわりした事でノーマンが明らかに殺す気でディランに襲いかかったものの、
その際も反撃とまでは言えないレベルで対応しただけなので…というかまぁ、ノーマに対してだけアレで、
他の人や、異父兄弟とはいえノーマンにも優しいので、本人も言っていたようにノーマンがノーマのせいで
おかしくなる前にノーマンを何とかしてあげてほしいところ、サイコがあるので無理だとは分かっていても。

▼ロメロの態度が悪すぎる
前回初登場した時から感じの悪い警察官ではあったものの、キースに会っていないというノーマに対して
目撃証言を得てから再度来訪し、ノーマが「この前っていうのは最近の事だと思ったの」と言うと、
さも不思議そうに「最近のうちだろう、先週の事だから」と返答、ノーマは「まぁ…そうね」と答えたもの、
流石にこれはロメロ無理があるというか、一週間前の事をノーマが「そういえば」という形で切り出して
話すのはまだしも「最近会ったか?」と聞かれたのに一週間前の事を答えるのは、普通なら「最近」の
範疇には当てはまらないでしょうにさも「ノーマは嘘を吐いた」みたいな態度で質問した挙句に、ノーマが
別段誤魔化すわけではなく会った事を伝えると「会った事は認めるんだな」という明らかに失礼な態度。
ノーマは返す言葉で「いいえ、一度も会った事が無いなんて言ってないんだから認めるも何もないわ」
と答えてましたが、物語の進行上主人公サイドを疑う存在は当然必要ですけど、ロメロの場合、
良く言えば刑事の直感、悪く言えば最初からノーマはキースの失踪に関わっていると決めつけている、の
態度で接してきているのが非常に印象が悪いなーと、実際そうなんですけど町へ来たばかりの人間に対する
警察官の態度ではないというか、モーテルを買い取ったノーマを快く思っていなかったという事まで最初から
知っていたのにノーマに対して「実はこういう人物が来るかもしれない」といった警告すらせずに、
キースが消えた事で鼻から疑ってかかるという、このドラマに学生とディラン以外の善人は居ないのか。
2015-07-23 : 海外ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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ベイツ・モーテル 第01話 「始まりの場所」

2015年07月14日からwowowで再放送されている分を視聴しての感想、吹き替え版、サイコは視聴済み。
元々このドラマはヴェラ・ファーミガがメインキャストで出演する、と聞いたので楽しみにはしていたものの、
まさかのDVD-BOXのみでBD版は日本未発売、とかいう事態になったので見送っていたところ、丁度契約中の
wowowで再放送との事で高画質で試聴する事が出来た、というラッキーな感じでした。
しかし本編とは関係無いながらも、内容の良し悪しや面白い面白くないを問わず日本における海外ドラマの
BD版発売の有無が相変わらずよく分からないなと思わされました、BD版のみ、なら分かるけどDVDのみて。

▼父親の死の原因は?
果たして今後触れられる事がある出来事かどうか分かりませんが、本編開始と同時に亡くなったノーマン父。
描写だけを見ると、ノーマンが倒れた父親を発見して母親ノーマを呼びに行くと、雰囲気からしてノーマは
どうやらシャワーを浴びていた様子、ノーマンの明らかに動揺した姿に全く焦る素振りも何もなく、
旦那の遺体を目の当たりにしてもノーマンの心配のみ、というのが父親死亡時の描写。
これは普通に考えればノーマによる犯行で、シャワーを浴びていたのは返り血を流していたから、という
あまりにも王道の展開だと思うんですが、果たして事実がどうなのか、また今後この事が伏線として
何かしらの展開を引き起こすのか、が少し気になりました、引っ越し直後から開始しても良かったわけですし。
ただ、ノーマンは父親の死であまりにも動揺していたのに、最後は「母さんとずっと一緒だった」的な、
明らかに「父親も一緒に暮らしていたが母親とずっと一緒」といった旨に取れる言葉が意味を持つのかなと。

▼ノーマがそもそもヤバイ
いかにしてサイコのノーマン・ベイツが誕生したのか?を描く物語なので、ノーマンに最も影響を与えた
ノーマがそもそも狂った人物だった、というのは言われるまでもなく当然の事だとは思うんですが、
この初回エピソードだけを見ても、節々と言わずとにかく言動がヤバすぎる女だなという異常な存在感。
例えば実際は遊びの誘いだったのでブラッドリー自身も良くは無かったものの、名目上ノーマンと勉強の為に
図書館へ行くのはどうか、と誘いに来てくれた際に、ブラッドリーは年齢を考えると非常に丁寧で違和感なく
空気を読んで、良い意味で普通の対応をしたのに、ノーマは行きたがるノーマンを無理に制してでも拒否。
この際の断り方は押さえつけるようなやり方ではなかったものの、引っ越してきたばかりの息子をわざわざ
誘いに来てくれた同級生の頼みを母親自身が断るという、このとんでもない対応。
挙句にクラブ活動をしたいというノーマンに、嫌がらせ極まりないレベルで精神攻撃を仕掛けたうえに
「はいはい私が折れればいいんでしょ」としか思えない態度で一応許可したりと、そらノーマンも壊れるわ。

▼元の持ち主キースまで異常
ノーマも大概アレでしたが、一般常識等はちゃんとしていて、ノーマンに対する異常なまでの愛がヤバイ、
というだけでモーテルに関しては当然正当な手続きを踏んで購入したでしょうに、元持ち主キースは以前から
その土地を所有していたのは自分の一族だと言い、でも金銭的な問題で銀行から差し押さえられたか何かで
強制的に譲渡するハメになったと、ノーマもキースへ言っていたように可哀想ではあるけどこれは事実。
で、何をするのかと思いきや窓を破壊して侵入してきた挙句、正当な手続きを踏んで家を購入したノーマを
ナイフで切りつけた挙句に拘束してレイプ、実はただの変態異常者だったという。
最初にノーマン達と接触した時の言動を見ても、仮にこの時点では酔っていたのだとしても普通ではない、
はっきり言えば問題を起こしそうな人物だったのに、この家が売れた時点で何故警察やらは男をちゃんと
マークしていなかったのか…とも思うものの、言葉は悪いですがそこまではしないでしょうか。
結果的に傷をつけられたうえにレイプまでされたノーマが悲惨すぎるので可哀想ですし、視聴者視点で
見ても、ノーマの性格がどうのを抜きにキースは罰を受けて当然の事をしたので殺害はスカ!っともしたり。

▼少し気になった描写
ファンサービスでサイコを彷彿とさせる描写やカメラアングル、演出や展開を初回からふんだんに盛り込む、
というのはむしろこの場合良い事だと思うんですが、流石に気になったのはスマートフォンでしょうか。
この辺りは現代風のアレンジという事で本来ならむしろ面白い試みという事で評価の対象にもなるものの、
仮にもサイコの前章という扱いで作品をスタートさせているわけなので、この辺りに関しては、むしろ
徹底してそういう現代的なモノは登場させないほうが良かったんじゃないかなと思いました。
サイコ自体が白黒の映画でしたけど、そのサイコを好きな人が基本的にはターゲットのドラマでしょうから、
最終的な評価は別にして、こういう「当時明らかに無かった物」は使わずに描いたほうが印象は良かった気が。
2015-07-22 : 海外ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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エイリアン アイソレーション



ALIEN ISOLATION -エイリアン アイソレーション-

メーカー:セガゲームス
機種:PlayStation 4
参考価格:¥8,629
価格:¥6,841 (2015.07.21時点)
発売日:2015.06.11


約21時間40分でクリア、トロフィーコンプに約31時間、2周、Hardでプレイ、プレイ時間はリトライ等も込み。
シリーズはプロメテウスも含めて全て視聴済み、エイリアンのゲーム自体は今回が初プレイ、PS4版。
失礼を承知で言えば、実はエイリアン自体2以外はそれ程面白いという印象すら無かったのに、このゲームの
PVを見た際に「面白そうだな」と思ったので購入してみた、という程度の状況だったんですが、面白かったです。
リトライを含めてのプレイ時間なので、基本的には20時間前後でクリア出来て、尚且つトロフィーコンプの為に
開始した2周目が約10時間で終わっているので、IDカードやノストロモ号の記録等を探さずクリアだけを狙い
突き進めば恐らく7~8時間程度でクリア可能、という設計なのもむしろ結構良い感じなのでは、という印象。
ゲーム起動時にいかにも昔の20世紀FOX、という感じのロゴが入るのは「やられた」という感じですし、
エイリアンの強さや恐怖を上手く表現していたゲーム性も見事、良い意味で素晴らしいステルスゲー。

▼良い点
・日本語字幕が大きめのサイズなので非常に文字が読みやすく、洋ゲーにありがちな変な改行が無い。
・和ゲーのように各種記事やファイルで状況が少しずつ分かっていく構成が面白い。
・次第に面倒になってくるのは事実なものの、アクセス・チューナーの解除はパズル的で面白い。
・緊張感が非常に強いので、セーブポイントを発見、或いは到達した時の安堵感が非常に強い。
・映画版でも猛威をふるっていた火炎放射器の尋常ならざる頼りになるっぷり。
・映画版の美術等を再現して、年代設定の割には映画版同様チープなPCや機械類を再現している。
・チューナーやトーチの強化で以前通れなかった場所が通れるように、というのはお約束ながらも良い。
・エイリアンの動きにパターンや出現場所の固定ポイントが存在しないので、マジでドキドキする。
・個人的にはホラーゲーム史上最もプレイしていてドキドキさせられた。

▼悪い点
・移動速度が遅いので、単純に時間がかかってしまう。
・サービスで変更してくれたとは思うものの、決定ボタンは海外版同様×のままにしておいてほしかった。
・死亡時のリトライがチェックポイントではなく最終セーブポイントなのでミスの際に時間が非常にかかる。
・別に悪いというわけではないものの、出来れば日本語吹き替えも収録しておいてほしかった。
・ローカライズは非常に丁寧で字幕も読みやすいものの、敵対生存者同士の雑談が翻訳されていない。
・床下のダクトを調べる、物が邪魔しているが屈めばどかせる、などの分かりにくすぎる状況が時折ある。
・時折表示されるアマンダの腕が無機質なうえに貧相で妙に作り物感が漂ってる。
・死の恐怖が無いとゲームとしては面白く無いものの、流石にエイリアン出すぎ、というケースがある。
・残念ながらストーリー自体はお世辞にも面白いとは言えず、正直に言うとあまり面白くない。
・ラスト、演出の関係で常に画面が揺れた状態になるので酔いやすい。
・ゲームの内容的に、クリア後に各種リザルトが色々見たいのにそういった項目を調べる表示が一切無い。

▼トロフィー
初回プレイで取得したトロフィーは67%で40/51、トロフィーは気にせずプレイ、取得したものは以下の通り。
「覚醒」「セヴァストポリへようこそ」「狩りの始まり」「立入禁止です」「今の気分は?」「陥穽」
「進歩の最前線」「エサ」「緊急封鎖」「強制介入」「協議」「生還者」「リプリー、通信終了」「行方不明者」
「火をつけろ」「使用の際はご注意を」「弾は大事に」「自己防衛」「無傷」「火炎に注意」「完全なる有機体」
「ダクトにいる…」「素晴らしい純粋さ」「下がれ」「失神」「工夫して長生き」「セキュリティ・バイパス」
「システム・エキスパート」「配電技師」「真のエンジニア」「惨劇の記録」「セヴァストポリの声」
「異常を検知」「スイッチオン」「メッセージ」「前にもここに」「伝達」「トレンス号を解放せよ」
「狩りの終わり」「ちゃんと動いて」

単純にトロフィーの良し悪しという点で考えればかなり良い感じの配置ではないかなと思いました。
ミッションをクリアする毎にトロフィーが取得出来るので、定期的にトロフィー取得の表示が出るうえに、
各種武器の使用やアイテムの開発、IDカードの初発見など、ホント普通にプレイしているだけでそれなりに
取得出来るうえ、クリアした時点で残っているものは未使用の武器だったりノーキルやノーリトライなどの
いわゆるやりこみ要素としてのトロフィーのみ、という感じなので、良い意味で理想的なバランスというか。
ちゃんと難易度別クリアのトロフィーもありましたし、個人的には言う事無しな感じ。
個人的に面白かったのはエイリアンに100回殺されて取得出来るトロフィーの存在でしょうか。
その取得条件もさる事ながら、初回クリア後、次に一度死んだだけで取れたので実は初回プレイで99回も
エイリアンに殺されており、あと一度死ねば取れる状況だった、というタイミングの良さに笑ってしまいました。



▼単純にステルスゲームとして最後まで楽しめた
走ると物音を立ててしまうのでエイリアンに見つかり、と考えると基本は徒歩だったりしゃがみ歩きでの
プレイになってしまうので、この時点でそれなりに人を選んでしまうような気はするものの、例えば周囲を
徘徊しているアンドロイドに見つからないようギリギリ後ろを歩いたり、このぐらいなら距離なら大丈夫かも、
と思いながらエイリアンを遠目に歩いたりと、そういった緊張感のあるプレイが終始出来たので面白かったです。
こちらの攻撃方法が乏しいおかげで、この手のゲームにありがちな「集団に見つかった状況で開始して」
という敵がこちらを狙い撃ちする中いかに上手く立ちまわるか、というような局面もなく、文字通りのステルス。
状況によっては恐ろしく理不尽にも感じる難度の高いエリアがあったりするのは事実なものの、ステルスゲーは
難しければ難しい程面白い、と個人的には思っているので、むしろこのバランスは良いなと感じました。
各種クラフトアイテムの上限が基本的に3個の為「このアイテムを今使って大丈夫か?」という不安があったり、
銃弾や火炎放射器もどこまで使っていいものか、と取捨選択の悩みも味わえたので、前述の上限は普通なら
マイナスになる要素でもあるものの、逆にソコが良い部分にもなっている辺りがバランス調整の上手さを。
視界ジャックの無いSIRENとでも言うべきか、内容こそ違いますがSIRENが好きな人なら非常に楽しめる気が。

▼映画版を彷彿とさせる展開が上手い
王道展開ではあるものの、映画版エイリアンの1でノストロモ号のクルーが訪れたのと全く同じエイリアンの
船に行き、地下で大量の卵を発見してフェイスハガーにやられた人が居た、という展開は王道ながらも熱い。
この手の展開の場合、ゲームにせよ映画にせよ、シリーズの類似展開だったり「あの時のアレでは」を
彷彿とさせる展開を変に凝ったり違う見せ方をしようとして、結局よく分からない内容になり評価を落とす、
という作品が多い中、確かに同じと言えば同じなものの、直球で映画版の1と同じ展開で絶望を見せると。
プレイヤーの大半は当然映画版を見ているでしょうから、探索中に船を発見して「ひょっとして…」と思い、
中に入ると見たことのあるオブジェや謎の建造物が現れて「そうきたか!」と胸踊る展開。
意地の悪い言い方をしてしまうと、ただ単に映画版と同じ展開をなぞって、同じようにピンチになるだけ、
ではあるものの、単純に見せ方や持って行き方が上手いなと思いました、分かってるとでもいうか。



▼敵との戦闘は良し悪しが激しい
エリアによっては難易度に差があるとはいえ、エイリアン自体は個人的に全く問題ないと思います。
同様にアンドロイドも映画版の事を考えると良い意味で敵に相応しいので問題無く。
ただ、別に悪いという程のモノではないですし、エイリアンが徘徊しているという異常な状況なので
気持ちは分からないでもないものの、こちらを見かけ次第発砲してくる人間が多数存在する、というのは正直
やめてほしかったかなと思いました、折角のエイリアンなのに悪い意味で普通のFPSに感じてしまうというか。
しかもそういう集団の会話を聞いていると、別に殺人鬼集団だったりの狂った連中というわけではなく、
武装こそしているものの普通の人間のようなのに、大半が警告すらなく無言で殺しにかかってくるので、
バランス調整の為にアンドロイドばかり出すわけにいかないというのは分かるものの、対人戦闘は正直
必要なかったんじゃないかなと思いました、ホント折角のエイリアンなのになんだこれは、という印象が。
そこを逆手に取ってただ逃げ惑うだけの一般人や絶望しているだけの人も居る、というのはむしろ良い感じ。

▼感想まとめ
映画のエイリアンはそこまで好きというわけではないものの、このゲームのPVは非常に良い出来だったので、
PVの印象だけで楽しみになり買おう、と決めた程度の気持ちだったんですが、全体的に楽しめました。
昔から映画をゲームにする、という作品は数多くありましたけど、単純に映画版当時の設定だったり美術を
きちんと再現していたり、エイリアンならではの要素としてアンドロイドだったり、文字通り異常な強さと
神出鬼没さを誇るエイリアンの存在など「映画のゲーム化」という点で考えれば非常に優れたゲーム。
シナリオが少し弱かったのでそこは残念でしたが、例えばマーロウが言ったように、ウェイランド社に
渡さない為にエイリアンを完全に葬って場所も分からないようにする、というマーロウの考え方自体はむしろ
正しくて、でも実際コレを行うには基本的にステーションの生存者を巻き添えにしなければならないので
決して良い方法ではない、でもエイリアンの存在を完全に消滅させるにはこれしかない、といった具合に、
本筋とはやや離れますが「こういう時どうすればいいと思う?」という問題定義もあったりで考えさせられたり。

いわゆる「こういうのが欲しかった」で言えば各種リザルトでしょうか。
二周目以降は難易度に関わらず比較的スムーズにクリア出来るので、そこまでプレイ時間を要しない事や、
クリアまでにアイテムを使用したかどうか、そういった各種リザルトが用意されていればなーと。
この手のゲームは二周目以降こういった短時間クリアだったり、特定の縛りを設けてのプレイが楽しめるので、
特にそういう事をするプレイヤーなら証拠とでもいうか、こういった条件でクリアした、という証が残る、
というのは嬉しい事だと思うので、その辺りの満足感や達成感を満たす為にリザルトが欲しかったかなと。

FPSというよりもステルスゲームの趣のほうが強いものの、最後まで非常に楽しくプレイ出来ました。
焦燥感を煽るBGMだったり映画版1に忠実な船内美術やプレイする事で痛感出来るエイリアンの恐怖など、
上手くゲームに落とし込めていたので、単純に緊張感のあるステルスゲームとして楽しむ事が。
初回プレイだと「これクリア出来るのか?」と思える程シビアなバランスのエリアがあったりもしたものの、
落ち着いてプレイしたり、或いは出し惜しみせずアイテムを使用すれば意外と簡単に突破出来たりと、
ランダム要素というわけではなく、きちんと攻略可能なバランスになっているのも良いゲームデザインだなと。
中々この手のFPSで宇宙を舞台にしたSF作品は少ないので、その辺りの面白さも良かったです。
何はともあれ、エイリアンに見つかって殺されるだけでも結構パターンが多くて楽しい、というのが凄い。

2015-07-21 : PS4 : コメント : 2 : トラックバック : 0
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殺人を無罪にする方法 第14話 「無罪答弁」

本筋には関係無いながらも、今回はアナリーズが裁判に勝つ為という理由があったとはいえ、弁護人の
正直に話さない勝手な言い分、という状況も容認して「自分のミスなので」と損な役回りを受けつつも
有罪答弁を取り下げたのが偉かったなーと、なんでもする性格とはいえコレは流石にちょっと意外。
学生への講義で「真実に縛られていたらこの仕事は出来ないから」という、色んな意味で何とも言えない
紹介をしてたのも印象的でしたが…と思っていたら、今度は依頼人が、これまた自分の利益というか、
愛する女性に嫌な思いをさせたくないからとはいえ、自分で弁護を頼んで依頼してきたくせに殺人を自供。
内容的には、この「私が殺しました」の自供がアナリーズにサムの死体遺棄に関して何かしらの影響を
与えるんでしょうけど、いくらなんでもこの依頼人はちょっと勝手すぎたのではないかと。
告解の内容を明かせない、というのは神父として立派な事なんでしょうけど、結局自分はその告解を聞いた、
それが原因で犯行に及んだのに弁護士にも最初は言わず、元々殺人を犯しているとはいえ結局最後は
弁護士に何の相談もせずに自供して終了とか、仮にも神に仕える身ならもう少し周囲にも気を配れよと。
2015-07-20 : 海外ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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予告犯 -THE PAIN- 第05話

最終話、流石に最後の裁判という事でどんでん返し的なものもなく、良い意味で王道展開が描かれ、
いかに花山事務総長を追い込むか、に焦点が当てられた内容でしたが、過去の4件の公開裁判と違い、
今回の内容は証拠品の切り出し方や追い詰め方が、この予告犯というドラマらしい流れではなく、
どちらかというとゲームの逆転裁判のような印象を受けました、非常に盛り上がる流れの追い詰め方というか。

▼最後まで警察は全くの役立たず
吉野は公開裁判の映像を見てすぐに色々と言い当てたり、今回も吉野の奮闘がなければ佐久間は銃による
自決で後味の良くない終わり方を迎えていたかもしれないので、吉野は登場以降唯一頑張っていたものの、
その他の警察関係者が、これ以上ないぐらい何の役にも立たずに終わったのが印象的でした。
見せ場の作りようがない状況だったので仕方ないものの矢崎は結局口が悪いだけで今回はほぼ出番もなく、
いわゆるその他大勢の警察官に関しては、今回なんかは自決しようとする佐久間の周囲で何を牽制してるのか
止めにも入らず、かといって仲間の動きを見るだけで自分達は何もせず右往左往するだけ、挙句に佐久間の
立証で罪が暴かれ退廷しようとする花山事務総長が部屋を出て行くのをただ見ているだけで逮捕もせず。
警察からしてみれば追っている立場の佐久間が真実を全て明かしてくれたので何かと苦い気持ちもあり、
この流れで花山事務総長を逮捕するというのも確かに滑稽なものがありますが、マジで何をしてるんだと。
元々日本や海外を問わず、警察だったりの組織が中心になって描かれる作品以外だと警察は無能という扱いで
構成されている事が多いものの、ここまで警察が役に立たない作品というのも非常に珍しいというか。

▼全05話を見終えての感想
原作は既読済みなものの映画は未見、前番組のテミスの求刑が非常に面白い作品で、その枠で放送される、
という事でなんとなく見てみるか、その程度の気持ちで見始めたんですが最後まで面白かったです。
弁護士や検察側の視点ではなく、裁判官の視点での物語というのが何とも新しかったですし、劇中で
佐久間が語っていたように、視聴者視点で見ていても、確かに佐久間が公開裁判で提示した数々の証拠が
捏造ではなく真実だと信じこんで見ていたので「佐久間が嘘を吐いている」という可能性すら考えずに
公開裁判のターゲットを有罪だと思い込んでしまう冤罪の怖さを思い知らされたりと、良く出来た脚本。

強いてスッキリしなかったと言えば18年前の冤罪に関わっていたほうの林田でしょうか。
最後は自分で自殺してましたけど、形から言えば、言わば自分は満足して、生き恥を晒したくないとか、
そういう惨めな思いをしたくないから自殺という、完全に「自分としてはもう満足」という形での自殺。
にも関わらず、花山事務総長が関わっていた事をバラしたり、最後は周囲を巻き込んだうえに自分自身は
納得したうえでの自殺なので、犯罪者にも関わらず思い残す事はもう何もない、の状態で死んだので、
佐久間が自殺を止めなかったのは問題無いものの、もっと惨めな末路を用意しておいてほしかったかなーと。
唯一林田だけが、いわゆる損をしない形で終わっただけに妙にスッキリしないものを感じてしまったというか。

とはいえ、前述のように佐久間の仕掛けた証拠が嘘だという事実を疑いもせず信じる光景を見せられたり、
全体的に脚本が非常に優れていたというか、面白い作りだったなという印象でした、単純に面白い。
公開裁判自体が冤罪だったとはいえ、その冤罪の過程で描かれた事件等は面白い内容でしたし、
非常に完成度の高い単発エピを連続で見る事が出来たので、視聴前に全く期待していなかった事を考えると
極めて満足度の高い作品だったなーと、前番組テミスの求刑に続いてwowowの質の高さを実感しました。
2015-07-15 : 国内ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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殺人を無罪にする方法 第13話 「母の告白」

今回初登場したアナリーズの母親、流石に母親なので娘に負けず劣らず個性の強いキャラクターでしたが、
母親によるとアナリーズの家に初めて呼んでもらえて、初めて足を踏み入れたそうなので、そういった経緯を
踏まえると自分を呼んだのには何か理由があるはず、何かしら限界が近くて耐えられないレベルに到達、
つまり騒がれていたように夫のサムを殺したのはやはり娘なのではないか、と訝しむのは当然の流れですが、
直球で殺したのかと尋ねたのには流石に笑いました、真偽がどうあれいくらなんでも答えられないだろうと。
一方そんなアナリーズが今回は動けない状況だったので単発の裁判はボニーが担当する事になりましたが、
結果的には皆のフォローのおかげで勝てたものの、あまりにも頼りない雰囲気が逆に最高でした。
病院側の弁護士が悪人だったものの、そうでなくてもボニーの弁護を見ると諦めたくなるのは仕方ない。

それ以外の面だと、何気に初回エピから裁判勝訴に相当な貢献をしていた影の立役者オリバーがようやく
ギビンズ達にも紹介されましたが、今回の裁判も含め、マジでオリバーが居なければ証拠を探せず勝てない、
という裁判が過去に何度もあったので、何気に決定打という点ではギビンズ達の誰より役に立ってる気が。
そしてそんなギビンズはレベッカの電話に嘘を吐いて答えて、そんなギビンズをフォローというか、
話し相手になる形で支えるローレルが、この二人はホント初回の雰囲気とは違い成長してきたなーと。
今回のこの状況だとコナーはオリバーがどう受け入れられるか心配な状況で、ミカエラはオリバーを楽しく
食事出来るように接待している状況なのでローレルしか抜けだす余裕が無かったとはいえ、基本的には
ギビンズとローレルぐらいしかこういう時のさりげないフォロー、というのは出来ないと思うので良い成長。
2015-07-14 : 海外ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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殺人を無罪にする方法 第12話 「捜査令状」

前回同様話数ももう残り少ないというのにまさかの2話連続本編と並行しつつの単発エピ。
とは言っても、今回の裁判に関してはアナリーズ自身が殺人容疑をかけられているのに普段の仕事もこなし、
しかも完璧な形で裁判に勝つ、という展開的にも世間に与える印象的にも意味のある単発エピだったので、
今回は物語に沿った上手い内容だったなーと、実際麻薬を運んでるのに無罪、というのもアレですが。
裁判に関連した展開で面白かったのは「警察に話す事は、全て検察に有利に曲解される可能性がある」
というアナリーズの言葉でしょうか、確かに言われてみれば警察は当然検察側の人間ですし、公平を喫する
裁判とはいえどうしても主観やらが入ってしまうので、検察に有利になるように捻じ曲げられた内容へと
変えられて伝わる可能性もあるので、警察には余計な事を言わず、だからこそ弁護士を待つべきなんだなと。
勿論中には真面目な警察官も居るでしょうけど、どうしても印象的には警察イコール微妙、でしょうし。

本編関連の展開だと床に付着した血痕を必死になって消すアナリーズの映像が妙に笑えてしまいましたが、
展開的にはどういう方向になるでしょうか、意外とボニーが裏切りそうに思えつつも、少なくとも学生に
そこまでの思い入れが無いようですし、アッシャーは関わっていないので…強いて言えば、今まで何度も
虐げられてきた、というレベルで冷遇されてきたので、アナリーズに吠え面をかかせる為に警察に密告、
とかの展開が妥当なのかなーと、誰かが裏切らない限りマジで犯行がバレなさそうな流れ。
そして以前ギビンズからわざわざ返してもらっていたサムの指輪、お約束でコレが決め手となり逮捕、
という流れに持っていくのかと思いきや、この指輪を使い、今まで散々世話になってきたネイトを犯人に
仕立てあげるというまさかの展開、しかも分かっていたのか何も言わずに連行されるネイト。
流石にこればかりはネイトが不憫を通りこして、アナリーズも苦渋の決断だったからこそ涙を流して
母親に助けを求めたんでしょうけど、そんな問題ではなくこれはいくらなんでもひどすぎるだろうと。
最終的にどういう結末を迎えるのかは分かりませんが、ネイトに関しては何とか救済してあげてほしい限り。
2015-07-06 : 海外ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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ゲーム・オブ・スローンズ 第四章:戦乱の嵐



ゲーム・オブ・スローンズ 第四章:戦乱の嵐-後編- [Blu-ray]

監督:デイヴィッド・ベニオフ
出演:ピーター・ディンクレイジ
価格:¥9,030 (2015.07.02時点)
時間:542分

発売日:2015.06.17
超面白かったです、S3も面白かったですけど、正直今回のS4はめちゃくちゃ面白かったです、凄かった。
相変わらず視聴はレンタル版BDでの視聴だったんですが、初めて一気に最後まで見ました、止まらなかった。
勿論今まで同様主要登場人物の多さからくる中々進まない各々の展開や本編、という問題こそあれど、
既に新キャラ以外はどういう人物でどういう思惑があって、というのを視聴者側は把握出来ているので、
S3同様、視聴者側が説明展開を延々見させられる事なく本編の展開だけが繰り広げられる事で、今までとは
違って物語も進みますし、今まではなかった主要登場人物同士の出会いが描かれたりで目が離せず。
いきなりジョフリーが毒殺されたのには流石に驚きましたが、S3でロブがまさかの退場という衝撃の
展開を見せられていただけに…と思いながらも流石にジョフリー毒殺は衝撃でした、タイウィン公はスカっと。

▼アリアが超カッコ良かった
少しの間とはいえ一緒に過ごした友人のロミーを殺した人物と偶然再会し、ロミーが殺された時と全く
同じ言動を相手にして無表情のまま、慈悲もかけずに殺害、もうこのシーンの表情や喋り方が完璧でした。
ライサが既に亡くなっていると告げられた際に我慢出来ず大笑いしてしまうシーンの軽快さ、ハウンドとの
複雑な旅路と、正に命の灯火が消えようとしているハウンドとの最後の時間。
S2から貼られていた伏線回収としてジャクエンから貰った鉄貨を渡し遂にブレーヴォスへと旅立つと。
個人的にもアリアは好きでS1からずっと展開が楽しみでしたが、今回のS4ではアリアの展開が終始良く、
とにかくカッコ良かったなという印象でした、S4初回エピがロミーの敵討ちで始まるという時点で熱すぎ。
複雑な間柄だったとはいえハウンドも居なくなってしまい、ジャクエンと再会するであろうS5が何より
楽しみですけど、かといってまさか暗殺者としての道を選ぶ、とかの展開だと複雑でもあり。

▼ティリオンとシェイの別れが普通すぎる
シェイとの関係がバレてしまったので、シェイを殺されるわけにはいかず悪態をついて出て行かせる、
というのは非常に王道の展開ですけど、なんというか、この作品の場合重厚な世界観だったり、各キャラが
非常に説得力のある行動を見せたりする中、S2から続いてきたティリオンとシェイの関係が、仮に一時的な
別れだったとしても、言葉は悪いですがこんなあまりにもありきたりなやりとりで一旦終了、というのは
正直見ていて微妙だなと感じてしまいました、シェイが殺されずにすんだのは良くても普通すぎるというか。
例えば映像的な面で言うと、ティリオンがシェイに対して悪態をついている間は一度もシェイの顔をまともに
見ていなかったとか、そういうのは面と向かって嘘を言えないティリオンの性格を表現しているものの、
あまりにも王道のやりとりで、王道の別れ、となるとここまで引っ張った意味が全く無いような印象が。

▼シェイの真意は?
ただそんな王道の別れも、ティリオンの裁判でシェイがサーセイ側の証人として登場する、というまさかの
展開で驚かされたうえに、描写から察するに、どうやら冗談抜きでサーセイ…というよりも、この場合は
タイウィン公に恐らく金で買収されたと考えるべきでしょうか、寝室で言い訳等が無かった事を考えると。
とはいえ問題はそんな事ではなく、果たしてこの状況下におけるシェイの真意はどうだったのか?
本気でティリオンを裏切ったのかどうか、に関してはティリオンが不利になる証言、それも完全な偽証を
公の場でしたので、裏切ったのは完全に裏切ったんでしょうけど、これは金を積まれたからただ裏切ったのか、
或いはティリオンの嘘の別れを本気の言葉だと信じてしまい、当然本気でティリオンを愛していたから
裏切られたと思いショックを受けてティリオンへ復讐しようとしたのか、どちらだったのかなーと。
心情としては後者だと考えたいところですが、ティリオンと寝室で再会した際に、ティリオンが近付くまでに
多少時間的余裕があったのに何も言わなかった事を考えると、考えたくはないですが「報復で裏切った」
というわけではなく、ひょっとしたらマジで金を貰ったから裏切った、という事なのかなーと。
と思いつつも、ティリオンが嘘の別れを演出しなければ当然こうはならなかった…ものの、それだとシェイは
恐らく殺されてしまっていたと思うので結果は同じなのかなという気も、シェイはティリオンとの愛を信じて
死ねるわけなので、そう考えれば嘘の別れはシェイにとって不遇の展開になっただけとも言えますが。

▼代理闘士にならないブロンがむしろ良い
まずジェイミーが代理闘士を務めない、というのはまぁ流石に仕方ないですし、命がけでジェイミーが左手で
ティリオンの為に戦うのも熱いですが、現実問題左腕で練習し始めたばかりでまだ不可能、流石に勝てない。
ジェイミーが負けたら負けたでティリオンも死罪が確定するので、余計勝てる見込みの無いジェイミーが
戦うべきではない、そこで新キャラのオベリンが戦うも調子に乗った結果殺されたのは笑いましたが。
で、肝心のブロンが意外と代理闘士にならず、簡単にティリオンを見捨てるのはむしろ良い感じでした。
本人もちゃんとティリオンに面会に来て正直に全部話したうえに、ブロン自身が言ったように最初から
ブロンの行動はちゃんと一貫してたので、逆にここで簡単に見捨てるのこそがブロンらしいじゃないかと。
ジェイミーのように命をかけてティリオンの為に行動する、というのも友人として熱いものの、ブロンは
こういう風に簡単に見捨てるほうがブロンらしいので良かったです、最後に助けにこないのもまた良し。
代理決闘の場にも観戦にきていなかったようなので、独房での別れで完全に友人としての別れを終えた形。
どうでもいい点で言えば、ジェイミーへの稽古はどうしてるのかなという疑問が。
前もってそれなりの額は渡してるでしょうし、契約として金をもらっている分には仕事を果たすと思うので、
なんとなく今でも普通にジェイミーには稽古をつけているような気が。

▼ティリオン救出劇が熱い
個人的にはロブが殺された時点でこのドラマは誰が殺されてもマジでおかしくない、と覚悟を決めたんですが、
流石にティリオンが殺される事はまずないだろう、と思いながら見ていたものの、そんなティリオンを
助けたのはジェイミーとヴァリス公だった、というのが何とも熱いですよね。
ジェイミーなんかは露骨にティリオンを救おうとしていましたし、ヴァリス公も裁判ではティリオンにとって
不利になる証言こそしたものの、視聴者視点で見ても明らかにヴァリス公は秘密裏にティリオンを救うべく
行動してくれるだろう、と思っていたのである意味予想通りの展開ではありましたが、それでもやはり熱く。
欲を言えば、ティリオンはタイウィン公でなくサーセイもついでに始末してくれれば、とも思いましたが、
流石に普通は誰かを暗殺なんてまずするようなキャラではないので、こればかりは仕方ないでしょうか。
強いて気になるのは、既にジェイミーにとってもタイウィン公はどうでもいい人物だったとは思いますが、
果たしてジェイミーはティリオンがタイウィン公に接触するとは考えていなかったのかどうか。

▼ジェイミーとブライエニーの関係が良かった
王都到着後も二人は普通に会っていて、王都から姿を消したサンサと行方の分からないアリアの捜索を
ブライエニーに託し、貴重らしいヴァリリア鋼の剣と鎧まで渡す、というジェイミーが紳士すぎました。
既にブライエニーはスターク姉妹捜索の旅に出てしまったので今後が二人が会う可能性があるかどうかは
微妙なところになってしまいましたが、この二人の関係性は本当に良かったなーと。
当然ジェイミーはブライエニーを信頼しているでしょうし、その道中の過程から、極端に言えば既に
ジェイミーにとってはティリオンと同様信頼出来る相手として評価しているはずですし、ブライエニーも
友人として接していつつ、サーセイに問われた際に答えなかったように、少なからず恋愛感情もあるかも、
という感じのこの関係性が何とも良い感じだなーと、でも友人で居てほしいという関係性。
ブライエニーはスターク姉妹の捜索という役目が物語上あるので仕方ないとは思いつつも、欲を言えば
ジェイミーへの剣の稽古はブロンではなく、ブライエニーが買って出てほしかったなーという気も。

▼流石にシオンがもう同情出来ない
S3丸々拷問は流石に可哀想でしたし、性器チョッキン!とかこれまた可哀想とかの次元ではないものの、
どうやら描いていないだけなのか、更なる拷問が続けられたようで完全に奴隷として飼い慣らされていたS4。
ヤーラは父親の静止を振りきってまで助けに来てくれたのに、どうやらヤーラが偽物というわけではなく、
完全に自分はリークという人間だと思い込み逃亡に拒否反応を示し、ヤーラをはねのけてラムジーを選択。
それどころか騒ぎ立てたせいでラムジー側の兵士に見つかり乱戦が開始、リークとしての斥候役で北部の
陥落に協力までしてしまう展開、もうマジでいい加減にしとけよとしか思えないクズっぷり。
シオンの場合、元々の経緯がグレイジョイ家の反乱なので根本的にシオンからしてみれば理不尽な事が
色々あるでしょうけど、それでもこのS4だけを取っても、ラムジーが女を狩りのゲームと称して追い回し、
最後噛み殺されるのを目の当たりにした時は「可哀想に…」という感じで目を背けていて、リークとして
砦へ赴いた際に「飼いならされた犬の匂いがする」と言われた時は必死になって自分はリークである旨を
反芻していたので、当然ながらシオンである人格というか、現在の状況は確実に痛感してるはず。
ロブが殺されたと知った時も明らかに動揺して、それでもなんとか気を落ち着けていたぐらいなので、
むしろ自由に歩ける状況になった事で多少なりとも冷静さは取り戻せている状態。
にも関わらずヤーラの助けを拒否し、砦への斥候役でも逃げ出さず、恐ろしい事に「シオンのおかげで」
と思える、いわゆる良い面の行動やシナリオの展開がたったの一度としてなく、シオンのせいで事態が
余計に悪化しているという展開ばかりなのが今回は凄かったです、挙句にリークとしてシオンのふりを、
というトドメとしか思えない迷惑展開まで、姉としてヤーラが終わらせてやってほしい限り。

▼デナーリスに試練の時
ドロゴの妻だった時からずっと付いてきてくれていたジョラーを許さなかったのは、これはやっぱり
ティリオンとシェイの関係同様、信じていた相手なのに実は元スパイだった、というショックで
どうしても許す事が出来なかったんでしょうけど、どんどん狂王の名に相応しい言動を見せていながらも、
本人も言っていたようにジョラーを殺さず追放に留めたのは優しを感じるものの、それでもジョラー離脱。
ただでさえ、女王としてではなく友人としての意見を言ってくれる相談役を失ってしまったのに、
親方達の元から奴隷を解放する為に行動したのに、その結果「また親方の元に戻りたい」と言われる展開。
以前は仕事があり、子供達に尊敬され愛されていた、でも今はデナーリスが住まいや食事の配給を
手配してくれたが若者が跋扈してる、仮に治安を回復させてくれても年寄りは変化についていけない、
だから前の暮らしに戻りたい、と老人が謁見の際に言ってましたが、これは正直たまらんだろうと。
デナーリスも言ったように「奴隷に自由を与える為に」行動したものの、自由とは自分で選ぶ事なので、
元奴隷がまた奴隷の身分に戻ってでも以前の生活に戻りたい、というなら承諾するしかないものの、
実質これは「自由になったけど自力で仕事を見つけられなかったから前の身分に戻りたい」という、
嫌な言い方をすれば、奴隷には戻るけど楽な道を選んだ、という事になるのでデナーリスが報われない。
この老人としてはマジで親方の元で奴隷として家庭教師をしている事に幸せを感じていたんでしょうけど、
その教えていた子供達が将来的にどうするか?は考えておらず結局自分の事だけ。
世の中そんなもんですし、本人がそれでいいというなら仕方ないけど、どうにもやるせないし報われない。
こういう時にジョラーが居てくれればまた何かしら良いアドバイスをくれていたでしょうから可哀想で。

▼感想まとめ
最終的にどの程度の構想なのかは分かりませんが、少なくともS4は既に物語全体としては中盤を迎えた、
と言って良い進行具合だと思うので、やはり中盤に差し掛かった事で物語が加速度的に動き始め、
と同時にロブ殺害同様にジョフリーの毒殺といった衝撃の展開があったり、ティリオンとシェイの別れ、
ジョンと再会したイグリットが複雑な表情を見せるも、よりによってサムの助言を受けて戦う事にした
オリーがイグリットを殺してしまう、という泣ける展開も用意されていたり、今回は劇的な場面が
数多く用意されていたなと思いました、アリアを守る為に戦うブライエニーとハウンドの戦いなんかも。

その一方で、9話目の「カースルブラックの死闘」なんかはもう映像も展開も凄くて驚かされました。
比較的このドラマは戦闘シーンをカットしたり、ロブが殺害された時のような一方的な虐殺という形で
スパっと描かれたりする事が多い中、この戦闘シーンは物語上重要な場面という事もあり、他キャラの
展開を描かず一話丸ごとナイツウォッチと野人との戦いだけに注力した、という構成も見事でした。
冗談抜きでそこらの大作アクション映画に引けをとらないどころか、むしろ余裕で上回っているレベルの
見事な戦闘シーンで、多種多様に描きつつ、ワンカットの長回しで城内の戦闘シーンを一気に見せたり、
陳腐な感想で恐縮ですがホント圧巻の見せ方でした、とにかく凄いエピソードだったなと。

S4は物語の序盤から作品自体を引っ張ってきた魅力的な悪役のジョフリーが退場するという衝撃の
幕開けでしたが、更にS4の最後ではジョフリー同様物語を動かしてきたタイウィン公も退場するという。
二人共完璧で嫌な悪役というキャラクターでしたが、ここまでレベルの高い悪役というのも中々そうは
居ないので、そういう意味ではS5以降が若干不安でもあるかなと思いました。
今後はジョフリーとタイウィン公の死去でデナーリスが動き始めたり、或いはホワイトウォーカーが
本格的に動き始めて、という展開になると思うので策士や悪役の王は必要無いのかもしれませんが、
とにかくこのS4はめちゃくちゃ楽しめたので、S5が待ち遠しいです、マジで早く続きが見たい。
2015-07-02 : 海外ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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予告犯 -THE PAIN- 第04話

遂に佐久間達の真の狙いが明らかになる、という今回でしたが、実は今までの公開裁判全てがでっちあげで、
偽の嫌疑でも、その偽の証拠や映像がそれらしいものであれば人は信じてしまう、というのが面白かったです。
特に初回エピソードで水谷がハメられた痴漢の冤罪が正にソレだったので、その事も合わせて証明した形で、
尚且つ本来ならこういう「実は嘘でした」の展開だと夢オチ等と同じでしらけてしまいやすいところを、
そうはならず、実際に別の犯罪を犯していたり、近親者が過去に起こした冤罪裁判に関わっていた、という事で
少なからず展開に意味を持たせていたのは良い形だったなと、容疑者を殺すかどうか、は流石に主役側が
やるような行為ではないので、実は殺していませんでした、になるのは流石にやむなしという感じ。

▼殺人の被害にあった者の気持ちは?
容疑者に死刑を宣告した佐久間に水谷が反論するも「殺された人間は石を投げる事が出来ない」と佐久間。
確かに裁判で裁かれるのは大事ですし、それが法律で定められた出来事なので、当然捕まった容疑者は
裁判で裁かれるのは然るべき流れですし、殺人を犯したからといって流石に自分達が公式な裁判で裁かずに、
そのまま死刑を執行するのはちょっと、という水谷の気持ちも勿論分かるものの、佐久間が言うように、
この場合殺された被害者の気持ちや憤りはどうなるのか?というのは正しい疑問ですよね。
人を殺したからといってソイツは殺されても仕方ないのか?といった倫理的な問題は勿論ありますし、あまりに
極端な事を言えば、それで犯人を殺すと、元々犯人が悪いとはいえ殺された犯人の家族や友人がまた復讐を、
となると一生終わらない展開にはなるものの、殺された人間の気持ちはどうなるのかと。
水谷の言い分だと、仮に殺された被害者の言葉を聞く事が可能で、その被害者が「殺してほしい」と言えば
別に殺してしまってもいいという事になると思うんですが、結局それはそれでやっぱり思い悩むという事に。

▼死刑に動揺する水谷
そういった流れで、流石に死刑を知り動揺するのも当然分かりますし、気持ちは分からないでもないですが、
そんな事を言い出したら程度の違いこそあれ、勝手にやっているネット上の公開裁判で、実はでっちあげ、
という事が今回判明したものの、真偽は別にして国の司法として裁くのではなく、勝手にやっている裁判で、
ソレを見たネットのユーザーの過半数以上が有罪だと認定したら容疑者の実名や顔をネット上に晒し住所まで、
という行為も当然良くはないですし水谷自身も最初はやはり動揺していましたが、今回は「死刑」という
あまりに強烈なインパクトで流石に拒否反応、ただ前述のようにネットに顔写真等を晒すのは良いのかという。
無意識レベルにおける罪の意識というか、そういうのがこれはどうしても出てしまう問題ですよね。
犯罪者で悪人だ、と判明したからといって現住所まで晒すのは流石にちょっと、と思いますし、今回の容疑者が
マジでストーカー殺人を行っていたのだとしたら、心情としては公開裁判の中継を見ていたユーザーのように
死刑執行を望むとは思いますが、それでもやはり「死刑」となるとどうしても怯んでしまうというか。
水谷のように「いや、流石にそれはちょっと」となるのは当然の反応かなーと、今回ばかりは。
沖菜が「今回の公開裁判と今までの公開裁判の何が違うわけ?悪人を裁く事にかわりはないでしょ」
そう言っていましたが、正にその通りですよね、感情を無視して考えれば別に今まで通り悪人をただ裁くだけ、
結果的に今回の容疑者に相応しい罪が死刑というだけで、別にやっている事は今までとなんら違いはないと。

▼でっち上げの展開が恐ろしく違和感がない
過去のエピソードでも見事な偽証や偽の証拠の連発だったわけですが、今回のストーカー殺人も完璧な流れ。
実はストーカー被害の報告を受けるも対応しなかった警察としては、出来れば自殺という事にしたかったので
遺書の筆跡鑑定を行わなかった、その対応をしたのが容疑者の父親なので事件をもみ消した形。
前述のようにこれらは嘘の証拠だったわけですが、真面目に働いておられる警察関係者の方にはなんとも
申し訳ないものの、こういうのはいかにも警察がやりそうな対応に思えてしまうので、いきなり死刑という
強烈な形を最初から強行しようとしていた佐久間に、これらの証拠が嘘であるという考えが出ないんですよね。
マジで言葉は悪いものの、いかにも警察がやりそうな事で、尚且つ容疑者の態度も悪かったので完全に
しらばっくれているようにしか思えない為「あぁ、コイツ多分マジでやったんだろうな」という先入観に。
2015-07-01 : 国内ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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