ゲームや海外ドラマの感想を中心に色んな話題雑談を書いてます、ネタバレ有りです。

ウォーキング・デッド S5 第16話 「古き友よ」

最終話、いきなりモーガンが出てきて「お」と思わせてくれたうえに、棒術の達人になっていて吹くという。
キャラクター的には他に個性のかぶっているキャラが居ないので、むしろモーガンのように違う事を
やってくれるほうが没個性にならなくてすむうえに、映像的にも面白さが出せるので非常に良い事ですが。
しかし今回でS5も終了ですけど、最後の最後まで神父は何かとやらかしてくれるというか、偶然リックが
門が開いている事に気付かなければシャレにならない事態に発展していたと思うので、もう何とかしないと。

▼ミショーン「話してほしかった」
これはミショーンとしては当然の気持ちですよね、やっぱり仲間ですしお互い信頼してるわけで、
更に言えばリック自身も分かってた事でしょうけど刑務所崩壊後に再会して、それ以降ミショーンは何度も
リックの行動を良い意味で監視するというか、暴走しすぎないように精神面で落ち着かせる役も担っていて、
実際アーロンと初めて遭遇した時もミショーンとグレンが居なければリックは確実にアーロンを信じず
この町にも来ていなかったでしょうから、ミショーンとしても信じて話してほしかったと。
勿論、リックの側に立てば、ミショーンはこの町を気に入っている節があって、尚且つあまり暴力的な
行動を取るのには賛成しないでしょうから、そういう嫌な役回りをさせない為にもミショーンやグレンには
話さずキャロルやダリルと内々に行動を起こそうとしていた、というのはあるでしょうけど、それでも、
やっぱり仲間で、お互い命をかけて助けあってきたわけなので色んな事も含めて話してほしかったと。
賛同を得られるかどうかは別にしても、やっぱりこの件に関しては話さなかったリックのミスかなーと。

▼グレンやミショーンに話すべきかどうか
キャロルが銃の事を二人に黙っていた件についてリックは疑問に感じるもキャロルは「用心のためよ」
リックは「嘘をつきたくない」と、これは仲間なので当然の事で、リックは「言わなかった」のであって
「嘘をついた」わけではない為、リックとしては当然仲間に嘘だけはつきたくないと。
会話に出なかったものの、グレン達が部屋に入ってきた時はエイブラハムも居たので、言葉は悪いですが
まだエイブラハムにはそこまでの信頼感がないのであの場では言えなかった、というのもあるでしょうけど、
キャロルの場合は性格的に「グレンとミショーンには別に言わなくてもいい」と、本気でそう思ってる節が
あるので、この辺りが考え方の違いというか、微妙なところですよね。
例えばグレンなんかは優しすぎますし、実際S2でもハーシェルが納屋にウォーカーを閉じ込めている事や
ローリの妊娠の事を結局黙っていられなかったので、色々経験してきたとはいえ、それでもまだ銃の事を
話せばディアナ達にも断って許可してもらおう、となりかねないので、言えないのも分からないではないと。
ただ、今回のように問題が起きた際に「知ってる仲間と知らない仲間が居た」となると、知らなかった側は
「こういう理由で自分達には敢えて言わなかったんだろうな」と納得は出来ても、ミショーンのように
「それでも話してほしかった」となるので、やっぱり言わないのは結果的に良くないよなと。
視聴者視点で言うと、たとえどんな理由があろうと、最悪ミショーンはまだしも、初期メンバーでこれまで
一緒に頑張ってきたグレンにさえ言わない、というのは、それはやっぱり見ていてショックなところですが。

▼マギーが正論すぎる
ディアナ自身がリック達を自分の意思で入れると決めておいて、いざ中に入れると今回のような問題が発生、
実際に怯えた住人達にリック達の処遇をどうするか委ねるのは勝手ではないか、とか正論すぎました。
当然ながら、こういった事は事前に話をしてイイ人そうだと思っても、どんどん仲良くなるに従ってお互いの
良い部分も悪い部分も見えてくるので初対面の時の印象とは違ったものになってくる、というケースの人も
中には居ますけど、リックは事前に人を殺めた事があるという話もしているわけで、人間を最も警戒すべき、
という忠告もして、そういう話を聞いたうえで警官を任せたのに、確かに今回の件はやりすぎですけど、
少なくともディアナ自身が「人を見る目はある」と偉そうに語ったうえでの「リックに警官を任せる」
ここまでしておいて、問題が起きたからじゃあどうするか住民の意思に委ねるか、は確かに勝手すぎ。
やり方は間違っていたかもしれないですけど、少なくともディアナ自身が分かったうえで放置していた
ピートの問題を今回解決して、少なくともこれでジェシーとサムは恐怖と暴力から解放されたので、
前述のようにやり方に問題はあったものの、ディアナに出来なかった人助けをリックはしたわけですし。

▼ニコラスがゴミすぎる
神父が助けを求める信者を見捨てた事をリック達が知っているのと同様、ニコラスがエイデンを見捨てて
ノアを犠牲にしてまで自分だけ助かった、という事を実際に見て知っているのはグレンだけなので、
そういう理由もあってグレンには死んでもらったほうが都合がイイんでしょうけど、ノアを犠牲にして、
それでもグレンはニコラスを町まで連れて帰ったのに、あろう事か逆上したニコラスはグレンを銃撃。
これに関しては一人でニコラスの後を追ったグレンも迂闊なんですが、もうコイツはダメだろうと。
結局グレンは今回もニコラスを助けて町に戻りましたけど、このドラマの場合お約束や王道展開、
というのがそう多くはないので、なんとなく、折角グレンが二回もニコラスの暴挙を許したうえに助けた、
でも恩を仇で返される事になった、という展開がマジで待っていそうなのが嫌な感じというか。

▼サシャには心底ガッカリした
連続してボブやタイリースを失ったので衝撃の度合いは当然凄いでしょうし、この町に来て馴染んだ仲間も
居るので、そういう意味でも衝撃は凄かったと思うんですが、よりによって助けを求めたのが神父。
サシャも神父が何をしたかは知ってるでしょうし、リック達とはそれ程親しくないにしても、少なくとも
マギーとはアーロンと遭遇する直前に色々話をしたので、他のメンバーよりかはマギーに相談するのが
心情的にも声をかけやすいでしょうに、それでも助けを求めたのがよりによって神父。
いくらアメリカのキリスト教徒とはいえ、仲間や気を許せるはずのメンバーではなく神頼みで神父。
誰に声をかけるのも、神を頼るのも自由ですけど、これだけS5の後半でウダウダと、本人には申し訳ないと
思いつつも見ていてイライラさせられる描写と展開をしつこく繰り返しておいて最後が神父とか…。
挙句に「死にたい」と言い、神父は「何故死ななかった?ここへ来る前に」と返答。
正直聖職者が言うようなセリフではないですが、恐ろしく正論というか、言葉は悪いですが確かにこれは
神父の言う通りで、死にたいのであれば神に救いを求めるのはおかしいので、何をどうしたいんだと。
結局は偶然マギーが通りかかったおかげで、またしてもマギーに助けてもらえましたけど、心底ガッカリ。

▼グレンは本当に大丈夫なのかどうか
銃撃されたうえに、その部分を押されて更にダメージを受け、そんな状態で地面に転がり複数のウォーカー、
流石にこれはもうダメかと思われたものの切り抜けた展開は映像として描かれずニコラスを殴打。
シーズンをまたいで「実はあの時グレンは噛まれていました」というような事はやらないと思うんですが、
実際にこの展開は、グレンは本当に大丈夫だったのか、が少し心配です。
ボブで似たような事をやってるので、よりによって同じS5の中で二度も同じ展開をするような事は
無いと思いますが、なんとなく少し嫌な予感がするというか、本当に大丈夫だったのかなーと。
町の門が開いていて地面には血の跡が、という描写の時は冗談抜きでウォーカーになったグレンが町に侵入、
発見したリックが絶叫しながらトドメを刺して精神崩壊、とかいう王道展開があるかも、と覚悟したレベル。

▼ディアナにはもう誰も従わない気が
気持ちは分からないでもないですし、誰しも同じ立場になればほぼ確実に同じ決断を下すでしょうけど、
前回あれだけリックに「町の中での殺人は許さない、ここは文明の町」と豪語しておいて、今回旦那の
レジがピートに…どちらかというと極めて事故死に近い故意の殺人でしたけど、旦那が殺されると、
別に誰が尋ねたわけでもないのにディアナは即座にリックへピートの殺害を指示。
当然町の人はディアナの考えを予め知っているでしょうし、だからこそ何度か劇中でも語られている以前
追放したという三名を、殺すのではなく追放という選択を選んだ、という事も知っているでしょうに、
結局口ではどうのと言いながらも旦那が殺されたら激情に駆られて殺人を選択、しかも他人にやらせると。
旦那のレジ自体は非常に温厚で良い人だったので、今回犠牲になってしまったのは何とも残念ですが、
ディアナは結局レジのようにマギーの立場に立って考えるという余裕もなく、実際に自分の大切な人が
殺されると殺人を選んでしまったりと、町の人からの支持はもう得られないというか、流石にリックを
今すぐ選ぶ、というのは心情的に難しいでしょうけど、ディアナにはもう、今までの奮闘等を考えて
意見を尊重する事はあっても従う事はしなくなるんじゃないかな、という気が。

▼アーロンのゲイ設定は意味があったのかどうか
原作でそうだから、とかはこの際置いておくとして、車のナンバープレートが好きで集めている、という
設定は今回も回収していたので意味のある設定でしたけど、結局ゲイの設定は一度しか使われておらず、
当然ですが外の人間を勧誘する際に女性を軽視して男性をやたら熱心に追いかける、とかそんなお笑いの
展開があるわけでもなかったので、果たしてアーロンのゲイ設定に意味はあったのかなーと。
S6で何かしら意味があるのかもしれませんけど、原作でゲイだったとかは抜きに、別に普通のノーマルの
キャラとして登場させても問題無かったと思うので、特にゲイである設定が活かされていない、
というのが少し残念だったかなと思いました、アーロン自体は性格的にも非常に良いキャラだけに。

▼S5 全16話を見終えての感想
正直S5は面白かったです、個人的な印象で言えば全シーズンを通してS5が一番面白かったー。
正直に言えばS5前半の病院関連の展開は全て微妙に思えましたし、病院関連の4話は、はっきり言うと
全て必要なかったような気がしますが、それでもS5は面白かったです。
前述の病院関連の、特にダリルとキャロルだけで描かれたエピなんかはS4の後半同様、正直に言うと
引き伸ばしを感じさせられるような水増しのエピソードに感じてしまいましたけど、S3の後半、
S4のほぼ全編、この辺りはとにかく引き伸ばして引き伸ばして、という展開が目立ったのに対して、
S5はきちんと物語が進んでましたし、特に後半開始以降は毎回何かと緊張感のある展開が描かれて、
特にリックのいつキレるかマジで分からない雰囲気の良さもあって非常に毎回面白かったです。

S4と違い、S5は一区切りついたところで終わったのでそういう意味でも良かったですし、モーガンと
再会したリックがどうなるのか、というのがS6の楽しみでしょうか。
よりによって人間を射殺する場面で再会するという、これはもう印象最悪の再会となりましたけど、
リックにとってもモーガンにとってもお互い特別な存在だと思うので、この二人がS6でどういう
物語を描いてくれるのかが楽しみです、単純に他のメンバーとモーガンの絡みも楽しみ。
逆に心配なのは、恐らくS6で敵として本格的に出てくるであろうWのメンバー達でしょうか。
既にリック達が相当強くなっていて、モーガンまで達人のようなレベルに達しているので、
総督やギャレスと違い、何かしら今までとは違うモノを持ってこないと正直相手にならないような気が。

他に良かった事としては、リックとグレンの絡みが比較的S5は多かった、というのも良い感じでした。
個人的にもグレンは好きなキャラクターなんですけど、やっぱり初期から苦労を共にしていて、
特にS1に関してはダリルともまだ打ち解けておらず、キャロルもまだ弱々しいだけの存在だったので、
現状カールを除くとリックにとってはグレンが最も付き合いが長く、お互い信頼している相手だと
思うんですが、S4までは二人の絡みが全体的に減ってきてしまっていたので、今回S5で初期の頃のように
二人の絡みが多く見れたのは嬉しかったなーと、やっぱり二人が絡んでこそという感じがします。
物語的には一旦落ち着く事になると思うので、S6も前半はそんなに動きが無いような気がしますけど、
S5はホントに毎週楽しみにさせて頂けたので、S6も非常に期待しています、超期待。
スポンサーサイト
2015-03-31 : 海外ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
Pagetop

ヴァイキング ~海の覇者たち~ 第07話 「約束と裏切り」

今回は今後の布石というか、前回でハラルドソン前首長との争いも決着して完全にラグナル視点のみの物語に
移行出来るようになった事もあってか、ロロとフロキ以外のメンバーにも徐々にスポットが当たり始めて、
今までは背景レベルでしか描かれてなかったラゲルサ以外の女戦士の戦闘シーンなんかも描かれたりと、
徐々に今後メインとして活躍するであろう仲間キャラが描かれ始めているのが印象的でした。
と同様に、恐らく大丈夫だろうとは思いつつも、いつ裏切るか分からないロロが見ていて怖くもあったり。

▼誰の子か分からない
何度か描かれているように、どうやらこの時代のこの地方では夫婦が誰か別の男性を交えて夜の営みをする、
というのはどうやら普通の事だったようですが、今回はそのせいでややこしい事になってしまったという展開。
二人には子供が出来なかったのに、三日間滞在した男性と三人でそういう事をしていたら子供を授かった、
だからどう考えてもその男の子供なのではないかと、正直誰がそう考えてもそうだとしか思えない状況。
奥さんのほうも主人の子供です、とは主張せず三人で寝たので誰の子か分からないと言い、ラゲルサも
リーグと名乗った男性は、そのリーグという名前が光の神ヘイムダルの別名なので神が授けた子供と断言。
この場合ラゲルサは奥さんを庇ってそう言っただけ、というわけではなく本気でそう信じてるんでしょうけど、
この展開を見ていて何が驚いたって、男性は「そんなたかが物語が」という態度を取っていましたけど、
奥さんや傍聴人の人々も含めて、旦那の子供ではないとほぼ確定したのに誰も問題を感じなかった、
という点でしょうか、他の男の子供でも神なら問題無い、といった態度だったので、それでいいのかよと。
この辺りは神を信じてるとか、そういう兼ね合いもあるのでどうこう言えませんけど、色々凄いなと。

▼王の気苦労も分かる
ラグナル達に関して臣下は、神の使い、悪魔が遣わした、ただの野蛮人なので金で解決しよう、
という三者三様の意見を言ってきましたけど、王様の立場としては色々苦労するだろうなと思いました。
弟がどういう風に敗北したのか、はこの時点では当然知らなかったでしょうけど、頼りにしていてわざわざ
指揮を任せた弟は見張りも立てずに部下共々寝入っていて夜襲を食らうというあまりに間抜けな結末。
挙句に、ラグナル達は配下の部隊を簡単に全滅させて、前年も村を襲撃した挙句にやはり配下の部隊を全滅。
明らかに武力で遅れを取った相手に金で解決するというのは、臣下の立場からすれば「それで解決するなら」
という事で問題無いでしょうけど、王の立場からすれば、形としては完全に負けを意味するので、
プライドもそうですし、その行動を見て「あんな王には任せてられない」と考える者が出る可能性もあるので、
実際もうどうする事も出来ないので金で解決するしかないとは思いつつも、難しいところだろうなーと。
普段はドラマや映画を見ていてもそんな事は思わないのに、なんとなく今回は大変だろうなと妙に実感を。

▼どちらが野蛮人か
そもそもアセルスタン達の居た修道士の村をいきなり襲撃して虐殺しまくったラグナル達のほうが、これはもう
擁護する事の出来ない完全な野蛮人なので、そういう意味では先に仕掛けたラグナル達が今回裏切られた、
というのは因果応報で当然の結果ですけど、ただそうは言っても、やられたらやり返してもいいのかで言うと、
結局双方共にやってる事は同じというか、似たような例で言えば、だから戦争はなくならないとでもいうか。
ラグナルの場合はアセルスタンと出会った事がキッカケで色んな事に興味を持つようになったでしょうから、
今回も無意味に殺すわけではなくちゃんと人質として生かしておいた状態で交渉の席に付いて、裏切られた、
と確定するまでは約束を守ってたものの、結局は一年前に自分達が仕掛けた事が原因で約束を反故にされた、
そういう側面も結果的にはあったと思うので、まぁ難しいというか、極端に言えば結局みんな野蛮人。
2015-03-30 : 海外ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
Pagetop

ウォーキング・デッド S5 第15話 「探り合い」

今回は全体的に「この流れにしたかっただけだろう」というきらいのある、シチュエーションありきの
脚本が目立った気がして少し残念でしたけど、完全に総督化しつつある暴走リックが見れたり、久しぶりに
ミショーンのカッコイイ見せ場が描かれたりと、前回同様三者三様に活躍や出番があって良かったです。
この辺りの展開は原作既読済みなので、リックが暴走しているのかどうかは一応知っているんですが、
ドラマ版だとどうなのかは別にして、リック役のアンドリューが演技力ありすぎて壊れたようにしか見えない。
次回でS5はラストですけど、この流れなら、ウォーカーの襲撃か額にWと刻んだであろう謎の人物か集団か、
町が何かしらの危機に陥る展開でしょうけど、67分の尺があるので一応は区切り良く終わりそうなので楽しみ。

▼もはやグレンが聖人すぎる
元々初登場の時点で助ける理由が何も無いのにリックを救い出したり、色々経験してしまって、それでもまだ
襲われそうになっていたアーロンを結局助けたりするぐらいなので、イイ意味で普通に人助けをするような、
ホント普通の性格でしたし、ハーシェルとの出会いも大きかったとは思うんですが、どう考えてもニコラスが
原因でノアが死ぬ事になったのに、それでもまだニコラスを「見捨てる事は出来なかった」と言った挙句に、
町の住人をリックは「彼ら」というのに対してグレンは「もう仲間だ」と発言。
こういう世界なので当然運命共同体ですし、受け入れてもらった側としては先住者がクソみたいな連中でも
共に暮らす以上は仲間ですけど、描写から察するに今回グレンがリックに話していたのはノア死亡の夜。
数時間前にニコラスの行動を見たのに、それでもまだ仲間と言ったうえに見捨てる事が出来なかったとか、
ハーシェルの志を受け継いでいる側面もあるんでしょうけど、いくらなんでももう聖人すぎるだろうと。
ただ、大丈夫だとは思いつつも、明らかにこの性格が災いしていつかヤバイ事になりそうな予感がなんとも。

▼ディアナは矛盾に気付いてないのかどうか
人を殺すのは許可しない、というのは分かりますし立派な話で、リックが言うように世界が変わったとはいえ、
それでもその考えを持ち続けるのは、いくら平和な生活を送っていたから持てる考えだとはいえ偉いですが、
リックの提案したようにピートを殺すのは許可しない、でも度が過ぎると追放すると。
つまり、それは以前リックに話したように、結局外に追放するという事は殺すのと同じ事なので、結局は
自分の手を汚すかどうかというだけなのに、それでも殺人だけは認めないと、私の言うルールは守れと。
結局は「追放する」と言いつつも現状ピートを追放せず、どこまで気付いていたかは分かりませんが、
エイデンのせいで調達仲間がどうやら二人過去に死んだようなのにエイデンとニコラスも追放せず現状維持。
そのせいでノアも結果的に死ぬ事になったわけなので、結局自分の中での優先順位で選んでるだけ。
勿論、そんな事を言い出せばリックも自分の価値観と優先順位で決めて、今回もピートを結局殺すべき、
と提案したわけですけど、ディアナの場合はリックの言うように、過酷な現実を経験せずここまできて、
それで外科医なのでピートが必要だと言っていたり、周囲を納得させられる根拠が無いんですよね。
性格的に、そういう自分の言い分に気付いている節が無い辺りが、悪い意味でいかにも政治家らしいですけど。

▼ただ意外と冷静な面もある
良くも悪くも先を見据えて行動しなければいけない議員だからこそかもしれませんが、エイデンが死んで、
ニコラスから事情を聞いている際に、ニコラスは全て嘘を語っていたものの、描写から察するに全くと
言っていい程信用してなかったようですし、きちんとグレンからも話を聞く考えを持っていて、
と同時にニコラスの話した嘘に関して「なら何故そんなグレンと一緒に帰ってきたのか?」と逆に質問も。
町での殺人を容認しない云々は精神的な考えなので別として、本人が最初に語っていた人を見る目がどうの、
に関しては、言うだけの事はあって一応きちんと冷静に物事を見る事は出来ているなーと。
この場合、勿論ニコラスがどういう人間なのか、という事も恐らくある程度知っているからこそ嘘なのでは、
という予感もあるんでしょうけど、物語的には、ニコラスがエイデンを見捨てて先に逃げた、と判明して、
それでディアナがニコラスをどうするのかが見てみたいところ、殺さず追放するだけにとどめれるかどうか。

▼サシャはもう放っておいたほうがいい気が
丁度ジェシーがリックに「何故私達の事に首を突っ込むのか?」という問いかけをしている対比としても
描かれていましたけど、心配して来てくれたミショーンとロジータに「帰ってよ」と突き放し、危うく死ぬ、
そこまでの状況に追い込まれていたところをミショーンに助けられたのに感謝すらせず。
サシャの立場に立ってみれば、こんな世界で出会って親しくなったノアが死ぬ事になり、タイリースも
時間を置かずに死亡、精神的に不安定になるのは当然の事ですし、周囲に気を配っている余裕も勿論無く、
そういう前提は分かってはいるんですけど、ミショーンに対してあの町に行って弱くなったという旨の
発言をしておきながら、結局自分もその町から銃弾を貰い、定期的に戻って休んだりしているんでしょうに、
人のことが言えるのか、というのと、ミショーン達からすれば仲間なので心配だし死んでほしくないのも
分かるのは分かるんですが、もうこういう時は現実問題どうしようもないので、もう放っておいたほうが。
視聴者視点で考えても、正直そこまでキャラの立っていないサシャに思い入れもないので時間を割かずとも。

▼そこまでして歌を流す必要が果たしてあるのか
亡くなったエイデンを悼んで、エイデンが調達に行く際に流していた曲の入っていたCDを聞くディアナ達家族。
まだディアナがどういうキャラクターなのか詳しくは描かれていないので、もしかすると、今までに描かれた
雰囲気とは裏腹に、こういう時は息子の好きだった曲を流して思いを馳せる、という性格なのかもしれませんが、
失礼を承知で言わせてもらえれば、S3終盤以降、このドラマは極端に歌を流して…確かに今現在の状況と
リンクさせた歌詞の歌を流しているケースは多いですが、S3やS4は引き伸ばしと思われても仕方ないような
使い方をしていたり、今回なんかも、これはそもそもエイデンが好きだった曲なので場面にリンクしていない
歌詞なのが当然とはいえ、別に展開と連動した歌詞でもなく、挙句にCDをセットして以降はキャロルだったり
サシャだったり、ディアナやエイデンとは関係の無いキャラの映像が映されていたわけなので、歌が流れる、
という事でイコールどうしても「また歌かよ」という気持ちになってしまいがちなんですが、それでも
今回なんかは歌を流す必要があったのか?と思わずにはいられませんでした。
場面と連動した歌詞、に関しても「役者が頑張って演技してるのに歌を使わないと表現出来ないのか?」
というよく言われるツッコミが出てきてしまいますし、ダラボン降板で一番響いてるのがこの辺りの気が。
コメンタリーなんかを聞いてるとむしろ歌を流したがってるようなので、単純に好きだから流してるんだとは
思うんですが、展開的にはOPクレジットへ入る直前にディアナがCDをセットし前奏が流れると同時にOP、
という構成で良かったのではないかと、もう歌を流したいが為にやっているとしか本当に思えないというか。
制作側が好きでやってるなら、それは視聴者にはどうする事も出来ないですけど、日本だけでなく、
アメリカのファンが、S3以降極端に歌を流しすぎの状況なのに関してどう思ってるのかが気になるところです。
2015-03-24 : 海外ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
Pagetop

ヴァイキング ~海の覇者たち~ 第06話 「選ばれし者」

遂にハラルドソンとの決着が描かれる事になった今回ですが、話数的にも丁度S1のラストで決着首長交代、
という構成かと思いきや、まだ3話残しての交代という展開の早さにまず驚かされました、むしろ扱いが中ボス。
しかし首長との一騎打ち終了後、もはやついでのレベルで殺された首長の娘の結婚相手の男が可哀想でした。
確かに性格的にも粗野で横暴な感じは出てましたけど、正直この男自体は別に何も悪い事はしていないのに。

▼フロキの役割は結構危なかった気が
ラグナルの頼みで首長への決闘を言付かり実際に首長の前でラグナルの申し出を伝えるという今回の役回り、
この手の使者は基本的に殺してはならない、という決まりはありますけど、結構危なかったんじゃないかなーと。
大勢の見ている前だったので安心感はあっても、既に首長はラグナルを殺す為だけに、ラグナルの家の周囲に
住んでいた無関係の人間まで虐殺しているので、激昂に駆られた首長がフロキを斬り捨てる、という可能性も
十分にありましたし、首長自身が言ったように、罪人の決闘を受けたら一介の人間として扱う事になるので、
となるとその罪人の友人を正式な使者として扱うのも良しとはしない、で罪人を匿った罰で処刑もある気が。
優秀な船大工なので殺すとリスクが高いでしょうけど、鍛冶職人は殺しているだけに余計読めないというか。

▼首長は何故決闘を受けたのか
一度は非常に納得のさせられる説明で決闘を断るも、予言師の言葉を思い出してやはり決闘を受ける事に。
まさか予言師の言葉が「決闘に勝つのはラグナルではなく首長」と受け取ったわけではないでしょうし、
ラグナルは負傷しているとはいえ、首長自身も認めていたようにラグナルは若くて力がある、首長は残念ながら
既に年老いてしまって、略奪も部下に任せているのでそういう命のやりとりも恐らく遠のいているはず。
確率の問題から言えば、いかにラグナルが負傷していても一対一の決闘だと首長にとって不利なはずなのに
決闘を承諾したわけなので、意外と死にたかったのかなという気が、負けたいではなく死にたい。
今回も新たな首長となったラグナルに戦で死にたいから略奪へ連れて行ってほしい、と頼む老兵が居たり、
神々への信頼と信仰が非常に熱いので、首長も死んだ息子との再会も含めて死にたかったのかなーと。
まぁ決闘直前に、オーディンへの信頼が消えているような発言があったので、結局のところは謎ですけど。

▼残された家族は確かに大変
シギーも語っていたように、元首長の家族となると、特にハラルドソンなんかは明らかに恨みを買いそうな言動が
あまりにも多かったので、家族は無関係でも、その残された家族が今回だと新たに首長を務める事になった
ラグナルを恨む、という可能性も勿論あるわけなので、結局元首長の家族は「念の為」とか「一応」とかの、
後顧の憂いを断つ為に殺されかねないので、色々大変だろうなーと。
今回の場合だと、描写はされてなかったもののロロとしては一応首長に拷問される前に、真意は読めずとも
シギーに逃げるよう忠告されてたので、その恩もあって一応助けたという感じでしょうか。
ロロからすれば優先順位で一番はラゲルサだと思うので、シギーが気に入ったから助けた、ではないでしょうし。
2015-03-23 : 海外ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
Pagetop

トゥームレイダー ディフィニティブエディション



トゥームレイダー ディフィニティブエディション 【CEROレーティング「Z」】

メーカー:スクウェア・エニックス
機種:PlayStation 4
参考価格:¥4,937
価格:¥4,900 (2015.03.18時点)
発売日:2014.02.22


約18時間でクリア、達成率89%、トゥームレイダーは今回がシリーズで初プレイ、映画版も未見。
トロフィーコンプの予定だったんですがオンラインのマルチが必須だった為断念、オフ専だと74%、約30時間。
結論から言えばめちゃくちゃ面白かったです、正直まさかここまで面白いとは全く想像もしていませんでした。
PS3版や360版をプレイしていなくてPS4を持っている、アクションADVが好き、という条件でまだこのゲームを
プレイしていない人が居るなら今すぐにでもやるべき、と断言出来るぐらい面白かったです。
特に洋ゲーというだけで敬遠している人にこそやってもらいたいゲームだなと思いました、とにかく丁寧。
ただ逆に言うと、初洋ゲーがこのゲームだと他のゲームに求めるシステムや収集物なんかのやりこみというか、
コレクター要素もそれなりの物を求めるようになる気がするので、そういう意味ではアレかもしれませんが。

▼良い点
・髪の質感が凄い、やけにさらさらしてて触感まで感じられるのではないかというレベル。
・地面の水をはねたり、接近戦で敵を撃破した際など、水や血しぶきが画面にはねる演出がイイ。
・インスティンクトが非常に便利、次に進むべき場所やサルベージ品等の場所を示してくれるのは助かる。
・動物や人間も識別して色を変更してくれるので、単純にゲーム攻略に際しても非常に役立つ。
・ファストトラベルのおかげで、取り逃した収集物を回収しに行くのが楽。
・謎解きの難度自体はそう難しくないものの、詰まっているとララがヒントを出してくれる。
・レリックやドキュメント等を発見した際に、その物に対してララの感想コメントがある。
・同様に、日記やメモを発見した際は本人の音声有りで読み上げがある。
・日本の文化等が正しいかどうかは別にして、洋ゲーで鎌倉時代とか古墳とかの単語が出てくると無駄に新鮮。
・Z指定だけあってララの死亡映像が結構エグイ、特に女性キャラにここまでするか、という感じが余計に。
・死亡時の流れや展開が凝っている事もあるので、敢えてQTEに失敗して死ぬシーンも確認したくなる。

▼悪い点
・ゲーム開始~タイトル画面の明滅が、演出と分かっていてもバグかと思い焦る。
・当たり前ではあるものの、松明に火を灯していても両手を使う弓矢を構えると火が消えるので面倒。
・エクストラのコミックブックが一切翻訳されていない。

▼トロフィー
初回プレイで取得したトロフィーは40%で21/50、トロフィーは気にせずプレイ、取得したものは以下の通り。
「本の虫」「歴史家」「レリックハンター」「考古学者」「キャッシュハンター」「サルベージコレクター」
「回収屋」「専門家」「フルアップグレード」「大物ハンター」「シャープシューター」「捕食者」
「ダイナマイトファンブル」「オポチュニスト」「フィニッシュムーブフリーク」「新米探検家」「伝説の探検家」
「チャンレンジャー」「サバイバー誕生」「ダイナマイト!」

良くも悪くも非常に洋ゲーらしいトロフィーだな、という感じがしました。
各種武器での特定数の敵撃破があったり、ダイナマイトだったりロープだったりの特殊な敵撃破、マルチが
搭載されているのでオンライン必須のトロフィーもあったりと、全体的にこれぞ洋ゲーアクション、という感じ。
難易度別クリアのトロフィーが無かったのは正直意外な感じもしましたけど、バランス的にはそこまで難しい、
というわけでもないので、ハードでのクリアが凄いわけではないからまぁいいか、という感じなんでしょうか。
個人的な事で言うと、オンライン関連のトロフィーは購入時期次第で取得不可能な状況にもなるので、
マルチがあったとしてもオンライン関連のトロフィーだけは正直やめてほしいかなーと。
フレンドとやればいいじゃないか、という意見もあると思いますけど、オフラインでの高難易度以上に
オンラインでのトロフィーは取得の難度が激増するケースもあると思うので、個人的にはあんまり、な感じ。

▼インスティンクトは非常に良い機能
L1ボタンを押す事で周囲のサルベージ品や動物、人間などが色違いで表示されてどこに存在しているか、
を調べれるというこの機能ですが、これが想像以上に良い機能だなと思いました。
最終的にはレリック等まで全て識別出来るようになるので、ある意味ではこの広大なフィールドから自分で
色々探す楽しみこそ失われてしまうものの、逆に言えば別にインスティンクトを使わずに自力発見に終始しても
勿論いいですし、全ての収集物をインスティンクトのおかげで回収出来るという事は、昨今良くも悪くも
話題に上がってしまう攻略wikiを確認せずとも、インスティンクトを使った結果とはいえプレイヤーは便利な
ネットの力を使わずに、ゲーム中の機能を用いて自分の力だけで全ての収集物を発見して、やりこみ面での
満足度も感じる事が出来るようになるので、そういう意味でもこの機能は非常に良い機能だなと思いました。
言い換えてしまえばゲーム中で使える攻略wikiのようなものですけど、隅から隅まで楽しめる機能というか。
それに実際問題として、昔のように2Dで構成されたアクションゲームなら自力での発見も当然可能ですが、
これだけリアルな映像で作られた3Dアクションの場合、ただでさえ広大なフィールドから全ての収集物を自力で
発見して集めきる、というのも現実問題非常に困難なので、ゲーム側でそれを補助する機能を用意している、
というのは色んな意味で良い事なのではないかなーと、前述のように嫌なら使わなければいいわけですし。

▼収集物に対するララの一言コメントが良い感じ
長くても3行程度のコメントではあるものの、日記も含めた全ての収集物にララが一言コメントを備えるという、
このシステムというか、こういった仕様にしたのは非常に偉大だなと思いました。
なんというか、はっきり言ってしまえば別に本編には全然関係無いですけど、この手のアドベンチャー系だと、
似たようなゲームで言えばアンチャーテッドなんかでも隠された財宝等が大量に用意されているものの、別に
発見してもネイトは何もコメントしてくれませんが、このゲームだとその物に対してララが「これは~」
といった具合に音声有りでのコメント、何がどうとは説明出来ないんですが、このコメントが嬉しかったです。
当然ゲーム内のキャラクターも発見した物に対して何かしらの感想を抱くわけですけど、今までのゲームだと
その手の感想は表現されなかったのに対して、ララはちゃんと感想を述べてくれるので嬉しいよなーと。
このゲームの開始時点だとララは別にトレジャーハンターというわけではないですが、ゲーム開始時点での
目的は邪馬台国を探す事で、その邪馬台国に関連する日本の何かを発見出来れば当然ララとしても
純粋に嬉しい発見でしょうから、その発見した物に対して何かしら感想を抱くのはシナリオの流れ的にも妥当。
前述のように、正しい文化描写かどうかは別にして、ララは劇中で発見した日本や中国の物に対しても
当時どういう目的で使われていて、といった紹介もしてくれるので、その辺りの知識欲も刺激されるというか。



▼洋ゲーのうえにZ指定なだけあり展開がシビア
劇中でララがレイエスに言われていたように、嫌な言い方をしてしまうと今回の件はララの希望で決まった、
その結果こういう島に流れ着いてしまい仲間を失う事に、という物語展開になってしまったわけですけど、
そのララの仲間が容赦なく死んでいくのが、これが結構驚かされたというか、ある意味既にZ指定レベル。
心情的にも、当然ですけど明らかに嫌なキャラ設定になっているキャラ以外は嫌な思いをしてほしくない、
という感情が誰しも働くと思うんですが、前述のようにララの希望で航路を変更した結果が今回の出来事、
レイエスのように口にするしないは別にして「ララのせいで」という気持ちを持つキャラは居るでしょうし、
ララ自身もレイエスがどうのではなく「私のせいで…」と後悔している負い目もやはり描かれていて。
そんな中、ならず者の手にかかる事になろうと、仲間の誰かが傷つくと、それはイコールでララの判断ミスで
そういう結果を招いてしまった、とララ自身はどうしても取ってしまうのに、それでも仲間が死んでいくという。
最終的にサムは死なずに助ける事が出来たのでララとしても一安心だったでしょうけど、ララを取り巻く環境や
ララに対する厳しい展開が非常に多くて、単純に凄い展開だなと思わされました。

▼ある意味では映画を遥かに上回る
この場合の「映画」はアンジェリーナ・ジョリーが主演したトゥームレイダーの映画ではなく、この手の、
インディ・ジョーンズに代表されるようなアクションアドベンチャー系の映画、という意味での映画なんですが、
例えば今回ララが体験しているような激流に流されるとか、パラシュートが開いたものの雑木林に突っ込むとか、
実写だと現実的に不可能な部分があるので、この手の手に汗握るハラハラドキドキ系のスペクタクル描写は、
もう映画よりもゲームのほうが遥かに上回ってるよな、と思いました。
勿論、ゲームのほうが映像を作って、リアルに見えるようにして、とか色々手間なので金はかかりますし、
映画もゲームも「どういうシチュエーションでどういう感じにするか?」というアイデアや構成が最も大事で、
実写のほうがリアルさという意味での迫力は勿論ありますけど、単純な「どっちが凄い映像を作れるか?」
だけで考えると、もう映画のほうが遥かに凄いだろうなーと、カメラアングルまで含めると自由自在ですし。

▼ファストトラベルが非常に便利
トロフィーに関しては会話関連があるので結局二周目が必須になるものの、トロフィーがどうとかではなく、
ドキュメントやレリックを初めとした各種収集物を全て揃えたい、と思えたゲームなので、クリア後もキャンプで
ファストトラベルを行えば過去に行った場所へも自由に飛べるので、収集物は自由に回収出来る、という
この設計がとにかく良い配慮だなと思いました、しかも時間の概念のおかげで映像的な変化も楽しめるという。
特にこのゲームのように映像の凄さも体感出来るゲームだと、PS4は自由にスクリーンショットが撮れるので、
単純に自分の好きな場所で画像を撮りたい、というだけの為にもファストトラベルは役立つのでこれがまた。

▼弓矢というのが非常に良い
まず何よりも弓矢というのが非常に良かったです、この手のゲームだと銃になるところを武器がまず弓矢。
しかも銃撃音がしないので敵に気付かれずに使える、という事で見栄えというある意味一番重要な
要素以外にも、銃を入手後も普通にメインの武装として重宝するうえに、このゲームだと、ララの力強い性格や
決意を秘めた表情に非常に映えるんですよね、銃よりも弓矢を構えているほうがサマになっているというか。
ゲーム画面自体の映像的にも、常にちゃんと弓を背負っていて、ピッケルは腰にさしていて、という感じで
「ララは常に携帯している」というのが映像でも表現されているので、この辺りも良かったなーと。
同様に、もっとボロボロになるだろう、というツッコミはひとまず置いておくとして、ゲームが進むに従って
ララの服装もどんどん破れている箇所が増えたり、ボロボロになっていくのも良かったです、それがまた合う。

▼なんとなくホラーゲームの零を彷彿とさせる
内容は全然違いますし「どこが?」と言われたら上手く説明は出来ないんですが、プレイしていて個人的には
PS2やWiiで発売された和製ホラーの零を彷彿とさせられました、恐らく影響を受けたのではないかな、と。
収集物で物語や設定のバックボーンだったりが分かるところも、この手のゲームではよくある手法なものの、
その見せ方だったり情報の出し方も零っぽくて、ゲーム自体の流れや雰囲気も零に近い感じがしたというか。
オカルト的な内容だからそう感じたというわけではなくて、別個に項目を設けて感想を書いておきながら
コレという説明も出来なくて恐縮なんですが、ホント全体的に「零っぽいな」と感じる事が多々ありました。



▼戦闘が多すぎる気もする
こればかりはどうしてもゲームである以上仕方ない事だとは思いますし、かといって敵が出なければ終始綺麗な
グラフィックで作られた世界を延々探索するだけのゲームになってしまうのも事実ですけど、全体的に敵との
戦闘シーンがちょっと多すぎたんじゃないかな、という気はしました、回数と数が多かった印象。
似たようなゲームとして挙げられるアンチャーテッドよりはマシでしたけど、基本的に全滅させると特定の
ポイントが開いて次のエリアへ行けるようになる、という仕様が多かった事もあり、ステルスで気付かれず突破、
似たようなシステムになってしまいますけどラスト・オブ・アスのように石だったりには事欠かない環境なので
それらを投げて音を立て、陽動している間に突破、といった具合に切り抜ける方法が用意されていればまだ
印象も違ったと思うんですが、基本的に敵と遭遇、弓矢で気付かれずに殺すか、発見後撃ち合いになるか、
というケースがあまりにも多すぎたので、この辺りがちょっと微妙だったかなという印象。
戦闘自体もそれ程難易度が高いわけではなく、トロフィーも難易度別が用意されていないので集中力も欠けて。

▼ララ・クロフトが魅力的すぎる
これだけ長い歴史を持つシリーズの主人公なので何を今更という感じですが、ひたすら魅力的なキャラでした。
個人的には今回がシリーズ初プレイなので他作品のララと比較出来ませんし、今回は最初の冒険という事で、
むしろこれから従来のララが形作られる事になると思うので、どちらかというと今回のララは今までのシリーズと
多少趣の違うキャラクターとして描かれていると思うんですが、とにかく魅力的なキャラでした。
ある意味当然なものの、最初は飢えを満たす為に鹿を殺す事にさえ躊躇い「ごめんね…」と口にして、
命の危険があったからとはいえ人を初めて殺した際の動揺、こういった辺りも丁寧に描かれていて、ララの
心情も上手く描写されていたので非常に良い感じでした、その後躊躇なく殲滅させるのはちょっとアレですが。
他にも、親友であるサムを助ける為に中盤なんかは文字通り狂気とも言えるレベルで敵を蹴散らしながら
敵陣へ突撃していったり、仲間も言っていたようにあまりに強すぎるその行動力と力強い眼差し。
かと思えばアレックスと死ぬ直前に交わしたやりとりや、アレックスの死を決定づける爆音を聞いた際の
絶叫なんかは女性らしいかわいらしさも表現されていたりと、とにかくララのキャラクターが魅力的でした。
更に、ゲームの映像的にも洗練されて、パっと見の映像も非常にリアルに作られているだけに余計印象が良く。

受け取り方は人それぞれですし、プレイヤーが男性か女性かでまた印象も変わると思うんですが、ララの場合、
まず女性という事で少なからず好印象を持たれるところから始まるとは思いますけど、それに加えて明らかに
凄惨な体験をするので更にプレイヤーが応援したくなるうえに、ララがドラゴントライアングルを、
と言い出したのでこうなってしまったという事実もあるので「なんとか仲間に犠牲が出ませんように」と、
これまたプレイヤーが願う事になるという、狙った作りなわけではないですけど、とにかくララに対して
プレイヤーが感情移入しやすく、尚且つ守ってあげたいだとか不幸な出来事が起きてほしくないと、
ララを慮った感情でプレイ出来る環境が整っているので、余計ララに対する思い入れが強くなるんだろうなと。
あと、少し下品に聞こえてしまうかもしれませんが、それなりに大きい胸、という女性らしいフォルムと、
縛った髪が揺れている、というのも、無意識に良いと感じる要因の一つだったのではないかなと思いました。
別に差別しているわけではないですが、胸が無かったり大きすぎると違和感がありますが、今回のララぐらいの
胸の大きさだと良い意味でいかにも女性らしいフォルムを維持出来ていますし、髪型に関しても行動的なら
ショートのほうがいいでしょうけど縛った髪が後ろで揺れている事で、これまた女性らしい印象を受けると。
個人的にも上記のような事はプレイ中特に感じなかったんですが、よくよく考えるとこういった外見的な
特徴も、少なからずララの良さを引き出していたのではないかな、と思いました。

▼クリア後の感想まとめ
とにかく面白かったです、前述のように有名なトゥームレイダーのシリーズですけど、今までプレイした事は
一度も無く映画も未見、今回はあまりにも綺麗な映像と評価が非常に高かったので期待して購入したところ、
まさかここまで楽しめるとは想像もしていませんでした、とにかく演出が非常に優れていた作品。
特に冒頭の洞窟での展開なんかは文字通りララと一体になってハラハラドキドキしながらプレイしましたし、
今までゲームをしていてここまでのめり込んだ事があったか?というぐらい手に汗握りました。
とにかく盛り上げるのがこれ以上ないぐらい上手かったという印象でした、ひたすら盛り上げる演出が秀逸。
中盤でサムを救出する際に焼け落ちる城から脱出する展開なんて、当然サムの救出なのでゲーム的にも
そろそろ終わりだろうな、と思ってプレイしていると案の定尋常ではない盛り上がりで、とにかく燃え盛る
城からの脱出を第一にララと一体になってプレイしていたら、実は終わりではなくまだ中盤ちょい過ぎ。
ここまで盛り上げておいてまだ続きがあるのか!?と良い意味で驚かされました。

ゲーム的な側面で言えば、例えばオニなんかは初期案に収録されていたいかにもゲーム的なverでも正直
良かったかなーという気はしました、敵と戦うのがメインのアクションではないのでアレですけども。
中盤~終盤にかけての卑弥呼を初めとしたオカルト要素満載の展開は流石に賛否両論だと思いますし、
何故か島から出れない、というのも結局オカルトかよ、と言われたら返す言葉もないんですが、個人的には、
シナリオは別に面白い面白くないではなく、特にどうという感想はなく良い意味で「まぁこんなもんかな」
という感じでした、ホント良くも悪くも感じず、良い意味で最低限のシナリオは用意されていたという感じ。
日本の時代考証や設定に問題はありますけど、これに関しては特に気になりませんでした。
このゲームが面白かったから擁護するというわけではなくて、他国を舞台にしたゲームや映画は日本も
アメリカも色々作っていますけど、現地の人からすれば果たしてソレが本当に正しい描写なのかどうか、
はその土地や国に住んでいる人にしか分からない事なので、トンデモ描写はあまり気になりませんでした。

とにかくもぅむちゃくちゃ面白かったです、シリーズの歴史で言えばアンチャーテッドよりこちらのほうが
歴史は長いですし古いんですが、やはり内容を誰かに紹介する際は、今回のトゥームレイダー、それこそ
アンチャーテッドのようなゲーム、という後発のゲームに遅れを取る形で紹介される事になると思うんですが、
個人的にはアンチャーテッドよりも今回のトゥームレイダーのほうが遥かに面白かったですし楽しめました。
勿論アンチャーテッドも非常に面白い作品ですし楽しませて頂いたんですが、もぅこのトゥームレイダーは
ひたすら面白かったです、ホント個人的には3Dで表現されたアクションゲームでは過去最高に面白かった。
よく「映像だけ進化しても意味が無い」と言われますし、実際このゲームもシナリオで勝負出来るか、
と言われると流石に疑問符を付けざるをえませんが、それでも映像の力というのは非常に大きなもので、
このゲームは映像の良さも確実に評価を底上げするのに一役買っているだろうなと思いました。
特にララの力強さやカッコ良さ、下品な表現に聞こえたら恐縮ですがとにかくたまらない女性的な魅力。
肌の表現や目の力強さ、髪の質感一つまで丁寧に描き込まれていて、こんなに魅力的な3Dモデルの
ゲームキャラが存在したか?と思えるぐらい魅力的なキャラでした、しつこいですけどとにかく凄かった。
既に次回作も制作中との事で、次は何があっても発売日に購入します、超面白かった。

2015-03-18 : PS4 : コメント : 0 : トラックバック : 0
Pagetop

ウォーキング・デッド S5 第14話 「見捨てない」

今回はこのドラマにしては珍しく各方面での出来事が全て展開するという、間延びとか引き伸ばしすぎとか、
そういう悪い意味でウォーキング・デッドらしい展開を無視した展開の早さと畳み掛けで非常に良かったです。
エイデンもノアも、過去最高と言えるぐらいウォーカーに食われるシーンをじっくり描いてゴア描写に
力を入れていたり、土木作業をしているエイブラハムがあまりにもハマりすぎていたり、何とも見所満載。
これぐらいのペースで毎回描いてくれれば言う事無しなぐらい今回は不満のないエピソードでした。
対比として、前回のエピソードでメインとして描かれた人物が今回は少なめで、前回描写の少なかったキャラが
今回のメインとして描かれていましたが、バランスとしてはこういう風に描いてほしいな、という感じでした。
今までのように別行動して、今回はこのチームの描写のみ、とかだと印象的にも展開がどうしても遅く感じて。

▼建築を教わろうとするノア
今回ノアが建築に関して勉強したい、という意思を見せていましたけど、これは色んな意味で良いなーと。
ウォーカーにせよ暴徒にせよ、壁が永遠にあるとは限らないので崩れた時の為に建築に関しての知識がある、
という人は居ればいるだけ助かりますし、ノアの場合自分の住んでいた街も壁があったのに、描写から察するに
人間の手によって破壊されていたようなので、この街と同じ条件の「高い壁があって安全な街」なはずの
故郷を破壊された人物が「建築を習いたい」と言うのが、理にかなっているというか説得力があるなと。
単純に役割的な面で考えても、他キャラと役割分担してキャラクターとしての個性を出す為に建築家という
今まで居なかったポジションに就こうという、メタ的な考えですけど脚本としてのアイデアも良い感じ。
と思っていたら、まさかの、そもそもこのエピでノアが死ぬという予想外の展開。

▼もはやリックが異常者に見えてしまう
ジェシーの作っていた木彫りか何かのフクロウが壊されていて、リックとしては当然この街での警官を
任されているので聞き込みをして犯人を探す、と言い、ジェシーに犯人を見つけた時はどうするのか?という
質問をされると「責任を取らせる」と笑顔で語っていましたが、普通なら謝罪させて、フクロウを壊れる前の
状態に戻すとか、そういう意味での責任なんでしょうけど、今のリックが「責任を取らせる」とか言うと、
視聴者視点で言えばボコボコにして瀕死の状態にするのでは、と思えてしまう心境になってるというか。
本編にそんな影響のないような部分でこんな事を感じるというのもアレですけど。

▼ディアナの心境やいかに
本人もマギーに語っていたように、実際街の人間より外で生き抜いてきたリック達のほうが強いのは当然で、
同時に今回建設作業の現場監督にエイブラハムが任されたように、エイブラハムなんかはそもそも軍人なので
指揮をする立場という点ではむしろリック以上にこの街の住人で最も適した人物。
とはいえ、ディアナからすれば街の重要なポジションを任せていた人物が続々とリック側に指揮権が渡り、
しかも自分のミスとはいえ息子のエイデンは死亡、街の住人も普通に有能なリック達を信頼し始めていると。
この街に果たして裏があるのかどうかは分かりませんけど、ディアナからすればこれは面白くないですよね。
勿論、かといって現状この街の住人で描かれている限りだと、アーロン以外は戦闘要員としても使えそうには
ないですし、頭脳面で有能な人物もそうプロの建築家であるディアナの旦那以外には居なさそうなので、
ディアナからすれば内心どう思っているかは別にして、どうする事も出来ないのが現状ですけど。

▼ユージーンは意外と仲間の命を救ってる
例えばリック達も映像として明確に描写されていないだけで、チームワークでウォーカーを撃退したり、
ウッドベリーへグレン達を救出に向かった時の対人戦だったり、当然意識せずとも仲間の命をお互い救う、
そういう行動はしているわけですけど、ユージーンの場合は目に見えて仲間の窮地を救う展開が多いよなと。
実は科学者というのが嘘だったり、はっきり言って戦闘能力という点では全く役に立っていないものの、
ユージーンの嘘のおかげで自殺しようとしていたエイブラハムは思いとどまって、エイブラハムのおかげで
窮地を助けてもらったというロジータも間接的に命を救われていて、S4後半の洞窟ではユージーンが黙って
洞窟の出口を目指したおかげであわや死ぬところだったグレンとタラが救われ、今回再びグレンも命を。
結果的にノアは死んでしまったものの、少なくともユージーンの行動のおかげでグレン以外にノアとニコラス、
この二人の命も救われていたわけなので、意外とユージーンは目に見える形で仲間の窮地を救う展開が多い。

▼一方のゲイブリエルがクソすぎる
非常にリアルですし、登場時からキャラクター性や考えが一切ブレていない、という点では評価出来るものの、
ディアナの元を訪れて何を言うかと思えば「リック達はヤバイ」とかいうまさかの告白。
ここまでクズなキャラもそう居ないのでは、と思えるぐらい一貫したクズっぷりを発揮してくれていますが、
冷静な視点で見れば、別にゲイブリエルの立場に立って考えてみると何も間違った事は言ってないんですよね。
視聴者は当然S1から見ているのでリック達がどういう経験をして、どういう風な事情で変わってしまったのか、
を知っているので擁護出来ますけど、ゲイブリエルにしてみれば初対面ではウォーカーから救ってもらえても、
何故か高圧的な態度で、キリスト教が絶対の国なのに神父である自分に対して明らかに上から目線での態度、
挙句に食料の元へ案内しろと命令、確かにギャレス達はボブの足を食っていたという証拠も見てしまったし
赤ちゃんであるジュディスまで狙っている発言をしていたものの、過剰にギャレス達への残虐な殺害方法。
ゲイブリエル自身も助けを求めに来た信徒を見捨てたり、勝手な行動をしてウォーカーに追いかけられたのに、
強いとはいえ女性のミショーン、子供のカール、赤ちゃんのジュディス、の3人しか居ない教会へ逃げ帰ったり、
勝手な行動をしているものの、それでもゲイブリエルの立場で見れば確かにリック達は恐怖の対象。
自分が信徒を見捨てた事をバラされたくないから先に追い出してもらおう、という意図もあるでしょうけど、
ゲイブリエルの言うように、状況次第ではリック達…というより「リック個人」は明らかに街の住民を、
仮に全員見捨てる事になっても確実に仲間だけは助けるでしょうから、ゲイブリエルの言っている事自体は
別に間違ってないよなーと、明らかにリックは壊れる一方ですし、実際怖いのは明らかに怖い。

▼ノアとはなんだったのか
勝手な受け取り方でアレですし、ある意味制作側としては視聴者へのミステイクを狙ったのかもしれませんが、
名前からしてこの世紀末の退廃した世界観で「ノア」なので、明らかにノアの方舟を連想させるネーミング。
にも関わらず、現状ノアが登場した事でもたらした結果と言えば、人質交換でベス死亡、そこへ至るまでの
過程でリック達の元から逃げようとした警官を一人リックが射殺、ノアの故郷へ向かった事でタイリース死亡、
死者を産んだだけで、今回の建築関連の出来事をリック達の誰かが受け継ぐ、という展開にならない限りは
完全にノアは他人を犠牲にしたうえに本人も死ぬという、完全な死神のような存在だったわけですが、
果たしてノアとは一体なんだったのか、ニコラスのせいで死んだとはいえグレンにまで精神的ダメージを。
番組と関係無いところで言えば、ノア役の俳優が別ドラマのメインキャラに決定、という記事が後半放送の
前に発表されていたので、正直死ぬのではないかなという気はしていましたが、まさかの他番組からネタバレ。
物語的には、今回のノアの死が原因でグレンも色々考えが変わるでしょうしユージーンやタラも。
なので、大きな流れとしてはノアは出番の少なさとは裏腹に非常に重要な役割を担うキャラでしょうか。
流れから言えば、ノアの意思を受け継ぐではないですけど、ノアが志そうとしていた建築関係の勉強を代わりに
知識だけは豊富なユージーンが建築家を志す事にする、といった感じでしょうか。
今回前半でタラがノアと仲良くしている描写があったものの、勝手なイメージですけどタラは違う気が。

▼キャロルの真意は
物的証拠や状況証拠は一切無いものの、自身も過去にDVを受けていた経緯から間違いなくピートはサムや
ジェシーに対して暴行を働いている、と結論づけて「リック、ピートの運命は決まった、彼を殺すのよ」
既にキャロルの性格ならわざわざリックに言わず自分で始末しそうな気もしますけど、何故リックに言ったのか。
ゲスな考えですが、リックがジェシーに対して少なからず好意を抱いているであろう事はなんとなくでも
分かっているでしょうし、そうでなくても保安官であるリックがピートのDVから家族を救えば、少なくとも
ジェシーとサムはリックに対して感謝するようになるからリックの株が上がるはず、という打算を踏まえた上での
リックへの進言でしょうか、虐待されていた経緯のあるキャロルからすればピートなんかは即射殺、
本来ならそうしたいでしょうに、今後の事を考えてリックの立場を更に強固にする為に敢えてリックに
ピートの処分を任せる事にしたというか…とも思ったんですが「殺すのよ」と言うぐらいなので、
マジで「DVしてるな、じゃあもう殺すか」というただそれだけの事なのかなとも、リックが迷えば自分が。
2015-03-17 : 海外ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
Pagetop

ヴァイキング ~海の覇者たち~ 第05話 「奇襲」

いきなり開始早々ラグナルが襲撃されてどうなるか、と思いきやソレ以降は次回へ向けての前哨戦というか、
各々の行動を描いただけで多少肩透かし感もありましたけど、意外と首長はラグナルの人間関係を上手く
把握しきれてないというか、フロキの家には一度も確認にこなかったようなので脇が甘すぎるというか。
前回ラグナルを捉えた際に、露骨に行動に移したのがフロキだったので、むしろフロキなんてロロの次に
マークされてもおかしくないぐらいあの時点で怪しまれてもおかしくないような気が。

▼自由民と奴隷の違い
冒頭でアセルスタンもラグナルに「自分はまだ奴隷なのか?」という旨の質問をしていましたけど、
実際問題最初は奴隷として捕まえていても、やっぱり付き合いが長くなってくるとその辺りがうやむやというか、
この場合だと自由民側も、奴隷側も多少どうでも良くなってくる部分の違いはありますよね。
例えば2話目でロロが奴隷だろうと思われる少女をレイプしてましたけど、ロロみたいな性格の場合だと
いつまで経っても奴隷は奴隷という扱いでしょうけど、主人公家族というのを抜きにしてもラグナルとラゲルサ、
この二人のように普通の性格だと、奴隷のはずのアセルスタンも二人に対して普通に接して、突如襲撃が
発生したからとはいえラゲルサも奴隷のアセルスタンを前に立たせて盾にするわけではなく、普通に武器を
持たせたうえに、危険を考えたからかむしろ自分が前に立ってアセルスタンは後方に立たせるという構図。
場合によってはこの機に乗じてアセルスタンがラゲルサを殺害、襲撃で死んだ事にして自分はどこかへ逃げる、
という事も可能なのに、そうはしなかったので、お互い付き合いが長くなると普通に信頼関係も出来上がって、
自由民側の性格次第では友達みたいな感じになるんだろうなーと。
最終的には、ラグナルからすればアセルスタンの仲間を、自分はやっていないとはいえラグナルの仲間が
大量虐殺してアセルスタンを奴隷として連行した、という事実があるので負い目は永遠に消えないでしょうけど。

▼意外と逃げれるのかも
てっきりフロキだったり誰かが助けに来るのかと思いきやラグナルは普通に自力で逃走するという展開。
普通ならご都合主義にも程があると思うところですけど、よくよく考えると意外と逃げれるのかなという気も。
時代的に当然銃はなく、かといって遠距離攻撃が可能な武器は今回ラグナルも射抜かれた弓矢のみ。
状況的に当然首長がラグナルを追い詰めていて、権力だったり敬意だったりの関係で誰もラグナルに剣や斧を
突き立てているわけではなく、ある意味ラグナルは自由な状況、極めつけに最も重要視されてる神々との関係。
その神へ最後の話をしたいという状況だったので、少なからず首長側もラグナルの気持ちを優先して行動を
見守っていたでしょうし、咄嗟にラグナルが暴れて逃げたものの弓なので普通は急に構えてもそう当てれない。
となると、簡単に逃げ延びたのはご都合主義でも、意外と銃が無いならこういう状況は逃げるのもそこまで
困難な事ではないのかなという気もしました、流石に首長側が油断しすぎではありますけど。

▼「男を見た目で判断するな」
「だけど醜い老人よ!」と罵られた際に首長が言い返した言葉ですけど、不覚にも笑ってしまいました。
好条件を理由に娘の縁組を勝手に決めておいて言うセリフではないですけど、言ってる事自体は正しいよなと。
現代でも年齢差がどうとかよく言われますけど、流石にこの場面においてはシギーも反論はしなかった、
というのがなんとも印象的でしたけど、シギーも娘も、前回首長がロロとの政略結婚を進めた際は二人共
特に不満を見せていなかったので、となるとやっぱり、恐らく「つい言ってしまっただけ」のレベルでも、
まだ年齢的に若い娘のほうは別として、シギーにしてみれば大切な娘を「年老いた男性」と結婚させるのは
反対で、若くて外見的にもハンサムなロロなら構わない、という感じだったんだろうなーと。
口ではどう言おうと、時代を問わず結局顔が大半以上を占めてしまうので正常な反応と言えばそうですが。
余談ながら、強制的な縁組を申し付けられて露骨に引いてる娘の表情が良かったです、俳優の完璧な演技力。
2015-03-16 : 海外ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
Pagetop

ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城



ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城

メーカー:スクウェア・エニックス
機種:PlayStation 4
参考価格:¥8,424
価格:¥6,675 (2015.03.11時点)
発売日:2015.02.26


約27時間でクリア、トロフィーコンプに約64時間の3周、シリーズは6までプレイ、派生作品は初、PS4版。
パーティは全員初登場時から、アクト、アリーナ、ゼシカ、フローラ、のメンバーで固定。
8は未プレイなのでゼシカを使う予定は無かったんですが、女性キャラのほうが移動速度が速く、
攻撃範囲的に鞭が優秀だったので基本的にゼシカでプレイ、唯一の回復持ちなので結局必須になりますけど。
個人的なドラクエのプレイ遍歴で言うと、DSに移植された5はプレイしましたが、それ以前となると最後に
プレイしたのがSFC版の6、モンスターズ等の派生作品も触っていなかったので、前述の移植されたDS版5を
除くと6以来、約20年ぶりのドラクエという事になりました、20年ぶりで派生作品というのもアレですが。
購入動機としては非常によくある類の流れで、直近で別のゲームをクリアしたところで、次に購入予定の
ゲームまで多少時間的に余裕がありこのゲームの発売日が目前だったので、PVを見る限り結構面白そうだし
買ってみるか、という程度での購入だったんですが、想像以上に面白かったので満足、といった感じでした。
変な話ですけど、小中学生の頃にこういうゲームをプレイして友達や兄弟で盛り上がりたかったなーと。

▼良い点
・シリーズの歴代BGMをバックにプレイ出来る、これが想像以上にテンションを上げてくれる。
・ある意味では良いと言えないものの、どのキャラクターも極端な良し悪しが無いので全員普通に使える。
・マップクリア時にオートセーブが働くので教会でセーブ終了する必要がない。
・各種裏地図によるボスや特別な地図など、クリア後に解放される難易度の高いマップが数多く用意されてる。
・防衛戦が大半ではあるものの、モンスターコインを用いての防衛戦は結構戦略性もあり面白い。

▼悪い点
・主人公を尖った性能にするのは難しいと思いつつも、男女主人公ならそれぞれ戦闘面で特徴が欲しかった。
・キャラ性能的にどうしてもかぶるから仕方ないとは思うものの、歴代キャラからの参加で男が少なすぎ。
・ビアンカやフローラ辺りから加入の時点で膨大なスキルポイントを所持しているので成長の楽しみが薄い。
・パーティメンバーから主人公が外せない。
・折角の4人パーティ + 仲間モンスターなのに個別指示が出せない。
・特定の敵を撃破した際のスローモーション演出はONOFFを選べるようにしてほしかった。
・敵撃破時のアイテムや、壺等を破壊した際のアイテムが一瞬で出ない、ワンテンポ遅れて出てくる。
・無双や同系統のアクションやTPSで出来る「プレイヤーの向いてる方向へカメラ切り替え」が無い。
・全体的にカメラの動きが遅い、スパっと前方を向き敵を確認後必殺技、をしたくても多少時間がかかる。
・マップクリア時の勝鬨というか、勝利のセリフはバリエーションも無いし必要無い気が。
・必殺技のエフェクトというか、映像の演出が若干長いのでせめて簡易verも用意してほしかった。
・本家の無双と違って通常攻撃のバリエーションが少なすぎる、ほとんど□□□△になってしまう。
・睡眠だったり氷結だったり、敵の状態異常攻撃の成功率が流石に高すぎる。
・クエスト受注達成時の曲と間はテンポが悪くなるだけなので必要なかった気が。
・クエストや必要なドロップアイテムを確認したいのにワールドマップでメニューが開けない。
・未クリアの地図は「NEW」のマークを付けたままにしておいてほしい。
・本家の無双シリーズで言うところの馬が無いので長距離移動だと時間がかかるのが難点。
・マップクリア後にわざわざ拠点へ戻るせいで非常にテンポが悪い、メニュー画面での移動で良かった気が。
・別に悪いというわけではないものの、何故かラスボス撃破後のムービーだけスキップ不可。
・上記の様々な「ここがちょっと不便」の関係上、二周目以降のテンポが非常に悪い。
・折角ムービーが綺麗なのにムービー鑑賞モードが無い、音楽も。
・意外と難しいので、女性プレイヤー向けにもっと簡単な難易度も用意したほうが良かったかも。

▼トロフィー
初回プレイで取得したトロフィーは48%で29/50、トロフィーは気にせずプレイ、取得したものは以下の通り。
「世界を守りし者」「駆けだしの親衛隊長」「エルサーゼの親衛隊」「コートルダの救世主」
「ラバトールの恩人」「シーラの救済者」「ドワドキアの解放者」「闇にまみえし者」「女神の啓示を受けし者」
「チカラを授かりし者」「霊木の加護を受けし者」「世界樹を救いし者」「闇に挑みし者」「まもの討伐人」
「まもの愛好家」「そざいマニア」「クエストマニア」「モンスターキラー」「錬金に挑みし者」「錬金名人」
「そざいコレクター」「そうびコレクター」「テンションを極めし者」「かいしんの達人」「とくぎ・じゅもんの達人」
「コンボマスター」「ルーラマスター」「メタルスライムハンター」「はぐれメタルハンター」

良い意味で普通というか、恐らく誰がプレイしてもこんな感じで50%前後取得という結果になるであろう、
という感じの配置で、トロフィーコンプも多少時間はかかるものの、逆に言えば不可能なものは無いので、
ホント良い意味で流石はドラクエというか、ドラクエだからこういうトロフィーになるだろう、と適当に
予想しても当たるんじゃないか、と思えるぐらい安定したトロフィーでした。
強いて言えば錬金100回だったりそざい以外の各種武器盾オーブアクセサリー、これらを全種類揃えるのが
明らかに作業感の強いトロフィーだったので、この辺りが少しどうかなーという感じでしょうか。

▼単純に楽しい
アクションゲームや、このゲームの場合別にキャラゲーというわけではないですが複数のシリーズ作品を
持つシリーズのキャラを扱ったキャラゲーの場合、プレイヤーがキャラクターを操作して楽しいかどうか、
というのがまず一番大事だと思うんですが、このゲームはその部分が単純に良く出来ていたなーと。
アリーナ達が加入するまでは今回のオリジナルキャラであるアクトやメーアを使ってのプレイ、
まずアクトとメーアが非常にバランスの良いキャラなので単純にプレイして楽しいですし、アリーナ達
シリーズのキャラが加入後は、各々特徴だったり単純なダメージ等の強弱こそあれ、やっぱり思い入れのある
シリーズのキャラを自分が動かせるというのが楽しく、分かりやすい部分で言えばメラやヒャドのような
呪文はこういう感じになっているのか、と映像面で楽しむ事も出来ると。
と同時に、ドラクエをプレイした誰もが実感したであろう「あのモンスターはこんな感じで動くのか」
という驚きや楽しさ、これが何よりも楽しかったなと思いました。
おおきずちやブラウニーがきずちを振り上げて地面を滑るように突っ込んでくるのを見た時は「おぉ!!?」
と思いましたし、メタルスライム達がスピード感抜群に動きまわる姿も楽しく、ギガンテスの巨大さに驚き。
極めつけとして、やっぱりシリーズの曲をバックにプレイ出来るのが、ただこれだけでテンションが上昇。
年代的な問題もあるとは思うんですが、個人的には本家のドラクエより、むしろダイの大冒険を彷彿とさせる
感じがありました、大量のモンスターが攻めてくるところなんかはロトの紋章を。
中盤以降は固い敵や、キングレオ達のように動きまわるせいで倒すのに時間がかかるモンスターが出てきて
若干の作業感がどうしても増してくるものの、単純にプレイしていて楽しいというのはやはり大事だなと。

▼シリーズのキャラは確かに参加させにくい
こういうオールスター系のゲームだと、当然ファンにしてみればどのキャラが出るのか、も勿論楽しみで、
むしろソレが目当てで購入に踏み切る方も居るとは思うんですが、ドラクエの場合は難しいよなーと。
例えが悪いですけど、例えばFFだと良くも悪くも個性的なキャラが多いですし、FF5だと中盤までは
ガラフのような老人が仲間に居たり、かと思えばFF6は盗賊のロックや機械を使うエドガーなど、
いわゆる一般的には普通ではない設定のキャラクターが多いので、この手のオールスター作品に出す場合、
他キャラと設定や扱う武器、個性などでかぶらないキャラクターが多いのに対して、ドラクエの場合、
基本的には、主人公である勇者、戦士、魔法使い、僧侶、このホント基本的な4名にプラスで、武闘家や
斧を扱う戦士系のキャラとか、どうしてもFFに比べて個性や扱う武器がかぶってしまいがちなので、
冷静に考えるとキャラの選別が難しくなるのは仕方ないよなー、という気がしました。
極端に言えば、今回なんかだとテリーですら男女主人公と同じく剣を使うという点でかぶってしまううえに、
主人公は強制的に固定なのでテリーを入れると剣を使うキャラが二人で更にかぶってしまうと。
好きなキャラを使いたいファンからすればかぶっても構わないので出してほしいのが本音ですけど、
開発側からすればかぶるキャラは優先的に除外されてしまうでしょうし、かといってドラクエの場合は
基本的に喋らない無言主人公なので主人公も不可、かといって頭身の低い7のキャラは出しにくい、
となってくると、どうしてもシリーズからの参加キャラは必然的に少なくなってしまいますし難しいよなーと。
この手のアクションゲームで戦闘中もボイス無し、となると迫力がどうしても薄れてしまうので、
主人公だけは無言のまま参戦、というわけにもいかないでしょうし。
まぁ、だからといって4だけ最多の3人参戦、ピサロも入れると4人、というのは明らかにバランスが悪く、
男女別で見ても女性キャラばかり出し過ぎな気がするので、この辺りはバランスを取ってほしかったですが。

▼細かい不満点があまりにも多すぎる
全体的に、微妙にかゆいところに手が届かないというか、コラボ作品の一発目だからまだまだ作りこみが、
という言い訳をせずに、ホントあと少しここがこうなっていれば、という部分が異常に多いなという印象。
ただ、おちょくるわけではないんですが、逆にこの若干不自然なところがドラクエらしさでもあるかな、
という気もしました、変な言い方になりますけど、開発段階で分かっていたけど敢えてそのままにした、
とでもいうか、クエスト受注時や達成報告の際に曲を入れて多少間を持たせたりするのも、普通なら
プレイヤー側としてはボタン連打でさっさと飛ばしたいところではあるものの、ドラクエらしさを出す為に
こういう仕様にしているので、これはいわゆる「良くない部分」ではなく、むしろドラクエなので「良い」
という評価にでもなるというか、このゲームの場合はそういう意図的なモノもあるんじゃないかなという気が。
勿論、中にはマジでゲームの仕様として詰め込みきれていない部分だったりもあるとは思うんですが。

▼オーブの良し悪し
わざわざオーブを使う辺りが良い意味でいかにもドラクエ、という感じこそするものの、正直に言うと、
防具というより、わざわざ別個にオーブ屋が用意されているのを見た時は「?」と思いました。
別に従来のドラクエ同様、それこそ鎧だったり兜だったりで別に良かったのに何故オーブなのか、と。
人それぞれ感想や考え方は違うでしょうけど、これは恐らく武器や盾は装備を変えた際に実際のゲーム中の
絵も変わるので、鎧や兜もそうなると装備を変えた際に絵を変えなければいけない、という理由での、
言葉は悪いですが制作側からすれば楽をする為にオーブという見た目に反映されないシステムで代用しよう、
という事になったんでしょうけど、やっぱりドラクエである以上それはちょっとなー、という感じが。
個人的には別に外見の変更をする必要はないと思うので、それならオーブ、アクセサリ3個、という
装備形態ではなく、従来のように鎧や兜のままのほうが良かったなーと。
金銭的な面で言っても、オーブを一つ買うより、鎧と兜を買うほうが当然資金難に陥りがちではあるものの、
高いけど守備力の高い鎧を買うか、鎧程の守備力ではないものの安価な兜にするか、といった選択を
プレイヤーがする事も出来るしどうするか迷える、というこれまでのプレイ方法から、楽に安く、そのうえ
そもそもオーブを買うしかない、という一つの選択肢しか用意されていないオーブのシステムは微妙な気が。
アクションRPGの扱いなのである意味当然なものの、トロフィーを気にせず普通にプレイすると、
今回なんかはただでさえ資金が豊富で余りがちになるだけに余計そう思ってしまうというか。

▼無双系の宿命なものの味方AIがひどすぎる
無理に養護するとすれば、従来の無双と違ってドラクエなので、4人パーティのうち数名が別の場所で行動、
というのはドラクエのパーティではない、と無理に養護出来ない事も無いですけど、例えば場所Aに一人、
場所Bに一人、といった具合に各地に一人ずつ置いておいて戦わせたり、或いは段差のある場所で一度
下に降りると回り道しないと戻れなくなるので、その手間を省く為に高所に一人待機させておいて落下後に
用事をすませ高所のキャラにチェンジして先へ進む、とかも一切出来ない仕様。
同時に本家無双と同じく味方AIは全く好戦的ではなかったりと、前述のように本家の無双がこの辺りは
一向に改善されないので仕方ないものの、相変わらずこういうのはホントに何とかならないものなのか、と。
特にドラクエの場合だと、このゲームでもムービーの最中にアクトが何度か口にしているように、
戦闘でも味方AIへの作戦で大まかな指示が可能なので、せめて味方AIにも大まかな指示出しぐらいは。

▼アップデートありきの内容なのは個人的にどうかと思う
公式には無料DLCという扱いでしたが、実際は普通に自動でのアップデートだったので、DLCではなくアプデ。
発売直後に翌週から5週連続で無料DLCを配信!という事でも話題になっていましたし、別にDLCかアプデか、
それはどちらでも構わないんですが、個人的にはこのアップデートありきの内容がどうかなと思いました。
例えばアリーナは泥棒を追いかけてきていて、闘技場での武術大会開催も楽しみだと劇中だと発言。
ピサロも世界樹で二度イベントとして登場し、その前後ではバトシエ内でも謎の剣士に関する会話が発生。
にも関わらず、ゲーム中ではそれらに関するイベントは一切発生せず、無料アップデート後にイベントが
追加されてようやく、というこの構成は、確かに無料ですし、極端に言えば発売から一ヶ月以上経過して
購入したプレイヤーなら、初回起動時にアップデートが始まり最初からイベントが組み込まれた状態で
ゲーム開始になるので関係ないものの、発売日や、アップデート以前に購入したプレイヤーは、その
アップデートを待たないとイベントが発生せず、ゲーム中で張られていた伏線等が放置されたまま、
という事になるので、個人的にこういう仕様はどうなのかなと思いました。
昔と違い今はゲーム機もオンラインに繋げて、逆に言えば無料でこういったイベント等を発売後に
提供してもらえるのは非常にありがたいものの、それなら最初からイベント等を入れておいてくれよとも。
メーカー側としては中古対策だったり、微妙に発売日までには間に合わないかも、とかそういった
内部事情もあるのかもしれませんが、いくら無料とはいえ、発売日の時点で完成していないというのは。
これが完全に後発で関係のないイベントやキャラならいいんですが、伏線だけ既に用意されていたのが。

▼クリア後の感想まとめ
前述の悪い点に代表されるように、何か文句ばかり書いてしまったので楽しめなかったかのような印象に
自分でもなってますが、面白かったかどうかで言えば個人的には十分面白かったですし楽しめました。
そうでなければプラチナトロフィーを取る程やりこみはしませんし、楽しいからこそ3周もプレイを。
全体的に微妙なテンポの悪さも確かに感じたものの、2周目以降、つよくてニューゲームを選んだ場合は
レベル等が引き継ぐので、単純にクリア、シャムダを撃破するまでだけなら約6時間でOK、という意外と
手軽にプレイ出来るバランスに仕上がっているのも良いなと思いました。
やはりアクションゲームである以上は、大体6~8時間ぐらいのバランスが丁度良いかなという印象が。

ただ、恐らくプレイされた大半の方が全く同じ意見になると思うんですが、これは絶対にダメだ、という
致命的なデカイ欠点は正直一切無いものの、あとちょっとここだけもう少しなんとかなれば、といった
細かい不満点が無数にある、という感じでした、細かなイライラが減点に繋がってしまうとでもいうか。
前述のように、若干の不便もドラクエの場合は個性として受け入れてもらえる部分は勿論あるものの、
昔と違って多種多様なゲームが世の中にはあって、この手のアクションゲームも類似作が多い中、
他のゲームだと出来ていたりシステム面でブラッシュアップが図られている中、このゲームはそういった
洗練された進化した部分が、進化せずに進化直前の手前で止まっている、という感じで、ホントに最後の
ひと押しの部分だけが甘いので「ここがこうなら良かったのに」の不満が無数に出てしまう感じ。

全体的に、同系統のアクションゲームだと基本搭載されているようなシステムだったり、既に昨今なら
ブラッシュアップされた結果今現在のゲーム事情だとこれぐらいは出来る、という事が出来ていない
ケースが非常に多いというか、嫌な言い方をすると、ドラクエの場合は、大人になってゲームをする時間が
取れなくなりゲームをしなくなったけど「ドラクエなら買うか」という事で今回久しぶりにゲームを購入した、
という方も居ると思うので、そういう普段そこまでゲームをしない人なら気にならない出来栄えで大満足。
ただ普段から結構ゲームをする人だと今回の作品は細かい粗や不満点を無数に感じてしまう、という感じ。
ムービー鑑賞だったり、ムービー自体のスキップだったり、そういうのは確かにドラクエっぽくないですし、
変な話ですが、あまりに利便性の高いシステムだったりするとそれも微妙にドラクエらしくないので、
ユーザーフレンドリーではないものの、微妙に不便だったり面倒、というのがこの場合は良い意味で
ドラクエの特徴というか、おちょくっているわけではなく、その微妙な面倒さがドラクエの良いところというか。
勿論、面白くなければこんなに不満も感じないので、想像以上にゲームの出来が良かっただけに、
余計こういった細かい部分が普段以上に気になってしまったというか。
まぁそんな細かい事を言い出したら、魔物と仲良くしている世界観なのに、少し反旗を翻して人間を襲う、
そんな行動を始めるや否や容赦なく切り捨てるアクト達は流石にどうなんだ、とかのツッコミもありますが。

我ながら文句ばかり書いてしまっているのでアレですが、ホント面白かったのは面白かったです。
人それぞれ感想や印象は当然色々あると思うんですが、とにかく個人的にはひたすら惜しい作品だったなーと。
単純にプレイしている分にはホント面白かったので、100点評価で言えば90点ぐらいに楽しめたのに、
前述のように細かい部分で無数の不満を感じてしまったので、最終的には70~75点ぐらい、という評価に。
どうしてもドラクエという事で開発側も冒険しにくい部分はあったでしょうし、極端に言えばセーブなんかも
教会でおいのりをして恒例の曲を鳴らして、というのが正にドラクエでしょうけど、単純にゲームとしての
制作を優先するならセーブ時に曲なんか鳴らさず一瞬でパパっと終わらせたほうがユーザー側の評価は
高くなるでしょうけど、そこはドラクエなので曲を鳴らさないとドラクエではないと。
そういった具合に、今回はドラクエだからこその良かった部分と、ドラクエだからこそ削れなかった部分、
というのがあったと思うので、今回のユーザーからの感想等を踏まえたうえでの次回作を楽しみにしたいです。

2015-03-11 : PS4 : コメント : 0 : トラックバック : 0
Pagetop

ウォーキング・デッド S5 第13話 「偽りの笑顔」

今回はミショーンの警官姿にどうしても笑ってしまいましたが、内容的には各々少しずつ前進して、
でも既にリック一行のキャラ数が多すぎるのと、残り話的にそこまで進展せず伏線を張っただけな感じ。
最終的にどういう展開になるかはまだ分からないものの、実際制作側の立場に立てば難しいですよね。
総督、ギャレス、ドーン、という具合に三者三様に描いてきたので、単純に「こういう感じ」という
パターンがもう出尽くしてしまってるので、となると後は「マジで平和な人達」というぐらいしか
設定的には残っていないものの、今更それをやると「この規模のコミュニティが今まで偶然見つからない」
とか流石に無理があるので、この辺りは長期的に続くドラマの弊害というか、どうしても仕方無い側面。
内容と関係ところで言えばラストで久しぶりに歌が流れましたけど、S4までのBOXに収録されていた
コメンタリーを聞く限りだと、むしろ制作側は歌を流すのに好意的な考えを持ってるようですけど、
実際現地のファンの人はどう感じてるんでしょうか、個人的にはどうしても歌が流れると「またか」と。

▼関係無い家族写真が可哀想
サシャが、射撃の練習か腕がなまってないか確認する為かは分かりませんが、今現在寝泊りしている家に
置かれていた家族写真をターゲットに見立てて銃撃しまくっていましたけど、この家族が何をしたんだと。
別に写真でなくても、王道で空き缶とか、音の有無が心配なら適当に石を複数個置くとかでいいのに、
敢えて家族写真を選んで撃ちまくる、という辺りが、この家族が一体お前に何をしたんだと。
ただ難しいところではありますよね、こんな世界になったので礼儀がどうのと言ってる場合ではない、
というのは分かりますけど、一応他人の家を借りているわけなので、その家の家族が当然置いていたはずの
家族写真を邪魔だから捨てる、というのも、この町のように現状平和な状況だと申し訳ないという気持ちが
出てしまうので、流石に捨てるというのはちょっと、という事で片付けられないでしょうし。
かといって、ディアナの立場からすれば新たに受け入れたリック達を住まわせるのに選んだ家なので、
ゴミだらけとかならまだしも、こういう写真とか以前の居住者を連想させるものぐらいは片付けたほうが。

▼実行部隊は三人だけ
前回ラスト同様、悪だくみというか、裏で画策しているのはリック、ダリル、キャロル、の三名のみ。
リックは「他の仲間には言うな」と言ってましたが、これは別に信用していないわけではなくて、
それこそ単純な「心配をかけたくないから」「余計な負担を背負わせたくないから」が主な理由で、
少しキツイ言い方をすれば、ディアナ達と何か問題が起きた時に情を捨てて本当に対処出来るのか?
といった理由も選別に関わってるでしょうか、例えば同じ初期メンバーでも、グレンなんかは結局
アーロンを見捨てる事が出来ずに助ける優しさを今でも持ち合わせているので、リックにしてみれば、
単純な信頼度や優先順位という意味で言えば冗談抜きでグレンは、場合によってはダリル以上に信頼を
寄せているかもしれませんが、優しすぎるのでこういう裏工作には参加させたくはない、という感じで。
もっと嫌な言い方をすれば、総督の「これからは俺の指示だけに従えばいい、善悪の判断をする必要は無い」
という言葉と同じで、全てリックが決めて良いも悪いも全部背負うから黙って付いて来い、の若干優しい版。

▼ディアナは確かに読めない
リックが「何か魂胆があるのかも、よそ者を警官にするとは」と言ってましたが、確かに前回は全く
気にしていなかったものの、どの程度信じられるか分からないよそ者を受け入れて…仮にアーロンの調査に
全幅の信頼を寄せているのだとしても、新加入のよそ者を町の保安を守る警官に任命する、というのは
やっぱり「何故?」と思いますよね、当然銃の携帯を許可しているでしょうし町を自由に見回われる立場。
人を見る目云々で言っても足の不自由なノアを調達係に選んだり、横暴なのが分かっている息子を未だに
調達係のトップとして自由にさせていたり、良くも悪くも、ではなく悪い意味で何を考えているのか読めない。
この場合、失礼な言い方ですがやっぱり政治家は役に立たないし全く邪魔にしかなっていない、という事で
ただ単にディアナは自分が凄いと思っているだけの無能、という設定なのかもしれませんが。

▼アーロンは恐らくマジでイイ人
外へ出ての勧誘係をアーロンに誘われダリルは「他にやる事もない」と承諾してましたけど、ダリルの場合、
既にアーロンと少なからず仲良くなっていたのでOKした、という部分はあるでしょうけど、当然ダリルも
リック同様今まで色々経験してきているので、そう簡単に他人は信じないでしょうが、そのダリルが
今回信用して、一応アーロンが言うには、ダリルはリック以上に善人と悪人の区別がついていると。
対象となるアーロン自身の言った言葉なので鵜呑みにするのは危険ですが、それでも今回の描写を見る限り
アーロンはマジでイイ人そうなので、ちょっと久しぶりに安心したというか、ホっと一息ついた感じ。
それこそ超久しぶりにダリルにとって行動を共に出来る相手が見つかったわけなので良かったなーと。
勿論まだ安心は出来ませんが、メタ的な考えでアレなものの、ゲイ設定のアーロンが実は極悪人だった、
となると人種差別にうるさいアメリカでは色々言われかねないので、ゲイ設定の時点でイイ人だろうと。
2015-03-10 : 海外ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
Pagetop

ヴァイキング ~海の覇者たち~ 第04話 「仕組まれた裁判」

今回はサブタイからしてラグナルがハメられるのではないかと心配していたんですが、むしろ結果的に
ハメられたのは実は首長だった、というオチにニヤリとさせられました、初めてロロのカッコイイ役回り。
その後の、お互いもう周囲の目を気にせずラグナルの家へ襲撃をかけたり、首長の家の前に大量の襲撃者の
死体を荷車に乗せて放置したりと、確実に争いが始まる一歩手前の状況になっていたのも笑えたというか。
一方の戦闘描写ではラグナル達のチームワークがイイうえに、全員死をも恐れない行動が描かれていて、
確かにこれは相手にするとヤバイわ、という雰囲気が描かれていて良かったです、相手にしたくないタイプ。

▼ラグナルには微妙に従いにくいかも
このエピソードの開始時点で、既に西にちゃんと国があり財宝もあると証明して、前もって船も用意、
行動が結果として出ているので、そういう意味では信頼出来ますし、常に余裕のようなものを感じさせるので、
色んな意味で貫禄はありますけど、今回なんかだとロロが「このまま攻めよう」と言っても翌日まで待てと。
その後も声が聞こえるかどうか、といった言葉を投げかけたりもしていましたけど、ただでさえ血気にはやる
好戦的な集団なのに「何故攻めるのは明日まで待つのか?」といった事や、質問には答えず良い意味で
普段通りマイペースを貫いてたので、常に行動を共にしていれば「まぁラグナルが言うならそうするか」
と信用も出来るようになるでしょうけど、付き合いが浅い状況だと、微妙にラグナルとは行動しにくいな、
という感じがしました、肝心の「何故?」の答えを明確に答えてくれないだけに、我慢出来なくなる気が。
ロロですらこの時点ではラグナルに従っていたので、兄弟とかは抜きに、信頼は勿論されてると思うんですが。
ただ、かといって「アセルスタンからキリスト教徒は日曜に教会でミサを行うから全員集まってると聞いた」
とか答えても「はぁ?」となるでしょうから、そういう意味では説明のしようが無かったのも事実なんですが。

▼ラゲルサまで容赦なかった
修道士を虐殺した時もあまりの残虐ぶりに衝撃を受けましたが、今回クヌートがサクソン人の女性を、
状況から考えれば恐らく殺す前にレイプしよう、とかそういう感じだったと思うんですが、その現場を見た
ラゲルサが止めに入り「お前には関係ないだろう」と、ある意味クヌートは当然の言葉を返す。
すると激昂したラゲルサが実力行使で止めに入り、今度はクヌートがラゲルサをレイプしようとするも、
ラゲルサは躊躇する事無く平気でクヌートにトドメを刺すという展開。
ラグナルが無抵抗な修道士を殺さなかったのと同様、ラゲルサも相手が無抵抗の場合はわざわざ殺さない、
といった考えだとは思うので、それでクヌートを止めたんでしょうけど、まさか殺すとは流石に思わず。
クヌートからすれば首長に命じられたラグナルの監視を既に怠っているわけなので結局アレですが。

▼ロロがどうするか読めなかった
ラグナルに対して少なからずフラストレーションが溜まってきている、という描写は今までにもあったので、
てっきり首長の誘いに乗ってラグナルを裏切るのかと思いきや、本人も語っていたようにラゲルサの為に
ラグナルの味方をしただけとはいえ、皆が見ている前で首長をコケにしたとしか思えないレベルで証言。
見ているこちらとしてはニヤリとさせられましたし、正に「首長ざまぁwwwwww」な展開でしたが、
ロロがラグナルの味方をするか、簡単に首長の側へ寝返るか、マジで読めなかったので面白い展開でした。
ただ、これはロロの立場に立って考えれば相当凄い決断ですよね。
弟なので売るわけにはいかない、という事で裁判の場でもラグナルと首長、どちらの味方もしない、
という選択も当然あったと思いますし、それなら首長も「まぁそれは仕方ないか」で許したと思うんですが、
明らかに首長をコケにしたとしか思えない態度でラグナルの味方をしたうえに、首長は知らない事ですが、
建前上裁判の場では神々も見ているので真実以外を述べてはいけない、という決まりがあるのに、
ラゲルサがクヌートを殺した、ではなくラグナルが吐いた嘘である「ラグナルがクヌートを殺した」で
証言したわけなので、何気にこの場面のロロは相当肝が座っていたなと。
2015-03-09 : 海外ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
Pagetop

24-TWENTY FOUR- リブ・アナザー・デイ



24-TWENTY FOUR- リブ・アナザー・デイ ブルーレイBOX [Blu-ray]

監督:ジョエル・サーナウ
出演:キーファー・サザーランド
価格:¥9,417 (2015.03.06時点)
時間:525分

発売日:2015.03.04
製品版BD-BOXで視聴、24は全話視聴済み、結論から言えば今回は個人的にめちゃめちゃ楽しめました。
今回はGEOが独占レンタルをしたという事と、製品版の発売日でもある3月4日以降もレンタル版はDVDしか
存在していなかったようなので、BDで見たかった関係上製品版のBD-BOXを購入、という流れでした。
製品自体の仕様としては、個人的なイメージであって明確に検証したわけではないものの、今回は3枚組、
1枚目だけ画質がそこまで優れているわけではないな、という印象を受けました、2枚目3枚目は高画質。
S8のBD-BOXも持ってるんですが、明らかに今回の1枚目だけ微妙に画質が精細さを欠いていたというか。
勿論見ていればすぐに気にはならなくなるものの、見始めた際は若干気になりました。
以下に今シーズンの感想を記そうと思うんですが、キャラの生死を含む過去シーズンも含めてのネタバレも有り。

▼相変わらず主要キャラの名前がかぶりすぎ
早速内容の感想と関係のない話題で恐縮なんですが、相変わらずキャラの名前をかぶらせすぎでした。
今回だと新捜査官としてケイトという女性が出ますが、S2のメインキャラであるケイト・ワーナーとかぶり、
ケイトの旦那であるアダムはS3の分析官であるアダムと同名、吹き替えでもとあるメインキャラが過去の
メインキャラとかぶっていましたが、まぁこれは流石に構わないとしても、ちょっとキャラの名前が相変わらず
かぶりすぎなんじゃないかなと思いました、確かにケイトやアダムというのはよくある名前ですけど。
別に名前だけ出して中々本人が出ないからまさか同一人物では、という思わせぶりな使い方ではないですし、
すぐに同姓同名なだけで別の新キャラか、とは分かるものの、いくらなんでもちょっとかぶらせすぎだろうと。

▼吹き替え版の感想
24の場合は吹き替えで見ている、という方も多いとは思うんですが、今回だとS4~S6に登場していたヘラー。
ヘラーがレギュラーとして復帰しているものの、S6までヘラーの吹き替えを担当されていた塚田正昭さんが
亡くなり、新たに真田五郎さんが吹き替えを担当されていたわけですけども、やっぱり吹き替え版でずっと
見ていた、という方は結構違和感があるんじゃないかなと思いました。
代役の方が真似をしても意味は無いものの、あまりにも声の雰囲気や喋り方、貫禄の有無、といったものが
違いすぎる声質だったので、S4~S6に出ていたヘラーと同一人物、で聞くと違和感が凄いだろうなーと。
ただ、今回のヘラーは高齢の為アルツハイマーの初期段階という設定で、そのせいで劇中でも時々物忘れや
言い間違いをするシーンがあったので、そういう設定のキャラクターという点では今回の方の声のほうが
雰囲気にはあっていた気もするので、今回のキャラクター自体にはハマっていたなと。
後は、CIAロンドン支局の支局長として登場したナバロ、井上和彦さんが吹き替えを担当されていましたが、
どんなアニメや吹き替えにもよくある、声優のせいで重要度が分かりバレる、に相当していたのが勿体なく。

▼話の本筋が結構良かった
今回は恒例のアメリカへのテロ攻撃、ジャックを追うロシア政府と偶然再会したチェンとの攻防、という
流れでしたけど、どちらも楽しめましたし、個人的には前者のシリーズ恒例であるテロ展開が良かったです。
流石に24も今回で9シーズン目ですし、この手の作品はドラマにせよ映画にせよあまりにも数が多いので、
全く展開がかぶらない事もなく、勿論今回も似たような展開をどこかで見たよな、と思う事もありましたけど、
アメリカの無人機による爆撃で罪のない子供が6人死に、アメリカ政府がそれを完全に隠蔽した。
その爆撃命令を出したヘラーだけを裁きたい、だから指定した場所に来い、ならヘラーだけを殺す、
もし来なければ関係無いロンドン市民にも死んでもらう、というこの一連の展開が非常に良かったです。
実際子供が死んだ事はマークが伏せていたわけですが、それはマーク自身が語ったようにヘラーの信条や、
実際にヘラーが語った言葉や政策方針を守る為に黙っていたわけで、死んだのは事実、ヘラーも少数の犠牲は
やむをえない旨の発言を過去にしていた事も確定、挙句に後々分かった事ではあるもののテロリスト側が
マジで約束通りヘラーへのミサイル発射後は無人機を次々に破壊して活動を辞めるという。
殺されたから仕返しに殺していいのか、という問題は勿論ありますけど、結論から言えば今回はテロリスト側が
ちゃんと約束を守ったので、最初からヘラーが要求通り自身を犠牲にすればマジでそれだけで終わっていた、
というのが面白かったなーと、予めアフガニスタンの無人機でテストをしていたのは確かにアレですけど。
あとは、物語の構成上、途中からテロリスト側の気持ちに感情移入しやすく、ヘラー側が反感を買うような
作りになっていたのも面白かったです、個人的にも24を見ていて初めてテロリスト側を応援したシーズン。

▼シリーズ恒例となる良いキャラクターをしている首席補佐官
今回はマークという人物が新規に登場してヘラーの首席補佐官を努めていましたが、非常に良いキャラでした。
元々24の場合、初代首席補佐官であるマイク・ノビックを中心に、首席補佐官だけはどのキャラも非常に
味のある性格や行動をしていたので好印象でしたけど、個人的にマークは歴代で一番好きな首席補佐官。
良くない面を上げれば、大統領に無断で署名に大統領のサインをしたり、オードリーとの摩擦が原因で
ジャックに早く消えてほしいが為にロシア側へジャックの情報を流したり、そういう単純に良くない面も
勿論あったものの、マーク自身が劇中でヘラーやオードリーに謝罪していたように、マークとしてはマジで
大統領を支える首席補佐官としての立場のみを考えて、常に大統領を尊重する行動や言動をし続けてきて、
最後に逮捕された後もオードリーが亡くなった後の大統領を案じたり、あまりにも良く出来ていたというか。
特にジャック関連で「彼を信じなかった私に…責任があります」と、あの流れで自分からその件を切り出して
謝罪する辺りが相当凄いというか、言い訳をせず謝れる辺りがとにかく凄いよなーと。
それを聞いたヘラーは「後にしろ」と返答していて、確かに謝罪や償いは後回しではあるものの、ジャックと
個人的に知り合いにも関わらず最終決定を下したヘラーが自分のミスをあの場では認めすらしなかったのに、
あの場で謝る事の出来たマークがとにかく印象的でした、全体的に今回はヘラーがあまり好感の持てない
キャラクターとして描かれていたのとは対照的な描かれ方をしていたんじゃないかなと。

▼今までにない他キャラのジャック的行動
ジャックが無茶な事をするのが見ていて面白いわけですが、今回はジャック以外のキャラが無茶苦茶な事を
するのをジャックが見る、という展開が用意されていて面白かったです、こういう感じになるのか、と。
実はケイトの旦那アダムはナバロにハメられただけだった、と判明するも既にアダムは獄中死。
事実を知ったケイトがナバロの元へ行き、装置に繋がる手がかりを持っているのはナバロだけなものの、
装置がどうなろうがナバロを殺す、と復讐に燃えるケイトをジャックが必死に止めようとする…けど実は作戦。
作戦だったというのは見ていて気付かなかったので個人的にもナバロ同様「やられた」と思いましたが、
当然ケイトからすれば旦那がそのせいで死んでいるわけなので、マジでナバロを殺しかねない雰囲気があり、
ジャックらしい行動をジャック以外がやって、ジャックがその現場に立ち会った時どうするか、の展開が
見れたのが面白かったです、恐らく作戦でなければジャックはケイトの足を撃って止める、とかしたでしょうけど。
極端に言うと、視聴者視点で言えばこれが作戦じゃなくて、マジでケイトが旦那の復讐を果たしてしまう、
という展開も面白そうなので見たかったかなという気も、従来のように2クール構成なら射殺してた気が。

▼オードリーの結末が良かった
人が死んでいるのに良いとかいうのもアレですが、中国との開戦を防ぐために、自発的に知り合いに声をかけて
内部からなんとか時間稼ぎをしてもらう、と考えて行動するのは良い意味でいかにもオードリーらしい展開。
結果的には残念ながら知り合いのシャオは射殺されたので時間稼ぎにもならず、チェンも既に船に乗り込み、
オードリーは部下にマークさせていただけでチェンの行動にもこれといった影響は無し。
強いて言えばオードリーを救うためにケイトがそちらへ行ったのでジャック側の戦力は分散されたものの、
ジャックとベルチェックで制圧完了、仮にケイトが居ても別にクロエの護衛に専念する、という展開は流石に
無かったと思うのでクロエやジャック、その結果引き起こされるチェンの未来にも影響無し。
なので、言葉は悪いもののオードリーは自発的に動いたが為に、本編にも影響せず完全な無駄死にだった、
という展開にはなったものの、その死ぬまでの流れが違和感なくオードリーらしい行動の結果殺されてしまった、
の流れだったので結構良かったのではないかーと、殺す為だけの違和感だったり無理のある展開ではなく、
殺されるまでの流れに違和感がなかったですし、政府側も人的ダメージを負う展開だった、という面で見ても。

▼今回のヘラーは印象悪いだけの気が
元々好きでも嫌いでもないキャラクターではあったものの、流石に今回のヘラーはちょっとひどすぎた気が。
アルハラジの要求に応じて自分の身を犠牲にしよう、という意識自体はジャックやマークが言うように
非常に立派な行動だとは思うものの、状況的に考えて、と同時に本人がジャック達に語った事実も踏まえると、
病状が進行してアルツハイマーの度合いが深まっていて、なおかつ副大統領と政権を交代しようとしていた。
テロリストとは交渉しないという鉄則にも投降時には既に大統領じゃないから個人の行動で例外扱いになる、
逆に言えば、現役バリバリだったり、病気でなければ交渉には応じなかったのでは?と思えてしまうというか。
挙句に、ジャックが危惧したようにアルハラジが約束を守らずヘラー殺害後も無人機による攻撃を続行する、
という可能性も勿論あるのに、その場合アルハラジの行動には主張も何もないただの殺戮者として記憶される、
とかドヤ顔で語っていましたが、そういう問題じゃないというか、主張がどうとかじゃなくて攻撃が止まらないと
一般人が今後も殺され続けるというのに、お前はなにを言ってるんだと。
状況的に既に弱ってて討論会の予行演習でも明らかに自分の病状を自覚させられていたヘラー。
犠牲になりやすい状況が作られていての投降なので「どうせあと一年で終わるから諦めてるんだろう」としか
思えないような設定作りになっているうえに、ヘラー自身も今回は少数の犠牲はやむなしとしての無人機、
前述のように攻撃が止まらないと殺される人々が出るというのにドヤ顔での「やつはただの殺戮者」発言。
オードリーも含めて、この親子を好きというかたはあまり居ないとは思うんですが、今回はひどすぎた気が。

▼感想まとめ
別個に感想を書く段階になるとどうしても「あれが嫌だった」「これが気になった」という部分を中心に
書いてしまうのでアレですけど、個人的に今回のシーズンは非常に面白かったです。
見た直後は印象に残りやすいですし、良かった記憶はどんどん美化されるので絶対とは言えませんけど、
個人的には歴代で3本の指に入るぐらい24の中では面白さと中だるみの無さだったのではないかなーと。
全12話という従来とは違い半分の話数のおかげで、恒例の組織内における恋愛描写やテロリストのスパイ、
といった展開もなかったですし、本編に関係のない水増しもほぼ無し、構成的にもコンパクトで良かったです。
正直相変わらずオードリーにはイライラさせられましたが、扱い的には綺麗な退場というか、違和感のない
最後として描かれていましたし、ヘラーも年月を経た事で弱々しくなってしまった過去のレギュラーキャラ、
という24では今まで描かれた事のないキャラとして描かれていたのも面白い試みだったなと。

見終わって気付いた事としては、今回24で初めて感情移入していたというか、キャラクターの立場に立って、
そのキャラクターの言動や未来を応援しながら見ていたので没入感や構成も巧みだったのかなと思いました。
過去のシーズンでもそういったキャラクターは居たと思うんですが、今回だと旦那が殺されて以降のシモーヌ、
首席補佐官のマーク、この二人だけは、二人の行動が報われて欲しいと願いながら見ていました。
このキャラは好きだから良い結果になってほしい、とかではなく感情移入して見ていたので、個人的にも非常に
珍しいというか、あんまりドラマや映画を見ていてもそういう事は無いので構成が上手かったのかなーと。
不思議なもので、ジャックを拉致した憎き相手であるはずのチェンですら、最後はまた雲隠れして、仮に今後
24の続編が作られる時はまたジャックに嫌がらせをしてほしい、とか思うようにすら。

内容的には肝心の掴みである初回エピの序盤は正直微妙に感じましたし、相変わらずそれはないだろう、
という極端な突っ込みどころもやっぱりあるにはあるんですが、今回はホント最後まで一気に見てしまいました。
最初は全12話と聞くとどうしても不安に思ってしまったものの、いざ見てみると12話のおかげで変な展開を
入れる必要もなく、S8でダナが実はスパイだった、という無理のある後付け設定を出す必要もなかったりと、
むしろ今後も24がドラマとして制作される場合は全12話構成のほうがいいんじゃないか、とすら思えました。
今回のラストも、終わろうと思えばこれで終了、続けようと思えば続けれる、という終わり方だったので、
S8の時とは違い、今シーズンの内容が個人的に面白かった事もあり、また今後の新作に期待したいです。
あと、意図的な演出だと思いますが、今回の物語は最初にジャックがクロエを助けるところから始まり、
自分が原因とはいえ最後もジャックがクロエを助けて終わる、というのが良かったです、熱い、しかも親友宣言。
惜しむらくは仕様上の問題で、BOX内3巻目の裏ジャケットにチェンが出ているのでネタバレがひどい、
というこの仕様がちょっとアレでした、最後にジャックと繰り広げるチェンの白兵戦は凄かったですが。
2015-03-06 : 海外ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
Pagetop

ウォーキング・デッド 第05巻



ウォーキング・デッド 第05巻

作者:ロバート・カークマン
翻訳:風間賢二
価格:¥3,240 (2015.03.05時点)
発売日:2014.06.25
収録されているのは原書ペーパーブックの13~15巻、恐らく共同体の中での前半終了までを収録。
刑務所の時と違い、既に住んでいる人々が居るわけで、そこへ入っていく展開だったので当然色々と
住民との衝突だったりはあるものの、それ以上に今回はカールに衝撃の展開が訪れたり、そろそろ
マジでリックがいい加減ヤバイというか、このままでは精神的に死んでしまいそうな感じがしたりと、
物語自体は共同体という新たな安住の地を見つけた事である程度落ち着いてきたものの、安全な場所を
手に入れたのとは裏腹にリックがどんどん死んでいくとかいう、なんかもぅ見てもられない展開。
この漫画は容赦無いだけに、次巻辺りエグイ展開が待っていそうで怖くもあり楽しみでもあり。

▼ゲイブリエルがクズすぎる
そもそも助けを求めてきた人々を助けず自分だけ教会に閉じこもって生き延びた、という時点でもはや
クズ以外の何物でもないんですが、仮にもリック達と出会って以降はリック達に守られてきたおかげで
ここまで来る事が出来たのに、リック達は外の世界で生き延びる為とはいえ残忍な事をしてきたのでこの
共同体には相応しくない、とか言い出すしまつ…と書いていて思ったんですが、逆に言えば、助けを求めて
教会へ来た人々を、本人からすれば苦渋の決断で見捨てたのかもしれませんけど、神に仕える身で、
そういった人々を見捨てるような性格なので、自分の安全が確保された今となっては、リック達が不安、
というよりも、過去に自分が行った事を知っているリック達が居ると何かと邪魔なので消えてほしい、
そういう気持ちのほうが正直強いでしょうか、誰しも欠点は残しておきたくないですし。
とも思っていたんですが、一応以前と違い今回は助けを求めるユージンを迎え入れたので多少は前進。

▼ジュディスは誰の子なのか?
既に死んでしまっているので、そういう意味では今更リックとシェーンのどちらが父親なのか?
というのは些細な問題かもしれませんが、今回リック本人の口から「シェーンの子だと思う」という言葉が
出たので、これは恐らくシェーンの子供だという事でほぼ間違いないでしょうか。
少なからず、そういう事もあってジュディスが死んだ時にリックの精神が崩壊しなかった、という側面も
あると思いますし、リック自身もそこまでのこだわりを見せてなかったとでもいうか。
ドラマ版のほうでどういう設定になっているのかは分かりませんが、ドラマ版も普通に考えればシェーンの子。

▼襲撃者は皆殺しにしなければいけない
これまた何を今更という感じですが、今のリック達のように一箇所に定住している場合、武力で制圧を
試みるグループが接触してきたら、自分達の安全を考えて相手のグループは確実に皆殺しにしなければ、
という現実が何とも厳しいですよね、普通なら危険な考えの人物やリーダーを仕留めるだけですむものの、
こういう世界だと確実に相手のグループを全滅させておかなければ何が起こるか分からない。
他の仲間を引き連れてくる可能性もありますし、何より自分達の居場所を相手に知られる、というのは
致命的なミスなので、正直追いかけてでも確実に息の音を止めなければいけないという、なんという世界。

▼凄まじいカールとロンの会話
ロンの、何故父親を殺害したリックがイイ奴で僕の父親は悪い奴なのか、という問いに表情を変えずに
「知らない。現実ってそんなもんさ」と答えるカールがもぅ凄まじいというか、確かに世の中そんなもん。
描写から考えて、ロンは父親のことを好きだったようですし、何故殺さなければいけないのか、という事情を
把握してないでしょうから、年齢的な事も考えてロンにしてみれば正に「何故?」は当然の疑問。
ただ、カールが言うように実際どちらが正しいとか大人の事情は関係無く、結局現実は意外とシビアで、
自分達が知らなかっただけ、或いは理不尽な事でも結局そういう事が起きてしまう、という異常な真実。
普通に大人のキャラがこの会話を繰り広げても違和感は無いんですが、子供同士にコレを言わせるのが。

▼リックが平常心を取り戻す
何がどうと言われても表現が難しいんですが、ジェシーは初登場の時点でどことなくローリに似ているというか、
敢えてそういう風に描いているんでしょうけど、非常にローリの面影が強かったのでリックと親しくなるかも、
と読みながら思っていたものの、一夜を共にして、その直後にリックが真顔で未だに持っている電話機に、
「ローリ…君は妄想にすぎない」とか告げたのは笑ったというか、まぁ正直吹いたというか。
リックは真面目な性格なので勢いでジェシーと過ごしたというわけではないでしょうから、これは良い意味で
過去を乗り越える事が出来て、ローリの事は克服したという描写なんでしょうけど、ヤった直後に真顔で
別れを告げたので、若干笑いを誘う構成になってしまっていたなという気が。
まさかそのジェシーが、ほぼ直後に命を失い、結局リックがまたローリに電話するとは思いませんでしたが。

▼カールの身に起きた悲劇
こればかりは読んだ読者のほぼ100%がダグラスに対する怒りを露わにしたのではないかと思いますが、
死ぬような事にこそならなかったものの、全く役にも立たないダグラスが発砲してゾンビを集めただけでなく、
食われた際に銃を乱射してその一発がカールの右目を直撃するとかいう、これはもうどうしたらいいんだと。
都合良く主人公パーティーだけ致命的な不幸が起きない、というのは確かにご都合主義なのでアレですし、
むしろ死なずに人体欠損展開が用意されているほうが色んな意味で不幸なものの、この展開は衝撃でした。
ジュディスがまさかの死亡という展開にも驚かされましたけど、カールにこんな事するか、という。
展開的には、良し悪しは別にして直前にモーガンからベンに対してした事への考え方やアドバイス等の話を
されていたものの、一応ベンを射殺した事に関する報いをカールが受ける事になった、という感じでしょうか。

▼感想まとめ
「おまえ誰に向かって言ってるのかわかってんのか?」というリックの言葉で不覚にも吹いてしまいましたが、
今回は中々読み応えがあったというか、リックも言っていたようにようやく安寧の地を見つけたわけで、
ここをより良くしていこうと奮闘するも、中にはニコラスのように初期から居たメンバーも居て、そういう
外の事情を知らないメンバーからすればリックが横暴に見えて不満を感じるのも分かりますし、同様にニコラスが
言っていたように壁の内側に大量のゾンビが押し寄せた、これが息子にとって初めての脅威だったので父親の
ニコラスとしては我を失う緊張感に陥ってしまったと、そういう久々に、総督のような戦争状態ではなく、
従来なら十分に起こりうる人間同士のいざこざが描かれていて、同時にリックの心が加速度的に壊れていき、
遂にカールにまで不幸な事件が起きてしまうという、マジでもうコレはリック死ぬぞ、というこの異常な濃さ。

展開的にもモーガンがまさか死ぬとは思いませんでしたし、正直読んでいてグレンもちょっと死ぬのでは、
という恐怖に駆られましたが、一箇所に留まっているにも関わらず何とも今回は面白かったです。
予想外の展開で読者を驚かす、というのではなく、その予想外の展開がありえる流れで発生するだけに、
展開の面白さで引っ張れるのが凄いなーと、と同時に相変わらず「こいつはムカつくな」のキャラ作りが上手い。
物語的にはこのままコミュニティを完璧なものにして安全に過ごせる、という事は無いでしょうから、次巻は
また何か問題が起きてさぁリックどうする、という展開になるでしょうけど非常に楽しみです。
2015-03-05 : 漫画 : コメント : 0 : トラックバック : 0
Pagetop

ウォーキング・デッド S5 第12話 「居住審査」

刑務所崩壊以来、久しぶりに安心して住めそうな場所へと足を踏み入れる事の出来た展開、警官の服を着た
リックが正直危険なサイコパスにしか見えなかったり、結構貴重なカールによるウォーカー殺害描写があったり、
色々と見どころ満載でした、映像的な面で言えば髪とヒゲを剃ったリックがちょっと残念だったかなーと。
さっぱりしたので本人的にも気分爽快でしょうけど、髪ボサボサヒゲボーボーのほうが変な緊張感が。
内容的には次回以降のリックによる内部生圧が楽しみですけど、ダリルに言った「よせ、今はやめろ」が、
本心なんでしょうけどあの場面で言うセリフじゃないので笑いました、もう変な気を回す余裕も無いなと。
しかしこれはリック役のアンドリュー・リンカーンの演技力を褒めるべきなんですが、今回は、それこそS1以来
と言っても過言ではないぐらい久しぶりにさっぱりした外見になったものの、色々経験してしまった事もあり、
既にリックの表情がS1の頃と比べると全く別になってるのが恐ろしいよなーと、完全に危ない人の雰囲気。

▼ジェシーについて
このエピを見る前に、原作の日本版4巻を既に読んでいて原作でも感じた事ですけど、何がどうと説明するのは
難しいんですが、ジェシーはやっぱりローリにどことなく似てると今回も感じました。
意図的にそういう風にしてるんでしょうけど、ドラマ版で言えば服装とか、ズボンのポケットに手を入れる、
その入れ方の仕草というか、首のかしげ方とか、どことなくローリを彷彿とさせる描かれ方をしているなと。
少なくともまだ警戒しているリックが、初対面の女性に対して背中を見せて、散髪の為とはいえカット用の
ハサミを持たせて自身は上半身裸の状態なわけなので、無意識に安心する雰囲気が出ていたのかなと。

▼仕方のないジレンマ
同年代のロンの家を訪れたカールがリックに「彼らは弱い、僕らは弱くなりたくはない」と言ってましたけど、
こればかりは難しいところですよね、カールも言っていたようにこの町は安全な感じがするし住民も人がイイ。
なので定住したいかどうかという点で言えば安心して落ち着けそうな感じはあるものの、ウォーカーだったり
ならず者の心配をひとまずしなくてすみそうなので、当然そういった警戒心だったりナイフや銃を扱う腕の、
色んな意味での反応が鈍くなってくるので、戦闘面での能力が確実に低下してしまうと。
かといって一生命の危険がある外で暮らすのもアレですし、でもこういう平和なところで暮らすのもマイナスが。
この場合、脅威がウォーカーだけなら特に問題は無いと思うんですが、何より人間の脅威が怖いよなーと。
総督のような人物の場合はいきなりぶっ放してきたりしないので多少安心出来るものの、偶然出会ったのが
ギャレスのような人物だったらタリバン並の処刑をかまされたうえに食われるとかいうエゲつないオチが。

▼果たして弱くなるのかどうか
カール同様キャロルも同じ懸念を口にしていましたが、リックは「俺たちは弱くはない」と発言して、
続く言葉でまさかの「彼らが駄目なら俺たちが主導権を握る」という、普通に考えれば正しい言葉なものの、
もはや「ここを乗っ取る」という意味にしか聞こえないセリフを真顔で口にするとかいう鬼のような展開。
リック自身が言った言葉なものの、確かにどれだけ平和でもリックがまた弱くなる、という事は恐らく今後
無いでしょうか、今回は久しぶりに笑顔を見せましたけど、もう二度と警戒心は無くならないでしょうし。
不安を口にしていたキャロルもなんとなく大丈夫でしょうし、ミショーンやグレンも多分大丈夫、
意外と子供のほうが切り替えは早いのでなんとでもなる、という感じだとは思うんですが、意外とダリルや
エイブラハムが危ないんじゃないかなーという気が、死ぬかは別にして負傷するレベルで。
今回ダリルだけはずっと一人で行動してましたけど、町に落ち着いた事で油断してやられかけた仲間を守る為に
負傷してしまう、という王道展開がこの先ありそうな感じで、エイブラハムは軍人なものの、落ち着いたせいで
油断して負傷、とかがあるんじゃないかなーと、このまま安全な展開だと物語的にもアレですし。

▼ディアナは有能なのかどうか
議員というだけあり、少なくとも話の通じないやつ、という印象は無かったものの、実際どうなのかなーと。
どうやらディアナが各々の仕事を割り振ってるようですが、明らかに足を負傷しているノアを物資調達係、
もうこの時点で人を細かく観察する目があるとは思えないですし、映像として映ってないだけで、恐らく
ディアナは全員と個別面談しているでしょうから、それでもノアが足に問題を抱えている事を見抜けなかった。
同様に、グレンに感謝こそしていたものの息子のエイデンが色々問題のある人物、と分かっていながらも
物資調達に関してのリーダー役を任せたままだったので、人を見る目もさる事ながら、まとめる能力にも
疑問があるのでは、という印象でした、少なくとも同じ女性で病院のドーンよりは有能なんでしょうけど。

▼珍しくスカっとする展開
このドラマの場合、対人間だと総督やギャレスのようなキャラクターがメインなので、嫌味なキャラが撃沈、
とかの展開は中々描く機会がありませんでしたが、今回はエイデンがディアナに「何故入れた?」と、
明らかに不満な様子で質問した際にグレンが「お前より有能だからだ」と答えたり、簡単にそれで激昂した
エイデンがグレンを殴ろうとするも回避、反対にグレンがエイデンに一発顔面へお見舞いする、といった、
なんとも見ていて最高にたまらない描写があったのが、これがもうスカ!っとしたなーと。
ただ、マジな話で言えばエイデンは明らかに無能、或いはグレンが言うように自分中心の独り善がりな性格、
となるとリックが言うように、結局はこの町で要職に就いている人物の言う通りに行動していると、むしろ
こっちが危険な目にあってしまいかねないので、早めに何とかしないとマズイのは事実ですよね。
視聴者視点としても、こんな無能なキャラの、しかも今更平和な町で暮らしてたキャラのせいでレギュラーの
誰かが犠牲に、なんていう展開だけは絶対に見たくないですし。

▼色々と気になった事
・何故アーロン達が出かけた際に使用した車を町の外に置いたままにしたのか。
・町の外の廃屋っぽい感じの家の窓から女の子がカールを見てたけどアレはなんだったのか。
・武器を念の為に預かる、と言っておきながらナイフやボウガンの携帯を何故許可したのか。
・リックが前回念の為にと隠した銃が無くなっていたけどこれに意味はあるのかどうか。
この辺りが今回気になったんですが、アーロン達の車に関してはリックが正門から外へ出た際には
無くなっていたので、単純に演出的な問題でしょうか、一度門の外で全員を集合する映像が欲しかった、で。
廃屋の女の子に関しては、これは今にして思えば8ヶ月の間無言だったという女の子なのかなーと。
カールが見た時みたいに、勝手に外へ出て人が見えたから一時的にあそこに隠れていただけ、といった感じで。
武器関連に関してはまぁ、これはナイフだと接近戦のみ、ボウガンだとディアナ達が銃を持っていたら準備に
手間取って使えないから、とかも理由でしょうし、一応ディアナ側としても譲歩というか、全ての武器を
奪うと不信感も増すから携帯武器のナイフやボウガンだけは許可する事にした、と。
で、最大の疑問はリックの銃でしょうか、たまたまあの廃屋の近くを通った誰かが発見して回収しただけか、
リックの隠した銃は分かりやすく「J」というイニシャルの書かれた銃を映像でも見せていたので、
今後何か問題が起きる、或いはその銃で誰かが撃たれる、それがリックの隠した銃だったので、リックが
警戒して銃を隠してしまった警戒心の強さが原因で仲間が負傷してしまう事になった、とか嫌な伏線の。
2015-03-03 : 海外ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
Pagetop

ヴァイキング ~海の覇者たち~ 第03話 「戦いの序曲」

前回までに比べると中盤までの展開が間延びしている印象は受けたものの、今回は新加入のアセルスタンを
中心に目新しい描写や展開が多くて面白かったです、ラゲルサが加わった事で次回以降の展開にも期待が。
内容的にも「魂ってなんだ?」というラグナルの非常に哲学的な問いがあったり、そのアセルスタンを、
信頼出来る人物だと認めたからだとはいえ簡単に子供を任せる事にする、ちょっと器が大きすぎて心配になる
レベルの大物さを見せたり、全体的に今後への布石になる描写が中心のエピだったなという印象。
映像的にはラストの、血を含んだ赤い海の描写が非常に綺麗で印象的でした。

▼意外と自由航海も命がけ
ラグナルは首長を無視して勝手に西への航海を決めて、勝手に出かけたわけですけども、当然の事ながら
この時代なのでラグナル達が乗っている船でも相当レベルの高い船だと思うんですが、それでも現代の船に
比べると船で生活し続ける、というのは流石に無理なわけで、ラグナル達も今回村へと戻ってくる展開。
当たり前ですけど、首長を無視して勝手に行動を起こしたものの、当然自分達の家族や住まいのある村へ
戻ってくるのは当然の話で、これも当然の事ながら勝手に西へと行った事は首長にも知れ渡ると。
一応、首長は別に「勝手に航海に出たら殺す」とは言ってないですし、実際「ラグナルは漁へ出てる」
という事で序盤はやり過ごせたので航海に出るのはOK、船もラグナルが自分の船で出かけたのでOK。
ホント建前上ですけど、色々とルールを決めて民主的に生活しているので、恐らくは皆で行くであろう
東への略奪時以外は各々自由行動が許されている状況、でも明らかに主張の意向を無視した行動を取ると。
逆に、こんな風に大々的に行動しておいたほうが反感は買っても、目立った事で余計殺されにくくは
なると思うので、ある意味ラグナルみたいに堂々とするほうがいいんでしょうか、周囲も危険ですけど。

▼首長は間抜けすぎる気が
「何故他の者は失敗してお前は大陸を見つけられたのか?」という旨の質問に対してラグナルは、
「恐らく幸運だったんでしょう我々は、雷神トールのおかげです」と、自力での発見ではなく運と、
仲間達の誰もが信じる神のおかげであって、自分が首長より優れているから、とは言わずにあくまでも
首長の立場を貶めずに答えたのに、首長は皆の見ている前で「だが宝は全て私の物だ」と宣言。
確かにラグナル達は首長の「略奪は東」を無視したうえに、一応首長も「一つだけ宝を選んでも良い」と
妥協案を見せてはくれたものの、文字通りラグナル達は、勝手な行動とはいえ船まで自分達で用意して、
命がけで西にも大陸や財宝がある事を証明して戻ってきたのに、その報酬となる金銀財宝は全て首長の物、
というこの言葉は、ラグナルや仲間だけでなく、ここで暮らす普通の人々にも悪い印象を与えて、
確実に反感を買うだけだと思うので、この判断はいくらなんでも間抜けすぎるんじゃないかなーと。
今回はコケにされたわけではないので、嘘でもいいからここはラグナルを立てて褒めるべきだっただろうと。

▼意外といい加減なラグナル
選んでいい財宝は一つだけ、と首長に言われたのに大量に隠し持っていたロロに対しては本気の態度で
オーディンに見放される、ヴァルハラへ行けなくなる、と激昂していたのに、家に戻ってラゲルサと
夜楽しんでる時に、いきなりアセルスタンに3Pを持ちかけて、アセルスタンが禁欲の誓いを立てているので
「罪を犯す事になる」と答えるも、やたらいたずらっ子全開の表情で「分かるもんか」と誘うとかいう。
これはラグナル自身も言っていたように、本人的にはマジで「いいから遊ぼうぜ!楽しいって!」
といった具合に、良い意味で子供みたいな気持ちでそう持ちかけてるんでしょうけど、兄に対しては、
相手が首長とはいえ「一つだけ」という約束を破った事で激昂までしたのに、奴隷であるアセルスタンには
簡単に神への誓いがどうとかを無視するという、この辺りが良いキャラの証なのかもしれませんが。

▼言葉の壁は大きい
再びイングランドを訪れた際に、王国の兵士がやってきて交易ならと承諾して招待してくれるも、
イングランドの言葉が分かるのが、恐らくはアセルスタンに簡単な言葉を習ったであろうラグナルだけ。
一人しか会話が出来ないうえに、当然言葉も分からず、武装した集団が近寄ってきた事もあり警戒するロロ達。
結果的に言葉が通じないのと、フロキが兵士の一人から十字架のネックレスを引きちぎったのがキッカケで
お互い戦闘が始まってしまいましたけど、やっぱりこういう時に言葉が通じないのは大きいですよね。
勿論言葉が通じたからといって、ロロは明らかに警戒してましたし、兵士側も言葉の分からない異国の人間が
集団で現れたので警戒してる状況、結局は交渉決裂で戦闘、という結果になったかもしれませんけど、
時代背景の関係上、今以上に昔は言葉の問題で、偶然異国に辿り着いても色々難しかっただろうなーと。
会話の流れを見ている限り、相手のリーダー格は友好的な人物だったので交渉失敗が何とも残念ですが。
2015-03-02 : 海外ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
Pagetop
ホーム

プロフィール

ざくろ

Author:ざくろ
現在プレイ中のゲーム
据置機 仁王
携帯機 
zakuromt@yahoo.co.jp

ツイッター

カレンダー

02 | 2015/03 | 04
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

検索フォーム

今月鑑賞予定映画

4/1 ハードコア

4/14 グレートウォール

4/14 パージ:大統領令

4/29 フリーファイヤー

今月のオススメ

個人的オススメ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

来客者様

フリーエリア