ゲームや海外ドラマの感想を中心に色んな話題雑談を書いてます、ネタバレ有りです。

スリーピー・ホロウ 第08話 「首なし騎士の正体」

サブタイ通り遂に首なし騎士の正体が判明する今回、話数的には8話なもののポイントとなるエピなので、
今回はOP映像の入るタイミングと展開が非常にカッコ良かったなーと、首なし騎士も無駄にイイ声。
本編も本編の展開だった事もあってか、久々に金のかかった映像で、銃撃を受けて粉々に砕け散る
モロクの手下なんかは良い感じでしたし、初めて怒りに声を荒げるクレーンという珍しい展開、
前回から完璧に仲間として行動しているアーヴィングはスタイルがイイうえに鋭い表情をしているので、
警戒しながら歩く光景が非常に映像的に映えていて良かったりと、中々映像面でも良いエピでした。
展開的には、ひとまず首なし騎士に関する本編は今回で一度中断して、次回から単発エピでしょうか。

▼エイブラハムが騎士になった理由
クレーンは「エイブラハムは私のせいで騎士になった、名誉を傷つけた」と自嘲気味に言うも、
ミルズは「18世紀らしい考え方ね。彼の決断よ、あなたは悪くない」と、別に慰める為にではなく、
文字通りそう思っているからそう答えた、という返答。
映像的には無理矢理騎士にさせられたような感じでしたけど、仮にエイブラハムが自分で決断したのであれば、
勿論ミルズが言うように自分自身の決断なので、そこまでの過程がどうであれエイブラハムが自分で決めた
出来事なのでクレーンは関係無いですが、理由としては、普通に考えればやっぱりクレーンに対して、
復讐というよりも自分の力を誇示したいとか、クレーンを負かしてカトリーナに自分を選ばなかった事を
後悔させる、とかそういう感じでしょうか、今回のエピを見る限りのエイブラハムの傲慢な性格だと。
実は色々考えた結果、むしろクレーンとカトリーナを守る為の選択だった、とかも王道と言えば王道ですが。
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2014-04-19 : 海外ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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サプライズ



サプライズ [Blu-ray]

監督:アダム・ウィンガード
出演:シャーニ・ヴィンソン
価格:¥3,756 (2014.04.17時点)
時間:94分

発売日:2014.04.16
レンタルBDで視聴、画質音質は普通、本編には関係無いもののBDのパッケージは非常に良い感じ。
ネット上の評判がすこぶる良かったので興味を惹かれて見てみたんですが、主人公が実は恐ろしい女だった、
という点以外は、全体的に良い意味で古き良き時代のホラー映画の王道を貫く作りだな、という印象でした。
冒頭で殺される男女の展開なんてあまりにも王道中の王道ですし、言葉は悪いですがそこから本編開始となる
ボウガンが突き刺さるまでの約27分間は、正直丸ごとカットしてもいいぐらいどうでもいいレベルの展開。
そこからはテンポ良く矢継ぎ早に色んな展開を見せてくれて、襲撃者が撲殺されるシーンなんて見ていて
笑ってしまうぐらい痛快でたまらないものがあったりと、最初の30分程さえ乗り切れば面白い内容、という。

▼約束された展開からくる笑い
携帯の電波が通じるところまで全力疾走で駆け抜けよう、という事で走り出すエイミー。
もうこの時点で、恐らくドアから出た瞬間に待ちかまえていた犯人に顔面をハンマーか何かで殴られるのでは、
という予想が立ってしまうわけですが、実際はワイヤーが仕掛けられていたとはいえ、このあまりにも
良い意味で次の展開が予測出来る流れが素晴らしいなと思いました、悲劇なのに笑いがこみ上げてくるという。
むしろ正に待ってました!と言わんばかりの展開、いかに観客を笑わせるかに力を注いだとでもいうか。

▼犯人達の正体が少し意外な感じ
身内に犯人が、という展開自体は非常に王道なものの、エリン達の立場に立ってみれば、文字通り謎の
集団にいきなり身内が殺されていくという非常に理不尽な展開で、相手からは犯行声明だったり拉致監禁、
そういうお約束の流れではなく、いきなり問答無用で殺しにきているわけなので、個人的には、てっきり
これまた王道ではあるものの、実は襲撃者達は道楽的な感じで、大金を支払えば入れる犯罪倶楽部のような
ものがあって、そこのメンバーが適当な大家族を選別、いかに派手に殺せるか、いかに斬新な手法で殺せるか、
誰が最も多く殺せるか、といった事を競ってるだけの、ある意味で遊びでやってるような展開かとばかり。
少なくとも劇中で、判明するまではそこまで目立っていたわけではないフェリックスが主犯だった、
という展開は予想していませんでした、途中から不自然に出番が無くなった挙句に生死すら描かれていない
クリスピアンが犯人側の一人、というのは王道なので十分に読める展開だったものの。

▼最後のオチまで良い意味で予想通り
あの状況でクリスピアンがどう感じていたかは分かりませんが、エリンが容赦なくクリスピアンを刺殺する、
というのは当然の展開であり予想も出来て、その光景を見た警官がエリンを犯人だと思い込んで銃撃、
という流れも勿論王道で予想通り、更にこの時点でエリンが玄関に仕掛けた罠がまだ作動していないので、
屋内へと足を踏み入れた警官が残念ながらその罠にかかり即死してしまう、という点まで王道で予想通り。
本来なら、見ている最中に自分が予想した通りの展開になってしまうと誰しも興奮出来ないでしょうけど、
この映画の場合、良い意味で期待通りの展開が繰り広げられるので、見ていてにやけてしまうレベルの良さ。
直前の、死に瀕したクリスピアンの「どうして…?」という言葉に「文句あんの?」と返すシーンも最高。

▼感想まとめ
絶賛するという程の良さでは流石に無いものの、想像以上にエリンのおかげで楽しめたな、という印象でした。
襲撃した相手が実はマジモンのヤバイ人物だった、という内容自体はNO ONE LIVESなんかもそうなので、
決して珍しいジャンルというわけではないものの、エリンが容赦なく襲撃者を殺すシーンは痛快ですし、
殺人を犯しているというのに動揺の欠片も見受けられず、ミキサーで脳を破壊するわ、ナイフを女性である
ジーの頭部に突き刺して殺害するわと、あまりに容赦の無い行動がとにかくたまりませんでした。

内容的な事で言えば、全体的に曲が良かったなという印象を受けました。
ホラー映画にしてはBGMをふんだんに活用していて、場面が変わると同時にスパっと音を消したり、
いきなり音楽を使って驚かせる、という手法だけでなく、多種多様な使い方で上手く盛り上げていたなと。
強いて欲を言えば、序盤があまりにも冗長だったり、全く必要無いのに女性の胸を映していたり、
そのまま原題でいけば良かったのにサプライズというインパクトに欠ける邦題にしてしまったのが残念。
昨今中々良質なホラー映画が少なくなってきているので、この映画のように変化球的なモノは嬉しかったです。

2014-04-17 : 映画 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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スリーピー・ホロウ 第07話 「真夜中の騎行」

今回は遂にアーヴィングが首なし騎士と対面する、というのが一番の見所だったと思うんですが、
当然本人にしてみれば信じていない化け物との遭遇なので相当驚いたでしょうに、メインキャラで
基本的に死亡フラグが立たないであろう状況とはいえ、冷静に対処して切り抜けたうえに首もゲット、
何気に凄い活躍を見せたというか、しかも無傷で生還するという異常な展開。
そしてその後に待ち受ける顔面提灯という異常にインパクトのあるハロウィン的演出。

他には久々にクレーンとミルズの軽快な会話のやりとりが良かったなーと、特にクレーンはらしさ全開。
序盤から地球を汚す何かだったり壊す道具の開発だったりと批判しまくっていたのに、そういった
現代の科学力を駆使して人工太陽の紫外線を使い首なし騎士の撃破に成功する、という流れも良い感じ。
子供達に嘘を教えている博物館の案内係に本気で食ってかかったり、ミルズが昔の暗号解読はお手上げ、
といった態度を見せた際に「見知らぬ世界に困惑したか?気持ちは分かる」など今回はセリフがセンス抜群。

▼「今回は首を破壊する」
首なし騎士が首を入手したら他の3騎士が蘇り終末が、という事で首を破壊する事を宣言するクレーン。
非常に今更という感じですが、この手の展開は過去にどの作品でも何故かその対象物を必死に守りぬく、
という展開ばかりで、今回クレーンが提案したように破壊してしまえば万事解決なのにそうはしない、
というケースが多かっただけに、非常に分かりやすい解決方法を提案してくれたなーと。
勿論、そういう簡単な解決法を防ぐ為に「だがアレを破壊すると災いが」的な措置を施している作品が
多かったものの、たまにはこういう分かりやすい解決法を選択する作品があってもいいよなと思ったり。
残念ながら結局首が恐ろしく頑丈で破壊出来ない、という結末には終わってしまったものの。
2014-04-16 : 海外ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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魔都紅色幽撃隊 プレイ日記 2 2ND TRACK 「cold as loe 冷たいお前」

内容的には1話目がプロローグ、この2話目が1話、という印象でした、夕隙社も登場してようやくという感じ。
アルバイトではあるものの、初めて主人公達が仕事として霊退治をする事になったり、除霊依頼掲示板で、
本編とは関係の無い霊退治をして資金やアイテムを入手、遊び要素として独特なルールのボードゲームが
プレイ出来たりと、個人的に「やれる事が増えた」という事も含めて、この2話目は結構面白かったです。
戦闘も除霊を何度かこなす事である程度の感覚が掴めてきてテンポ良くプレイする事も可能に。

シナリオの感想で言えば、実は今回の依頼人である眞鍋、元婚約者の死後複数の女性と交際していたようで、
その交際相手の女性ばかりが霊に襲われていたという、王道と言えば非常に王道のどんでん返し。
何股もしているから襲っていいというわけではないですし、この場合眞鍋が襲われるならまだしも、
何も関係の無い交際相手の女性達が襲われているので問題ですが、2話目の時点で…それも物語的には
主人公とさゆりにとっての初めての仕事でいきなり「実は依頼人のほうにそもそも問題があった」という
展開をもってくるのは結構珍しいなーと、性格的にさゆりなんかはこういう嫌な現実を見せたほうが何かと
話も伝えやすいと思いますし、それはそれでさゆり自身も色々やる気が出てくるとは思うんですが、それでも
2話目でこの手の展開を持ってくるのは意外な感じでした、まだキャラ紹介の途中レベルにも関わらず。

その一方で、こんな事に突っ込む必要は無いんですが、人手不足状態とはいえ夕隙社大丈夫か、と思う面も。
支我はそれなりの経験を積んでいるようですし、知識量も豊富なので頼りになる存在ではあるものの、
バイト初日の二人を現場に行かせて、しかもその際に最初は萌市が同行していたとはいえ情報収集の為に
支我が別行動を取る、というのは大丈夫なのかという気が、いくら霊が決まった時間帯にしか出ないとはいえ。
まぁ、言葉は悪いですがこの辺りは事前に今回除霊する霊の危険度をリサーチしておいて、大丈夫そうだと
判断したから支我達に任せた、という感じではあると思うんですが。
無理にフォローすれば、校舎の4階で主人公に関しては力量を確認済みなので大丈夫と判断した、と。

現時点での印象で言えば、直近だとやはり九龍との比較になってしまいますけど、まだ2話目な事もあってか、
単純な面白さでは九龍に遥かに劣るかな、というのが正直な印象です、曲やキャラの良さも含めて。
サブクエストに相当する依頼関連に関しても、別に悪いわけではないんですが、何か全てにおいて、九龍と
違うゲームを作ろうとした結果、劣化コピーではないものの、全てが九龍に劣る作品に仕上がったという印象。
まだ2話目ですし、2話目の時点で1話目より面白いと思えたわけなのでまだまだ分かりませんが。
2014-04-15 : 魔都紅色幽撃隊 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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スリーピー・ホロウ 第06話 「フリーメイソンと罪」

冒頭、いきなり「くつろぎ」と称して少年野球を見るクレーンとミルズが妙に笑えた今回ですが、
野球を「上手く差別のないスポーツ」として、その為にクレーンは昔戦ったんだろう、と言うミルズは
脚本的に上手いなーと、二人のやりとりだけでなくこういう脚本の流れがホントに巧みだなと。
内容のほうは初めてミルズとカトリーナが遭遇したり、初回エピ以来の首無し騎士が登場したり、
そもそもの内容がシーズン終盤、或いはS1最終話に前後編としてもってきてもイイような展開だったりと、
良い意味で何かと目白押しな感じでした、クレーンが死ぬはずはないと分かっていても展開として良い。
「運命は偶然ではありません、選ぶものです。選び、受け入れるものがあなたのものになる」
というカトリーナの言葉も非常に前向きで、正にシーズンファイナルに相応しい言葉とも。

▼無力さを痛感するクレーン
クレーンが過去に、描写上は実際にキルケという人物の事を知っているものの、その男の事を考えて尋問を
耐え抜き、最終的にその男を見逃すも悪魔に化けた上官が射殺した、という過去が描かれていましたけど、
実際命令なので仕方ないですし、こういう状況で命令に逆らうと悪魔が化けていたとはいえ、その大佐が
言っていたように、上官命令に逆らったというだけで反逆罪に処される可能性があるので、カトリーナに
指摘されたように正しい事だと分かっていても行動に移す事が出来ない、という事は多々ありますし、
むしろその方がリアルで説得力があるものの、主人公が過去に、こうした出来事で無力を痛感していた、
という展開が早くも描かれるというのが珍しいなと思いました、イメージ的に主人公の過去はもっと中盤とか。
クレーンはキルケを逃しはしたものの、結果論とはいえ自分の目の前で射殺される結果に終わったので、
やはり後悔する事になったというか、もっと早くに逃してあげる事も出来たはず、という後悔が。

▼死ぬ気だったクレーンとフリーメイソンの思惑
騎士を止める為に自らも死ぬ気だったクレーン、しかしクレーンを大切に思うミルズが何とか死なずに
すむ方法を発見して、事実クレーンは死なずに騎士との繋がりを断ち切る事に成功した、という熱い展開。
物語的には非常に良いものの、冷静に考えると、本来ならクレーンが死ぬ事によって首無し騎士も消滅、
しかも、結果的にカトリーナがクレーンを生かす為にフリーメイソンから隠した事が原因で騎士も再び
甦ってしまったわけなので、そういう意味では、クレーンが生存して、騎士も生存したまま、という
この結果は、果たしてフリーメイソンとしては容認出来るものなのか、という疑問が。
2014-04-13 : 海外ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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魔都紅色幽撃隊 プレイ日記 1

今井秋芳監督作品の新作、という事で超楽しみにしていたこのゲーム。
人によって、期待しているゲームの場合入念な情報収集を行う場合と、事前情報で少なからず
シナリオだったり色んな事を知ってしまって少しでも楽しみを減らす事が無いように情報を完全に
遮断して発売日を待つ、この二種類があると思うんですが、個人的には後者で、このゲームが
どういうゲームで、果たして過去作のように魔人や九龍と世界観に繋がりがあるのかどうか、
その事すら知らずに購入しました、超前向きに言えばそれだけ楽しみにしていて信頼していたと。
そんなわけで、折角なのでプレイ日記なんかも書いてみようかなと思いました。
基本的には各話の感想がメインになると思います、魔人や九龍に関する話題なんかがゲーム中に
出てきた場合はそれらに関する感想や、各話の今後の予想だったり伏線なんかも考えてみたり。

▼1ST TRACK 「CHANGE THE WORLD 転校生の世界」
どれだけ楽しみにしているゲームでも、やっぱり最初は妙にあっさりしている印象を受けたり、
このゲームのようにADV以外のパートがあるゲームだとその部分を理解するのにどうしても時間が
必要なので、手探りの関係で評価が若干下がってしまったりするわけですが、個人的にはこのゲームも
ご多分に漏れず、そういった理由で、少なくとも初回エピに関してはやや微妙かな、という印象でした。
今井秋芳監督作品で言えば、魔人の剣風帖、外法帖の陰と陽、九龍、初回エピに関してはこの4作品が
あるわけですけど、外法帖の陰パートはめちゃくちゃ面白い、と感じたものの、他の3点に関しては普通、
という感想だったので、それらを踏まえると、まぁ今回もやや微妙に感じたのはそんなものなのかな、と。

シナリオ自体は非常に王道で、転校してきた主人公が登校中に女生徒とぶつかる、その女生徒の友達が
メインヒロイン、その直後に主人公がこのエピの最後でバイトをする事が決まる夕隙社の編集長と出会う、
学校で自己紹介中に京一やアロマに相当する人物と出会い妙な質問を浴びせられる。
その後はヒロインに学校を案内してもらい、その最中に怪異と遭遇し初めての霊退治、という、
当然ながらまだ一話目なので、王道の展開が繰り広げられて、テキストの表現や「幽霊を信じるか?」
といったいきなりな質問など、良い意味で今井秋芳監督作品らしい雰囲気が出ていたなーと。
ヒロインが過去のメインヒロインと違ってツンデレ風だったのは非常に新鮮だったと同時に、
九龍の白岐幽花があまりに個性的だったので、若干インパクトの面では負けるかなという印象が。
シナリオ的には、当然過去の魔人や九龍がそうであったように、一話目は設定や世界観の紹介がメインで、
二話目三話目からが本格的に物語が始まって、横道も色々増えてきて、という感じなので二話目以降に期待。

一方の戦闘パートに関しては、これはまだ一度しか体験していないので感想を言うのは早いものの、
とりあえずこの一度の戦闘のみの感想で言えば、やっぱり誰しも感じた事だとは思いますけど、映像的な
物足りなさが尋常ではないな、というのが第一印象でした、派手な映像演出が良いというわけではないものの、
だからといってこれはあまりにも簡素すぎるのではないか、という気が。
実際どうなのかは分かりませんが、この辺りは逆にPS3だけでなく、VITA版も発売されるわけなので、
九龍のような戦闘描写が不可能なわけではないでしょうけど、あまり凝ったものだとVITAで表現出来ない、
或いは明らかに劣化版になってしまう、といった理由等もあって、言葉は悪いですけどPS3版も、
どちらかと言えばVITA版の性能に合わせてこういった仕様にしたのかな、という弊害があるのかなという気も。
敵の行動を予測して撃破する、というのは面白いですし、明確な制限時間が設けられている事で、例えば
SRPGなんかでよくある、敵が動かないのをイイ事にちまちま攻撃しては回復して、を繰り返しての長時間
プレイをする事で確実に撃破出来る、といった方法を防いでいるのは良い事なんですが、戦略性には
富んでいても、単純な映像面での物足りなさは否めないかな、という印象を受けました。
これは今後仲間が増えたり、戦闘マップが拡大されていく事でまた違った感想を持つかもしれませんが。

あとは、今井秋芳監督作品ではお馴染みの感情入力システム。
今回は過去の作品と違って、相手への感情を入力する際に肯定否定無視の9個ではなく5個へと減少し、
代わりに視るや嗅ぐといった五感を使った入力が新規に登場しましたけど、まだこの辺りに関しては
流石にどういう反応が出るのかよく分からないので、現時点では良し悪しがまだ分からないかなーと。
この場合、例えば触るの選択がさゆりに行った「握手」の意味での触るになる場合もあれば、勝手に
主人公がハグとして選択する場合、そうではなく肩や髪を触ったりと、直前の文章からは意図出来ない
選択として選ばれる可能性もあるだけに、この辺りは魔人や九龍同様、ある意味選びにくい選択肢。
良い面で考えれば、これまでのような感情入力だけでなく、行動で表現する事も可能になったわけなので、
ゲーム的には更なる進化を遂げた、と言えなくもないのかなと。
2014-04-12 : 魔都紅色幽撃隊 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇



第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇 PSP the Best

メーカー:バンダイナムコゲームス
機種:PlayStation Portable
価格:¥2,336 (2014.04.11時点)
発売日:2014.02.20 (廉価版発売日)



約59時間でクリア、廉価版のDL版をVITAに入れてプレイ、破界篇のデータ引き継ぎは無し。
Zのシリーズは2作共プレイ済み、SRポイント全取得、終盤の分岐は原作再現のゼロ・レクイエム。
撃墜上位5名は、ゲイナー276、ゲイン173、アムロ167、マリン158、シンシア144、ブラスタはリアル系。
破界篇があまり面白いと思えなかったのが余計に功を奏したのか、今回は非常に楽しめました。
以下シリーズのネタバレを含む良し悪しや感想なんかを。

▼良い点
・破界篇に比べると単純にテキスト自体が読んでいて面白い事が多かった。
・人によっては印象が様々だとは思うものの、破界篇と違って他作品同士でのクロスオーバーが多い。
・これも同様に、携帯機の利便性を考えると評価が難しいもののシリーズでも屈指のボリューム。
・当初は違和感を感じた新規参戦の鉄人28号、やってみると、特に序盤なんかはむしろ意外と馴染んでいた。
・エースボーナスが色々と凝っていて面白い、SRポイントの取得条件も多種多様に。
・敵からの攻撃時に□ボタンを押すだけで反撃武器の選択画面を開けるようになった。
・反撃時に武器の残弾まで戦闘開始確認画面で表示されるようになった。
・VITA版限定ではあるものの、解像度がPSPとは違うのに、VITAでプレイしても引き伸ばし感が無い。

▼悪い点
・破界篇同様、初代Zから参戦している作品がキャラやユニット数、戦闘曲等が明らかに冷遇されている。
・別に悪いわけではないものの、破界篇同様、初代Z組の扱いが基本的にぞんざい。
・特にランドとセツコがZONEから復帰する際に、これといったイベントも無く増援で登場は非常に残念。
・VITA版限定ではあるものの、左のアナログスティックが移動ではなくマップの拡大縮小にのみ対応で不便。

▼初代Z組の不遇な扱い
破界篇同様、あくまでも第2次Zで、初代Zの面々は異世界から来た訪問者であって、更にイベント等は
既にあらかた終了しているので、そういう意味では初代Z組のほうが目立ってしまうようではダメですし、
この再世篇で描かれていたように、時折初代Zでの展開の事が触れられる、というぐらいの扱いが、
バランスを考えれば一番いいのではないかとも思うんですが、やっぱり好きなメンツがあまり目立たず、
というのは残念ですし、思い入れもある関係上、結局使っていたキャラも初代Zのメンバーがほとんどと。

▼オリジナルのインサラウムが微妙
個人的な印象だと、αの頃のオリジナルに近いノリを感じました、嫌な言い方をすれば至上主義レベル。
αの時は正にSRXが最強であるかのような言動やテキストが多かったものの、流石にそれはちょっと、
という事でα外伝以降はオリジナルの扱いも抑えられたものになっていましたけど、今回はシナリオの
関係で、確かに規模だったり人数だったりは多いのかもしれませんが、インサラウムが最強の敵、
とでも言わんばかりの扱いで描かれていたので、単純にそういうのはちょっとなー、という印象が。
ウェインをはじめ、今で言うところの厨二的な言動の目立つキャラや設定も多かったですし、
劇中でゼロ自身が語っていたように、幸か不幸かインサラウムのボスであるユーサーのした事は
トレーズやルルーシュと同じで、ナイトオブゼロだったりの称号もコードギアスと同じだったり、
悪い意味で二番煎じなケースが多く、設定自体も辟易してしまうものが多かったりと、良かったと
感じた方も勿論居るとは思うんですが、個人的にはちょっと今回のオリジナルは微妙だったかなーと。

▼クロスオーバーの良し悪し
大前提として、そもそも破界篇のようにクロスオーバーせずに展開されるとスーパーロボット大戦という
作品に出ている意味が全く無いので、そういう意味では、言葉は悪いですが公式に認められた同人のような
ゲームなので、色々絡んでくれるほうが嬉しいですし、戦闘中の特殊会話なんかも勿論そうなんですが、
今回の再世篇、全く知らない人がプレイした場合、モビルドールやゼロシステムはWではなく00が発祥、
そう勘違いしてもおかしくないぐらい今回はそもそもの設定レベルで絡んでいるので、流石にここまで
深く絡んでいると、ちょっと賛否両論が激しいんじゃないかなと思いました。
変な表現ですが、特にこのモビルドールだったりに関して言えば、作品の性質上、Wは00の下というか、
そういう風な印象に取れてしまうような扱いだっただけに、ちょっとどうなのかなという気も。
前述のようにしっかり絡んでくれないと意味が無いので、そういう意味では、例えばRのGガンダムが
完全に原作終了後の、それこそ同人レベルの展開をしていたのと同様、原作とかけ離れた展開をするのも
十分有りだとは思いつつも、こうして目の当たりにすると、良くもあり悪くもあるよなと。

▼やっぱり据え置き機でやりたかった
破界篇も再世篇も、開発当時の時点ではPS3やVITAで出すのは色んな意味で難しい、という開発費との
兼ね合いなんかもあったとは思いますし、どんな内容だろうと面白ければ機種は関係無いものの、
やはり容量の関係でトライバトルシステムが廃止になったり、登場するキャラや機体の数、戦闘時に
使用される曲の数等、様々な面でシリーズ1作目のZよりも退化してしまっている部分というのは
少なからずあったわけなので、その辺りを考えると据え置き機で発売してほしかったなーと。
特に今回はボリュームもあっただけに、腰を据えてというわけではないですけど、戦闘アニメも
明らかに初代Zより格段に進化している、と実感出来たであろう据え置き機で見たかったという気持ちが。
とは思いつつも、この辺りは良し悪しが難しいところでしょうか。
仮にPS3で発売していた場合、容量的な余裕から、或いは破界篇と再世篇の二作にわける事なく、
壮大なボリュームにはなるものの第2次スーパーロボット大戦Zとして一作での発売になっていたかも
しれないので、そうなると破界篇開発終了後に、ミスや問題点を改善しての再世篇開発、という流れに
ならなかったでしょうから、携帯機で二作にわけたからこそ、再世篇が良くなった、そういう事を
考えれば、据え置き機で一括発売、というのもそれはそれで弊害があるのかなと思ったり。

▼クリア後の感想
破界篇は正直に言うとあまり面白いと感じれなかった為、結局再世篇もプレイが先延ばしに
なってしまっていたんですが、今回廉価版が発売されて、DL版のほうも廉価版価格での発売、
という事でプレイしてみたところ、想像以上に楽しませて頂く事が出来ました。
感想を書く段階になるとどうしても不満のほうが多くなってしまいますし、初代Zが個人的に数ある
SRWの中でも5本の指に入るレベルで面白かっただけに、そういったモノを期待したり比較すると流石に
落ちる部分はあるものの、破界篇が微妙だった事を考えるとよくここまで盛り返したなーと。

参戦作品的にも、鉄人28号はあまり目立った出番こそ無かったものの、特に序盤は分岐中に行動する
他作品が良かった事もあってか、全く違和感無くこの世界に入っていたので非常に良かったです。
特にこのZのシリーズは従来のSRWとは少し違った系統の作品が多く出ているわけですけど、
正にその違った作風のロボットで、にも関わらず違和感無く参戦している、というのがZらしい良さ。

物語的には、やっぱり初代Zが個人的にはホント面白くて、でも期待しすぎた破界篇が微妙で、
そのとばっちりで破界篇のメンツもそこまで好きになれず、という状態で再世篇を始めた事もあり、
どうしても第2次Zから初登場の面々は多少おざなりでのプレイになってしまいましたけど、
エースボーナスが色々凝っていて面白かったり、今回は普通にSRPGとしても色々楽しめました。
ボリュームがありすぎる事もあり、終盤は流石に好きなキャラも軒並みエースボーナスを取得して、
特にやる事も無くなってしまったのでダラけたプレイに、という状態にはなってしまいましたけど、
第3次Zにもまた期待したいです、流れ的に無理そうな気もしますけど出来れば初代Zのような雰囲気で。

2014-04-11 : PSP : コメント : 0 : トラックバック : 0
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