ゲームや海外ドラマの感想を中心に色んな話題雑談を書いてます、ネタバレ有りです。

スリーピー・ホロウ 第05話 「完全に消えた村」

何よりもサブタイが印象的でした、例えば「地図から消えた村」ならいかにもありがちですが、
完全に消えた村とか、どちらかと言うとネタ的な匂いすらするこのサブタイ、このセンスが素晴らしいなと。
今回の話の肝となった失われた植民地ロアノーク、勉強不足で申し訳ない事に全く知らない出来事で、
単純にその内容自体が面白かったです、このドラマの場合前回までもそうだったように、アメリカの
都市伝説だったり歴史的な事がこうして描かれているので、面白いし勉強にもなるよなーと。

▼クレーンを疑問に思うモラーレス
「ここは小さな町です、ウワサが立っています、クレーンのことですよ。容疑者が相談役に?
奴は何してるんです」とアーヴィングに質問していましたけど、ようやくその疑問を持ってくれたかと。
実際モラーレスは分かりやすいというか、ミルズと以前付き合っていたという設定なので、典型的な
視聴者に嫌われるタイプのキャラクターなものの、この疑問はマジで正しいですよね。
返す言葉でアーヴィングは「首切り殺人に関し彼の知識が役に立つ」と答えたように、実際過去の人間か
どうかはこの際置いておいて、豊富な知識を持っているのは事実なので、アドバイザーとして重宝。
今回なんかは中英語を使えるクレーンの存在は貴重ですし、世間的に田舎町であろうスリーピー・ホロウに
中英語を使える専門家を呼ぶのには時間も資金も必要になってくるので、余計にクレーンは必要。
なので、クレーンが善意の協力者として非常に助かる存在なのは分かるものの、とりあえずモラーレスや
視聴者が知りたかったのは「何故クレーンの行動が容認されているのか?」だったのだが、という。

▼初めてミルズ達がクレーンの為に行動
先に教会で勇気をもらうというか、神に後押しをしてもらおうとはしたものの、前回までと違い、
既にミルズもクレーンが過去の人間で、不思議な出来事が起きても不思議ではない、と信じてクレーンと
行動を共にしているものの、今回初めてミルズが単独でクレーンの為に行動したという展開。
同様に、確証も証拠も無いのにアーヴィングもミルズの言葉を信じてクレーン達の移送を認めたので、
描写として描かれてないだけで、流石にここまでの怪奇現象や謎の事件の数々を目にして、
ミルズだけでなく、アーヴィング自身も、クレーンが過去から来た人物という事は信じていないにしても、
クレーンの行動自体は正しい、と信じるようになってきている、という感じでしょうか。
特に今回なんかは最重要患者であるトーマスの移送を認めたわけなので、場合によっては余計に疫病が
広がって取り返しの付かない事態になっていたかもしれないのにミルズの行動を認めたわけですし。
展開的には徐々にクレーンを信じる仲間が増えてきている、という王道展開で見ていても面白く。
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2014-03-27 : 海外ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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スリーピー・ホロウ 第04話 「ソロモンの小さな鍵」

恐らくはシーズン1のラスボスであろうモロクの名前が明かされた今回、クレーンも言っていたように
ボストン茶会事件とかいうかわいらしいネーミングの事件がメインかと思いきやバリバリ本編だったと。
まだドラマが始まって4話目なので、やはり視聴者に見てもらう為には吸引力のあるエピソードを
用意する必要があるとはいえ、単発エピで構成しつつも本編の話が連続して続いている、というのが
結構面白い作りだなと思いました、少なくとも今のところは全て本編、でも単発エピという。
ある意味このほうが、連続ドラマ形式ではないものの本編を追う展開には違いないので良いなと思ったり。

▼ミルズ姉妹があっさり和解
モロクの名前が明かされたものの、今回はどちらかと言えばミルズ姉妹に焦点が当てられた作り。
展開的に恐らくジェニーは当分出番が無いと思うんですが、こんなにあっさりと姉妹の絆が復活というか、
和解する事になるとは思わなかったので少し意外でした、映像的には初めて再会した今回で一気に和解。
あまりしつこく引っ張ってもアレですし、ジェニーを自由に動かせるようにする展開が必要なので
早めにこういう展開をやっておく必要は確かにありますが、想像以上にあっさりしてたなーと。
ただ、ジェニーは戦闘要員としてそこそこ使えそうな感じですし、クレーンが居るので実際はそれ程
必要ではないもののどうやら都市伝説等への見聞も深いようなので、キャラクター的に便利な状況。
言葉は悪いですが劣化クレーンのような感じなので、こういう便利なキャラが味方側に居ると何かと
事件解決に便利すぎるので、そういう意味では一時退場的な措置も仕方無いでしょうか。
2014-03-26 : 海外ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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スリーピー・ホロウ 第03話 「眠りの妖精サンドマン」

今回が3話目のエピソードなものの、個人的にこの3話目は非常に良く出来ていたんじゃないかなーと。
良く出来ていたというか、2話目までの時点でキャラクターの紹介や世界観の設定はある程度終わり、
2話目の内容や構成で分かるように基本的には単発エピの積み重ねで物語を進めていくタイプのドラマ、
という紹介も終わっているので、ある意味この3話目からが、視聴者にしてみればゆっくり見れるというか。
内容的にも、単発エピとは言いつつミルズ姉妹の過去の出来事に焦点が当てられているので本編でもあり、
敵として登場したサンドマンは映像的にも結構凝っていて面白かったり、とにかく良かったなーと。
余談ながら、映画版と違いドラマ版だとイカボッドではなくクレーンの名前で呼ばれているので、
このブログでも今後はクレーンで統一して感想を書こうかと思います。
そんなクレーンの今回一番の返答は「(サンドマンとは)子供達の目に砂をかけ、眠らせる妖精のことよ」
というミルズの言葉に対して「野蛮だな」と切り捨てた一言が印象的でした。

▼意外と気付かなかった冒頭の悪夢
クレーンがミルズの妹ジェニーを尋問しているシーンから始まった今回、冷静に考えればまだ3話目で、
黒人警部と友好を深めている様子も無かったのに何故か部外者のはずのクレーンが尋問を任されていたり、
明らかに夢である布石は整っていたものの、意外と見ていて全く気付く事が出来ませんでした。
伏線という程のものではないですが、前回ラストで精神病院に居るジェニーがピックアップされていた、
この事がキッカケで今回の冒頭のシーンも然程違和感なく受け入れて見ていた、という事かもしれませんが、
よくよく考えたらクレーンがここまで信頼されているはずがないので、そら夢だわなと。

▼クレーンの立場がよく分からない
前述のように、取り調べを任されるはずがないかと思いきや、現実展開のほうでもクレーンは普通に現場で
黒人警部との話にも立ち会っているので、扱い的には「警察関係者」のレベルではあるんでしょうか。
特別にミルズが許可した協力者の扱いなのか、或いは前回一度使った嘘の大学教授か何かの肩書きなのか。
ただジェニーに「警官なら強制的に話を聞ける」の流れで話を聞いているので…まぁコレに関しては
ミルズも当然ジェニーに対して負い目があるので、クレーンが警官ではないので警官を装ってそういう事を
するのはダメ、とは言わずにジェニーから話を聞いてほしい側面もあるでしょうから何とも言えないでしょうか。
まぁ本編には関係ないので、別に深く突っ込むような話でもないんですが、なんとなく気になったトコロ。

▼スリーピー・ホロウの警察は脳天気すぎる
今回の最初の事件として、医者のヴェガが飛び降り自殺という形で死んでしまったわけですが、
恐らくクレーン達が現場に到着するまでに少なからず時間的余裕はあったでしょうに、万が一飛び降りて
しまった時の為に予めマットを敷くという事もしなければ、そういった動きを見てヴェガが飛び降りるかも、
という可能性を考えて、ヴェガの見えないところでマットを持った人員を配置させておくとか、
そういう事もせずに堂々とパトカーを停めっぱなしにしていたという迂闊っぷり。
前回監視カメラの映像で独房内の鏡に体当たりして首が曲がった、というのと同じで、あまりにも
警察の体制や対応が杜撰というか、イイように言えば、田舎町のスリーピー・ホロウではそこまで集中して
事件が起きる事は無かったので警察も結構脳天気に過ごしてた、という事なのかもしれませんが。

▼悪魔を見た話を何故警察は信じなかったのか
そんな事信じるはずがない、と言ってしまえばそれまでですが、ミルズは黙っていて、妹のジェニーは
「何も言うな」と言われていたものの正直に話したというのが過去の出来事。
普通は信じないか、よくある「恐らく意識を失っている間に何か怖い夢を見ていたんだろう」で、
それを現実と混同したとして、本人を傷つけないように対処するでしょうけど「アビー、君も見たのかい?」
と聞かれて、ミルズはジェニーが隣に居たのに「見てない」と返答。
「よく覚えていない」ではなく「見てない」という返答で妹を守らなかったのは本人も後悔していたように
ひどい話ですが、その返答に対して、明らかにジェニーが「嘘ぉ!?」という感じでミルズに迫り、
ジェニーの言葉に、明らかにミルズは押し黙ったままだったので、現実問題としてバケモノや悪魔が流石に
存在するはずがないとはいえ、明らかにミルズが何かを隠している、悪魔ではないとしても誰かを庇ったり、
恐怖心で本当の事が言えないんだろう、という考えではなく、ジェニーの言葉を一方的に精神錯乱と
判断して精神病院へ送り込んだ警察は流石にどうなのかなーと。
物語の都合と言えばそれまでですけど、この事情聴取の展開に関してはいくらなんでもひどかった気が。
勿論、この手の展開だと悪魔側も事を上手く運ぶ為に、ブルックスのように警察内部にも悪魔側の下僕やらを
潜入させておくのが常套手段なので、ジェニーはまんまとハメられた形で精神病院へ送り込まれた、
という伏線もあるにはあるかもしれませんが、どうもこのスリーピー・ホロウの警察は杜撰すぎる印象が。
2014-03-25 : 海外ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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悪魔のいけにえ



悪魔のいけにえ [Blu-ray]

監督:トビー・フーパー
出演:マリリン・バーンズ
価格:¥3,536 (2014.03.20時点)
時間:84分

発売日:2009.04.24
レンタルBDで視聴、画質音質は製作年を考えると良い意味で普通、BD版には日本語吹き替えは未収録。
あまりにも有名な悪魔のいけにえですけど、実は今まで見た事が無かったのでいい加減見てみようと思い。
2003年にリメイクされたテキサス・チェーンソーのほうは当時DVDで見た事があり、ホラー映画を好きと
言いつつもまだまだ青かった当時の自分としてはあまりの恐ろしさに震え上がった記憶があるんですが、
なら元祖でめちゃくちゃ怖いと言われている悪魔のいけにえはどんなレベルなんだ!?と期待していたものの、
正直に言うと、流石に当時は当然この手の映画も少なかったでしょうから斬新ですし、何よりよく分からない
謎の恐怖という事も含めて素晴らしい作品だったとは思うんですが、今の時代に見ると微妙に思えるなーと。

こればかりはどうしても仕方無いんですが、前述のように当時は当然こういった映画は少なかったでしょうし、
実際誰しも初めて見るそのジャンルの映画や、お約束や王道だろうと初めて自分がその展開を体験した時は、
やっぱり鮮烈に印象に残りますし、とにかく「すげー!」と感じるわけですが、流石に今の時代を考えると、
ホラー映画一つ取ってみても多種多様に色んな展開や映像、演出や見せ方などが存在してしまっているので、
「あの映画はめちゃくちゃ凄いらしいぞ」という期待値を上げすぎて見た印象から言えば微妙だったかなと。

冒頭、恐らくはニュースであろう事件の報道を淡々とアナウンサーが紹介していくところなんかは非常に
良かったものの、逆に画面上にスタッフの紹介クレジットが出ると同時に日本語字幕でアナウンサーの言葉が
字幕の無い状態で何を言ってるか分からなくなってしまう、というのも日本側の制作スタッフの問題があったり、
最初の犠牲者となったカークが殺されるまで約35分も延々と時間がかかり冗長、サリーが一人になった後も
逃げまわるだけだったり捕まった後は絶叫し続けるだけだったりと、全体的にテンポの悪さも気になりました。

ただ、勿論良い部分もあり、例えばレザーフェイスの初登場シーンなんかは見せ方が非常に秀逸だったなと。
文字通り犠牲者となったカークは、それこそただ単にいきなり殺されるうえに、昔よくTV番組であったような
「家庭用カメラで撮影していると背後に一瞬何か宇宙人のようなものが映った」という感じで、ドン!と
レザーフェイスを見せるわけではなく、ドアの奥から何かいきなり変な男が出てきてカークへ一撃。
カークがビクンビクンしているのも構わず奥に引きずり込んで、恐ろしい勢いでドアをガシャン!と閉める。
これ以上ないぐらい「え、今のなに?」という感じが抜群で、勢いがありすぎて笑ってしまうというか。

個人的にはやはりテキサス・チェーンソーのほうを先に見ている事もあり、リメイクとはいえ判断基準は
テキサス・チェーンソーと比較してどうか、という事になりますし、思い入れも当然テキサス・チェーンソーが
上という事になるわけですけど、単純な怖さや恐怖という点ではテキサス・チェーンソーのほうが、
そういった個人的な思い入れ等を抜きにしても勝っているかなと思いました。
どうする事も出来ない絶望感、何故こんな出来事に巻き込まれなければいけないのか、という理不尽さは
この悪魔のいけにえも十分に表現出来ているものの、やはり演技力だったり、そういった事を考えて、
映画として見た場合はテキサス・チェーンソーのほうが単純に上かなと思いました。
この手の映画のお約束である「田舎や僻地でいきなり原住民に襲われた」的な妙な怖さはこちらが上。

2014-03-20 : 映画 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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スリーピー・ホロウ 第02話 「復讐に燃える魔女」

イカボッドが猿の惑星っぽい映像を見ているのに何とも笑えた幕開けですが、今回から初回放送では無かった
OPの映像が登場、映像も音楽も雰囲気が出ていてかなり良い感じでした、良い意味で非常に惹かれる構成。
内容の方も、本編とは関係無いイカボッドとミルズのやりとりが非常に面白かったり、イカボッドが10%の
課税に対して文句を言うシーンが日本人からすれば丁度タイムリーな話題で共感出来たり、2話目にして早くも
二人のキャラクター性や良さが感じられる作りになっていたのが非常に良い感じでした。
逆に言えば、二人のやりとりが面白いだけに日本語吹き替え版の放送もあればなーと。
或いは、字幕だと色々カットされてしまうので、完全に英語が理解出来るだけの語学力が欲しいところ。

前回の初回エピだけだと分からなかった点として、このドラマがどういう放送形態で今後いくのか、
というのが気になっていたんですが、今回のエピソードを見る限り、4騎士の撃退だったり、カトリーナ救出、
そういう大きい要素こそあるものの、基本的に毎回単発エピソードとして描いて、時折本編が描かれる、という
扱いだと考えていいでしょうか、首なし騎士がどうのだけでフルシーズンは流石にもたないでしょうし。
メンバー構成こそ違えど、いわゆる敵側に魔女だったり悪魔、都市伝説やら魔物や怪物が登場して、全体的に
ホラーテイストも多分に含まれている事を考えると、サラ・ミシェル・ゲラーの主演していたバフィーのような
作風が近いのかなという印象、個人的にバフィーは好きなドラマだったのでこの路線だと嬉しい限り。
まだイカボッド側のメンバーがミルズだけで、序盤なのでそんなに派手な展開や複雑な設定の物語も無いとは
思いますけど、今後が楽しみです、今回の魔女は復活後簡単に燃やされて終了、で少し物足りない感も。

少し気になった点としては、前回終盤で死んだと思われていたブルックスの件でしょうか。
警察の頭がおかしいにも程があるというか、、ブルックスの首が折れたのは監視カメラの映像によると、
不意に立ち上がって官房内の鏡に自分から激突してその衝撃で首が真後ろへと完全に折れ曲がった、と。
真面目に反論するのもアレですが、当然そんな事で真後ろに折れるはずがないですし、ソレが事実だ、
とか真顔で言える辺りが色んな意味で凄いというか、事件をもみ消すとか以前に大丈夫かこの警察、という。
ミルズも「誰かが居ました!」じゃなくて「コレで首が折れるとかお前アホか」ぐらい言ってくれれば。
あとは、一時的に留置する為の官房なので規制がゆるいとか、そもそもブルックスは罪を犯したとはいえ
警官なので多少扱いも優遇されるとか、そういう側面があるのかもしれませんが、容疑者が自殺を図ったり、
移送の際に武器にするかもしれない鏡が官房内に当然のように設置されている、というのもどうなのかと。
2014-03-18 : 海外ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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キャリー



キャリー 2枚組ブルーレイ&DVD (初回生産限定)

監督:キンバリー・ピアーズ
出演:クロエ・グレース・モレッツ
価格:¥3,427 (2014.03.13時点)
時間:100分

発売日:2014.03.12
レンタルBDで視聴、画質音質は普通、原作小説は未読、1976年版の映画も未見での視聴。
キャリーというタイトルは知っていたものの、何故かあまり見ようという気持ちにならなかったんですが、
やはりご多分に漏れずクロエ・グレース・モレッツ主演でリメイクする、と聞いたので、なら見てみようと。
超能力を使えるイジメられっ子がプロムで血の雨を、みたいなイメージしか無かったので話の流れや設定等は
全く知りませんでしたし、ネット上の感想を見る限り原作小説…というよりも、1976年版の映画のファンに
あまり好ましく思われていない、というのも知っていたんですが、個人的にはめちゃめちゃ面白かったです。
原作や1976年版と比較してどうなのか、というのは全く分からないんですが、非常に面白い内容でした。

▼オカルト映画のような導入
もはや定番となった普通の一軒家が映しだされたと思ったらいきなり女性の絶叫、ベッドのそこかしこに血、
ベッドの上に横たわる妊婦は「主よお助け下さい」と呟きながら絶叫して子供が産まれ、更に殺そうとする。
一見するとオカルト映画のような印象を受けるこの導入ですけど、正に掴みはOKという感じで良かったです。
この手の設定の映画だと、特典映像の未公開シーンに収録されていたように子供時代のキャリーが、
本人は気付かないうちに実は超能力を使っていた、という導入でもいいとは思うんですが、キャリーの母親が
どういう人物かを端的に表しているとはいえ、実際には最初の出産シーンなんて本編には関係ないわけですよ。
でも敢えてソコをやると、しかもオカルトっぽい感じを醸し出すという、とにかく掴みが良かったです。

▼デジャルダン先生こそが諸悪の根源の気が
根本的な事を言い出したら、そもそもキャリーの母親がどうとか、本人達にはそんな気がなかったとしても
キャリーをイジメているとしか思えないクリス達に問題が、とかはありますけど、今回の事件の発端となった
最も忌むべき存在は誰か、を考えると、個人的にはデジャルダン先生が悪かったのではないかなという気が。
授業中に「さぁ皆、キャリーが入るから、いつも見てるだけじゃ意味ないでしょ?」と言ったのは、
これは教師としては当然の言葉なものの、やっぱり一人離れている生徒の事を考えるとこの言葉は教師として
ひどいというか、あまりにも生徒の事を見てなさすぎるんじゃないかなーと。
放置するのも勿論ひどいですが、こういう状況下だと明らかに授業終了後、教師の見ていないところで
何かしらの嫌がらせをされるのは目に見えているのに、何故そのキッカケを教師自らが作ってしまったのかと。
サーブを失敗してスーの後頭部に直撃させててしまったのはキャリーのミスなものの、これがクリスだったら
更に陰湿な展開が待ち受けていたでしょうし、更に続く展開でキャリーが生理の事を知らずに出血で動揺し、
癇癪レベルで騒いでいたとはいえ落ち着かせる為に、同年代の女生徒達が見ている前で平手打ち。
この場合キャリーを落ち着かせる必要があったのは分かりますし、優先順位を考えれば大事な事ですけど、
タンポンをキャリーに投げつけたのは地面を見れば明らかなのにその叱責よりもキャリーへの平手打ちが先。
翌日女生徒達をランニングさせたのはやりすぎなものの、キャリーの受けた心の傷だったりを考えると、
こうしてきちんと罰を与えれるというのは偉いですし、その後は明らかにキャリーを尊重した行動や態度を
取っていたものの、序盤であまりにもキャリーを厳しい場に立たせてしまうケースが多かったように、
イイ人なのは分かるんですが、直情的すぎるというか、結局デジャルダン先生が全てを引き起こした気が。

▼スーの行動はやっぱり良くない気が
トミーに「キャリーをプロムに誘ってあげて」とスーは言っていましたが、デジャルダンもスーも、
何とも配慮が無いというか、スーの場合は年齢的にまだそこまで色々考えて行動するのは難しいでしょうけど、
キャリーにしてみれば授業中に…というよりも、下手をすると人生で初めて自分をかばってくれたり、
自分の意見に賛同してくれたかもしれない男子のトミーからプロムに誘われれば勿論嬉しいでしょうけど、
性格的に「この人は私の事を好きなのかもしれない」と思う可能性が高いだけに、それで勘違いして両思いと
信じてプロムへ行き楽しい一夜を過ごす、けど翌日になってみればそれはスーからの償いだったと判明。
冷静な状態でその事実を知らされるわけなので、少なからず自分に対してスーが謝罪の行動を取ってくれた、
という事実にはありがたく思えても、キャリー自身が最初に「トミーは自分をからかってるのでは?」
と感じたように、結局自分に男をあてがって弄んだのではないか、と思う可能性もあるので、結果的には、
スーは本心から申し訳ないという気持ちでキャリーへの謝罪の行動を取っているつもりでも、
その行動が余計にキャリーを傷つけてしまうというのは明らかだったと思うので、どうなのかなーという。
ホント、スーは純粋な気持ちで、謝罪をするより女の子にとって大事なプロムの日に夢を見せてあげるのが
最大の償いになるはず、といった感じで考えての行動だとは思いますし、プロムで起きた大惨事の後も
崩壊するキャリーの家に行って最後まで手を差し伸べて助けようとしたり、事件後もキャリーの墓前に
花を添えに行ったり、心は優しいと思うんですが、やはりまだ年齢的な事もあってかキャリーがどう感じるか、
よりも「こうすればキャリーは喜んでくれるはず」という自分の気持ちがまだ優先されてしまっているなと。

▼トミーのイイ奴っぷりがヤバイ
授業中にキャリーの詩を褒めた時点でイケメンすぎてヤバかったんですが、スーに頼まれた事だとはいえ、
キャリーと居る時は常に優しい態度で、コサージュにしても手首に付けると教えてあげたり、トミー自身は
スーの事を好きにも関わらず、キャリーを二次会に連れて行って楽しませてあげたい、と考えていたり、
更にはキャリーが楽しそうにダンスをしていて、自分に体を預けてきた時に、キャリーが見てない状況での
なんとも申し訳無さそうな表情といい、高校生という年齢を考えると余計この大人びた配慮の凄さというか。
プロムでクリスによるタンポン投げつけ事件の動画が流された時も本気で激昂したり、トミーがヤバかった。
勿論、スー同様結果的にこのプロムでの行動は、翌日以降キャリーを傷つける事になってしまうと思うので、
そこまで考えていなかった…のか、それでもやはりスーが好きなのでスーの気持ちを優先したのかまでは
分からないものの、そういった事を抜きに、キャリーに接していた時の態度がカッコ良すぎました。
また失礼な話ですが、トミーを演じたアンセル・エルゴートが、別にそこまでカッコイイわけではなく、
イイ意味でこの年代での普通のルックスだっただけに余計カッコ良く見えました。
キャリーは明らかにトミーに惹かれていたと思うので、トミーの死でキャリーの怒りが爆発する流れも見事。

▼感想まとめ
前述のように原作小説は未読で、1976年版の映画も未見なので比較は出来ないんですが、この映画で
初めてキャリーに触れた者の意見としてはめちゃめちゃ面白かったです。
最初は単純にクロエ・グレース・モレッツが目当てで見ただけだったんですが、まさかここまで楽しめるとは。
内容的には復讐の物語という事でいいんでしょうか、キャリーは中盤以降能力を自在に操っていましたし、
巻き添えを食った生徒も大勢居たものの、主要なイジメっ子だけをピンポイントで殺していたので、
基本的には復讐がテーマの物語という事でいいのかなと、見ていて俄然キャリーを応援する展開でしたし。
超能力関連に関して言えば、色々試したり、窓越しにアメリカ国旗をはためかして邪悪な顔で微笑んだり、
この辺りは見ていて面白かったです、クリス達イジメっ子を容赦なく殺していく展開も正直非常に痛快。

キャスト的には、やっぱりクロエ・グレース・モレッツが流石だなと思いました。
プロムへ来て、会場に入った時の嬉しそうな表情なんかは見事でしたし、トミーとダンスをしていて嬉しさを
隠せない顔とか、トミーの顔を見たり見なかったり、キングとクイーンに選ばれた時の嬉しそうな表情、
プロムでの惨劇が幕を上げた後の、特典映像のメイキングに収録されていた監督のコメントによると爬虫類的な
演技といい、相変わらずクロエ・グレース・モレッツの卓越した演技力が遺憾なく発揮されていたなーと。
あとは、これはすさんだ学校生活を送っていた人にしか分からないのかもしれませんけど、
クロエ・グレース・モレッツは確かにかわいいですし綺麗とも言える稀有なルックスをしているものの、
変な表現ですが、イジメられている女の子っぽい要素も十分に持ち合わせている雰囲気があるんですよね。
なので、そういう意味でも個人的にはハマり役だなと感じました。
この辺りはクロエ・グレース・モレッツの挙動だったり顔の表情だったりの演技力もあってだと思いますが。

ただ、個人的に唯一残念だったのがラストの終わり方でしょうか。
別にキャリーの墓前にスーが花を添える、という展開自体は何も問題ないんですが、余韻もクソもなく
いきなり墓石にヒビが入って、しかもバックには軽快なロックンロール、それはないだろうと。
展開の流れとしても、キャリーの家が崩壊して、特に時間の経過もなくいきなりこの流れで終わるので、
王道ですがせめて静かに終わってエンドロール、という流れにしてほしかったかなーと。
母親からナイフや包丁を引き抜く時の映像も何か演出に違和感がありましたが、まぁこちらはそこまででは。

まさかここまで面白いとは思っていなかったので、個人的には嬉しい誤算でした。
誰しも一度は経験があると思うんですが、内容への期待はさほどでもなく、キャスト目当てで見てみたら
内容が良すぎて別にキャストは正直半ばどうでもよくなった、というレベルで楽しませて頂きました。
元々スティーヴン・キングの原作なので、そういう意味では内容への安心感は十二分にありましたが。
キャスト的にもクロエ・グレース・モレッツだけでなく、母親役のジュリアン・ムーアが、良い意味で
狂った母親を熱演していたりと、単純にキャスト面で見ても非常にハマっている人物が多かったなーと。
不思議と1976年版を見てみたい、とはまだ思わないんですが、ここまで楽しめるとは思わなかったので、
機会があれば1976年版の映画や、原作小説も読んでみようかなと思いました。

2014-03-13 : 映画 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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スリーピー・ホロウ 第01話 「首なし騎士の復活」

2013年9月よりアメリカで放送されているドラマ版、日本のFOXで2014年の2月よりの放送分を見ての感想。
スリーピー・ホロウに関してはジョニー・デップが主演した1999年の映画こそ見たものの、元の都市伝説や
小説は全く知らないので、個人的には1999年版の映画ぐらいしか知識がない状態だったので、てっきり
映画版をドラマ用にアレンジして作り直した、というタイプかと思っていたので結構意外な展開が多く。

内容としては映画と違い、長期的なスパンで物語を作れるドラマなので流石に初回放送ではキャラや設定の
紹介に時間を割いていた、という感じでしたが、結構映画とは違う設定になっていたので驚かされました。
ただその中でも現代を舞台にしているという設定は結構面白いなーと。
18世紀前後だと、それこそ魔女だったりの設定にはピッタリですし、首なし騎士が現れてもそのまま村人も
信用出来る雰囲気がありますけど、現代に首なし騎士がいきなり現れると、当然目の当たりにすると最初は
固まったり、或いは何か仕掛けがあるはずに違いない、と思うものの、まず何より違和感が凄い。
その違和感が良い意味でアンバランスさを産んでいるというか、ここは現代を舞台にした面白さだなと。

一方で、映画と違って撮影の時間的制約や制作費の問題がどうしてもあるので仕方無いですが、現代を
舞台にした事で、今後も回想やカトリーナとの会話の際に当時の情景で物語は描かれると思いますけど、
メイクや衣装、当時の雰囲気等の時代考証が大変なので、様々な面での時間が無いのは分かるものの、
設定的に現代だからこその面白さがあっても、映像的には新鮮味が無いので、少し勿体ないなという気も。
ホント単純な印象でアレなものの、やっぱり18世紀を舞台にしているほうが映像的には楽しめる要素が色々と。

キャラクター的な面で言えば、これはどうしても初回である以上仕方無いですし、常識で考えればイカボッドの
言う事は確かに信用しにくい面があり、まして警察なら余計にそういった荒唐無稽な話は信じられないものの、
そういう前提を踏まえても、アビーがあまりにも画一的な受け答えしかしなかったので、首なし騎士を
イカボッドと一緒に教会で目撃するまでは、そこまでの展開自体が少し冗長に感じてしまったかなーと。
こればかりは映画と違って、時間に余裕のあるドラマだからこそ二人の結束が強まる過程を丁寧に描ける為に
起きた弊害というか、丁寧にやるからこそ最初はそういう風に感じてしまう、というだけの事なんですが。

何にせよ、思っていた以上に初回エピは楽しむ事が出来たので今後も楽しみです。
首なし騎士が登場したり、映画版でもそうだったように首を求めて斧で斬りまくる為、その辺りの映像的演出を
TVドラマでどういう風にするのか気になっていたんですが、そこは良い意味で王道の首を斬られる側の視点で
映して地面へ落ちる様を描いたり、地面に首が転がっていて、切断面は見せないように画面外へ、といった
演出で「首が斬られた」という事はしっかり分かる映像になっていて良かったです。
他にもブルックスが部屋に入る際に覗き窓からの映像でカメラを映したりと、全体的に映像が凝っていた印象。
既にS2の制作も決定しているそうなので、となると面白いに違いないはず、という期待も込めて色々楽しみ。
2014-03-04 : 海外ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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