ゲームや海外ドラマの感想を中心に色んな話題雑談を書いてます、ネタバレ有りです。

THE LAST OF US



The Last of Us (ラスト・オブ・アス)

メーカー:ソニー・コンピュータエンタテイメント
機種: PlayStation 3
参考価格:¥5,980
価格:¥5,650

発売日:2013.06.20
約19時間でクリア、リトライ抜きのゲーム内プレイ時間の表示は17時間13分、難易度は上級を選択。
ノーティドッグのゲームはPS3版のアンチャーテッドを全作プレイ済み、クリアまでにバグやフリーズは無し。
ただバグなのか仕様なのかは分からないものの、ゲーム開始時に一切音が出ないという状況に戸惑いました。
オプションでサウンド関連の初期設定をステレオに変更して初めて音が出たので、一応仕様だったのかな、と。
28日後だったりウォーキング・デッドだったり、PVがそういう雰囲気を醸し出していて、実際その程度の
前情報しか仕入れずに、ノーティドッグの最新作というだけで購入したんですが、相変わらずの映像面での
凄さはもはや語るまでもないとして、同様に、これまた相変わらず世界観の構築が凄いなと驚かされました。
事前に下調べをしていなかった事もあってか、てっきりゾンビゲーだと思っていたのが実はそうではなかった、
というゲーム内容だったものの、良い意味で相変わらずの安定感、最後まで楽しくプレイさせて頂きました。
以下ネタバレを含む感想になります、各自ご注意頂ければ。

▼良い点
・相変わらずグラフィックのクオリティが凄まじい、よくこんなの作れるなというレベル。
・メインヒロインのエリーが非常に良いキャラクターをしている。
・ジョエルとエリーの感情の揺れ動き等に重きを置いているだけあって、二人の関係性の進展が絶妙。
・プロローグ部分の絶望感や盛り上がりは映画やゲームといった媒体を問わず過去最高に凄いと感じた。
・上級でプレイした印象だと、残弾の数に余裕がないので強行突破が基本的には出来ないバランス。
・和ゲーだと、仮にZ規制にしても恐らく色んな意味で出来ないであろう展開や描写の数々。

▼悪い点
・洋ゲーの場合はいつもの事ですけど、相変わらず吹き替え音声に対して字幕の表示が結構ズれている。
・展開の好みは人それぞれなものの、冒頭の展開は非常に惹きこまれるものの本編開始後暫くは微妙。
・展開上仕方ないものの、結局戦闘の大半は感染者ではなく人間なので、やっている事はいつもと同じ。
・悪いわけではないものの、アンチャーと違い映画のような、劇的な展開や盛り上がりがあるわけではない。

▼トロフィー
初回プレイで取得したトロフィーは7%で3/24、取得したものは以下の通り。
サバイバー:初級、サバイバー:中級、サバイバー:上級。

え、これだけ!?と正直思いましたが、洋ゲーにしては…というよりも、洋ゲー和ゲーを問わず、
珍しく「○○したかからOK」的な、正にチュートリアルのようなトロフィーが存在せず、取得物を全獲得、
といった具合の、トロフィーの元々の意味というか、コンプリート要素の強いラインナップなので、
こういう取得状況になるのも流石に一周目だと当然か、と思いました。
逆に言えば、取得率が高ければ高い程明らかにこのゲームをやり込んでいるな、と分かる作りにも
なっているので、そういう意味では良いかなとも思いました、個人的にはオン関連のトロフィーは
あまり肯定的な意見ではないので、出来ればトロフィーはオフのみにしてほしかった気もしますが。

▼各種ステータス
項目が多かったので、生と死と収集品に関してだけ。
倒した数664、死んだ回数234、仲間が死んだ回数9、受けたダメージ12774。
異物49、ファイアフライタグ8、サバイバルガイド5、コミック5、工具4、合計は67/141。

▼ゲームシステムとバランスがイイ
上級でのプレイなので、上級に限定した印象になるんですが、この手のステルスゲームというのは
色々ありますし、多種多様にそれぞれバランスや面白さも違うものの、このゲームに関して言えば
見事なバランスだったんじゃないかなと思いました、敵の配置だったり残弾の数だったり。
感染者の場合はそれぞれ特徴があるのでいかにバレないかが重要で、人間のハンター達は徒党を組んで
行動しているので誰かの視界に入らないように行動して背後から倒すという、文字にしてみれば
正にステルスゲームの基本なんですが、聞き耳を立てるという…SIRENの視界ジャックのように相手の
場所を確認出来るシステムも手伝って、上手いバランスに仕上がっているなと思いました。
ゲームの性質上、やろうと思えば全員を静かに倒す事も出来れば、逆に誰にも見つからずに突破、
という事も可能なので、この辺りは単純にプレイしていて面白かったです。

▼ジョエルとエリーの仲の丁寧な描き方
お約束と言えばお約束なんですが、二人の描写としては、最初はお互い相手に興味が無い状態で、
長い旅をしているうえで徐々に相手との距離も縮まって、当然命の危機も常にある状態でお互いが
お互いを助けながら行動してきた事で、変な意味ではなくお互い大切な存在になり、それこそ
家族のような絆で結ばれて、それで最後にジョエルは人類よりもエリーの命を優先する、
という選択をするようになったわけですが、二人の関係性の描写が非常に丁寧で良かったです。
特に序盤の出会いの頃を考えると、瀕死の重傷を負ったジョエルを助ける為にエリーが奮闘したり、
そんなエリーがハンター達に捕まった事で傷も癒えてないのに助けに向かうジョエル、この辺りはもう
ホントお約束ながらも、なんという熱い展開だという事で最高に盛り上がりました。

▼勿体無い序盤の展開
面白いと感じる要素は人それぞれなのであくまでも個人的な事なんですが、プロローグ部分は
文字通りパニックに陥る人々が描かれていて、展開も矢継ぎ早で物凄い盛り上がりと没入感、
最初からこの展開だとどこまで凄い事になるんだ、と期待させてくれるものの、20年後の本編開始、
個人的にはこの20年経過した瞬間から、テスが居なくなりエリーと二人で行動するようになるまで、
この間の展開が何とも微妙だったというか、プロローグ部分が良すぎただけに、その盛り上がった
気持ちを維持出来ない微妙さだったかなと感じました、チュートリアル的な要素が必要なので、
上手くゲームに落とし込んでいたとは思うんですが、物語的にも特に面白みが無かったというか。

▼感想まとめ
単純な面白さや派手さ、劇的な展開という点で言えばアンチャーテッドのほうが遥かに勝りますし、
爽快感という点でも銃をぶっ放しまくれるアンチャーテッドのほうがやはり勝るものの、
こちらはジョエルとエリーの丁寧な描写や、アンチャーテッドでも出来るもののステルス的な行動、
そういった面白さで勝っているので、よくここまで違う雰囲気のゲームを出して、それでいて
似たような感じにならず、きちんと別のゲームとして仕上げれたな、というのが最初の印象でした。
勿論、やはり単純な面白さというのは重要ですしプレイへの意欲にも繋がるので、
結局アンチャーテッドの新作を無難に作ったほうがそれなりに売れて評価もされたかもしれませんが、
敢えて完全新規のオリジナルタイトルとして発売した、という点を特に評価したいなーと。

ただ、強いて欲を言えばやはり感染者よりも対人戦のほうが多かった、という点でしょうか。
別にゾンビゲームというわけではないと思うので、そういう意味ではこれぐらいのバランスが
一番イイのかもしれませんが、本編開始後最初に遭遇するのは人間で、最後もやはり人間。
最初はやはりチュートリアル的な要素を入れる必要がありますし、最後を感染者にするとそれこそ
バイオのようにボス感染者が登場して、とかになるので人間を使うのがむしろ普通なんですが、
想像以上に人間のほうがよく出てきていたので、勿体無いというか、少し残念だったかなという気が。

規制がZ指定なだけあって結構殺伐とした展開もありましたし、展開自体は王道なので道中で出会う
黒人兄弟のようにどういう結末を迎えるかが分かってしまう場合もあるものの、個人的には、
エリーとの二人旅が始まって以降は最後まで楽しくプレイさせて頂けました。
エピローグとして、ED以降の展開を軽く描いてほしかったという気持ちもありますけど、
ジョエルとエリーの関係性については最後のアレがベストだと思うので、綺麗な終わり方な気も。
アンチャーテッドと違ってシリーズ化はしないと思いますけど、世界観や雰囲気の良さも含めて
非常に完成度の高いゲームでした、映像的にはもうコレ以上のクオリティは無理ではないかと。

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2013-06-30 : PS3 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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レ・ミゼラブル



レ・ミゼラブル 〈ブルーレイ(デジタル・コピー付) [Blu-ray]

監督:トム・フーバー
出演:ヒュー・ジャックマン
参考価格:¥3,800
価格:¥2,720

発売日:2013.06.21
レンタルBDで視聴、画質音質共に良好、原作未読、舞台版未見、過去の映画は1998年版のみ視聴。
2007年に放送されたアニメ版も視聴しましたが、個人的にレ・ミゼラブルに最初に触れる事になったのが、
リーアム・ニーソンが主演した1998年版のレ・ミゼラブルで、何の予備知識もなく、正直なところ
クレア・デーンズ目当てで見てみた、という程度の接し方だったものの、あまりの完成度の高さと
内容の素晴らしさに感動して、映画自体の出来も非常に良かった事で先日BD版を購入、今まで見た
映画で好きな作品を3本あげろ、と言われたら確実に1998年版のレ・ミゼラブルがランクインする、
それぐらい個人的には好きで、同時に思い入れもある作品なので、今回の映画化も非常に楽しみに
していたんですが、そういう思い入れが強すぎたせいもあってか、正直に言うと今回のは個人的に微妙でした。

前述のように、これだけ好きになったにも関わらず原作を未だに読んだ事がないので、そもそも1998年版が
原作にどの程度忠実だったのか、今回の2012年版がどの程度忠実なのか、そういう知識が無いので一概に
「これは良くないと思う」といった具合に否定するにもアレなんですが、個人的には比較対象がやはり
1998年版や2007年のアニメ版、この二作品が対象になるわけなんですけども、今回は普通の映画ではなく、
ミュージカル映画なので、まず何よりも歌を歌わなければならない、という事で、ただそれだけで
どうしても尺を取られるので仕方ないんですが、とにかく時間的余裕が無いので約2時間半という尺の
割りには非常に展開が早く、とにかくテンポがイイを通り越してダイジェスト版であるかのように
進んでいくせいで、様々な設定や伏線、大事な描写というのがカットされすぎていたな、という印象でした。

人それぞれ考え方や「これは必要」と思う要素は違うと思いますが、ジャン・バルジャンは文字の
読み書きが出来ないという点、それを確かめる為にジャベールが辞令書を持ってきて読めるか確認する展開、
マドレーヌという偽名を使っている点、フォーシュルヴァンがジャン・バルジャンを憎んでいた点、
荷馬車の事故があった際にジャン・バルジャンが仕事を世話してくれたという展開、
ファンティーヌからコゼットに関する委任状や形見の品を受け取る展開も無しetc
こういった設定や展開は細かいセリフのやりとりなどの際に重要で、面白さや深みを増す為にあるのに、
やはり歌で表現する関係上どうしても難しかったからこそのカットだとは思うんですが、個人的には残念。
1998年版と違い、アゼルマの出番こそ無かったもののエポニーヌを中心にテナルディエ夫妻が中盤以降も
ちゃんと描かれていた、という点に関しては良かっただけに、とにかく勿体無いなという印象。

どうしても不満ばかりになってしまうので、今回の2012年版が最高傑作、という方には非常に申し訳ないと
思いつつも、やはり1998年版に思い入れがある為、個人的には残念ながら2012年版は微妙だったかなと。
そもそもミュージカル映画であって、ある意味純粋な映画ではないので、ミュージカルとして見た場合は
高評価の作品なのかもしれませんが、映画として考えた場合は、思い入れ等は抜きに少し弱かった印象。
ある意味最も肝心な銀の燭台に関する描写も、短いとか少ないよりインパクトが弱すぎた気が。

2013-06-28 : 映画 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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SAW 3D



ソウ ザ・ファイナル アンレイテッド・エディション [Blu-ray]

監督:ケヴィン・グルタート
出演:トビン・ベル
参考価格:¥4,935
価格:¥3,536

発売日:2011.03.18
レンタルBDで視聴、画質音質共に普通なものの、シリーズ作の中では最も高画質な印象。
ファイナルとは言いつつも実は邦題がそうなだけであって原題はSaw 3D、という事なので、7作目に相当する
今回で別にすべてが終了というわけではなく、恐らくは今後8以降も作られていくと思うんですが、
内容的には2以降の、良くも悪くもいつものSawだったな、という印象でした。
伏線や謎がすべて明かされるわけではなく、本編と平行して行われている死のゲームももはや伝統なので
描いているだけで、興味は既に本編であるホフマン達の動向に移っているので別に死のゲームの描写は
無くても構わない、というある意味本末転倒のような構成だったのも普段通り。

▼死のゲームが今回は微妙
肝心の死のゲーム、今回は恐らく誰しも思ったであろう展開がそのまま繰り広げられるので、
特に目新しさも無く、今回のメインであるボビーに関しても、恐らく視聴者はジョン同様あまりイイ印象を
抱いていないでしょうから、むしろボビー自体がどうでもいい、という印象にすら。
生還者の会という試みは面白かったですし、実際映像として描かれていないだけで死のゲームを生還した、
という人物は居るでしょうから、こういう風に側面を描くのは悪くないと思うんですが、実際にはボビーは
ゲームに参加していないんだろうな、というのは十分予測がついてしまいますし、ゴードン先生が登場する
生還者の会の描写もあまりに予想通りすぎるというか、個人的には、今回は過去最高に死のゲームに関する
展開が普通すぎたかなという印象でした、コレといって印象に残る何かも感じられなかったというか。

▼前作に引き続き大暴れするホフマン
完全にジルへの復讐心のみで行動して、予想に反してマジでジルへの復讐を完了させる、という展開には
流石に驚かされました、やはり素人考えで言えば、Sawと言えば主人公は毎回違えど、主役はジョン、
そのジョンの奥さんであるジルは、6でジョンが「君には逃げ道を用意してある」という言葉を
かけたように、恐らく最後はホフマンが殺される、或いは身柄を拘束されてジルが展開的には勝つんだろうな、
お約束で誰しもそう思ったと思うんですが、自身が仕掛けられたのと同様、ヘッドギアをハメて、完全に
前回自分がされたのと同じような状況を作ってから殺す、というこの展開には痺れました、熱すぎる。
そして最後にはゴードン先生にやられてあの地下のバスルームに、映像で見る限りは脱出手段も無く暗闇で
放置されて終了という、逆にこの展開もこれはこれで非常にイイ終わらせ方でした。
流石にこれはホフマンも終了だろう、という終わり方ではあるものの、6ではヘッドギアを付けられても
気合いで脱出したホフマンです、今回も自力脱出してゴードン先生へ復讐する為に行動するのでは、
と思わせてくれるので、これはこれでやはり良かったです。

▼感想まとめ
ディスクを起動した際に流れるルートメニューが、シリーズ全ての映像を使った素晴らしい完成度で、
本編開始直後にも1のラストから始まっていきなりゴードン先生が1以来の再登場を果たす、という
何とも熱い幕開けで非常に期待が高まったものの、前述のように内容的には結局いつものSawかなーと。
ホフマンを中心に良いなと感じた部分もありますし、便宜上今回がラストだったので色んな事に決着を
付ける為に、足早な展開ではあったものの何とか色々描いた、というのも良かったんですが、
本来メインであった死のゲームが既に展開の構成上半ば必要無いような形になってしまい、
ゴードン先生がジョン側に付いていた、というのも尺の関係上納得出来るだけの描写が少なかったので、
前述のように便宜上完結作だったのでどうしても仕方ないんですが、やはり完結作は微妙になるかなと。

ホフマンのジルに対する復讐物語として見れば、ジルの悪夢だったものの警察署の外に出ると
意味ありげに三輪車が置いてあったり、ジルはホフマンを否定しているものの、ホフマンはジルへの
復讐を実行に移しながらもジョンから託されたファイルに従って死のゲームも平行して行うという、
むしろやっぱりホフマンのほうがジョンの意思を汲んでるじゃないか、と思える面もあったりで、
5から続くホフマンが主役の物語としては十分に楽しめました、実際5以降は個人的にホフマンが目当て。

長く続いたシリーズも一応今回で完結という事で、見ている段階と違って振り返る状況になると、
どういう作品であれどうしても感想は、冷静に考えてみると見ている時よりはやや落ちる、
という評価になるものの、これだけ長く続いたシリーズにも関わらず、最後まで楽しませて頂けました。
確かに、よく言われているように2以降、特に3や4なんかはあまりにも残酷描写が前面に出過ぎていたり、
今回の冒頭のゲームに至っては二股をかけた女が死のゲームをさせられる、というあまりにもジョンの
考えとはかけ離れているというか、そもそもそんな一個人の個人情報どうやって調べたんだ、
というツッコミもあったりしますけど、2以降を見ようと思った時に、ネット上で評価を調べてみたところ、
特に3以降は微妙という感想をよく目にしたんですが、そういうマイナスなイメージを抱いた状態で
視聴に望んだところ、予想以上に面白い内容で最後まで楽しめたのは非常に良かったです。
完成度という点ではやはり1が飛び抜けていますけど、個人的にはホフマンを中心に最後まで楽しめました。

2013-06-23 : 映画 : コメント : 2 : トラックバック : 0
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ブラッディ・バレンタイン



ブラッディ・バレンタイン 完全版 [Blu-ray]

監督:パトリック・ルシエ
出演:ジェンセン・アクレス
参考価格:¥4,935
価格:¥4,011

発売日:2009.07.04
レンタルBDで視聴、画質は結構綺麗、音質は普通、リメイク元の1981年制作のほうは未見。
2Dでの視聴なものの、3D映えしそうな映像や、2Dで見てても立体感を感じる映像が結構あったので、
3Dで見た場合、良い意味でかなり惹きこまれる作りになってるのではないかなという印象。

内容自体は非常に王道のホラー映画という感じだったんですが、冒頭、新聞記事を用いて簡単に状況を
説明する手法が非常にテンポが良く、尚且つスタイリッシュだったり、最後に犯人が常備灯を破壊しつつ
迫ってくる際、サブリミナル的にマスク姿の映像を映したりと、全体的に演出が非常に良かったです。
展開のほうも物語開始と同時に病院や炭鉱で惨殺事件が起きたりと、とにかくテンポがイイ。
珍しく規制が高めな事もあってか、殺害シーンも非常に豪快というか、容赦なくズバっといきつつ、
その割りには痛々しさやグロさがそこまであるわけでもなく、むしろ爽快感のある殺し方とでもいうか。
ツルハシというのがまた良かったです、射程距離、破壊力、勢い、何気に殺傷武器として優れていました。

スクリームなんかに代表されるような、登場人物の誰が犯人かを推理する楽しみという点でも、
コイツが犯人では、と思わされるソレっぽい描写や見せ方が数多く用意されている為、
最後の最後まで誰が犯人なのか分かりにくい構成だったのも良かったです。
メタ的な考え方をしてしまうと、こういう場合はアクセルよりトムのほうが役者的にむしろ怪しい、
といった風に考えてしまいがちですが、そういう事は考えずに見れば最後まで楽しめる作り。

勿論良いばかりではなく、何故殺人鬼になってしまったのかという説明が弱いというより無いといっても
過言ではないレベルだったり、ヒロインに相当するサラのせいでアクセル死にかけてるじゃないか、
とか気になる箇所は色々ありましたけど、単純に見ている分には非常に楽しめるホラー映画でした。
強いて気になったと言えば中盤のモーテルでしょうか、ああいう無関係に思える殺害シーンも
一連の展開で見れば面白いので必要だとは思うんですが、あのモーテルで襲われた女性、最初から
最後まで全裸で行動していましたが、別に全裸である必要は無かったのでは、と。

2013-06-14 : 映画 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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ブレーキ



ブレーキ [Blu-ray]

監督:ゲイブ・トーレス
出演:スティーヴン・ドーフ
参考価格:¥5,040
価格:¥3,620

発売日:2012.09.05
レンタルBDで視聴、画質音質共に普通、低予算アイデア一発勝負という分かりやすい映画。
未見ながら、内容的には気がつくと棺に入っていた、というリミットの箱版とでも言えばいいような感じ。
店内を散策していた際に、なんとなく手にとって、タイトルとパッケージ裏の説明を見て面白そうに感じて、
ただそれだけで前情報無しで見てみたんですが、個人的には非常に面白かったです。

まず何よりも設定面の面白さが目をひくなと思いました。
無線機が手元にあるわけですが、周波数を合わせて近くに居るドライバーとコンタクトを取る事に成功、
でも自分はトランクの中のガラスケースのような場所に閉じ込められているので、こちらがどこに居て、
どういう状況で、どんな車の中に居るのか、を伝える事が出来ない、助けを求めれる環境にあるのに、
その助けを請う為の伝達が出来ないというこのもどかしさ、見ている分にはたまらなく面白いなと。

展開的にもある意味当たり前なものの、徐々に主人公がどういう人物でどういう職業なのか、
が明かされてきて、ただの密室劇に終始するわけではなく、お互い似たような状況で監禁されている男、
誰とコンタクトを取ってもルーレットの場所を言わそうとしてくるので妙に怪しい人物達。
各キャラクターも個性があって、立て続けに色んな展開が起こるので非常にテンポも良く、90分という
尺のおかげもあって中だるみせず最後まで一気に楽しませて頂きました。

勿論、良いばかりではなく、結局意味ありげに表示されていたデジタル時計のカウントは基本的に
意味がなかったりとか、犯人側がそもそもここまでするぐらいならもっと他に方法があるのでは、
といったツッコミも無いわけではないですけど、個人的には最後まで楽しませて頂きました。
特にラストのオチが非常に良かったです、この映画の場合オチが肝だと思うのでネタバレは避けますが、
最初に主人公がどういう状況だったのか、が判明した時は悪い意味で何とも言えない気持ちになり、
そこで終わりかと思いきや二段オチとでもいうか、最後の展開に「おー!」と。
期待してた大作映画よりなんとなく見てみたB級映画のほうが遥かに良かった、という感覚。

2013-06-13 : 映画 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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