ゲームや海外ドラマの感想を中心に色んな話題雑談を書いてます、ネタバレ有りです。

少女革命ウテナ DUEL:7 「見果てぬ樹璃」

今回の主役は樹璃、フェンシング部のキャプテンであるという事以外はこのエピまでの時点では全く不明。
全て見終えた今となっては勿論どういうキャラか分かっているものの、初めて見た時は意外というか、
まずこのエピソードは単純に作画が非常に綺麗だった事もあり、余計樹璃の怖さが光っていたなーと。
決闘時の能力としても、ディオスが降臨したウテナの一撃を弾いたり、後半のエピソードの話になるものの
完全に勝った状態で自分から薔薇を捨てたりと、描写だけで考えると生徒会のメンバーで、間違いなく
最強というか、唯一ウテナを完全に圧倒していたので、恐らく相当な実力者だったんだろうなと。
改めて見て思った事としては、物語の構成上西園寺は仕方ないものの、それでも西園寺には2話を費やして、
ミッキーも前後編の形で2話、後続のエピで冬芽も決して1話では終わらないのに樹璃は1話で終了。
樹璃の場合、エピソードの兼ね合いで複数話に分けるのは難しかったのかもしれませんが、
七実のギャグ回で回すぐらいなら、樹璃も2話構成にして描いてほしかったなと思ったり。

▼驚かされた樹璃の想い人
初めて見た場合、やはりこのエピでの描写だと樹璃は当時対戦していたクラスメイトの男子生徒、
彼に対して好意を寄せていたが、同じくクラスメイトの枝織が彼に嘘の情報を流して自分に向けさせた、
という風に描かれているのかと思いきや、最後に、樹璃が付けているロケットには枝織の写真が入っていて、
樹璃の想い人は枝織だったと判明する展開、同性の相手が振り向いてくれるはずがないと思っているので、
当然樹璃は奇跡を信じていないし、ウテナみたいな形で運命や奇跡を信じている者が許せないと。
別に同性愛者がどうだというわけではないものの、やはり樹璃の想い人が実は枝織だった、という
展開には当時驚かされた記憶があります、しかもこの場合匂わす程度ではなく明らかにレズと断言。
ミッキーが兄妹の関係における描写だったのに対して、樹璃はそうきたか、という感じでした。

▼樹璃は本当に奇跡を信じていないのか
このエピソードでウテナと決闘をしたのは、世界を革命する力が欲しいだとかディオスの力が、
とかではなく、単純にウテナの考え方が気に入らない、という気持ちが強くての決闘だったと思うんですが、
自分が弾いたウテナの剣が、あろう事か真っ直ぐ頭上から落ちてきて自分の薔薇を突き刺すという決着。
この事に対して「違う…こんなのは偶然だ…奇跡とは関係ない…!」と驚きながら呟いていましたが、
勿論コレに関しては奇跡というよりも、これはもぅマジで恐ろしいレベルの偶然、という事で片付けて
いいとは思うものの、樹璃自身は本当に奇跡を信じていないのか?
冬芽も言っていたように、当然樹璃としても届かぬ想いを抱き続けたいわけではないでしょうから、
いつか自分の想いが枝織に届いて、受け入れてもらえれば、という気持ちもあると思うので、
その為に世界を革命する力、それこそ奇跡を起こす為に生徒会のメンバーとして決闘をしているのでは、と。
逆に言えば、樹璃のような性格だと奇跡で何とかしよう、というのはおこがましいと感じそうな
気がしないでもないですが、更に逆に考えれば、そこまでしてでも、という気持ちがどこかにあるとも。
ところでアンシー、樹璃に対して「いつか…想いが届きますように」と薔薇を差し出していましたが、
果たして彼女は樹璃…というよりも、生徒会メンバーの複雑な心情や気持ちがよもや分かっているのかどうか。
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2013-02-28 : 少女革命ウテナ : コメント : 1 : トラックバック : 0
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ダーケストアワー 消滅



ダーケストアワー 消滅 2枚組ブルーレイ&DVD (初回生産限定) [Blu-ray]

監督:クリス・ゴラック
出演:エミール・ハーシュ
参考価格:¥4,190
価格:¥3,100

発売日:2013.02.06
レンタルBDで視聴、画質音質共に可もなく不可もなく、パッケージから滲み出るB級の半端無さは秀逸。
この映画は色んなレンタル版に告知が収録されていて、劇場公開前なのか、BDやDVDなどのディスク発売、
どちらなのかさえよく分からない「Coming Soon」のみの紹介で、お約束ではあるものの告知映像は結構
良さそうに出来ていたので楽しみにしていたんですが、流石にB級はB級、という感じの内容でした。

開始13分で本編突入というのはこの手のエイリアン侵略モノにしては展開が速いので良い感じですし、
低予算を逆手に取って見えない敵、というアイデアも面白い印象、ホラー映画のお約束である金髪バカ女が
いかにもそういう描かれ方をしていたり、要所要所を見ると決して悪くはないものの、肝心の物語と展開、
主要キャストの魅力と個性の無さがとにかく問題というか、やはりシナリオかキャラクター、どちらかに
魅力がないと継続して見る意欲に欠けてしまうな、と久しぶりに思わされたかな、という印象でした。
最後まで見させては頂いたものの、逆に、B級の良さである無茶な展開や「そうくるか!」という思わぬ
展開もなく…それこそ28日後の見えないエイリアン版、というような展開と流れだったので、
最初にエイリアンが主人公達の元へ現れて、地下室?かどこかに立てこもるまでの展開は良かったのに、
ソレ以降は特に目新しい展開があるわけでもなくEDを迎えてしまったかなーと。

他に、個人的に気になったのは犬が殺されてしまった点でしょうか。
そのおかげで主人公達は近くにエイリアンが居る事が分かり、尚且つその時点でのエイリアンの場所も
分かったわけなので、そういう意味では犬は決して無駄死にではなかったものの、この映画に限らず、
昔の映画に比べると、最近の映画は結構動物が平気で殺される描写が多いような気がするので、
この映画とは別に関係無いながらも少し気になりました、変な表現かもしれんませんが配慮に欠けるというか。

モスクワが舞台という非常に珍しい映像が見れたり、見えないエイリアンだったり、面白くなる要素は
色々あるものの、B級という事を考えると、逆にB級だからこそ微妙に思えてしまったかな、という印象でした。
PVの出来が良いけど中身が…はジャンルを問わずお約束ではありますが、個人的には正にそのケース。

2013-02-27 : 映画 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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コロンビアーナ



コロンビアーナ [Blu-ray]

監督:オリヴィエ・メガトン
出演:ゾーイ・サルダナ
参考価格:¥4,935
価格:¥3,651

発売日:2013.02.02
レンタルBDで視聴、画質音質共に良くも悪くもなく、リュック・ベッソンの名前に惹かれて視聴。
リュック・ベッソンと言えばやはりレオンのイメージが鮮烈なものの、個人的な事で言えば、
この作品を見る前の、最後に見たリュック・ベッソン作品がアデルだったんですが、アデルはあまり
合わなかっただけに少し不安だったものの、見てみての印象はと言えば意外と安定した面白さが。
PV等で紹介されているようなレオンやニキータと比べると流石にアレですが、十分無難な復讐アクション。

▼冒頭の逃走劇が凄い
アクション映画なのでアクションシーンで魅せるのは当然としても、冒頭、縦横無尽に街を逃げまわる
カトレアの映像がとにかく凄いなと思いました、特に家から逃げるバルクールばりの動き。
父親の仕事はどういうものなのか、というのは恐らく分かっているでしょうし、或いは有事に備えて
最低限の身体能力を身に着けていたのかもしれませんが、それでもあんな華麗には中々動き回れない。
特に子供にこれだけ動き回らせたのが凄いなと思いました、掴みはOKどころか抜群に引き込まれる流れ。

▼カトレアの描写が秀逸
特に子供時代なんですが、状況的な事や銃声、階段を降りていった両親ではなくマルコ達が階段を
上がってきたという事実、明らかに両親が殺されてしまっただろう事は分かっているはずなのに、
震え上がらず、かといって焦りもせずギリギリまで状況を見極めてからマルコの手にナイフを突き立て、
その後父親に言われた通りにシカゴのエミリオの元へ向かい、そこで初めて涙を見せるという演出。
父親が死んだ事をアメリカ大使館の男性に伝えた時も感情を見せなかったのに、エミリオに会って、
そこで初めて子供のカトレアが感情を見せるという、この見せ方が極めて秀逸だなと思いました。
ラストも、当初の目的であったドン・ファビオの命を断つ事が出来た瞬間カトレアの顔に光が当たったり、
主役はカトレアで、カトレアの物語なので当然と言えば当然なものの、カトレアの見せ方が非常に上手い。

▼カトレアのやっている事は悪い事なのか
本人が語ったように時間がかかりすぎた事と、周囲の人間に危険が及ぶのは誰がどう見ても明らかなのに
結局エミリオ達が犠牲になってしまったり、そういう復讐に関する事ではなくて、単純に仕事として
悪人を殺しているという事実、これが悪い事なのかどうか。
悪人だろうと殺人は殺人なので警察側はカトレアを捕まえようとしていたわけですが、似たような例で
言えばDEATH NOTEなんかも同じで、少なくとも一般レベルの市民からすれば悪人を殺したり裁くのは
別に問題が無いと感じるわけで、逆にカトレアがそこで殺しておいてくれなければ、或いは数年後
その悪人が一般市民に巻き添えを食らわすレベルの事件を起こすかもしれない、でも警察はカトレアを追う。
こういうのは結局答えが出ないか、お約束の「法が裁いてくれる」的な回答を出すしかないと思うんですが。
一方の復讐に関して言えば、カトレアの迂闊さが原因でエミリオ達も殺されたので、これは良くない気が。

▼感想まとめ
そんなに期待していたわけではないのも功を奏したのか、結構面白かったです、予想していたよりも遥かに。
子供時代のカトレアが街を逃げまわる冒頭の展開でまずグっと心を掴まれて、そこからは飽きる事なく
最後まで見れたので、テンポや見せ方なんかも非常に良かったなーと。
特に子供時代なんかは時代設定が1992年なので、今となっては非常に懐かしいフロッピーが見れたのも。

ただの復讐物語に終始するわけではなく、殺し屋になりたいと言うカトレアにエミリオが即教えるのではなく
「まずは世の中の仕組みや基礎を学ばなければならない、それには学校で教わる基礎が大事だ」と、
およそギャングとは思えない恐ろしくまともなコメントをしたり、大人になって復讐を続けるカトレアに
足を洗えと言ったり、愛しているからこそ心配だと言ったり、非常に良いキャラクターだったのも良かったです。
対比として描いているんだと思いますが、ギャング側のエミリオがイイ人として描かれているの対して、
FBI側は「女には無理だ、あの犯行は」と決めつけてきちんと捜査すらしなかったり、無能っぷりが。

抜群に面白いという内容ではなかったものの、良い意味で無難に安定した復讐アクションというか、
テンポも良く、変に尺を長くするわけでもなく、見やすい作品だったなと思いました。
展開自体は非常に王道で「まさかそういう展開が」という驚きはなかったものの、逆にだからこそ安定感が。
女性が主役のアクション映画というのは結構少ないので、そういった事も含めて良かったです。

2013-02-14 : 映画 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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少女革命ウテナ DUEL:6 「七実様御用心!」

今後定期的に訪れる七実が主役のギャグ回、正直に言うと放送当時は七実の回はあまり好きでなかったり。
内容が悪いというわけではないんですが、やはり各キャラを主役にした決闘のあるエピソードに比べると
今イチ盛り上がりに欠けるというか、ウテナらしいテイストでのギャグではあるものの、
流石に本編に比べると落ちてしまうというか、悪いわけではないものの本編のほうが見たいな、という。

今回のエピでの注目はウテナとミッキーでしょうか、前回決闘こそしたものの、普通に仲良く行動。
元々ミッキー自体が人当たりのイイ性格をしているという以外に、前回の決闘終了後、決闘に関する
会話ではあったものの、ミッキーがすぐに翌日ウテナの元を訪れて自分から会話をしたので、
ウテナとしても、決闘に関する会話ではあったものの、それでもおかげで普通に接しやすくなったというか。

他には2話目以来となる西園寺の登場、愛には色んな形があるという何気にイイ話をしながら登場するも
完全にウテナとミッキーの二人から無視されるというありさま、しかもミッキーは生徒会繋がりなのに。
この辺りは良い意味でギャグ特化のエピだからこそ出来る演出なんですが、久々に登場した西園寺が不憫。
2013-02-13 : 少女革命ウテナ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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アイアン・スカイ



アイアン・スカイ Blu-ray 豪華版(初回数量限定生産)

監督:ティモ・ヴオレンソラ
出演:ユリア・ディーツェ
参考価格:¥8,580
価格:¥8,580

発売日:2013.02.08
レンタルBDで視聴、画質音質共に良くも悪くもなく、画質だけ時折妙に綺麗な映像も。
この映画は「ナチスが月から攻めてきた!!」という衝撃のキャッチコピーでまず客の心をグっと掴む、
視聴前に告知映像だったり雑誌の紹介記事なんかを見た人はまさにインパクトで惹かれると思うんですが、
確かにナチスが月から攻めてくるものの、ソレ自体はメインではなく、基本的には地球へ来て、
地球の文化を学びナチというものがどういう存在なのかを知る主人公のレナータが中心なので、
前述のように、確かにナチスは後半で実際に地球へ侵攻してくるものの、映画の中心として描かれるのは
あくまでも最初に地球へとやってきた主人公のレナータとアドラー、この二人の地球での生活や行動が
メインとして描かれるので、キャッチコピーに惹かれて見た場合は、少し肩透かしを食らうかなーと。

映画自体はアメリカへの皮肉満載のブラックジョーク連発で、全体的に腹を抱えて笑うというより、
ニヤリとさせられたりクスっとくるような展開や描写が多くて楽しませて頂けました。
そういうブラックジョークも、最初は「我々アメリカ人は昔から選挙戦の為だけに何億ドルもかけるのだよ」
という程度のレベルだったのにどんどん過激になってきて、他国は条約を守らないといけないがアメリカは
いつも条約を無視してるから別にいいだとか、一期目に戦争が起きた大統領は歴史的にも再選されている、
だからどこで戦争をしようか迷っていたが、広報ヴィヴィアンの頑張りのおかげで戦争が起きた、素晴らしい、
といった、逆にエグすぎて笑えるようなネタまで、ジャンル的にコメディかと思えるレベルにまで発展。

とはいえコメディに終始していたわけではなく、当然ながら月へ逃げ延びたナチス側の知識は、
第二次世界大戦終了時の世情や常識としての知識しかないので、黒人が宇宙飛行士のような職業に
就けるはずがないという考えや、大統領は当然男のはずという考え方、そういった当時と現在における
考えたの差異なんかも描かれていて面白かったです、スマートフォンなどのくだりも最高。

分かりやすいジャンルの映画と違って、この映画のようにどういう内容かよく分からない、どう紹介すれば
伝わるのかなんとも言えない、という場合はどうしても一部分を誇張、或いは面白く聞こえるように
嘘は吐かずに紹介する、そういう紹介方法になると思うので「ナチスが月から攻めてきた!!」という
キャッチコピーも間違いではないんですが、個人的にはこのキャッチコピーがもうちょっと、
じゃあどうすればいいのかというとアレなんですが、もう少し何とかならなかったかなーと。
内容的には十分面白かったですし楽しませて頂いたんですが、この映画の場合はやっぱりキャッチコピーに
惹かれて見てみたくなった、という方が多いと思うので、そのキャッチコピーに期待するとなんとも。
ただ面白かったのは面白かったです、良い意味でB級映画の発想を真面目にやりました、的な感じ。
主演のレナータ役であるユリア・ディーツェが抜群にかわいかったのも最高でした。

2013-02-09 : 映画 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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少女革命ウテナ DUEL:5 「光さす庭・フィナーレ」

ミッキー前後編の後編、前回と違い今回は遂にミッキーの妹の梢が登場、扱い的にはまだまだ顔見せですが。
前編に相当する前回のミッキーは非常に理性的なキャラとして描かれていたのに対し、今回は決闘する
必要がある事もあってか、前回とは打って変わって目的しか見えていない突っ走り過ぎなキャラに。
ところでミッキーと言えば部活同様に決闘の際もフェンシングで戦闘。
フェンシングはこの作品における決闘で非常に有効ですよね、胸の薔薇を散らすのに突きは極めて有効。
西園寺が語ったように、薔薇の胸さえ散らせばいいわけなので、そう考えれば殺すつもりで戦う剣術が
最強ではありますけど、流石に相手を殺すつもりで、というのはまず心情的に無理でつい加減をするので、
となると、俄然突くだけで、尚且つ突き刺さっても死ぬ事のないフェンシングの突きは最も有効な気が。

▼ミッキーと梢の子供時代の見せ方が非常に上手い
露出した肌の部分が全て黒で塗り潰され、良い意味で紙芝居のように動きが無く、カット割りや梢の
立ち位置などで様々な事が表現されていて、非常に上手いなと思いました、梢の不安な気持ちが伝わる。
コンサートをする事になり、拒む梢に対してミッキーは「僕が一緒に付いているから大丈夫」
だがしかしミッキーは前日に体調を崩してしまい、一人で行く事になった梢の不安を感じる見せ方が見事。
この際、梢は逃げ出してしまったものの、実は梢はピアノが弾けなくて、でも普段はミッキーが一緒に
弾いて常にフォローしてくれていた、だから一人で弾くことになったコンサートでは弾けるはずもなく
逃げ出した、という流れに繋がる見せ方が非常に上手いなと思いました。
序盤でミッキーがウテナに語った展開だと、コンサートの件が原因で梢はピアノを弾かなくなった、
という風に見せておいて、でも実は梢自身は別の理由だった、という二段構えのオチ。

▼ミッキーと梢の現在の関係
ウテナやアンシーに語る梢への気持ちは慈しみと愛情に満ちているものの、実際に廊下で梢と遭遇すると、
妙に梢に対して冷たい態度を見せて、梢もミッキーに対して反抗的な態度。
このエピまでの時点だと二人の絡みがコレだけなので何とも言えませんが、放送当時に無かった言葉で、
今存在している言葉で分かりやすく言えば、梢のほうに関して言えば完全にツンデレでしょうか。
最後に友達との会話で「アンタの兄さん、カッコイイよね」と言われた際に「まぁね」と即答していたので、
少なくとも子供の頃から現在に至るまで、梢にとってミッキーは自慢の兄。
一方のミッキーが何故梢にこうも冷たい態度なのかはまだ明かされず。
まぁ、年齢的にミッキーはまだ中学1年生なので、どれだけ頭が良かろうと、大好きな妹がああいう態度を
取り続けているというのは、まだお互い子供という事もあってカチンと来るでしょうから、
理由は特になく、ある意味非常にリアルな描写と考えれない事もないですが。

▼冬芽と梢は何をしていたのか
梢が音楽室から慌てた様子で出てきてスカートを直す仕草、その音楽室に入ると冬芽が何故か
服装のはだけた状態でピアノに寄りかかっているという状況、この二人は一体何をしていたのか。
深読みせず映像だけで判断すれば、もぅこれはまさしくあんな事やこんな事を、でいいと思うんですが、
冬芽は女たらしの生徒会長と噂されながらも、前日にミッキーが薔薇の花嫁という事でアンシーを
奪い合うのは個人の人格を無視しているから生徒会の解散を、と発言した事で決闘へとたきつける為に
敢えてこういう演出を用意した、という流れだと思うので、そういった肉体的な接触は無いでしょうか。
「本当に大切なものは、自分が手に入れて守らなきゃ人に取られちまうぜ、ミッキー」と冬芽。
この場合、ミッキーが大事なのは梢、或いはアンシーが好き、冬芽からすればどちらがミッキーの本命かは
勿論分からないと思うので、変に梢と何かして、それでミッキーが矛先を冬芽に向けたら余計決闘から
離れてしまうので、冬芽としてもそんなリスクは犯せないでしょうし、梢は梢でミッキーを困らせたいだけ、
という雰囲気が今回ラストのピアノを弾いているシーンの会話でも見え隠れしているので、
冬芽はミッキーを決闘へ向かわせる為、梢は深い意味もなく冬芽に付き合っただけ、かなと。

▼ミッキーの決闘理由と秀逸な影絵少女
エンゲージしているウテナがピアノを辞めろと言えば辞めると、それが当たり前のように答えるアンシー。
梢の弾くピアノの音色とそっくりなアンシーのピアノを聞きたいと願う、だからミッキーの決闘理由は
世界を革命する力とかよりも、梢と同じ音色を出せるアンシーのピアノを聞きたいから。
前回以上に梢への、変な意味ではなく愛情が前面に出ていたミッキーですが、完全に周りが見えていない。
影絵少女の内容も「本当に欲しいモノだけ何故持っていないのか?だからまだこんな事をやってるんだろう」
と問いかける内容で、船長役の影絵少女が本当に欲しいモノを答えようとすると船底に穴が開いている、
つまり足元をすくわれる、というオチでこの劇が終了という展開。
実際の決闘も「花嫁のピアノは僕がもらいます」と前述の「本当に欲しいモノ」に固執しすぎた結果、
ウテナを応援するアンシーの声援に、普段のミッキーでは考えられないぐらいに気を取られて敗北。
今回の影絵少女の話は非常にクオリティが高いなと思いました、恐ろしくミッキーの状況とリンクしている。
2013-02-06 : 少女革命ウテナ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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少女革命ウテナ DUEL:4 「光さす庭・プレリュード」

前回同様決闘の無いエピ、今回描かれるのは西園寺に続く生徒会二人目の決闘相手となる幹ことミッキー。
前後編の形になっているものの、今回の後半パートがほぼ七実のギャグ回に終始していた事を考えると、
1話分の尺に収めるには微妙に時間を超過してしまったが為に、七実パートを入れた、という感じでしょうか。
ギャグとは言いつつも、何があろうと「でもかわいいですよ、なんだか姫宮さんらしいなあ!」
で押し通すミッキーがイイ味を出していたので、面白かったのも事実。
ミッキーに関して言えば、今回だとアンシーに声をかけられた際に、ミッキーの心が揺れ動くさまを
譜面とピアノの音で表現する演出が非常に良い感じでした、ピアノを弾くミッキーならではの良い演出。

▼ミッキーが光さす庭を聞かせたい相手とは
光さす庭を弾いているミッキーに七実が「一人の時はいつもその曲を弾いているのね」と言うと、
「僕がピアノを弾いているのは、ある人にこの曲を聞いてもらいたいからなんだ」と返答するミッキー。
ウテナという作品全体で考えるのではなく、このエピソード内だけで考えれば、視聴者的にパっと思いつくのは
やはりアンシーという事になるでしょうか、この直後七実が見ていた楽譜の中にアンシーの写真があり、
尚且つ「光さす庭」という曲名から考えても、学園の中庭のバラ園で水を与え続けるアンシー、
場所的にも正に光さす庭なので、演出的に考えてもアンシーに聞かせたいと思っているのではないか、と。

と思っていると、中盤でウテナ達の寮を訪れた際、ウテナにアンシーの事を気にしていると言われ、
「彼女は…姫宮さんは僕の知ってる子に少し似てるんです」とミッキーが返答する場面。
続く展開で、翌日冬芽にピアノが普段よりも良いと褒められミッキーは「僕はずっと無くしていたものを
取り戻せるかもしれないんです」と答えた際、幼いミッキーが女の子と一緒にピアノを弾いている映像。
という事は、このエピソードではまだ名前こそ紹介されていないものの、ミッキーが光さす庭を聞かせたい
相手というのは、妹の梢なのではないか、と。
弾き終わった後はアンシーの写真を見ていたものの、アンシーを通して梢の事を考えていた可能性も。

そして最後にアンシーが光さす庭を弾いているのを聞いて「妹の音色と同じだ…」とミッキー。
ウテナという作品全体でなく、このエピソードという点で考えても、今回の光さす庭は前後編の形で
構成されているので、後編に相当する次回を見て初めて完結するわけですが、描写や演出から考えると、
ミッキーはアンシーに好意こそ寄せているものの、光さす庭を聞かせたい相手というのはやはり梢かなと。
2013-02-05 : 少女革命ウテナ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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少女革命ウテナ DUEL:3 「舞踏会の夜に」

七実が初登場するエピ、同時に今回は決闘が行われず、当然の事ながら劇中曲も流れないという
非常に珍しいエピソード、総集編以外で決闘も歌も無い、というエピはホントに珍しい気が。
前回までの2話であらかたウテナという作品の雰囲気や決闘に代表されるようなルール紹介等も
終わり、今回からはそういった事に時間を割かずに描けるので、変な意味でなく普通の構成に。

▼ウテナの記憶力やいかに
冬芽が自分と同じ薔薇の刻印が刻まれた指輪をしている事に動揺を隠せないウテナ、まさか
生徒会長の冬芽が過去に自分が出会った王子様なのでは、と悩む展開。
1年もあれば人間というのは変わってしまうので、恐らくは10年以上経過したであろう今になると、
当時とは王子様の雰囲気や性格が全然変わってしまっている、というのは十分ありえる話ですが、
そもそも肌の色が明らかに違うのに、何故ウテナはその事を考えなかったのか。
そこまで覚えてない、と言ってしまえばそれまでですが、夢に見る程のインパクトのある出来事で、
尚且つ王子様の語った一言一句も覚えていれば、どういう事をしてくれたのかもしっかりと記憶。
更に全身を白い服で固めた王子様です、肌の色が明らかに違っているという事は、
変な日本語で恐縮ですが、流石に無意識のうちに覚えてるはずだと思うんですが、ウテナの記憶力は。

▼アンシーは何故ダンスパーティーに参加したのか
ダンスパーティーのような人の多いところにはあまり行きたくない、アンシーはその理由について
「なんだか皆同じような顔の人に見えて怖いんです」と答えて「もっと友達をたくさん作るべきだ」
と返すウテナ、押し付けがましいような気もしますし、アンシー本人が別に望んでいないものの、
ウテナらしいと言えばウテナらしい考えでしょうか。
直前に若葉からアンシーは「あまり良くない噂が多い」という話を聞いた事で、恐らくはそういう噂を
払拭する為にもっと同級生の女子の友達を作るべき、という事もあっての促しでしょうし。
残念ながら、アンシーは薔薇の花嫁なので「エンゲージしている相手が望んだのでそうする」
という理由でダンスパーティーに参加したと思うので、ウテナの助言の効果は無いのかもしれませんが。

▼ウテナは最初からアンシーと踊るつもりだったのではないか
七実の罠の有無を問わず、冬芽から贈られたドレスの下に決闘で着ている衣装を予め着込んでいたのは、
これはつまり、目的としてはアンシーの友達作りの為だったとはいえ、少しでもアンシーに楽しんで
もらう為に、最後は自分が男役としてアンシーと踊る為に男装の服を着込んでいたのではないかなーと。
あの服装はアンシーが決闘の際に謎の力でドレスアップさせてるから通常時は着れない、とかは抜きで。
仮にアンシーがダンスパーティーを楽しめていなかったとしても、楽しめていたとしても、
ウテナからすれば無理に誘った形になったわけなので、最後は自分が責任をもってというか。
性格的にウテナなら、同室のよしみとかそういう事は考えずに、知り合った相手が少しでも楽しく
過ごせるように、その人の為になればと思って、と純粋に素直な気持ちで考えて行動するだろうなーと。
2013-02-04 : 少女革命ウテナ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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少女革命ウテナ DUEL:02 「誰が為に薔薇は微笑む」

初回エピでは簡単にウテナという作品の紹介がなされて、今回は作品の基盤となる部分の紹介というイメージ。
それ程重要視されているわけではないものの、ウテナが寮生活を開始するという事や、生徒会の会合が
行われている場所へ向かうエレベーター内での「卵の殻を破らねば雛鳥は産まれずに死んでいく」
という今後のお約束となる言葉、会合の最中に毎回行われている会話内容とは関係の無い出来事、
とりあえずウテナという言えばコレ、という事があらかた前回と今回の2話で紹介されたかなという印象。
そして極めつけがマスコット的存在のチュチュが初登場、マジでこの生物は一体何なのか。
薔薇の花嫁という点以外で、唯一アンシーが変わらぬ態度で接する相手なので、ある意味貴重な存在。

▼アンシーは掃除が好き?
ウテナが暮らす事になる寮の部屋へ到着すると、既にアンシーがある程度以上のレベルで部屋の掃除中。
薔薇の花嫁とはいえ、当然ウテナに掃除を命じられたわけでもないのに前日の夜から部屋の掃除をしていた、
という事は、そこまで真面目に考えるのもアレですが、単純にアンシーは綺麗好き、或いは掃除をするのが
好き、という事なんでしょうか、まだ2話目なのでキャラの特徴を前面に出しているだけかもしれませんが。
とは言いながらも、ウテナの表札の下に手書きで「姫宮アンシー」と書いてある事を考えると、
掃除好きという可能性はあっても、少なくともそのアンバランスさを考えると綺麗好き、は無いのかなと。

▼西園寺がウテナにリターンマッチを申し込んだ理由は?
理由の候補としては「世界の果てからの手紙が来ているから」「世界を革命する力が欲しいから」
「ウテナに負けたことが単純に許せない、或いは悔しかったから」
「アンシーが好きなので、薔薇の花嫁だろうと自分の側にどうしても置いておきたいから」
この辺りが理由でしょうし、2話の時点ではアンシーに対する感情がどこまでのものなのか確定出来ないので、
なんとも言えないですが、性格的に言えば、ウテナに負けた屈辱や「あれは油断していたから」的な
負け惜しみを含めた理由と、ほぼ無意識レベルでアンシーを取り戻したいから、という感じでしょうか。
冬芽との会話で語った「彼女は僕の物だ。彼女は永遠に僕の言う事を聞くと交換日記にも書いていた」
に関しては、言わば小中学生の時に、好きな相手の事を好きと認識せず「あいつの一番仲のイイ友達は自分」
といった気持ちに依るところが強いのだと思いますが、基本的にはアンシーを独占したい、的な。

▼わざと負ける難しさ
西園寺から決闘を申し込まれた際に「わざと負けるさ!それで問題は無いわけだ!」とウテナはアンシーに。
影絵少女が「でもでも勇者様、わざと負けちゃう難しさ、貴方はご存知かしら?」と語っていたように、
やっぱりわざと負けるというのは実際難しいものですよね。
現に、明らかに西園寺の一撃が胸の薔薇を散らさんとした時、ウテナは咄嗟に胸の薔薇を庇いましたけど、
こういうのは意識していなくてもつい「ヤバイ」と思って薔薇を庇うと思うので、わざとというのは難しい。

▼ウテナが勝った理由
ディオスが降臨して無意識に、とかそういう事はこの際置いておいて、何故ウテナは勝ったのか。
アンシーに「わざと負けるんじゃなかったんですか?」と問われた際に、特に迷う素振りもなくウテナは
「君の為じゃない、チュチュの為さ。西園寺なんかと一緒に居たらチュチュのやつがイジメられそうだからね」
と答えてましたが、ウテナは正直な性格なので、少なくともコレも理由の一つではあるかな、という気が。
勿論、このチュチュの部分をアンシーに置き換えてもいいと思うので、アンシーの為に負けられなかった、
という事もあるとは思うんですが、決闘の最中はそういう事を考えて戦っていたわけではないでしょうし、
勝った後に「何故自分は負けるつもりだったのに勝ったのか?」を考えた際に、アンシーやチュチュの為に
戦ったのではないか、変な薔薇の花嫁の掟に縛られないですむように自分が勝つ、と考えたのかなという気が。
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