ゲームや海外ドラマの感想を中心に色んな話題雑談を書いてます、ネタバレ有りです。

REC 2



REC/レック 2 [Blu-ray]

監督:ジャウマ・バラゲロ
出演:ジョナサン・メイヨール
参考価格:¥2,500
価格:¥1,461

発売日:2012.04.27
製品版BDで視聴、レンタル版BDが存在しないので製品版を購入。
画質は非常に綺麗、1同様POVによるカメラの主観映像という設定は同じながらも、1と違ってカメラらしい
綺麗な映像とか、そういうのではなく単純にBDらしい綺麗さ、個人的にはこちらのほうがありがたい限り。
内容的には、1とはジャンル的にも違う方向へとシフトした感じなのが残念なところ。

▼1と違って二つの視点と映像
当然前作とは違いを出す必要があるので、POVを発展させた形という事になると思うんですが、前作同様、
カメラによるPOVという点に関しては同じながらも、特殊部隊の映像のほうでは隊員全員がカメラを搭載、
他の隊員の映像をゲームのように画面に表示して全員でその映像を見る、という手法が面白い。
同様に、ただそれだけではなく、中盤から別の若者達の視点に移行して物語が広がりを見せる、
この試みも面白いなと思いました、内容の良し悪しがどうとかではなく、単純に見せ方として面白かったです。
前作と違い、今回は既に感染者が徘徊する状況という事もあり、更にゲーム的な映像と展開になっていた印象。

▼一部の描写が個人的にはどうかと思う
ジャンルを問わず、続編や新作はパワーアップする必要があるわけなので、そういう意味では前作以上に
色んな意味で破壊力のある展開や演出を用意するのは自然な流れなものの、個人的にこのREC2で、
少し色々どうかなと思うシーンが残念ながら多く目立ってしまったかなという印象でした。
メデイロスの少女や悪魔に関する展開は構わないんですが、感染しているとはいえ子供の頭を至近距離から
ショットガンでふっ飛ばしたり、誤射で感染者ではなく消防隊員の頭をミレがふっ飛ばしてしまう、
というのは流石にエグイを通り越して、こればかりはちょっとやりすぎではないかなと思いました。
勿論、ホラー映画なわけなので、その続編でグロ表現が更に進化するというのは、これはむしろ当然ですし、
何のためのショットガン、何のためのリアルさを伝えれるPOV、と言われてしまえばそれまでなものの、
色んな意味でミレの誤射で消防隊員が無意味に死んでしまう、という展開はやりすぎだった気が。
収録されている特典映像によると、どうやらブラックジョークとして入れたそうですが、個人的には笑えず。

▼登場人物の個性が薄い
前作はそれこそカメラマンのパブロまでキャラが立っていましたし、アパートの住人もそれぞれに個性や
特徴があったのに、今回は特殊部隊の隊員にせよ、ミレ達の若者組、他の人物達、今回は物語的な面白さが
薄い事もあってか、とにかくキャラクター性に欠けるなと思いました。
前回は最初から最後まで物語が動いていたうえに、展開がスムーズでスピーディだったのに対して、
今回は…前述のように特殊部隊と若者達、二つの視点で物語を描くという試みは面白かったもののの、
逆にそのせいで物語が途中で一度リセットされたような形になりますし、各々の登場人物達も特に
これといって良さが見いだせないので、とにかくキャラクターの弱さが気になってしまいました。
折角再登場を果たしたアンヘラもコレといった見せ場も出番もなかったりと、なんとなく消化不良な感じ。

▼惜しかった1のアンヘラ達
1の終盤で、アンヘラ達は地下からの脱出を試みて鍵を入手するも、既に階段の下には感染者が居たので
階下へ向かう事が出来ず最上階へ、となりましたが、今回はその地下の下水からミレ達三人組が来たので、
つまり、逆に言えばアンヘラとパブロは既に鍵を入手出来ていたので、何とか工場まで行ければ
脱出する事も可能だった、と考えると、非常に惜しかったという感じですよね、文字通り後一歩だった。
本編とは関係無いながらも、こういう風に前作で語られなかった部分が、続編でしっかり語られる、
というのは良い事だなと思いました、ある意味他の部分の進化より続編らしい良さを出せている気が。

▼感想まとめ
当時見た時は面白いと感じましたし、今改めて見ても面白いのは面白いんですが、人それぞれ1を見た際に、
2が制作されると知った時に期待した展開や希望というのがあると思うんですけども、それで考えると、
改めて見た今の感想としては、やはり思っていたモノと違う方向性で制作されていたなーと。
前述のように人それぞれ感じ方が違うのでアレなんですが、やはりRECの1を見た時に面白いと感じたのは、
大半の方が恐らくそうなように、感染パニックホラーといった類の内容と展開の早さであって、
今回のようにオカルト主体のゾンビFPSのような内容ではなかったと思うので…勿論、前作の終盤、
最上階の部屋で悪魔だったりの存在は既に明らかにされているので、となると当然その方向で続編が
制作されるのは当然なものの、それでも1で面白いと感じたのとは違う部分を進化発展させた形でこの2が
完成しただけに、冷静に振り返ると、やはり、とにかく期待とは違う方向の作品だったな、と思いました。

面白くないわけではないですし、単純に一つの映画として見た場合は十分面白いものの、1のような内容を
期待して見ると、極端な話ジャンル自体が違うと言っても過言ではないので微妙に感じるかな、と。
完結させなければいけないわけではないものの、結局別に2で登場した悪魔だったりは、特に進展が
あったわけでもない事を考えると、横には広がったけど前に進んだわけではない、とでもいうか。

勿論、良い部分も色々あるわけで、例えば冒頭で特殊部隊の隊員達があの惨劇のアパートへと入りますが、
前作と違い、完全武装で銃を所持して入っていくわけなので観客としては見ていて非常に頼もしく、
中盤でカメラのバッテリーが切れる直前に、恐らく殺されてしまったであろうと思われていたアンヘラが
パブロのカメラを持って登場する、というシーンの熱さは半端ではないものがあったり、
前作があるからこその面白さ、という点も多々あったのは非常に良かったです。
同様に、大事なメデイロスの血が入った試験管をチーフが落としてしまうという致命的な場面でも、
チーフが普通に「悪い、つい手を放した、火がついたんだ」と普通に言うから笑ってしまったり。

点数で言えば、仮に前作を90点とした場合、今回でも80点ぐらいはあるものの、系統の違った面白さでの
80点とでもいうか、RECの1、ああいう内容を期待していた場合は何か違うという…つまるところ、
感想を何とも表現しづらい、といった感じの内容だったかなーと。
面白いのは面白いんですが、1を見て面白いと感じた場合は少し「うーん…」となってしまうというか。
相変わらず特典映像はメイキングを中心に良い感じでしたし、内容自体も悪くはないんですが、
1の面白さで期待すると何か違う、という感じでした、今回はオカルト、ゾンビ、ゲーム的、は○

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2012-11-27 : 映画 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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REC



REC/レック [Blu-ray]

監督:ジャウマ・バラゲロ
出演:マニュエラ・ヴェラスコ
参考価格:¥2,500
価格:¥1,487

発売日:2012.04.27
製品版BDで視聴、レンタル版BDが存在しないので製品版を購入。
画質は綺麗なもののBDらしい高精細というよりも、作品の主題通り、カメラで撮影してるという映像の雰囲気が
抜群に出ている、という感じでの綺麗さ、勿論綺麗なのは綺麗です、良い意味でカメラらしい綺麗さ。
むしろ本編と関係無い事ながら、日本語字幕が恐ろしく綺麗に表示されてる事に驚かされました。
最新作のREC3を見た後で、再び1と2を見たいなと思い久しぶりに視聴した、という感じです。
前述のようにレンタル版BDが存在しなかったので購入したんですが、以前DVDで見ただけで、BDでの視聴は
初めてだったので、単純に映像の綺麗さに圧倒されました、RECに限らず、やはり綺麗な映像というのはイイ。

▼主観映像が見やすい
いわゆるPOVと呼ばれる手法で、有名なところだとブレア・ウィッチ・プロジェクトやクローバーフィールド、
この辺りの作品がPOVとしての知名度を広めたと思いますが、従来のカメラワークと違って、文字通り
一般人が撮影したような映像で物語が展開される為、正に自分がその場で体験しているかのような映像的
リアルさがある反面、当然素人が撮影したような映像になる為、手ブレの問題があったりピントの問題、
リアルさを追求する事でそういった弊害が出ますし、個人的にも前述の二作品は、見ていて決して
映像が見やすいと思った事は無いものの、このRECに関しては非常に見やすい映像に仕上がっているなーと。
前述の二作品と違い、プロのカメラマンが撮影しているという設定のおかげで手ブレ等を再現する必要がなく、
同時にテレビ番組の撮影をしているという事もあり、視聴者に見せやすい映像、敢えてそういう映像を
心がけて撮影していると思うので、とにかくRECに関してはこのPOVが非常に見やすい、という印象です。

▼アパートの使い方が上手い
感染した人物が襲ってくるという、ようはゾンビという扱いで構わないと思うんですが、そういったゾンビで、
舞台はアパート、つまり下から上、或いは上から下、このどちらかにしか逃げる事が出来ず外には脱出不可能、
ここまで限定された閉鎖空間での物語にも関わらず、違和感無く物語を展開させていて、尚且つ終盤は
地階から最上階まで逃げるという、展開的にも非常に分かりやすく追い詰められるという状況。
主観映像でリアルな雰囲気と状況を作り出して観客をRECの世界に没頭させると同時に、逃げ場が無いのは
分かっていながらも上へ上へ行くしかない、というこの絶望的な状況の見せ方が上手いなと思いました。
本来こういった閉鎖空間だと、流石に展開に無理が生じたり、閉鎖空間だからこそ出来なかった展開、
というのが目についてしまうんですが、逆に狭いアパートだからこそここまで臨場感のある作品に
仕上げる事が出来た、と感心させられる展開なので、とにかくアパートの使い方が上手かったなーと。

▼「眠らぬ街」のリアルさ
主人公のアンヘラは「眠らぬ街」という番組の取材の為に、冒頭から事件発生までずっと取材として
行動して、カメラマンのパブロも当然取材で、そしてTV放送の為の録画をしているという状況。
なので、当たり前と言えば当たり前なんですけど、そういう映像を録画している風景が観客にも
映像として届けられるわけなので、本編とは無関係なものの非常にリアルな映像、見せ方やカメラの動きも。
本編には関係無いものの、単純に消防士の仕事っぷりや夜勤の際の状況が描かれているので、
事件発生までのこの展開も、個人的には見ていて単純に面白かったです、本編と関係無いけど普通に面白い。

▼登場人物が各々立っている
ホラーにせよパニックにせよ、この手のジャンルの場合、どうしても無難なキャラ設定、或いはその他大勢
と言っても過言ではないぐらい薄いキャラクターが多いものの、このRECに関しては多い登場人物を
それぞれ一人のキャラクターとして認識出来るぐらいキャラが立っている、というのが何気に凄いなーと。
特に凄いなと感心するのがカメラマンのパブロでしょうか、パブロですらキャラが立っている。
この映画はパブロの撮影で展開するので、残念ながらパブロ自身は一度も顔を見せる事がなく、
パブロがカメラを置いている時に足や、或いはアンヘラに手渡ししてもらう時に衣服が少し映るだけで、
パブロ自身もアンヘラと二人の時以外はほぼ撮影に徹しているので喋る事すら無いのに、それでもパブロは
非常にキャラが立っている、冷静に考えたらこれって結構凄い事だなと思いました。
ただ逆に言えば、パブロを始め、そんな風に各々非常にキャラが立っているにも関わらず、リアルで
スピード感のある展開の為、一人一人の死ぬシーンや感染するシーンをピックアップしているわけではない、
というのが、勿体無いと感じるか、それもまたリアルと感じるかが難しいところ。

▼アンヘラはマスコミの悪い部分が出ている
アパートへ着いた際に、消防士のマヌー達と一緒に現場の部屋へ上がろうとした際、先に現場へ到着していた
警官に対して「撮影許可は貰っている」という旨のセリフを言ってましたけど、撮影や取材許可を取ったのは
消防署にであって、現場のアパートや管理人には許可をとっていない、にも関わらず撮影許可を貰っている、
とハッタリではなく本気でそう考えて喋り行動している辺りが、マスコミの悪い部分が出ているというか。
勿論、その後閉じ込められたアパート内の状況を外へ出た際に証拠映像として使う為に撮影する、という、
アパート封鎖後の撮影はむしろイイ事なんですが、最初の時点での撮影は良くないですよね。
主人公に対してマイナスのイメージを持たせるのは色んな意味でイイ事ではないものの、それでも、こういった
マスコミの悪い面もしっかり描いているというのが、本編とは関係無いながらもリアルで面白いなーと。

▼明かされる感染の原因
既に2を見ているのでアレなんですが、1を視聴した時のみの感想で言えば、どうやら感染元は犬らしい、
という事が中盤で明かされ、最後に最上階の部屋を調べていると、バチカンがどうだとか、悪魔憑きがどうとか、
急にオカルトめいた展開になってきて、記事に記載されていたメデイロスの少女の変わり果てた姿であろう
異形の存在が暗闇の中を歩いていて、最後はアンヘラが闇の中へ引きずり込まれて終了。
この展開から考えると、犬が感染元、という時点では、普通にそのまま狂犬病の類で、何かしら付加効果のある
ゾンビ的な設定にしたんだろう、という風に見ていたものの、最上階では妙にオカルト色の強い新事実が発覚。
この時点で尺も残り少ないので事実が明かされるわけでもなく、最後の最後にこういった設定が出てきて、
更に、明らかに普通の感染者ではない化物のような存在が闊歩、オカルト系の何かが実は原因なんだろうな、
となるわけですが、2は抜きに1だけでの印象だと、個人的には特に良し悪しは何とも思わなかったです。
初見の際はやはりこのRECの素晴らしい展開と主観視点で物語に惹きこまれて、半端ではない没入感で、
文字通りカメラマンのパブロと一心同体のような感じで見入っていたので、そういった事実が発覚しようと、
とにかくアンヘラが無事に逃げれますように、と思って見ていただけに、ゾンビなのか別の何かなのか、
とかはどうでもいいというか、アンヘラやパブロが「?」というニュアンスで見ていたのと同様、
特に事実関係は気になりませんでした、オカルトが好きなので気にならなかった、なのかもしれませんが。
ただ逆に気になるのは犬でしょうか、雰囲気的に、恐らくメデイロスの少女が悪魔、或いは悪魔が憑いた、
そういう設定だと思うんですが、どういった理由で犬に感染して、と同時に犬は現在動物病院にいるので、
今後犬が原因で外の世界に感染が広がる可能性はあるのかどうか。

▼特典映像あれこれ
DVD収録同様SD画質でHD収録されていない、というのは何とも残念ですが、メイキングを中心に色々と
面白い内容になっていて、この特典映像の為だけに製版版を購入する価値も十分あるな、と思えました。
メイキングは文字通りメイキング映像を中心に収録されていて、陳腐な感想で恐縮ですが、当然の事ながら
現場でリハーサルをしつつ、監督とカメラマンや俳優が実際に喋りながらセリフや展開を微調整している、
というのを目の当たりにすると、ホント当たり前なんですが一緒に作っている感じが出ていて良いなーと。
他にも、少し変わったところで言えばドキュメンタリー番組の眠らぬ街、何故この番組の取材対象として
消防署を選んだのか、といった理由が紹介されたり、色々面白い作りになっていました。
メイキングというだけでなく、簡素ながらも設定資料集的な側面も備えていたというか。

▼感想まとめ
初めて見た時は良い意味で非常に驚愕した作品なんですが、改めて見てもやっぱり面白かったです。
85分という短い尺も手伝って、とにかく展開がスピーディで、尚且つPOVによる主観映像でリアル、
当然の事ながら住人の会話が入り乱れるリアルな感じもあり、無駄な展開も特に無く常に何かしらの展開が
起こっているので、見ていて飽きないというか、物語に対して非常にのめり込みやすい内容だったなと。

展開的な事も含めて、ウチの家族はRECの視聴後「ゲームみたいだった」という感想を言っていたんですが、
確かに言われてみればゲーム的な要素も強いでしょうか、ゾンビに追われて何とか逃げる、という具合。
どちらかと言えば2のほうがLeft 4 DeadのようなFPSの印象がありますが、確かにゲーム的な要素が。

ジャンル的にはホラーというより、感染パニックといった感じで、そこまでグロくもなく、展開が早いので
中だるみせずすみますし、緊張感のある展開で、登場人物のリアルな演技も手伝ってとにかく没入感が凄い。
興行収入や、人それぞれの好みの違いもあるので一概にどうとは言えませんが、見やすいホラー映画、
という点においては、とにかく人にオススメしやすい作品ではないかなと思いました。
夕食を食べながら家族で、というわけには流石にいかないかもしれませんが、内容的にも意外と見やすい映画。
2は少し方向性の違いやグロ要素が強いので一概にオススメは出来ないんですが、改めて見てもこのREC、
やっぱり面白い作品だなと思いました、尺も含めてとにかく見やすいうえに、非常に完成度が高く面白い。
突っ込みどころもありますし、パブロが丁寧にカメラで撮影しすぎというのもありますが、とにかく面白い。

2012-11-18 : 映画 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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シャーク・ナイト



シャーク・ナイト (Blu-ray Disc)

監督:デヴィッド・R・エリス
出演:サラ・パクストン
参考価格:¥4,935
価格:¥3,652

発売日:2012.11.02
レンタルBDで視聴、1層式なものの画質は結構綺麗というか、良い意味でBDらしい画質。
アナコンダやマンイーターに代表されるような、モンスターというわけではないですが、そういったタイプの
動植物に襲われるタイプのモンスターパニック映画かと思いきや、確かにサメが登場するものの、内容的には
どちらかというと従来のホラー映画同様、人間に襲われるタイプのホラー、というのが印象的でした。
実際は確かにサメに食われるんですが、展開や見せ方が人間の出るホラーと良い意味で同じ、という感じ。

▼ロケーションが素晴らしい
メインの舞台となるサラの別荘から見渡せる湖が、とにかく映像的に素晴らしい光景でした。
前述のマンイーターもそうだったんですが、単なるモンスターパニック映画というだけでなく、
その舞台となる場所が素晴らしい美しさというのは、これはホント良い事だなと思いました。
単純にこういった綺麗な場所で惨劇が繰り広げられるという、その対比としても素晴らしい限り。
ただ逆に言えば、これまた前述のマンイーター同様、だからといってその素晴らしいロケーションの特色を
利用した展開があったというわけではないので、その辺りは残念というか、中々そういう展開を用意する、
というのも現実問題難しいので、こればかりは仕方ないでしょうか。
マングローブを利用すれば何か出来たような気もするので少し残念ですが。

▼ひすたらお約束の展開
最初の犠牲者となる黒人のマリク、唯一サメの存在に気付いて「もっとスピードを上げろ!」と叫ぶも、
仲間は何も気付かずマリクは片腕を食われ、救助を呼びに行こうとボートに乗ると今度はマリクの彼女がアウト。
その後も、これでもかと言わんばかりにこの手のホラー映画における犠牲者の展開がお約束で繰り広げられ、
実際は犯人グループの一味だったものの、照明弾が打ち上げられるも警官はエアドラムを叩いていて照明弾を
見逃してしまう、という展開も正にお約束で、とにかく全てが良い意味でお約束全開でした。
最終的に主人公とヒロインの二人しか助からない、というのは少し意外な感じもしましたが、この映画の場合、
良くも悪くもお約束の展開が繰り広げられるだけに、良い意味で安定感と安心感がありました。

▼残虐描写は基本的にない
R12な事もあってか、ほぼグロ方面の演出や描写がない、これに関しては賛否両論でしょうか。
基本的にホラー映画を好んで見る人で「グロはダメ」という人は流石に居ないと思うので、そういう意味では
グロ描写が無いというのはマイナスでしか無いものの、逆に言えば、展開が王道なだけに、ワーワー騒ぐ
タイプのモンスターパニック映画という点で考えれば、家族やグロ耐性の無い友達同士が集まった時に鑑賞、
という見せやすい映画にもなるわけなので、家族で映画を見る事を念頭において考えれば結構イイ配慮かなと。
勿論、折角サメに襲撃される映画なのに、モロにそういうシーンを映さないでどうするんだ、という
根本的な問題はありますし、そうでなければ意味は無いと思いますけど、個人的には悪くないかなと思ったり。

▼感想まとめ
正直に言うと全く期待していない状況で視聴に臨んだので、そういった事も含めると非常に楽しめました。
店頭でパッケージを見た時は、ジャケ写がいかにもサメに体中を食い千切られて痛々しそうにしている女性、
という雰囲気が抜群に出ていたので、恐らく相当痛いシーンのある展開が用意されているんだろうな、
と思っていたので、その事を考えると何とも肩透かし感が強かったですが、内容的には個人的に満足でした。

所謂ポッポコーンムービーの類で、気軽に見れるというのが特に良いかなと思いました。
スクリームのヒットでホラー映画が大量に溢れていた90年代後半と違って、このシャーク・ナイトのように
気軽に見れるタイプの…そこまでエグくもないしグロくもない、というホラー映画は激減してしまったので、
個人的には90年代後半のホラー映画を彷彿とさせるタイプの内容と展開で、結構良かったのではないかなと。

本編と関係無いところで言えば、ヒロインではないもののキャサリン・マクフィーが出演していて、
尚且つ出番も結構多いというのが良いところでしょうか、やはり背丈の高さもあり非常に映像的に映える。
男女共に満足の行く登場人物の数が用意されていましたし、数はそう多くないもののサメもそこそこの種類、
ホント前述のように、良い意味で王道の安定感あるモンスターパニック映画だったのではないかなと。

2012-11-13 : 映画 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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REC 3 ジェネシス



REC/レック3 ジェネシス スペシャル・エディション [Blu-ray]

監督:パコ・プラサ
出演:レディシア・ドレラ
参考価格:¥4,935
価格:¥3,621

発売日:2012.11.02
レンタルBDで視聴、画質は良好、音質は普通、シリーズは1も2も視聴済み。
個人的に最も好きなホラー映画はスクリームで、その次に好きなのがREC、というぐらいRECは好きな
ホラー映画なんですが、流石に3作目という事でマンネリ打破、或いは違う角度からの作品を目指したのか、
今までのPOVではなく、事件発生後は通常の映像に切り替わったのが…RECに限っては新鮮でした。
ただ、全体的に今回はRECである必要のない仕上がりになっていたので、その辺りが何とも。

▼POVの廃止による良し悪し
物語開始から、事件が発生してコルドとクララが離れ離れになるところまでがPOV、以降は通常視点。
やはりRECと言えばあのアパートでの物語、ゾンビ、ブレア・ウィッチ・プロジェクトなどでお馴染みのPOV、
この3点こそが正にRECだと思うんですが、今回はあのアパートでも無ければ、POVすら本編では廃止。
最初はやはり「えー…」と思ったものの、いざ見てみると意外と悪くなかったかなと思いました。
現実問題、やはりPOVでは限界がありますし、今回コルドがキれたように、ああいう状況になったら
撮影している場合ではないですし、仮にあのままプロのカメラマンが撮影していたとしてもダクトを
通れないのですぐカメラ終了、となってしまうので、無理矢理POVにしなかったのは良かったかな、と。
それに、今回のような通常視点のほうが空間としての映像を把握しやすいので、あのアパートから
舞台を一新したと同時に、POVも終了させたというのは悪くなかったんじゃないかなと。
勿論、POVのほうが臨場感と、驚きという意味での恐怖感は出せるので、その辺りはマイナスですが、
逆にクララとナタリーが地下のシャッター前で会話していた時に、真横のガラス越しに感染者が
見え隠れしていた状況、あの場面なんかはPOVだとモロバレになってしまうので、通常視点の映像だからこそ
演出出来た見せ方、と考えると、甲乙つけがたしというか、どちらにも良い面はあるなと。

▼POV廃止のせいで普通のゾンビ映画
前述のように、POVの廃止による良さもあるものの、逆にそのせいでただのゾンビ映画になっていたのが、
難しいところだとは思うんですが非常に残念でした、ゾンビ映画としてはそれなりに良いものの、
一応RECの、それも3と銘打っているのに、別にRECでなくとも出来る内容だった事も含めて残念な限り。
劇中、数秒間あのアパートの中継映像がTVに映っていたり、今回の舞台となった建物を取り囲んでいた
光景が1や2と同様のものだったり、感染源が犬だったり、それらの共通点はあるものの、
内容的にはRECでなくとも出来るゾンビ映画で、尚且つRECの新作と考えても、3ではなく番外編の位置付け、
と考えたほうがしっくり来る内容だったので、この辺りが特に残念だったかなーと。
前述のように、一本のゾンビ映画として考えれば無難に面白いですし、悪くはないんですが。

▼耳の遠い祖父の伏線
序盤の結婚式は、1における消防署のシーン同様特に深い意味は無く、文字通り日常から非日常へ移る
過程として描いているだけかと思いきや、最後の最後で補聴器を使っていた耳の遠い祖父が噛むという、
個人的にこの展開は良い意味で驚かされました、誰しも覚えてはいるでしょうけど、存在に関しては
完璧に忘れていましたし、実際最後のあの状況で、建物から出れた以上は、少なくとも噛まれることなく
ラストまではいけるんだろうな、と思っていたところへの「耳が遠いから神父の声が聞こえてなかった」
冷静に考えると一見ギャグのようにも思えてしまうシーンですが、この展開は結構良かったなーと。

▼感想まとめ
終盤でクララも語っていたように、感染者は基本的に全員新郎新婦の身内なわけなので、
そう考えると何とも悲惨な展開ですし、離れ離れになった二人が最後出会って、生き延びるために
腕まで切断、しかしクララは感染しており最後は二人で死ぬ事を選ぶ、という設定や展開は良いのに、
やはりRECの新作という事での期待感が強かった為、結果的には少し残念だったかな、と思いました。

今回の3で一番良かったのはヒロインのクララを演じていたレティシア・ドレラでしょうか。
初めて見る女優さんだったんですが、非常に顔が小さく、それでいて綺麗な顔をされているという天使。
にも関わらず、恐ろしく目力のある方で、キれてチェーンソーを振り回すわ、力強い演技をされるわと、
REC3の内容自体には少し残念だったものの、この女優さんを知る事が出来た、というのは最高でした。
とにかくクララが凄い、中盤以降汗や雨で目元のメイクが崩れてきてからの目力が半端ない。

というわけで、期待しすぎていた為にどうしても評価は下がってしまうものの、ゾンビ映画として
見た場合はある程度以上の面白さを持っている、良い意味で王道のゾンビ映画という感じでした。
ゾンビ映画としての残念な点を挙げるならばキャラクターの薄さでしょうか。
コルドとクララ以外は、実際キャラが全く立っていないと言っても過言ではないぐらい薄く、
更にコルドとクララがよそ見をしている間に死ぬケースも多々あるという空気っぷり。
現時点では2014年の公開を目処に4の制作が予定されているそうですが、今度こそRECらしさを期待して。

2012-11-07 : 映画 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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ロストヒーローズ



ロストヒーローズ

メーカー:バンダイナムコゲームス
機種:Nintendo 3DS
参考価格:¥6,280
価格:¥3,780

発売日:2012.09.06
約43時間でクリア、3DS版でプレイ、パーティーメンバーは、メビウス、νガンダム、ゼロ、一号。
ランダムキューブはクリアまで使用せず、すれ違い通信も未使用、クエストは全クリア。
個人的にはSFCで発売されていたガイアセイバー以来のコンパチ作品です、主な目当てはウルトラシリーズ。
PSP版も同時発売されていましたが、下画面でMAPを常に表示出来る3DS版のほうが個人的にはオススメ。

▼良い点
・戦闘のテンポが非常に良い、更に二段階の早送りも可能なのですこぶる快適。
・個人的な事ではあるものの、ウルトラマンAから大量の超獣が出ているのが嬉しい。
・3DSとはいえ、ちゃんとデザインは2D、なので戦闘中の敵グラフィックも2Dなのが嬉しい。
・難易度は高いもののバランスはイイ、本編だけプレイしていると敵が強すぎず弱すぎず。
・HERO技を使用した際に原作の曲が流れるのには王道ながらもテンションが上がる。

▼悪い点
・装備を強化する際、いちいち装備を外さなければいけないのは面倒。
・所持アイテムの上限が50なのは流石に少なすぎる。
・シナリオ自体はこの手の王道で悪くないものの、テキストが非常に淡白。
・ヤプールやバキシム等が出ているのに、主役のエースが仲間として使えない等の問題。
・ライドダンジョンの戦闘はやる事が同じなので完全に作業プレイになってしまう。

▼意外と難易度が高い
基本的に防具が存在せず、ある意味自由に5段階強化出来るとはいえアクセサリ扱いで一つだけ装備可能、
そういう仕様な事もあってか守備を防具で補えないので、ザコの攻撃だろうと数発で死ぬ、
このバランスが意外と難易度を上げてるなと思いました、冗談抜きでザコ戦をオートにしてるとたまに死ぬ。
更に、ボス戦に至ってはガンダム系だと一撃で死ぬケースも多々あるので、この辺りが意外でした。
個人的には世界樹の迷宮をプレイした事が無いので何とも言えないんですが、ホント意外と骨のあるバランス。
とは言っても、全滅したらメニュー画面に戻っての再戦が可能なので問題はないんですが、逆に言えば、
勝てない場合は強制的にタイトル画面、つまり最後にセーブした場所へ戻されるわけなので、仮にセーブせず
長時間戦闘した後、少し移動したのが原因でボス戦へ、となった場合は正に地獄の極み。

▼思い入れがあるので単純に楽しい
このゲームの場合、当然購入される方の…冗談抜きで全員が複数の参戦作品に思い入れがある方でしょうし、
恐らくはその大半がガンダムではなく、ウルトラマンや仮面ライダーを好きな方だと思うんですが、
それらのヒーローや敵が登場する、というだけで十分楽しめる仕上がりになっているなと思いました。
特にガンダムと違い、やはりウルトラマンや仮面ライダーのゲームというのはそう多くないだけに、
単純にこの二つのシリーズのキャラクターが登場して、しかもプレイヤーキャラとして使える、
これだけで大満足でした、やっぱり好きな作品のキャラクターが使えるというのはただそれだけで嬉しい。
勿論、逆に言えば前述のエースに代表されるように、敵は出ているのに主役が登場こそするものの
プレイヤーキャラとしては使えない、という不満のある作品もあるので、この辺りは非常に残念ですが。
特に、個人的にエースはウルトラシリーズで2番目に好きな作品だけに何とも残念な限りでした。

▼感想まとめ
正直に言えば、恐らくあまり面白くはないだろうな、と思いつつの購入だったんですが、意外と楽しめました。
実際問題、シナリオというべきかテキストというべきか、クロスオーバーや単純なストーリーの魅力や面白さ、
ソレを最重要視してプレイする程の面白さは個人的に感じられなかったものの、RPGの肝であるザコ戦が、
難易度が高めとはいえオートバトルとスキップ機能のおかげでストレス無くプレイ出来る事と、
そのおかげもあって空いた時間に少しずつ進めれる、という事もあり、意外な中毒性を発揮していました。

強いて欲を言えば、もう少しプレイヤーキャラを増やして欲しかったかなーと。
ガンダム、ウルトラマン、仮面ライダー、それぞれのシリーズから5人がプレイヤーキャラとして
使えるようになってはいるものの、例えば前述のようにウルトラマンだと、帰ってきたウルトラマン、エース、
レオ、80、この辺りの怪獣や超獣は登場するのに主役は使えない、という仕様になっているので、何とか
主役もプレイヤーキャラとして登場させてほしかったなという気持ちが強いです。
容量的な事は分かりませんが、少なくともゲームの仕様的に、現状容量不足でパンパン、は無いでしょうし。

ただ、とは言いつつも、やはり自分の好きなヒーローをプレイヤーキャラとして使えて、尚且つ多種多様な
敵が参戦してくれているのを見るのは単純に楽しいですし、新しいキューブへ進んだ際に「どんな敵が出るか」
という楽しみもあったので、個人的にはゲームの内容以上に、どんな敵が登場するのか、が楽しみで
最後までプレイ出来たと言っても過言ではありませんでした、特にエースとメビウスの敵の登場は嬉しい。

事前に期待していなかった、特に序盤が最もテキストの薄さを感じた、この二点を考えると、
クリアまでプレイ出来たというだけで十分楽しませて頂けたんだな、と思いました。
ゲームの性質上、ダンジョンRPGが好きで、尚且つ参戦作品に複数好きな原作がある、という条件付きでの
オススメにはなってしまうものの、逆に言えば複数好きな作品…特にプレイヤーキャラとして使える作品で
二作以上好きな作品があれば、もうそれだけで色々楽しめる内容になっていたなと思いました。
内容的には、やはりどうしてもお使い的な要素が強く、ある意味では常に作業プレイのようなゲームなので、
点数を付けるなら100点満点で70点、という無難な点にはなってしまいますが、個人的には楽しめました。
特にウルトラマンと仮面ライダーが好きな人にはオススメ、今後もまたこういうコンパチ作品が出てほしいです。

2012-11-01 : 3DS : コメント : 0 : トラックバック : 0
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