ゲームや海外ドラマの感想を中心に色んな話題雑談を書いてます、ネタバレ有りです。

逆転裁判



逆転裁判 [Blu-ray]

監督:三池崇史
出演:成宮寛貴
参考価格:¥6,090
価格:¥4,374

発売日:2012.08.22
レンタルBDで鑑賞、最近は以前と違い邦画のBDレンタルも増えてきているので何ともありがたい限り。
ゲームはDS版1の蘇るも含めて全作プレイ済み、逆転検事は1のみプレイ済み、という状態で視聴。
結論から言ってしまうと、個人的には予想以上に良かったです。
失礼を承知で書けば、やはり最初にPVが公開された時は悪い意味で「これは…」と思ってしまいましたし、
外見を再現しすぎるにも程があるキャラを見て尚更不安にもなったものの、いざ見てみると、
∀ガンダムにおける∀が実際に動いているのを見たら違和感が無いどころかむしろカッコ良かった、
というのと同じで、意外と違和感を感じませんでした、むしろ綾里姉妹と御剣の髪の色以外は特に
違和感を感じないレベル、最初に全員「うおw」と思わされるだけで後は特に何とも思わないという感じ。
とは言ってもいいばかりではないので、以下ゲームのネタバレを含む良し悪しの感想なんかを。

▼ゲーム版とのキャラの差
前述のように意外と違和感が無い、という事にまず驚かされたんですが、何よりも成歩堂が凄いです。
PVだとあのトンガリ頭に不安感を炸裂させられるものの、実際に映画を見てみると、一番最初に
驚かされるだけで、後は外見面での違和感も無ければ、中身も完全に成歩堂そのままで凄かったです。
他にも矢張、ナツミさん、ほぼ一瞬しか出番がないものの姫神サクラ、この辺りはホント良かったなと。
逆に、尺と構成の関係上、成歩堂同様非常に重要なキャラであるはずの御剣が、そももそも映画版では
キャラ自体がほとんど立っておらず、天才検事と呼ばれる程の凄さも見せきれていないので、
ゲームと比べてどうかという以前に、まずキャラが立っていなかったのが残念でした。
あとは、流石に色の関係上髪が悪い意味で少し浮いてしまっているかなという気も。
同様に、ある意味最も大事な狩魔検事がゲームに比べると威厳も迫力も無く「異議あり!」の連発も
無いので、これは素直に残念でした、流石に狩魔検事は色んな意味で再現が難しいでしょうけども。

▼綾里姉妹は何故あんな事に
これまた失礼な話になってしまうんですが、まず千尋さんを、何故あんなに老けさせてしまったのか。
衣装や濃すぎるメイク以上に、パっと見た際に千尋さんとは思えないぐらい年齢的に問題が…。
あと、個人的な印象で言えば、若干昭和的な演技に思えてしまったので、もう少し喋り方や、
喋る雰囲気というか、そういう面で千尋さんらしくしたほうが良かったような気も。
一方の真宵ちゃん、ギャルメイク全開で、ネット上でもあまり芳しい声はありませんでしたが、
個人的には、見た目以外は真宵ちゃんとして成立している、と感じました。
終盤でピアノを弾いてるシーンは違和感バリバリでしたけど、中身は十分真宵ちゃんだったなーと。
少なくとも、個人的には成歩堂と真宵ちゃんは完璧だと感じました、お互いPVで最も不安だったのに。

▼爽快感が無い
追求を中心とした曲が使用されていないのも理由の一つだと思いますが、ゲーム版に比べると
裁判における爽快感が激しく損なわれてしまっているのが非常に残念でした。
約2時間という尺があるので、ゲーム同様捜査パートを描いて、カットしたり圧縮せずに裁判も
しっかり描いて矛盾を指摘したり証拠を突きつける、そういう時間的余裕が無いのは分かりますが、
ソレに加えて曲もなく、映像的にもシリアスで重々しい裁判が展開されていたので、
全体的に爽快感やカタルシスに欠けるかなと感じました。
ゲームの曲を実写映像で使用するというのは、合う合わないの問題も含めて色々難しいのは
分かりますけど、少しぐらいなら使ってもいいんじゃないかなーと、それが無理なら、せめて
成歩堂が矛盾を指摘したり、決定的な証拠品を突きつけた時は傍聴席がざわつく演出を入れるとか。

▼説明の良し悪し
駆け足ではあったものの、冒頭で逆転裁判における設定の序審裁判とはどういうものか、
というのを説明していたのは良かったなと思います、分かりやすいかどうかは別にしてこれは大事。
その一方で、DL6号事件の決め手となる線条痕に関しては、ゲームだと「線条痕とは何か?」
この説明が裁判長から成されるものの、この映画版だと成歩堂が既に理解している設定で進むので、
観客に線条痕の説明がない、コレに関してはやや不親切かなと思いました。
映像を見ていれば「あぁ、銃における指紋みたいなものか」というのは分かるものの、
説明にそう時間のかかるモノでもないので、序審裁判の説明同様、入れても良かったかなという気が。
あとは、説明というわけではないですけど、冒頭の10分程を利用して、もっと丁寧に人物描写に
時間を割いても良かったんじゃないかなという気が、特に千尋さんや御剣に関して。

▼灰根の描写はゲーム以上
特に過去や心理描写に関しては、これは映像的に上手く有効活用出来る実写ならではの良さが。
舞台をエレベーターから証拠保管庫へと移した場所での、灰根の無駄にレベルの高い格闘術は何事かと
思わされましたが、無罪判決後に誹謗中傷の張り紙をされている現実や、帰宅するとサユリさんが
ベランダで首を吊っているシーンなど、この辺りはゲーム以上に来るものがあったので上手いなと。
逆に言えば、可哀想だとか精神的にキツイ、という意味で少し生々しいものがあるのも事実なので、
ホント逆に丁寧に描きすぎなのではないか、とも感じました、良いのが弊害に感じるというか。

▼感想まとめ
ゲーム未プレイの人が見ると、恐らく評価はそう高くないと思いますし、逆にゲームをプレイ済みだと
それはそれで不満も出るとは思うんですが、ゲームの実写映像化という事で考えれば、個人的には
他に類を見ないぐらいの完成度と再現度だったのではないかなと思いました。
不満が無いわけではないですし、言葉は悪いですが改悪と取られても仕方のない部分もあったものの、
全体的には楽しく見させて頂けました、特に成歩堂の完成度の高さと演技面での安定感が凄い。

再現度という点でも、裁判で使用する証拠を空中にバーチャル映像で表示する、という手法も
上手く考えたなーと、そのおかげで「くらえ!」が完璧に再現されてる。
トノサマンのバルーンはよく作ったなと感心しましたし、中日ドラゴンズのドアラのような
シュールさを見せるタイホくんの謎の存在感も素晴らしかったです、シュールな笑いに徹してる。
同様に、鳥かごを被ったサユリさんの幽霊が笑わそうとしてるとしか思えなかったり、
ひょうたんが流れてきて「…ひょうたんだ」「ひょうたん湖だからね」などのやりとりも抜群。

ゲームと違って、勢いで相手を圧倒したり、裁判も終了かと思われた局面で二転三転したり、
という再現は流石に無かったものの、前述のように個人的には結構イイ出来だと感じました。
事前に全く期待していなかったのが逆に良かった、というのはあると思いますけど、やはり
ゲームの実写映像化という点で考えれば、ホントよくここまで出来たなという素直な気持ちが。
2以降の映像化も予定されているのかどうかは分かりませんが、冒頭の降霊シーンではみちゃんも
出していた事を考えると、興行収入次第では2の予定もあるのかなと期待したり。
何はともあれ、予想していたより良い出来で良かったです、最後のタクシューさんにも拍手。

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2012-08-28 : 映画 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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ペルソナ 4 ザ・ゴールデン クリア後の感想



ペルソナ4 ザ・ゴールデン

メーカー:アトラス
機種:PlayStation Vita
参考価格:¥7,329
価格:¥5,527

発売日:2012.06.14
78時間50分でクリア、難易度はHARD、PS2版は未プレイなのでVITA版が初プレイ、アニメも未見。
というよりも、メガテンやペルソナ等、アトラスのこの手の…悪魔RPGと言えばいいんでしょうか、
この手の作品自体初めてクリアしました、SSのソウルハッカーズやPSのペルソナ1など、プレイ経験は
過去にもあるものの、クリア自体はこのP4Gが初めての経験に。
結論から先に言ってしまうと、もぅめちゃくちゃ面白かったです、RPG自体3年ぶりぐらいのプレイなので
まず単純に久しぶりという事もあったんですが、それでも、個人的に今までプレイしてきたRPGの中で
3本の指に入るぐらいの良作でした、まさかここまで楽しめるとは全く想像もしてませんでした。
使用キャラは、主人公、陽介、雪子、完二、というメンバー。
コミュMAXまでいけたのは、陽介、雪子、りせ、完二、小夜子、あい、結実、マリー。
7や8で止まっているキャラも多いんですが、何とか2周目で全員MAXにしようと思ってます。

▼良い点
・読み込みが非常に早いのでストレスを感じなくてすむ。
・一年間のプレイという事で中だるみするかと思いきや、イベントが大量に用意されている。
・個別にキャラと仲良くなれるコミュのシステムが面白い、更に10段階あるのでイベントも豊富。
・途中での難易度変更は不可能なものの、難易度が5段階あるのはユーザーフレンドリー。
・戦闘のテンポとバランスがイイ、弱点を突くと有利に戦えるシステムなのも面白い。
・音楽の完成度が尋常じゃない、ここまで世界観にマッチしているゲームはそう無い。

▼悪い点
・別に悪いというわけではないものの、ポリゴンモデルのキャラがアップになるとやっぱり違和感。
・プレイ開始から自由に動かせる18日の放課後まで約4時間程かかるのはちょっとアレかも。
・アニメムービーの出来をもう少し良くしてほしかった、或いは新規に全て描き直すとか。
・イベントスキップがビデオの早送りのような仕様で面白いものの、スピード自体は早くない。

▼トロフィー
初回プレイで取得したトロフィーは57%で32/50、取得したのは以下の通り。
「王子様現る」「真の漢立つ」「ストリップは店じまい」「ぼうけんはおわった」「ラボ緊急閉鎖」
「天使達の帰還」「そして霧は晴れた」「おかえりなさい」「真実をこの手に」「鼻も筆の誤り」
「ペルソナお買い上げ」「マリーにお願い」「臨機応変」「ハードアタッカー」「優れた司令塔」
「バトル巧者」「神ドロー」「欲望を掴む手」「今日は動くぞ」「みんなの欲の友」「自炊系男子」
「特別な女性」「完璧な素質」「もう一人の自分」「ペルソナ全書中級者」「オシャレ伝道師」
「一目おかれる存在」「真の絆」「絆使い」「違いのわかる男」「映画評論家」「ナイスアタック!」

特に気にせずプレイして上記のような感じになったので、バランスとしては良い感じかなーと。
和ゲーの場合、パーセンテージで言えばクリア時に30%前後や70%前後、というイメージがあるので、
そういった事を考えると50~60%で、未習得のトロフィーも狙えば十分いけるレベル、
という設定にしているのは上手い配置ではないかなと思いました。
強いて欲を言えば、難易度別クリアでのトロフィーなんかもあれば良かったかな、という感じ。

▼携帯機ならではの利便性
このP4Gは単なるプラスαの移植ではなく、相当な新要素やブラッシュアップされての移植、
という事らしいので、単純にPS2版とVITA版、比べるまでもなくVITA版をプレイするべき、
結論としてはそうなると思うんですが、個人的にはそれだけでなく、据え置き機であるPS2ではなく、
携帯機だからこそVITA版をオススメしたいです。
まず単純なプレイ時間が驚異的に長いので、その時点で携帯機のほうが利便性が強いなと。
やはり社会人になってしまうとどうしても時間が取りにくくなってくるので、そういった生活を
している中で、据え置き機でゲームをする、というのは正直時間的にかなり厳しいのが事実。
となると、いつでもプレイ出来て、しかもVITAの場合だと別にセーブをせず放置しても
プレイは続行可能なので、この辺りの利便性も強いなと感じました。
別にP4Gの感想で書くような事ではないんですが、長丁場のゲームだからこそ携帯機の利点を。

▼時間配分に余裕のある日程
全コミュMAXを狙うとなると難しいだろうとは思うんですが、何も攻略情報等を見ずに、
いわゆる体当たりの状況で初回プレイを最後まで乗り切ろう、というプレイでいくと、
このP4G内の一年間というのは丁度イイ日程バランスだったなと思いました。
最初のうちはまだゲームのシステムにも慣れていないので無駄な行動も多かったものの、
システムに慣れてくると、好きなキャラとのコミュを発展させる為に奔走したり、
特定の選択肢やコミュのランクアップにはステータスが必要なのでそれらを上げる為に行動したり、
思わぬ選択をする事で新キャラが登場して新たなコミュが生まれたりと、文字通りやれる事が多く、
尚且つ普通にプレイしている分には時間にも結構な余裕があるので、常に楽しくプレイ出来ました。
コミュだけでなく、本編のストーリーやイベントも上手い具合に用意されていて、
RPG…このペルソナの場合いわゆるフィールドマップは存在しませんが、RPGでここまで
多種多様なイベントが用意されていて、各キャラにも大量のコミュという名のイベントが
用意されている、というのは、数あるRPGの中でもこのP4Gだけなのではないでしょうか。

▼感想まとめ
文才が無いのでこのゲームの面白さを伝えられず非常に口惜しいものの、
ホント素晴らしいゲームでした、キャラの魅力、ポップな曲を中心に雰囲気にマッチした音楽、
戦闘のバランスとテンポの良さ、メニュー画面等のレイアウト、先が見たくなるコミュ、
戦闘時の戦力というだけでなく単純にデザインを見たいが為に集めてしまう各種ペルソナ、
面白いのにテンポも良すぎて完全に止め時を見失うゲーム性。
個人的には前述のように据え置き機だとプレイ時間がほとんど取れず、恐らく面白さは
十分感じられるもののそこまでの高評価にはならない、という感想になってしまっていたかと
思うんですが、携帯機のおかげで、時間を気にせず気軽にプレイ出来たという事もあり、
ホントRPGとしてはココ10年で最も楽しませて頂いた作品となりました。

PS2版は未プレイで、アニメ版も未見、VITAも持っていない、そんな状況下で、何故か
ペルソナ4が移植される、という事を聞いた時に「本体ごと買ってでもやりたいなー」と、
我ながら理由が分からないんですがそう思い、本体と同時に購入したんですが、
高い出費を痛いと一切思わないぐらい楽しませて頂きました、むしろ本体毎買って良かった。

ただ、面白いのは面白いものの、微妙に人にオススメしにくい、というのも事実でしょうか。
少なくとも2012年8月時点だとVITAにはそれ程ソフトが充実していないので、
どれだけP4Gがオススメだろうと本体を買う必要があるので高価な買い物になりますし、
プレイ時間も非常に長いので、そういう意味でも単純には薦めづらい。
後者の場合は、面白いとさえ感じてもらえれば問題無いものの、やはり前者がネック。
無理とは思いつつも、P3もP3GとしてVITAに移植とかしてもらえれば嬉しい限り。

陳腐な感想になりますが凄い良かったです、JRPGでここまでハマれるとは夢にも思わず。
全体的なテンポの良さがまず何よりも良かったと思うんですが、キャラクターの魅力、
音楽の良さ、特にこの辺りが相乗効果を生んでいたなと思いました。
ホントとにかく良かった、メガテンと違いひたすらポップな雰囲気で一見さんも入りやすい、
というのが更に良かったです、プレイ時間の長さに反比例してモチベーションも落ちない。
面白いRPGを求めている人、VITAを持っていてまだ未プレイ、という人には超絶オススメ。

2012-08-03 : VITA : コメント : 0 : トラックバック : 0
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