ゲームや海外ドラマの感想を中心に色んな話題雑談を書いてます、ネタバレ有りです。

魔装機神F COFFIN OF THE END



スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END

メーカー:バンダイナムコゲームス
機種:PlayStation 3
参考価格:¥7,690
価格:¥5,436 (2015.01.27時点)
発売日:2014.08.28


約26時間でクリア、トロフィーコンプは約40時間、シリーズはOGを含めて全てプレイ済み、以下ネタバレ多数。
上記画像は初回クリア時のクリアデータ、初回は死亡ルートのほうでクリア、トロフィーコンプは二周半。
魔装機神と言えば、恐らくファンの大多数が思ったであろう「まさかこんなに年月を経て2が発売されるとは」
という驚きの続編で、そこからは鬼のような速度でシリーズ完結編まで発売される、というこのスケジュール。
3のあの流れから急に4作目で完結と言われても、どう考えても色々伏線が放置されるんだろうな、
と覚悟はしていたものの、個人的には放置された伏線がそれ程気にならずという感じ、良くはないものの。
前述のように以下は魔装機神やOGのネタバレを含む感想になります、キャラの生死に関する記述も有り。

▼良い点
・色んな意味でレスポンスが前作の3よりも遥かに良くなってテンポ自体が良くなっている。
・特にRボタンを押す事での高速化が良い、敵ターンや簡易戦闘アニメだけでなく精神コマンドの演出も加速。
・人によってはマイナスと捉える人も居るとは思うものの、マップ攻略中も総ターン数が確認出来る。
・ニュアンス的な事なので表現しにくいものの、2や3に比べると、新キャラのアルメラ組が非常に良い。
・序盤はマサキ達が出ないのに、テンポが良く、単純に物語自体が面白いので先の気になる展開。
・マサキ達の加入が遅く後半加入な事もあり、従来作よりも魔装機神の圧倒的な力が表現されている。
・相変わらず非常に豊富な戦闘中の特殊会話、ラスボス専用の最強武器用会話も用意されていて良い感じ。
・「君がいるから」や「ラングランの風」が効果的な場面で流れる。
・アルメラ組を中心に新曲が非常に良い感じ、OGと魔装機神の中間的でOGっぽさがあるのはアレですが。
・まさかの島田敏氏による汎用兵士の新録、更に顔キャラの収録まで。

▼悪い点
・ゲーム本編には関係無いものの、恒例のタイトル画面放置で流れる自動戦闘デモのキャラ数が少ない。
・もはやシリーズ恒例なものの、命中率の表示が敵味方共あまりにもあてにならなさすぎる、今回はひどすぎ。
・シナリオ的には面白かったものの、魔装機神のゲームなのにマサキ達の加入が遅すぎる。
・と同時に、キャラや物語としては非常に良かったもののサキト達アルメラ組が魔装機神である必要が無い。
・戦力やゲームバランスとしては上手く出来ていたものの、逆にマサキ達が加入すると同時にバランス崩壊。
・サキト達以外の「魔装機神のキャラ」の加入が遅すぎてSRPGとしては魔装機神勢を育てる楽しみが無い。
・本家のシリーズだとエースボーナスが色々凝っているので、どうしてもコッチが物足りなく感じる。
・前作に引き続き決してBGMの出来が良いとは言えないので、第3次Zのようにカスサンを搭載してほしかった。
・幸か不幸かOGとも連動しているので、ロボット図鑑は無理でもせめてキャラ辞典は欲しかった。
・話数的なボリュームは確かにあるものの、あまりにも分岐が少なすぎる、というかほぼ一本道。
・話の内容的に部隊をわけにくい物語ではあったものの、魔装機神として出すなら恒例の3ルートは欲しい。
・EDは生存ルートと死亡ルートで二通りの展開があるものの、共にエピローグが短すぎる。
・キャラが多いので長くなるきらいはあるものの、完結編なのにエピローグで一言も喋らないキャラが多すぎる。

▼トロフィー
初回プレイで取得したトロフィーは41%で17/36、トロフィーは気にせずプレイ、取得したものは以下の通り。
「パーツコレクター」「スキル道免許皆伝」「ラ・ギアス7大超兵器」「それぞれの行方」
「クアドラプル・ポゼッション」「一撃入魂!」「おつかれさまでした。」「テクニシャン」「剣と翼」
「殲滅の光」「トランスドライブ、発動!」「真伝の域」「黒焔の狩人、襲来」「悪運強き男」
「薔薇の調教師」「大国を背負う者達」「マグゥーキなんて怖くない!」

基本的に前作と同じようなトロフィー配置で、シリーズ恒例の3ルートが無くなり、戦闘前の会話で発生する
用語が極端に減った、という事でトロフィーのコンプに関しては非常に簡単な部類に入るレベルでした。
簡単とは言っても戦闘前会話でツレインやメフィルを戦わせる必要のあるモノが存在するので、
この辺りはネットで攻略情報等を事前に確認しておかないと面倒な事になりますけど、用語録さえ注意すれば
基本的に二周目で全てのトロフィーを回収出来る作り、今回は分岐も無いので二周でコンプは丁度良いかも。

▼総ターン数表示の良し悪し
マップメニューで総ターン数が表示されるようになったのは、やり込むタイプのプレイヤーからすれば、
これのおかげでいかに短時間でクリア出来るようになるか、とかも考えやすくなるのでいいものの、逆に、
常に総ターン数を確認出来るせいで「あぁ、今回は総ターン数で何かしら分岐かイベントがあるんだな」
最初のマップでメニューを開いただけでそうバレてしまうわけなので、その辺りは難しいところかなーと。
魔装機神のみならず、本家のスーパーロボット大戦のほうの、いわゆる古参プレイヤーならウィンキーの
制作していた第3次や第4次で総ターン数による最終分岐を経験しているので、その頃からプレイしていれば
表示の有無に関わらず、なんとなく毎回ターン数は極力かからないようにクリアしよう、というプレイに
なっていると思うので問題無いんですが、PSでα以降から入った、比較的ライトな層のプレイヤーは
こういうのは嫌がると思うので、その辺りを考えると良し悪しが難しいなーと。
比較的ゲーマーと称される部類になっているプレイヤーからすれば、むしろ総ターン数による最終分岐は
あったほうが嬉しいですし、短時間でクリア出来たプレイヤーに対するご褒美として昔のように
ネオ・グランゾンと勝負が出来る、といった具合の隠しボス登場、とかの要素があれば嬉しいのは嬉しい。

▼シリーズ完結編にも関わらず珍しい要素が多い
魔装機神のシリーズ完結編なのに、タイトルにもなっている魔装機神が早くても34話まで使えない、
というのもまず斬新ですが、個人的にはむしろサキト達のような使用状況が珍しいなと思いました。
今回の場合サキトが主役のような形でゲームがスタートするので、余程サキト達アルメラ組が気に入らない、
そういう理由でもない限りはサキト達に当然愛着がわくでしょうし、アンティラス隊のメンバーがようやく
加入してきても心情的にサキト達をなんとか戦闘に出したい、という気持ちが強くなると思うんですが、
そんなプレイヤーにもサキト達へ感情移入しやすい構成になっているのに、フィリスやティールの離脱、
改造費こそ返してもらえるもののディーグリッドが強制退場と、序盤はマサキ達が使えないのに、
後半に入ると逆にアルメラ組に使用制限が入るというこの構成が珍しいなと思いました。
正直シリーズ完結編でやるような事ではないですけど、サキトの目線で物語が語られるおかげで、
仮に新規プレイヤーがいきなりこのゲームを購入しても、良い意味でサキトが体験する事を通して
プレイヤーも色々知る事が出来るので、シリーズ4作目なのに新規プレイヤーへの配慮も出来ている、
というのは単純に良い事だなと思いました、前述のように完結編ではあるものの、こういう配慮は大事。

▼アルメラ組のキャラが非常に立っている
ゲーム開始と同時にマサキではなく、完全新キャラのサキトがほぼ主役として描かれる、というなんとも
不安な幕開けではあったものの、いざプレイしてみるとこのアルメラ組が非常に良いキャラ達だったなーと。
残念ながら今回で魔装機神のシリーズは完結という事ではあるものの、むしろ魔装機神外伝のような感じで、
基本的にサキト達中心で、時々マサキやシュウ達が出てきて話に絡んでくる、といった物語が見たい、
そう思えるぐらい魅力的な面々でした、それぞれキャラも立っていて、機体性能も個別化されていて良い感じ。
序盤を全く何も知らないサキトの視点で描いたおかげで、シリーズ完結編ではあるものの新規プレイヤーも
サキト同様色んな情報を得ながらゲームを楽しむ事が出来る構成になっていましたし、既存プレイヤーも、
中々魔装機神や知っているキャラが仲間にならないというもやもやこそあれど、最初からサキト達の旅を
見ているおかげで愛着も湧くので、キャラが立っている事も含めて上手い構成だったなと思いました。
ただ、残念ながらマサキ達が加入すると、魔装機神の圧倒的な火力との差を思い知らされて泣けるんですが。

▼上手いなと思ったマグゥーキの侵略設定
ゲーム開始と同時に各国がマグゥーキによって壊滅状態で、既にラ・ギアス全土が結構マジでヤバイ、
という設定でスタートしたわけですけど、個人的にこれはかなり上手い設定ではないかなと思いました。
物語的に面白いという以上に、例えば2や3で新規に登場した国やキャラ、各国が魔装機神を超えるべく
開発していた超魔装機の類等、伏線だったりは色々あったものの、極端に言ってしまえば、今回のFの劇中で
触れられなかったキャラや国に関しては、言葉は悪いですがFの本編開始前に滅亡した、という扱いで、
力押しで伏線を無かった事にするのも正直可能だと思うので「あの伏線はどうなったんだ?」を、
ファンからすれば「それはないだろう」と思える形であったとしても、無理矢理にでも伏線を終わらせた、
という風に取る事も可能な滅亡寸前設定なわけなので、これはこれで上手いなと思いました。

▼個人的に残念だった魔装機神救出展開
これはもう個々様々な好みだったり思い入れが影響していると思うので個人的な不満なんですが、
ヤンロンを助けるのがレミア、マサキを助けるのがリューネかウェンディか選べない、というのが残念でした。
残念というと表現がアレかもしれませんけど、2や3からの流れがあるのでヤンロン救出の最重要キャラが
レミアなのは分かるものの、変なフラグこそ立っていなくてもEXリューネの章や、魔装機神1の第一章を中心に、
初期から魔装機神をプレイしているファンからすれば、やっぱりヤンロンと言えばエルシーネやレミアでなく
サフィーネという印象が強いと思うので、ここはサフィーネがヤンロンを助けてほしかったかなーと。
何故かテュッティ救出の際、戦闘要員ではないとはいえ誰もヅボルバの名前すら出さずにフィリアが魔術の
素養があるという事で選ばれたぐらいなので、別に恋愛要素を軸に選んだわけではないでしょうから、
それならやっぱりヤンロンとサフィーネのペアで見たかったかなーと。
或いはヤンロンの、以前は一方的だった感情なもののせめて救出メンバーにモニカが居たので何か一言。
マサキに関しても、リューネのほうが第3次からの古株であって、出番で言えばウェンディのほうが後発の
登場ではあるものの、魔装機神という物語で見ればやっぱりマサキにとってはウェンディがヒロインなので、
出来ればリューネかウェンディか、どちらがマサキを救出するかは選びたかったなーと。

▼今まで触れられていなかった部分の描写
特に気にしているファンは居なかったとは思いますが、何故ラ・ギアスで言葉が通じているのか、
何故機体名の一部に地上の言葉が使われていたりするのか、といった謎が明かされていたのは好印象でした。
前述のように、正直誰もそんな細かい事は気にしていなかったと思うんですが、きちんと描く辺りが好印象。
一方で、サキトがアルメラによってかなり非道な事をされていた、という際に槍玉に上がった地上人召喚事件。
セニアは正当化する為に「納得してもらえない人はすぐ地上に戻した」「脅威に対抗する為に呼んだ」
などと必死になって言い訳をしてましたけど、アルメラがサキトにした事とやっている事は同じで、
シュウが言うように、すぐに元の世界へ戻すからといっていきなり人間を別世界へ連れて行っていいのか、
完全に拉致じゃないかと、今まで気にもとめていなかったんですが、改めて考えれば確かにそうとうな酷さ。
セニアの場合は性格的にこういう言い分になるでしょうけど、完全にセニアの株が落ちる展開だったのに、
きちんとこういう部分にも踏み込んでいるのはちょっと偉いなと感心しました、確かにラングランひどい。

▼ただ「魔装機神」という作品として考えたらどうなのか
これは恐らく大半どころか、ほぼ全てのプレイヤーが感じた事だと思うんですが、確かに今回のF、
サキト達新キャラのアルメラ組は良かったですし物語も良く、荒廃した世界観も悪くはなかったんですが、
純粋に魔装機神のシリーズ完結編という事を考えると、何故サキト達を出したのか、というのはありますよね。
どういう経緯で今回のFが作られたのかは分かりませんけど、序盤からシュウ達が絡んでくれるとはいえ、
サキト達の物語は別に魔装機神以外の、それこそ完全新規のロボットが登場するオリジナルタイトル、
という扱いで新作ゲームとして発売しても問題無いぐらいしっかり作られていましたし、別に魔装機神に
出すような必要もなかったので、ラングランへ到着する33話ぐらいまでは必要だったのか?という気も。
なんというか、非常に良いキャラや物語ではあったものの、魔装機神っぽくないんですよね。
何がどうと言われると説明が難しいんですが、ファンが楽しみにしていたのは当然魔装機神としての新作、
完結編を楽しみにしていたわけで、なのに実際は新キャラの物語が話数の半分以上をしめていて、
マサキ達は加入が遅い事もあり、仲間になった際には既に機体は仕様で若干改造済み、PPも大量に所持。
単純にゲームとして見た場合もマサキ達を育てる楽しみが少ない状況になってますし、サフィーネや
モニカのように従来はあまり使えなかったキャラを最初から使えるのは嬉しいものの、アンティラス隊で
仲間になるのは、ファンの方には申し訳ないんですが、2以降から出てきてあまり思い入れもないような
レミアやガエン、魔装機神1から登場しているベッキー達ですら加入は遅いという状況。
なんというか、一つの作品としては面白かったけど、魔装機神の新作、という点で考えると微妙だったなと。
極端に言えば、サキト達ではなく、それこそ序盤でサフィーネやチカが言っていたように、これはこれで
魔装機神というよりOGになってしまうものの、アルバーダやセレーナを出せば良かったのにという気が。

▼クリア後の感想まとめ
前作の3は敵の能力バランスがあまりにエグイ事もあり、決して評判は良くなかったものの、個人的には
かなり楽しませて頂いて好きだったので、そういう意味では今回も非常に期待していたんですが、
誤解のないように言えば物語自体はホント面白かったです、睡眠時間を削ってまで最後までプレイした程。
ただ、やっぱり魔装機神のファンとして考えた場合は、求めていたのはこういう内容ではなかった、と。
序盤からシュウ手動で進むので新鮮だったり、確かにこれまでにもティアン達のように死亡したキャラや
強制離脱キャラが居たものの、初期メンバーのアルメラ組から、サキトは主人公なので除くと4人のうち
まさかの2人が強制永久離脱という、この展開にも驚かされたので、物語の展開自体はホント良かったです。
にも関わらず、どうしてもサキト達新キャラに時間を割いた事と、今回はラ・ギアス自体がマジでヤバイ、
という緊迫した設定の関係上、従来のような日常会話が減ったり、全体的に魔装機神っぽくない仕上がりに。

非常に失礼な言い方をすれば、魔装機神自体が、恐らくEXや魔装機神1からプレイしているファンの方の
大多数が感じている事だと思うんですが、急に2が発売される事になり、それこそマジで喜んだものの、
よく見るとタイトルに「スーパーロボット大戦OGサーガ」という、アレな言い方ですが勝手にOGの物語に
組み込まれてしまった時点で諦めないといけなかったのかもしれませんが、今回も魔装機神というよりは、
明らかにOGありきで制作されているとしか思えない節が目立ったので、この辺りが嫌だったかなーと。
OGはOGで面白いですし個人的にも新作が楽しみなんですが、折角魔装機神は他のオリジナルキャラと違い
魔装機神として独立した作品なのに、何故よりによってシリーズ完結編でOGを特に入れてくるんだ、という。

そんなわけで、いわゆる感想に困るタイプの作品だったな、という印象が非常に強いです。
ゲームとしてはホント面白かったですし、シナリオの先が気になるので寝る間を惜しんでプレイ、なんて
久しぶりにやりましたし、結局トロフィーを100%にするまで楽しみもしたものの、いざ感想を考えると、
前述のようにOGっぽさが前面に出ている事や、魔装機神の完結編としては微妙だった、という事もあり、
正直評価としては決して高くないものになるかなーと、ただゲームとしては非常に面白かった、という。
実際シリーズやOGの展開を踏まえての完結編ではあるものの、シリーズのファンよりも新規プレイヤーに
オススメしたい作品、という感じでした、特に今回はサキトの目線で設定等が丁寧に語られるだけに。
残念ながら完結編として発売された以上、魔装機神単体での独立した物語はもう描かれないと思いますが、
消化不良感というか、このもやもやはなんとかOGの続編に魔装機神を登場させて鬱憤を晴らしてほしい限り。

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2015-01-27 : PS3 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇



第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇

メーカー:バンダイナムコゲームス
機種:PlayStation 3
価格:¥5,858 (2014.10.29時点)
発売日:2014.04.10


約60時間でクリア、PS3版でプレイ、Zのシリーズは3作共プレイ済み、SRポイント全取得、ifルート選択。
撃墜上位5名は、アムロ258、バナージ221、カミーユ211、トロワ203、宗介173。
以下シリーズのネタバレや良し悪しなんかを。

▼良い点
・当然ではあるものの、PS3の解像度に合わせて作られているので単純な画質が非常に良い。
・顔グラのバリエーションが非常に豊富で原作に非常に酷似している。
・置き換えられているようではダメだと思うものの、カスタムサウンドトラックに対応した。
・マップ開始時はSPが最大値の半分、毎ターン5ずつ回復していくというシステムは面白い。
・相変わらずカスタムボーナスやエースボーナスは色々と凝っていていい。

▼悪い点
・戦闘アニメ開始後に一瞬読み込む間があるのでテンポが悪い。
・理由は分からないものの、初期設定だと画面サイズが若干大きめに表示されている。
・ゲーム内で不在の理由こそ語られているものの主に初代Zの参戦作品が複数削除されている。
・シナリオの都合上、Zシリーズで既に一度やった展開の焼き増しが何度か見受けられる。
・悪いとは違うものの、マップ上はユニットの顔アイコン、インターバルの会話もバストアップ無し。

▼トロフィー
初回プレイで取得したトロフィーは59%で22/35、取得したものは以下の通り。
「エンブレムコレクター」「全SRポイント制覇」「ゲームクリア」「パイロットブリーダー」
「オンリーワンクラッシュ」「買い物上手」「スーパーエースパイロット」「スイートネイル」
「長き戦いの始まり」「マキシマムブレイク」「タクティカルコンボMAX」「エースパイロット」
「カスタムボーバス」「休息の時」「戦いの紋章」「美しき戦士」「精神統一」「愛と勇気と力に」
「絶好調」「一撃二鳥」「トリプルアタック」「一機闘千」

良い意味で結構イイ感じだったんじゃないかなと思いました、第2次OGよりも達成感的なものも強く。
この手のトロフィーにありがちな「撤退する敵を撃破」とかがないのはやっぱり少し物足りない
感じが無いわけではないものの、プレイヤー層を考えるとあまり難しいのがあってもダメか、とも。
分岐の際にセーブを残してさえいれば、やろうと思えば簡単にコンプ出来るのは逆に良いかも。

▼初代Z組の不遇な扱い
第2次Zに続いて…というよりも、第2次Z以上に蔑ろにされてしまった今回の初代Z組。
既に原作再現のすんでいる作品もあるわけなので、そういう意味では蔑ろも何も、そもそも居るだけ、
という状況にはなるものの、流石に今回の異常なリストラっぷりはちょっとどうなのかなーと。
無理にそのキャラに出番を作る必要は別に無い、という点で言えば、今回だとSEEDやゴッドマーズ、
ダンクーガノヴァやマクロス7など、同様に居るだけ参戦の作品はあるものの、何故か第2次Zからの
新規参戦組は大半が続投して、本来なら主要作品として扱われるべき初代Z組は大半がリストラと。
かと思えば、XのD.O.M.Eや、∀の黒歴史などは表現や単語を変えてでも今回使っているわけなので、
各原作作品に対する好き嫌いがどうという以上に、ちょっと今回のこの扱いはないだろうと。
スーパーロボット大戦という作品の性質上、居るだけ参戦だろうと版権使用料がかかってしまうので、
極力制作費を抑えたい、といった兼ね合いも勿論あったとは思うんですが、それでも、
やはり過去3作で一度でもメインとして扱われた作品が今回不在というのはショックが大きいなと。

▼新規参戦作品に関して
一方の新規参戦で、尚且つ居るだけ参戦ではなくきちんと作品内で主要作品として扱われたのは、
ガンダムUC、フルメタル・パニック、アクエリオンEVOL、特にこの3作品でしょうか。
シナリオとの兼ね合いでUCのフル・フロンタルなんかはほとんどオリジナルキャラみたいな感じで
描かれてはいたものの、一応この3作品が割りと主軸として描かれていたかなという印象。
印象面で言えば、UCに関してはもうガンダムで、更に宇宙世紀を舞台にした作品なので良くも悪くも
あまりに違和感なく溶け込んでいたなという気がしました。
OVAで言えば4巻までの再現なので何かと中途半端な扱いにこそなっていたものの、逆シャアとは
上手く絡められていましたし、少し変な表現になりますが、良くはないけど悪くはなかったかなと。
アクエリオンEVOLに関しては、非常に感覚的な表現になりますが、仮に初代Zに参戦していても
全く違和感が無いのではないか、と感じたので、好き嫌いを抜きに悪くはなかったかなーと。
アマタ達のノリが非常にZらしいモノを感じたというか、変わった作品の多いZらしさが。
ただ、フルメタル・パニックは正直どうだったのかなーという気がしました。
ミスリルやキリコとの絡みこそ違和感なく世界に溶け込んでいたものの、当然ながら地上メインで、
いかにラムダ・ドライバが劇中で語られているように異常なシステムだとしても、少なくとも
シリーズの途中から出す規模の作品ではないのでは、という印象が。
ようやく据え置き機に登場して音声が付いたのは喜ばしいものの、不遇の戦闘アニメも含めて微妙な。

▼戦闘アニメの良し悪しが極端すぎる
この第3次Z最大の難点とも言うべきポイントがコレでしょうか、あまりにも極端すぎるというか。
例えば、本来なら据え置き機初登場のフルメタル・パニックなんかは、むしろ新規参戦の目玉として
扱われてもいいはずなのに、その実戦闘アニメは正直悲惨と言ってもいいレベルで動きがなく。
かと思えば、初代Zから参加しているガンダムMk-2、Z、ν、この辺りはそれなりに動いていると。
なので、参加の新旧が戦闘アニメの出来を左右しているわけではなく、フルメタル・パニックやWは
ただ単に動かないだけ、という何とも言えない結果になってしまっているだけだ、というのが。
かと思えばPSPで発売された第2次Zからほとんど差の無い程度の動きしかしない作品もあったりと、
今回の場合、PS3とVITA、どちらを主軸に開発していたのかは分かりませんが、マップ上のユニットが
顔アイコンだったり、インターバルの会話がバストアップではなく顔グラのみだったりなので、
恐らくVITA準拠で開発した結果こういう仕上がりになった、という事でいいと思うんですが、
ちょっとあまりにもファンの期待を裏切ったというか、期待値を大きく下回った結果だったというか。
ファン視点で言えば、どうしても従来の版権型スパロボ最新作が遂にPS3で!
という事で期待も大きかったですし、何より圧倒的なレベルの戦闘アニメを見せてくれた第2次OG、
当然あのレベルの出来を期待してしまうので、色んな意味で「…え?」という感想が出てしまったと。

▼クリア後の感想
正直に言えばあんまり面白くなかったな、というのが最初に浮かぶ感想でした。
個人的に初代Zを購入するに至った目当ての作品が、キングゲイナー、X、∀、この3作品で、
プレイ中にカッコイイだったり気に入ったりだったり、或いは単純にシナリオが面白いな、と感じて
好きになったのがバルディオスとオーガスだったんですが、今回オーガス以外全員削除されたので、
やはりモチベーションの部分であんまりやる気が起きなかった、というのも大きかったなーと。
仮にこれで初代Z組が全員リストラ、とかならまだ納得も出来たんですが、アムロを消すわけには
いかないでしょうから逆シャアはまだしも、Xや∀同様消されてもいい程度の扱いだったSEEDは
続投したり、そういう「何故あの作品が?」というよりも「何故降板させられたのか?」という
気持ちがどうしても消えなかったので、これはやっぱり単純な面白さに直結してしまったかなと。

シナリオ的にも、純粋にシナリオの面白さでプレイへの意欲がわいた初代Zや盛り返した再世篇とは
違って、破界篇同様テキストを読んでいてもあまり面白いと思えない事が多かったり、例えば
フルメタル・パニックの原作イベントで、この第3次Zだとガウルンがハイジャックした際にヒイロが
注意をひいて、という展開になってましたが、原作と違いゲームだと宗介とガウルンはこの機内で
一度も絡まなかったのに、さも絡んでいたかのように原作の会話がそのまま繰り広げられるという
整合性のとれなさがあったり、何故かヒイロの「俺はあと何回あの子とあの子犬を」のセリフが、
ホント何故か変更されていたりと、テキスト面での違和感を感じる事が多かったという印象です。
他にも、例えばバナージがあまりにも可能性がどうのと言いすぎだったり、同様に宗介が三流が
どうのと言いすぎだったりと、気にせずプレイしていても違和感を感じる箇所が多すぎたかなーと。

その反面、どこまで成功しているかは各プレイヤーのプレイ方法次第ですけど、タッグコマンドや
ダメージ等のバランスに関しては、比較的SRPGとして上手くまとめられていたなと感じました。
良い意味で結構イイ感じのバランスになっていたと思いますし、色々実験的な要素もありつつ、
例えばアシスト攻撃だとむしろダメージ1.2倍、という試みも結構面白いなと思えたり。

正直に言うと、破界篇をクリアした時と同様、あまりにも次回作への期待が出来ないな、という
感想にはなってしまったんですが、次回作がマルチではなくPS3、或いはPS4のみになるのか、
それとも今回のようにVITA版との同発なのか、そこまでは分かりませんが、欲を言えば、やっぱり
据え置き機のみでの発売をお願いしたいところです。
映像的な印象も考えると、せめてインターバルでの会話はバストアップをなんとか。
今回もプレイしていて面白いと感じるシナリオやマップもあったものの、全体的にあまり楽しめた
ポイントが少なかったので、シリーズ完結編となる最終作だけはなんとか頑張ってほしいところ。

2014-10-29 : PS3 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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VANQUISH



VANQUISH

メーカー:セガ
機種:PlayStation 3
価格:¥2,160 (2014.01.09時点)
発売日:2010.10.21
約9時間でクリア、2013年末に行われていたDL版のセールで購入したPS3版、現時点で約27時間プレイ。
初回はノーマルでプレイしてリトライを含めて9時間、現時点でトロフィー91%、タクティカルチャレンジの
6をクリアすれば全て終了という状況なので、完全クリアとなると基本的に25時間前後が目安になる印象。
印象的には、この手のゲームに興味のある方の大半が「いつかやろう」と思っていながらも存在を
忘れていたり、なんとなく他のゲームに手を出してやりそびれていた、というタイプのゲームではないかなと。
日本製のTPSの中では完成度の高さもあって非常にまとまったソフトという気が。

▼良い点
・最初にスーツの性能テストという事で簡易チュートリアルが入るので操作に慣れやすい。
・発売当時の時期を考えると、和ゲーという事で言えば相当グラフィックが綺麗。
・恐ろしくスタイリッシュなわけではないものの、慣れてくると色んなプレイが可能になるバランス。
・パっと見の雰囲気が洋ゲーなので、そんな事は想定してないでしょうけど洋ゲーの良さを伝えやすい。
・スタッフロールの演出は面白い、ただちょっと長すぎて途中から鬱陶しくなってしまう部分も。

▼悪い点
・意外とそんなにスピード感が無いうえに、見た目の雰囲気と違って細かな操作が行えない。
・なので、ホント意外とスタイリッシュには動けない、ガチムチのGoWのほうが操作レスポンスは良い。
・口の動きとセリフが微妙にズレている事が多い、ひょっとして元々は英語で作成してた?
・回避直後にL1で照準をつけようとすると強制スローモードになるのが時折煩わしい。
・箱を開ける、仲間を助ける、カバーポジションを取る、全て同じボタンでの操作なので誤動作しやすい。
・別に悪いわけではないものの、EDのスタッフロールを飛ばせないという珍しい仕様、しかも約10分。

▼トロフィー
初回プレイで取得したトロフィーは40%で25/51、取得したものは以下の通り。
「ある日のDARPA」「スペースノルマンディ」「グランドヒル攻略」「テーバイ王「クレイオン」「俺のやり方」
「ミッションコンプリート」「生還者」「武器コレクター」「闘争か逃走か」「瞳孔拡大」「クローズコンバット」
「ガチムチ万歳」「衛生兵」「ナイチンゲール」「死にたがり」「チキンレース」「本塁打」「ゴッド本塁打」
「残虐行為」「ボコる」「トリプルキル」「感電死」「1ショットマルチキル」「どこで使い方を習った?」「なさけむよう」

個人的にはクリアした時点でトロフィーの取得状況が40%前後、というバランスが一番良いと思っているので、
見事40%だったので非常に良い感じではないかなと思いました、難易度別を始めとしてTPSらしいものも。
やりこみ要素の筆頭であるようなパングロス像やタクティカルチャレンジ、前者は配置されている場所を
考えると自力発見はあまりにも難しいものの、後者は正にやりこみという感じで良かったのではないかなと。
武器別の撃破数が含まれていなかったのはむしろ良かったです、流石にこの手のは作業感が強く。

▼タクティカルチャレンジの難しさと面白さ
大半の方は本編クリア後にこのモードに手を出すのではないかと思うんですが、個人的にも同じでまずは
本編をクリアして、それからタクティカルチャレンジに挑んでみたんですけども、この鬼のようなバランス。
とも思うものの、実は何度もプレイしているとちゃんと攻略法が自分なりに確立されてきたり、詰まった際に、
昔なら攻略記事や攻略本、今だと攻略wikiやプレイ動画を参考にするわけですけども、そういったものを
見ると敵にちゃんと弱点が用意されている事が判明したり、実は手榴弾なんかは空中で破壊する事も可能、
そういった様々な要素が分かってくるので、難しいのは難しいものの、プレイする度に「こうすれば」という
自分なりの方法が分かってくるので、難しいけど何とかクリア出来そう、というギリギリのバランスに
設定されているので、これが結構面白いなと思いました、あと少しで何とか出来そう、という。
流石に最難関と言われるだけあり6は今現在の時点でもまだクリア出来ていないですし、正直クリア出来る
気配もしないんですが、1~5に関しては結構イイ感じのバランスに調整されていたのではないかなと。
最初が一番詰まるのは当然だと思うんですが、個人的に1~5だと最初の1が一番難しく感じました。

▼クリア後の感想
個人的には今回年末セールの500円で購入出来たので、価格も考えると想像以上に楽しませて頂きましたが、
内容的にも十分面白いゲームでした、市場価格も今なら中古で1000円前後というお手頃な価格帯。
ストーリーは正直無いようなものですし、キャラクター的な魅力も無いものの、今回はイイ意味で正に
アクションゲームの王道というか、プレイしていて面白いのが大事という部分がしっかりしていたので、
そういう意味では個人的にストーリーの弱さが気になりませんでした、勿論良いに越した事はないですが。

難易度も様々に用意されていて、武器も多種多様に存在するので、例えばこの武器は使わずにプレイ、
といった縛りプレイが色々工夫出来るのも良いですし、何よりゴッドハードやタクティカルチャレンジなど、
普通にプレイしても難しいものが用意されているというのが、ホント良い意味でアクションゲームらしく。
欲を言えば同社プラチナゲームズのベヨネッタのように、敵の動きをスローモーションにするシステムは
面白いものの、煩わしく感じる部分もあったり、逆に無ければ難易度の向上にも繋がると思うので、
クリア後はオプションで発動の有無を自由に選択出来るようにするとか、そういうのも欲しかったかなと。
あとは、トロフィーが用意されているので良いのかもしれませんが、あまりにも自力での発見が困難な
パングロス像、せめて取得数に応じてゲーム内で何かしら要素が解禁される、とかも欲しかった気が。

ゲーム開始時は「うーん…」という感じだったんですが、1時間程プレイした辺りから面白くなり、
最終的にはタクティカルチャレンジを全てクリアしたい、と思える程熱中してプレイする事が出来ました。
分かりやすい表現としては日本版GoWという表現が一番しっくりくると思うんですが、TPSが好きな人には
非常にオススメしやすいゲームだなと思いました、特に今なら気軽に購入出来る価格設定という事も有り。
2010年発売なので、当時は普通だったのかもしれませんが、基本的にオフライン専用というのもむしろ
個人的には好印象でした、やっぱり家庭用ゲームに関してはオフに力を入れてほしい派なだけに。

2014-01-09 : PS3 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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rain

約3時間でクリア、トロフィーのコンプまで約5時間、思っていた内容とは少し違う感じだったなという印象。
恐らく大多数の方がそうだったのではないかと思うんですが、このゲームは少年と少女が雨の降りしきる街で
色々探索して出口を探して、時々怪物が邪魔をしに来る、PVなんかを見るとそういう印象を受けるのでは
ないかと思うんですが、実際には怪物がほとんど出ずっぱりの、難易度自体は低いもののパズル系ステルス。
ただその一方で、PVからも醸しだされているように、イイ意味での雰囲気ゲーでした。

▼良い点
・初回起動時に画面表示や明るさの設定が必須なのは良い感じ、手間が省ける。
・基本的には死にゲーなものの、読み込みもなくスムーズにリトライ出来るのでテンポがイイ。
・画面上に現在の状況が三人称視点の小説のような感じで文章として表示されるのでセンスがイイ。
・ゲーム性に飛んでいるわけではないものの、雨に濡れている間は消えたり、何かと発想がユニーク。
・少年少女の動きが結構凝っていて面白い、空き缶等を蹴飛ばしてしまった時のオブジェクトの動き等も。

▼悪い点
・視点を自由に動かせると簡単になってしまう弊害があるからだと思いますが、視点が固定。
・その事によって怪物に追われている時に、緊張感というよりも不便さのほうを強く感じてしまう。
・視点が固定なので、画面が切り替わった際に移動の上下が左右になったり、そういう不便さがある。

▼トロフィー
トロフィーは初回クリア時点で50%、9/12、記憶関連以外は全て回収で、二周目のプレイでトロフィーもコンプ。
DL専売のゲームという事もあってかプラチナは存在しませんでしたが、良い意味でイイ配置でしょうか。
クリアしただけで初回プレイ時に入手可能なトロフィーは全て取得出来て、二周目から解放される隠し要素で
残りのトロフィーが全て埋まると、最後の記憶は少し自力での発見が困難なような気もするので歯応えも。
クリアまでの時間が短い事や、どちらかというと若干パズル的なアクションゲームな事もあり、個人的には
てっきりノーコンティニューでのクリアや、3時間以内でのクリアでトロフィー獲得、とかもあるかとばかり。

▼クリア後の感想
PVの雰囲気だと、てっきり降りしきる雨の中、少年少女が街に配置されたギミックを上手く活用して、
でも時々邪魔をする怪物が現れて、みたいなゲームかと思っていたら別にそうではなかったので、驚くというか、
少しイメージと違う部分はありましたけど、この辺りは逆にDL専売ゲームの難しいところでしょうか。
このゲームで言えば基本的に3時間前後でクリア出来るわけですけど、そういったボリュームのゲームで、
ネタバレにならないように紹介するのは何かと難しいでしょうから、上手く伝わらないのも仕方ないかなーと。
特にこのゲームの場合だと、怪物から逃げている映像を映すとそれはそれでネタバレっぽくなってしまいますし。

ゲームデザインとしては、正直良く言えばレトロ、悪く言えば古くさい感じだなと思いました。
意外と単純というか、映像が綺麗というだけでPS1やPS2初期の頃にあったようなゲームと似たようなタイプ。
色んな場所へ行けるように見えて実はそうでもなく、行ける場所が限られているので攻略法も決められていて、
攻撃要素の無いオーバーブラッドやディープフィアー、クロックタワー3のような感じ、と言えば作風は近いかも。
この辺りは1500円のDL専売ゲームなので多くを求めてはいけないんですが、もっと怪物が様々な手法で
こちらを攻撃したり、それに対する攻略法も多種多様に用意されていれば、ゲームとしてはもっと面白く
なったんじゃないかなという気もしました、主人公達が少年少女なので、ゲームに寄り過ぎかもしれませんが。

難易度自体はそんなに高くありませんし、すぐにリトライ出来る事もあってストレスも無くプレイ出来ました。
常に雨が降っている秋雨のような感じでしたが、プレイヤーの少年に対する感情移入度というか、そういった
没入感が個人的には見事だったんじゃないかなと思いました、作品の雰囲気よりも一体感。
このゲームを表現する場合は、ノスタルジックだったり幻想的だったりという言葉が出ると思うんですが、
ゲームを初めてすぐに少年は少女の存在を確認して、その少女を追いかけて物語は始まるわけですけども、
二人共まだ幼いという事もあって、プレイヤーとしては少年と少女を早く会わせて一緒に行動させてあげたい、
と強く感じると思いますし、一時的とはいえ別行動をする事になったり、お互い見える距離なのに合流出来ず、
協力プレイのような形でお互いがお互いを助けたりと、セリフの無いキャラクターにここまで惹きつけられる、
というのは凄い事だなーと、終盤になるまで顔すら分からないのに愛着も湧くという。

そこで更に凄いなと思ったのが「雨に濡れていると姿が見える」という設定でしょうか。
当然逆に言えば屋根の下なんかで雨に濡れなければ姿が見えなくなるわけですけど、少年は少女を追って、
最初は中々会えないわけですけど、前述のように姿が見えなくなる可能性が常にあるわけなので、一度姿を
見失うともう二度と会えないんじゃないか、という不安が言外に表現されていたというか。
個人的にはゲーム内容の面白さよりも、そういった少年と少女の描写が非常に印象に残りました。

そんなわけで、個人的には少し期待していた内容とは違いましたし、ゲームとして面白かったかどうか、
で考えればそこまで面白かったわけではないものの、なんというか、例えば点数を付けるとすれば個人的には
70点ぐらいの印象なんですが、それぐらいの点数のゲームにも関わらず「良いゲームだった」と言えるタイプ。
ただそうは言っても、個人的な好みがどうとかではなくボリュームだったりゲーム性を考えると、
1500円という価格設定は正直ちょっと高いかなと思いました、800円ぐらいが妥当なイメージ。

子供や女の子にオススメしたいタイプのゲームだなという気がしました。
NHKが夕方に放送しているような内容というか、良い意味で子供向けのファンタジー小説のような感じというか、
個人的にはゲーム性がどうとか書きましたけど、仮にゲームとして作りこんだら、恐らく雨宿りする場所が
ほとんど無いのに大量の怪物が配置されているエリアがあったり、途中で集中豪雨が発生して、その結果
様々な物が流されてきたりと、ゲームとしては面白くなっても作品としての雰囲気や良さはまた違った方向へ
動いてしまったかもしれないので、やっぱりこのゲームはこういう雰囲気で完結しているのが良かったなと。
なんというか和むゲームでした、そして何故かメトロポリタンミュージアムを思い出しました。

2013-12-17 : PS3 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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スーパーロボット大戦OG ダークプリズン



スーパーロボット大戦OG INFINITE BATTLE
スーパーロボット大戦OG ダークプリズン

メーカー:バンダイナムコゲームス
機種:PlayStation 3
価格:¥7,077 (2013.12.03時点)
発売日:2013.11.28


約15時間でクリア、SRポイントは全取得、シリーズはOGも魔装機神も全てプレイ済み、SFC版もプレイ済み。
上記画像、普段はクリアデータの画像を使ってるんですが、何故か今回はクリアデータの画面が無く、直接
二周目のモード選択画面に移行する仕様になっていたので、26話終了時点のデータで代用する事に。
シュウの章ではなくダークプリズンというタイトルを使っていたので少し違和感があったんですが、EXにおける
最終話だった邪神解放以降の展開も描いているから、シュウの章ではなくダークプリズンだったんだなーと。
この辺りは全く予想すらしていなかったので、良い意味で驚かされました、サービス抜群な感じでそうきたかと。
以下シリーズやSFC版EXのネタバレ等を含む良し悪しや感想なんかを。

▼良い点
・タイトル画面でいきなりダークプリズンが流れるのは最高にカッコイイ。
・第2次OGのマサキやリューネの章と違って色々追加されてるのでシナリオ的にも厚みが増した。
・グランゾンの戦闘アニメが新規に全て描き起こされてる。
・第2次OGに続いて色々懐かしい曲が使用されている。
・加入キャラの絶対数が少なく揃わない事もあってか、アビリティの購入が可能になった。
・SFC版EXに比べると遥かに難易度は下がってしまったものの、SRポイントの取得条件が結構難しい。
・第2次OG同様、そもそものグランゾンが強すぎるものの最初は武器の制限で多少のバランスを取っている。
・SFC版シュウの章を考えると複雑なところではあるものの、この異常な強さこそグランゾンという感じもある。
・SFCとPS3の違いがあるので当然かもしれませんが、様々な面で演出が格段に強化されている。

▼悪い点
・SFC版EXに比べると遥かに難易度は低くなってる、グラフ・ドローンに落とされてたグランゾンは居ない。
・別に悪いわけではないものの、第2次OGの時と違い、何故かデータにプレイ時間が表示されない仕様に。
・シリーズの伝統ではあるものの、低命中率のはずが異常に被弾する。

▼SFC版EXとの大きな違い
・魔装機神Ⅱからガエンやヴォルクルス教団が参加した事で物語に厚みと広がりが出来た。
・「ノルス、奪取」でノルスの入手に失敗してギル・ドーラで代用、という展開が無くなった。
・テリウスの「特訓」がデモンゴーレム数体との戦闘を繰り返す強制全滅プレイではなくなった。
・その直後の「ジハード」がSFC版EXに比べると格段に難易度が下がり、アハマドの説得が必要無くなった。
・別に大きな違いではないかもしれませんが、ルオゾールが使用出来なくなった。
・SFC版EXでの最終話でサフィーネはレベル次第でイベント変化だったのが条件無しのイベント扱いに。
・ついでにサフィーネの絶叫台詞が伏せ字ではなく無難なモノに変更。
・そもそも今回はシュウの章単品なので仕方ないものの、ISSによるマサキやリューネとのリンクは消滅。
・EXにおけるシュウの章以降の展開が描かれる。

▼トロフィー
初回プレイで取得したトロフィーは61%で11/13、特にトロフィーの取得は狙わずにプレイ。
残り2個という時点で分かるように、EXハード、スペシャル、それぞれのクリア以外は全て初回プレイで取得。
基本的には、SRポイントを全て取るつもりでプレイしていれば、変な意味ではなく一周した時点でほぼ11個
取れるような感じでしょうか、テリウスのレベルを40以上にする「テリウスの特訓」だけは、場合によっては
取り損ねるかもしれませんが、シュウによるヴォルクルスの撃墜は何となくそうすると思うので、
そう考えればSRポイントの全取得以外は特に取りこぼす事も無いかなという気が。
このゲーム自体が基本的にはDL専売の商品だという事を考えると、良い意味でこんな感じでしょうか。
普通にプレイしていればほとんどのトロフィーを取得出来て、やりこみ派の人もEXハードのクリアで満足と。

▼SFC版とのキャラ数の違い
ジェリド、カクリコン、ライラ、クワトロ、バーン、SFC版だと魔装機神のメンバーを除くとこの5人が仲間に
なったわけですけども、今回だと、セレーナ、アルバーダ、ヨン、この3人なので2人減ったという計算。
この辺りは逆にSFC版をプレイしていると残念に感じてしまう点だなと思いました。
無理に人数を合わせる必要は無いですし、変にキャラを投入しても魅力が無かったり存在価値が無かったり、
という事になってしまうとアレなものの、それでもやっぱりSFC版のほうをプレイしていると、どうしても
人数的な兼ね合いで「後二人は誰が仲間になるんだろうか?」という期待があっただけに少し残念かなーと。
魔装機神からガエンが参加していたので、そういう意味では4人、あと1人ぐらいは誰かが。
あと、サフィーネがズワースを改造したように、セレーナ達の機体に何か改造を施す展開が欲しかったかなと。

▼クリア後の感想
SFC版が全16話で、第2次OGではマサキもリューネも多少短くなっていたので、今回のシュウの章も恐らく
12話とかそういう風に圧縮されてるかもな…と覚悟してたんですが、それどころか30話に迫る勢いという。
勿論、残念ながらシュウには関係の無いOGとしてのシナリオ分が増えての話数増加ではあったものの、無理に
話を入れてボリュームを膨らましただけというわけではなく、きちんと整合性の取れた内容になっていましたし、
魔装機神としての物語もⅡ以降のキャラだったりを出してくれたおかげで色々「お」と思わされる場面が。

チカとアルマの掛け合いは楽しかったですし、サフィーネとセレーナのコンビも結構良かったです。
魔装機神の場合、1の第二章を考えると今後のOGにどうやって出すのかという根本的な問題もありますし、
その後も2や3が控えてるので、出るにしても第2次OGのように終盤に参戦とか、或いは思い切って従来の
版権作品のように魔装機神の展開は一時的に無視して「~の展開が終わった」という形で今後は参加する、
そういう風にしてもいいのかもしれませんけど、前述のペアが今後本編で絡むのも楽しみにしたいです。

難易度自体は流石にSFC版のEXに比べると遥かに簡単にはなってしまっていたものの、SRポイントの取得が
結構練られているマップが多くて、こちらのほうで何かと楽しめました、従来のシリーズよりもシビアで良い感じ。
ネオ・グランゾンが登場する際の演出も非常に際立っていたり、このダークプリズンは抱き合わせ販売、
或いは来春のDL専売という、良い意味で本編とは勝手の違う外伝的な短編扱いなので、ゲーム性よりも設定や
演出を重視した仕上がりになっていて結構面白い試みだったなーと、グランゾンの無敵っぷりも最高でした。

OGの新作は当分ないでしょうし、やはり魔装機神の面々は中々第二章以降の展開を考えると活躍の場も
そんなに用意されていないような気はしますけど、やっぱり今回シュウの章がダークプリズンという形で
リファインされて、セレーナやアルバーダも勿論良い展開を見せてはくれていましたし、セレーナに関しては
第3次αの時より活き活きしていた気もしますが、それでもシュウ達魔装機神のメンバーのほうが好きで、
展開や掛け合いも見ていて面白いので、何とか今後もOGシリーズで魔装機神のキャラにスポットが当たれば。

2013-12-03 : PS3 : コメント : 5 : トラックバック : 0
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