ゲームや海外ドラマの感想を中心に色んな話題雑談を書いてます、ネタバレ有りです。

ライフ イズ ストレンジ



ライフ イズ ストレンジ

メーカー:スクウェア・エニックス
機種:PlayStation 4
参考価格:¥4,800
価格:¥3,772 (2017.04.05時点)
発売日:2016.03.03


約19時間にてクリア、トロフィーコンプに約21時間、コメンタリー視聴で約22時間、PS4版。
非常に評価の高い作品だという話は聞いていて、いつかプレイしようと思いつつも後回しにしていた、
というよくあるケースの作品なんですが、プレイしての感想は非常に面白かったです。
特にPS4はADVの数自体が少ないので、良質なADVというだけでなく、PS4の面白いADVとしても価値があり、
女性にもオススメしやすいゲームとしても非常に価値のある作品だなと思いました、とにかく雰囲気がイイ。

▼良い点
・日本語字幕を大中小の三種類から選べる。
・映像クオリティ自体は決して高くないものの、光の使い方や空気感の表現は非常に優れている。
・イベントが起きた際に日記が更新されマックスの感想等が追加されるので収集要素として楽しめる。
・日記や他の人物に対するマックスのコメント、マックスの独白が丸文字で表示されて特徴が出ている。
・学校の掲示板を始め、様々なオブジェクトを調べる事が可能で、全てにコメントをしてくれるので楽しい。
・同様に、本編とは関係無いながらもメールのやりとり等が凝っていて面白い。
・ベンチや椅子に腰掛けて考えを整理しつつ風景を見渡す、というなんでもない行動が非常に良い。
・とにかくマックスのキャラクターがイイ、良い意味で本当に等身大の内気な女子高生が描けている。
・各エピソードクリア時に分岐の選択でどちらを選んだか、の他ユーザーとの比較が見れるのは面白い。
・日本語吹き替え音声が非常にハマっている、特にマックスとクロエの二人に関しては完璧なレベル。

▼悪い点
・マイナスポイントになる程ではないものの、単純な映像クオリティは決してPS4レベルではない。
・洋ゲーの翻訳ではお馴染みの変な場所での改行が残念ながらある。
・スキップの可能な会話とそうでない部分があるので、2周目や別選択肢の確認が何かと不便。

▼トロフィー
初回プレイで取得したトロフィーは53%、20/38。
「サナギ」「マクロの目」「赤目」「ズームイン」「焦点」「開放F値」「時間切れ」「視界」「最大露出」
「手ブレ補正」「圧縮画像」「ダイナミックレンジ」「革命的解像度」「カオス理論」「レンズクラフト」
「反射」「ピンホール」「オプティカン」「フラッシュ!」「暗室」「環境写真」「微速度撮影」「バランス」
「ガンマ値」「屈折力」「手動露出」「スライドショー」「偏光」「白熱」「センサー」

トロフィー自体は非常にシンプルで、各エピソードのクリア、毎エピソードに8個用意されている写真、
ただそれだけだったので、これは良い意味でやりこみ要素としてのトロフィーらしい配置だったなーと。
写真の撮影という事でマックスの夢とも合いますし、中々その写真自体も難しいものが多く、でもチャプターで
撮影していないポイントの確認と、日記を開く事である程度の写真の雰囲気も確認出来るので収集要素としても。
普通のゲームだったら、例えば全てのエピソードでアリッサを助けるだとか、最終的にビクトリアと和解する、
といった積み重ねでの達成もあると思うんですが、このゲームに関しては写真だけでむしろ良かったという印象。



▼とにかく雰囲気や空気感が抜群にイイ
主人公のマックス自身が基本的にふんわりして落ち着いた性格で、内向的なタイプという事もあって、
そのマックスの目線で世界を見せているからこその部分もあるんでしょうけど、例えば最初にマックスが廊下へ
出て、イヤホンを付けると同時に当然曲が流れ始めて社名ロゴだったりが出る演出が非常に素晴らしく、
その曲を聞きながら校内を行動出来て、本編とは一切関係の無い様々なオブジェクトを調べれて、調べると
マックスが一言感想を呟いてくれて、これまた同様に本編には一切影響しない同級生や友達と会話が出来て、
ちょっとしたイベントだったりも用意されていたりと、学園モノであり、青春モノであり、ジュブナイルの
要素を強く押し出した作風で、なんというか、陳腐な感想ですがとにかく落ち着ける雰囲気があったというか。
要所要所でマックスは椅子に座って考えをまとめつつ、4種類程のカメラアングルでマックスを中心に周囲の
光景を映す場面がありましたが、こういうのがまた非常にイイというか、とにかく素晴らしいゲームデザイン。
ただフィールドを歩いているだけで生活感を感じれる仕上がりになっていて、決して綺麗とは言えない独特の
グラフィックも、むしろ雰囲気に合って味が出ているので良いとさえ思えて、見事なライティングで綺麗にも。

▼高校生らしい題材が非常に良い
ともすれば重たいともとられかねない非常にシビアで、でもリアルな題材として色々扱われていましたが、
アメリカの高校生だからこそのスクールカースト、金持ちだけが入れるクラブという二点に始まって、
父親が亡くなって母親が離婚した事で家庭内が上手くいかなくなったり、その父親がDVとしか思えない
高圧的な態度で手を出してくる事もあったり、遊びというわけではなかったんでしょうけど避妊せず妊娠したり、
ドラッグの問題、最悪仲間内で楽しむだけにしておけばいいのに動画をアップして拡散されるという今風の
ネットを使ったイジメ、それに耐えきれずに自殺を選ぶ友人と、非常に今だからこそのリアルな数々の題材。
これらのうち全てが本編に関係しているわけではなく、全く本編に関係の無いイベントも幾つかあり、
話しかけなければこれらの事実をプレイヤーが知る事すらないイベントもありましたけど、高校生だからこそ
余計リアルに感じられるようなこれらのイベントを大量に用意している、というのがまず良かったです。
内容も丁寧に扱われていましたし、大人ではなく、高校生のマックス達だからこそ簡単に答えの出せない、
色々と試行錯誤して問題を解決していくという過程も良かったですし、大人が介入しないのも良かったです。
明るい部分に目を向けても、これまた高校生らしいサブカルチャーとして、劇中でも何度か出てきたように
猿の惑星をはじめとした映画だったり、日本人からすればバトル・ロワイアルや鋼の錬金術師のような
日本関連のネタも多かったりと、面白い部分も、重い部分も、共に良い題材を選んでいたなーと。

▼能力に制限のかかる場面が面白い
実際にはケイトが屋上から飛び降りそうだった時の一度だけではあったものの、マックス自身もいつ能力が
使えなくなるか分からないので当てにされても困る、とクロエに言ってきたものの、一番肝心の場面で
急に時間を巻き戻せなくなってしまい、ケイトの説得は能力無しで自力でしなければならない、
となったのは面白い試みであると同時に、プレイヤー的にも緊張感が増し、非常に良い展開だなと思いました。
当然マックスとしても友達が目の前で飛び降りるところなんて見たくはないでしょうけど、最悪の場合は
時間を巻き戻して説得をし直せばいい、という気持ちも多少はあったでしょうに、いざ屋上へ到着して
能力を使おうとすると全く能力が発動しない、というゲーム的な制限は非常に良かったです。
この手のタイムリープ物の難しいところとして、主人公がある程度以上自由に時間を巻き戻せるようになると、
どうしても展開上緊張感だったりを出しにくくなってしまうので、そこはシナリオタイターの手腕の見せ所、
となるわけですが、肝心の場面で急に能力が使えず、しかも失敗はイコールで友人の死に直結する、
という場面なのが面白かったです、笑えない場面ではあるもののプレイヤーも真剣に考えて言葉を選ぶ事に。



▼過去を変えるべきかどうか
これはどんなタイムリープを扱った作品でもそうですけど、あの時あの行動を変えればひょっとして、
という場面がやってきて、ウィリアムを助けた結果、逆にクロエが脊髄損傷で顔以外動かせなくなる世界に。
誰かの命を救うのが必ずしも全てイイ結果になるわけではない、という展開で、ある意味王道ですけど、
プレイヤー視点で言えば、過去を変えた事で写真が変化していき、最後に出る写真がクロエが嬉しそうに
車の鍵を持っている写真、という時点で逆にクロエが事故死、或いは事故で麻痺、という未来に変化、
としか思えない描写だったので嫌な予感をぷんぷんさせる、というのも良い流れでした。
この場合気になったのが、最終的にこの世界のクロエは安楽死を望んだわけですけど、当初この世界に
移動したマックスは、こんな状態のクロエになってしまったとはいえウィリアムも生きていて、経済的に
苦しいものの家族三人で幸せに暮らしているのは事実、という考えをしていたので、仮にクロエが安楽死を
望まなかった場合、果たしてマックスは再びウィリアムが事故死する世界に戻したのかどうか、に関しては
少し気になりました、なんとなく、マックスも言っていたように一生クロエの側に居続ける選択をする気が。

▼クリア後の感想まとめ
非常に良かったです、単純にシナリオ自体も良かったんですが、とにかく空気感が最高でした。
全体的に曲も良く、コメンタリーでもディレクターが語っていたようにまずタイトル画面の時点で気持ちが
相当やすらぎますし、何よりもこの素晴らしい空気感を持つ世界にマックスという主人公が抜群にハマり、
とにかくマックスを応援したいというか、原語音声にせよ吹き替え音声にせよ、声もハマりすぎていて。
マックス自体も非常に良いキャラクターをしていましたけど、普段の言動と違って女子高生らしいというか、
メールや日記では顔文字を使ったりおどけた反応をしたり「この構図はとある天才写真家を思い出すね」
という意外と笑わせてくれる独白もあったりと、とにかくマックスという主人公が最高でした。

主人公だけでなく、マックスの劇中での気持ちや想いを見ているとヒロインに相当するクロエも良いキャラで、
最初こそマックスの能力をただ当てにしていたり、時には部屋のタバコはマックスが吸っていた、とか
言い始めるとんでもない性格でしたが、最終的には自分を犠牲にしてでも街を救うべき、という成長を見せる
良い意味で王道の成長キャラだったり、エピソード2での主役だったケイト、他にも本編には絡んでこない
同級生達や教職員、まさかの黒幕だったジェファソン先生など、とにかくキャラが生きているというか、
これもコメンタリーでディレクターが紹介していましたが、ステレオタイプなキャラクターではなく、
それぞれがその年齢に即した非常にリアルな言動を見せるキャラクターばかりで、なんとも魅力的でした。

ラストの選択は、描写がどうではなくクロエを犠牲にするルートのほうが「力を使って未来を変えなかった」
のルートになるわけなので、そういう意味では正史という事になると思うんですが、プレイヤーではなく、
仮にマックス自身が選択を決める場合だと、ここはどちらを選ぶんでしょうね。
正直マックスなら誰を犠牲にする事になろうとクロエを選んでアルカディア・ベイを犠牲にするルートを
選ぶような気がするので、どちらのルートも、その後のエピローグがもう少し見たい気持ちもありましたが。
個人的にはアルカディア・ベイを犠牲にする選択をしたんですが、2017年4月現在でそちらは47%。
なんにせよ、最初から最後まで大満足なゲームでした、久しぶりにADVで大満足なゲームでした。
こういう空気感だったりを表現するのが一番難しい事だと思うんですが、グラフィックの質や世界の広さ、
というわけではなく、アルカディア・ベイの空気を感じさせてくれる作りになっていたのがホント凄いなと。
恐らく誰しも感じた事だと思いますが、寝起きにマックスとクロエが二人で寝転がったままベッドで
のんびり過ごしているシーンの雰囲気や安心感は素晴らしいものがありました、とにかく最高のゲーム。

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2017-04-05 : PS4 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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バイオハザード 7 レジデント イービル



バイオハザード7 レジデント イービル グロテスクVer.

メーカー:カプコン
機種:PlayStation 4
参考価格:¥8,629
価格:¥6,780 (2017.03.28時点)
発売日:2017.01.26


8時間42分43秒にてクリア、リスタート回数26、トロフィーコンプに約22時間、PS4版、グロテスクver。
シリーズのナンバリングはベロニカも含めて3と6以外プレイ、リベレーションズは2作共プレイ済み。
今回は購入しない予定だったものの、ネットで非常に高評価を博していたようなので気になって購入、
という流れだったんですが、もうこれ以上ないぐらい大満足な仕上がりで非常に面白い作品でした。
本編のボリューム的にも、2周目を短時間クリアでやってみたんですが2時間56分。
最終的にマッドハウスを4周目にプレイして6時間48分41秒だったので、シリーズを通しての本編のみの
ボリュームで言えば良いバランスになっていたり、全体的にマジで言う事無しの仕上がり。

▼良い点
・これは賛否両論あると思いますが、主観視点のFPSになった事で臨場感が遥かに増した。
・映像がレベレーションズ2に比べると飛躍的に綺麗になっている。
・映像が綺麗になった事もあり、最大のポイントである恐怖や怖さが尋常ではない雰囲気で表現されている。
・日本語字幕が吹き替え音声のセリフでの字幕表示なので、セリフと字幕が同じで変な改行も無し。
・リトライの際、攻略の簡単なヒントが表示されるのは良い試みだと思う。
・同様に、リトライ時にアイテムボックスを開ける仕様になったので余程の事が無い限りは詰まない。
・4以降顕著になっていたナイフや強すぎる格闘術、無限とも思える弾薬がきちんと制限されている。
・良い意味で初代を意図的に踏襲しているであろうゲームデザイン。
・VRは未プレイなものの、多分VRでプレイしたら死ぬ程怖いであろう異常な臨場感と演出。

▼悪い点
・ダッシュが押し込みのL3なので微妙に不便、王道のBダッシュでも別に良かった気が。
・イベントデモをスキップ出来ないので、リトライ時、或いは周回時に何かと手間。
・デラックスエディション、或いはDLCを購入しない場合、過去作と違いクリア後解放モードが一切無い。
・別に悪いというわけではないものの、ファイルは対象物を○、更にもう一度○、は微妙に手間。

▼トロフィー
初回プレイで取得したトロフィーはDLC分も含めた全体で25%、本編単体だと34%、取得分は20/38。
「悪夢の始まり」「家族へようこそ」「夜はまだ明けない」「虫にはウンザリ」「悪夢は終わらない」
「追跡」「思い出を胸に」「束の間の休息」「悪夢の終わり」「シャットアウト」「防御は基本」
「調査開始」「錠前破り」「これじゃない」「ジェネシス」「バックパッカー」「ないよりはマシ」
「一石二鳥」「隠れ上手」「ビデオフリーク」

DLCのほうは未プレイなので分かりませんが、本編に関して言えばかなり良い感じのトロフィーでした。
例えば虫による攻撃が邪魔なので意外とやらないであろうマーガレットの撃退なんかは、これは例えば
SRPGで言うところの倒さなくてもいい敵を敢えて撃退した事に特典、という感じで良いですし、
アイテムボックスや回復の制限、結果的に時間には結構余裕があったものの短時間クリアのトロフィー。
強いて欲を言えば、今回だと流石に難しすぎる気もしますがナイフクリアや、クリア特典を使用せずに
マッドハウスをクリアしたらトロフィー、といった高難易度トロフィーもあれば尚良かったかなという気も。



▼主観視点FPSへ変更した恩恵
3まではいわゆるラジコン操作、4以降はキャラクターの背中越しに操作するTPS、それぞれに良し悪しがあり、
操作形態自体を色々と変更してきたバイオですが、シリーズ最新作の7でFPSへと思い切って変更。
正直に言うと、基本的に洋ゲーはFPSが多いものの、どうしても和ゲーはFPSが少なく、日本人からすれば
あまり好意的に受け入れられにくいFPSなので、そういう意味では開発側としてもかなり思い切った選択、
という事になったとは思うんですが、当然FPSになった事で臨場感が遥かに増したので良い選択だったなーと。
ラジコン操作やTPSの場合、少なからずキャラの周囲をプレイヤーは確認出来るので敵が迫ってきていたり、
或いはイベントデモに入ると切り替わるので精神的余裕が出来るものの、今回のようにFPSだとプレイヤーは
当然イーサンと同じ視点になるので左右や背後の状況がよく分からず、尚且つ今回はイベントデモには
移行せずそのままイベントが始まるので、序盤でヒューズを入れた後階段下の小部屋からいきなりミアが
出てきて驚かされる、といった具合に、マジで演出として驚いたり怖いのレベルが格段に増したので、
思い切ってFPSに変更したのは大成功だったのではないかなと思いました。
従来のFPSと違って移動速度が遅いものの、むしろこの場合はバイオらしくて良いなという感じも。
同様に、遅い事で敵の攻撃をスムーズに回避しにくい為、少なからず難易度の向上にも役立っていて。

▼メインの敵が人間というのが良い
今回は不幸にも事件というか、怪異に巻き込まれてしまったベイカー家がメインの敵として描かれており、
従来のバイオとは違いゾンビだったりの生物兵器ではなく、マジで対人間がメインだったわけですが、
個人的にこれが更に恐怖感を煽る演出に一役買っていたと思うので、これもまた良い試みだったなーと。
特にプレイヤーを恐怖と「え!!?」という驚きにいきなり突き落としてくれるミアでしょうか。
イーサンはミアを迎えにベイカー家へ…プレイヤーからすれば危険な状況なのは分かっているのでミアを
助けに行く、という幕開けなわけですが、想像以上に簡単にミアと再会。
と思ったのも束の間、明らかにエクソシスト的な悪霊に取り憑かれてるとしか思えない豹変状態のミア、
いきなり斧で殺すイーサンもかなりアレですが、マジで首筋に斧を突き刺すという強烈な映像で、
クリーチャーではなく人間相手にこの展開、という事で驚かせてくれますし、その直後に何故か復活、
いきなりチェーンソーで左手を切り落とされるというとんでもない展開。
そこで終わらず、本館や別館ではジャックやマーガレットがドアを開けるといきなり立っていたり、
とにかくゾンビやクリーチャーでは不可能な「人間だからこそ可能な驚きの展開」が非常に多くて、
何かと今回は人間の敵、というのが展開的にも恐怖や驚きに繋がっていたので、これが良かったです。

▼ただ結局中盤辺りからいつものバイオ
これに関してはどんなゲームでも、プレイヤー的にも中盤辺りから色々と慣れてくるので驚きや
恐怖が薄れてくるのは仕方ないんですが、中盤までは前述のように対人間という事で何かと恐怖演出が
ふんだんに盛り込まれていて驚きを感じる事が多いのに対して、マーガレット撃退後はルーカスが
ジャック達と違って本人が襲いかかってくるタイプではないので、結局中盤からはモールデッドが
徘徊しているだけになってしまうので、この辺りが悪い意味で従来と代わり映えせず残念だったなーと。
難しいのが、この場合仮にもバイオハザードのタイトルを使って、リベレーションズとは違い本編の
ナンバリングで7を付けているので、となると飽きられようが「これぞバイオ」というパターンを
入れる必要があるのは分かるものの、今回は折角中盤まで人間をメインにした今までとは違う恐怖を
前面に押し出していたのに、中盤以降一気にその手の恐怖感が薄れていつも通りのバイオ、という
感じになってしまったのは残念だったかなーと、ゲームとしては面白かったものの勿体無いというか。



▼というかイーサンの精神状態が異常
ラストのクリスに対するセリフが知り合いに対する言い方、全てが終わった今になってやっと来たか、
という皮肉めいたセリフなのか、どちらとも取れる言い方なので確定は出来ませんが、設定上は
公式からの発表もある通りに、今回のイーサンは完全に一般人という設定。
にも関わらず、3年ぶりに消息が判明した奥さんを探す為とはいえ、明らかに私有地なのに気にせず
家屋にまで侵入、どう見てもヤバイ状態とはいえミアが自分を切りつけてきた事でいきなり斧で殺害、
チェーンソーで左手を切り落とされたのにそこまでの動揺を見せず冷静に左手を拾って更にミア殺害。
イカれたジャックとチェーンソー対決をしたり「もう生き返るなよ」というセリフを吐いたりと、
流石に今回の主人公イーサンのメンタルがヤバすぎて逆に心配になるレベルでした、異常すぎる。

▼クリア後の感想まとめ
個人的には正直超面白かったです、このシリーズはどうしても定期的に微妙な作品が出てきてしまい、
恐らく大多数の方がそうだと思うんですが、その微妙な作品が自分の中で微妙すぎて、それで次の
新作はもう発売日に買うのをやめておこう、となり、それで個人的にも今回発売日の購入を見合わせて、
でも今回は非常に評価が高いという事だったので期待して購入してみたら、想像以上に良かった、と。
確かに全く不満点が無いわけではなく、本編は超大満足だったんですが、クリア後にお馴染みの
レイドモード等が何も無くマジで本編のみの収録なので、そういう意味でのボリューム不足だったり、
ラストにクリスこそ登場するもののナンバリングで7を冠するにはあまりにも本編と関連が無かったり、
そもそももはやバイオではなく超良質な洋ゲーのホラー、というだけの事だったり、そういった
不満点や問題点もあるにはあると思うんですが、それでも個人的には非常に面白いゲームでした。

ゲーム的な部分で言えば、やりこみ要素に相当するアンティークコインがただのやりこみ要素ではなく、
実際そのアンティークコインを用いてマグナムだったりのアイテム解放に必要なアイテムになってる、
というのも良かったなと思いました、単なるやりこみ要素にならず意味のある存在になっているという。
クリア後に解放される高難易度のマッドハウスのバランスも非常に良かったなと思いました。
ほぼチェックポイントが存在せず、死亡すると基本的に最後のセーブポイントまで戻されるので、
これはむしろ良い意味で初期のバイオを彷彿とさせるような感じで良かったですし、難易度の向上に
伴ってただ単に敵の攻撃力をアップさせるだけではなく、敵やアイテムの配置自体変更になっている、
というのもプレイヤーの培った技術や記憶がそのまま使えるわけではない、という事で良かったです。

最後にプレイしたバイオがお世辞にも決して良いとはいえないリベレーションズ2だったので、
ソレもあって今回購入を見合わせていたんですが、個人的にはシリーズで4に次ぐ面白さでした。
初代は当然1作目なので自由に作れて、4はジャンル自体変更して今回のようにもはや本編とは関係の
無いレベルの内容で、同様に今回の7もジャンル自体変更して4同様本編には関係の無い内容だったので、
これは良い意味でカプコンらしく、シリーズを続けるとどんどん微妙になるものの、心機一転レベルで
制作すると相変わらず良作、の法則に則っていたというか、久々にホラーらしいホラーゲームでした。
内容的にもテキサス・チェーソーだったりクライモリだったりに代表されるような、いわゆる田舎に
旅行して現地のヤバイ殺人鬼に猟奇的な殺され方をして、というスプラッターホラーが好きな人なら
色んな意味でたまらないような仕上がりになっていたので、とにかく個人的に今回はホント大満足でした。
難しいとは思いますが、ボリュームは今回程度でも構わないので年一本ペースでこのレベルを何とか。

2017-03-28 : PS4 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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スーパーロボット大戦V



スーパーロボット大戦V

メーカー:バンダイナムコエンターテインメント
機種:PlayStation 4
参考価格:¥13,608
価格:¥12,900 (2017.03.12時点)
発売日:2017.02.23


約46時間半でクリア、SRポイントは全取得、約65時間にてプラチナ獲得、PS4版のプレミアムエディション。
上記画像はクリアデータの画面で初回プレイのモノ、男主人公ソウジでルート分岐は全てクロスアンジュ。
今回は恐らく大半のファンにとってシリーズ待望だったであろうPS4での、OGではなく従来の版権作品を
扱った最新作で、しかもPS系統ではそれこそMX以来となる単発で完結する版権単発作品。
個人的にも版権モノは第3次Z時獄篇以来なので3年ぶりという、結構久々な版権モノとなりました。
発売に備えてクロスアンジュや00を一気に見たりと、何気に結構思い入れの強い作品になったVです。

▼良い点
・限定版だとタイトル画面にも「プレミアムアニメソング~」の表記がある。
・戦闘アニメが想像以上に迫力があるうえに機体が大きく表示されていて動いている。
・戦闘BGMが武器毎に1曲ずつ設定可能になった。
・まだ練り込む余地はあるものの、従来のPPと違う成長システムとして導入されたスキルルート。
・ルート分岐合流後、復帰するメンバーと、新加入メンバー、能力アップのある機体、が表示される。
・第3次Zでもあったものの、撃墜数60でエースになった際に全キャラ分の祝辞メッセージが用意されている。
・難易度緩和にも繋がっているので良いかは微妙なものの、文字通りいつでも精神コマンドが使用可能に。
・リアル系とスーパー系の火力バランス、サイズ差適正のダメージ、の調整は比較的バランスの取れた感じに。
・ヤマトやクロスアンジュなど、従来とは系統の違う作品が参戦しているので単純に目新しく面白い。
・シナリオの関係上、従来作と違いヤザンやフル・フロンタルが加入するというまさかの展開。

▼悪い点
・クロスアンジュが参戦している以上仕方ないものの、Zシリーズに続いて今回もまた並行宇宙の設定。
・悪いわけではないものの、今回はキャラ数が多いのでツインユニットや小隊システムのほうが良かった気が。
・これも悪いわけではないものの、もはやSRポイントの取得がトロフィー取得にしか繋がっていない。
・これも悪いわけではないものの、流石に今回はあまりにも簡単すぎる。

▼トロフィー
初回プレイで取得したトロフィーは75%で27/35、特にトロフィーの取得は狙わずにプレイ。
「エンブレムコレクター」「ファクトリーマイスター」「全SRポイント制覇」「ゲームクリア」
「パイロットブリーダー」「スイートネイル」「グレートエース」「5回行動」「ファクトリー全開放」
「長き戦いの始まり」「エースパイロット」「カスタムボーナス」「休息の時」「戦いの紋章」「精神統一」
「一騎闘千」「エクストラカウントMAX」「ナインからの感謝」「美しき戦士」「シークレットミッション」
「小さな巨人」「スキルプロダクション」「ようこそスキルプログラムへ」「ファクトリーシナリオ」
「燃え上がる熱き魂」「カウンターパンチャー」「ダブルアクション」

スーパーロボット大戦のトロフィー、と言えばEX-Hardやスペシャルモードでのクリア、全シナリオでの
SRポイント取得、という項目があったわけですが、今回はゲームの難易度同様、トロフィーに関しても
非常に取得しやすい内容になっていて、システム的にビギナーズモードを導入してまで新規プレイヤーの
獲得を狙った事を考えれば、これはこれでトロフィーが簡単なのもむしろ良い事かなと思いました。
せめて二周目以降は簡単にする必要も無いと思うので、従来作同様EX-Hardを導入してクリアが必須、
ぐらいは用意してほしかった気持ちもありますが、スペシャルモードも含めて三周必須、というのは
流石にどうかという印象もあったので、男女主人公別による最低二週、になったのは良い変更かなーと。



▼意外だった宇宙戦艦ヤマト2199の参戦
ソシャゲ版は別として、やはりタイトルにもあるようにスーパーロボット大戦なわけなので、確かに
過去にもテッカマンを中心に「え、出るのか?」と思われるような作品は度々あったものの、それでも
知名度も含めて、まさかヤマトが出るとは恐らく誰しも思わなかったでしょうから、そのヤマトが参戦、
というインパクトが何よりも凄かったなと思いました、荒廃した世界設定も含めて。
単純な驚きで言えばアニメ放送終了からほとんど間もないクロスアンジュの参戦も十分驚きですけど、
それ以上にヤマトの場合、まずロボットが出ないわけなので、物語的な面白さは別にして出せるのか?と。
結果的には従来作と違い、前述のように荒廃した地球の設定になった事もありグっとハードな初期設定で
開始して、単純にヤマトの物語自体が面白く、尚且つ当然設定的にもメインとして描かれるので、
他のスーパーロボット大戦と物語的に明確な違いを出せた、というのも良かったなと思いました。

▼PPとは違うスキルルートの良さ
結果論上等で言ってしまうと、結局PPもスキルルートやプログラムも、ホント結果的には同じなものの、
従来作とは違うシステムを導入した、というのがまず良かったなと思いました、色々と心機一転。
特にPPと違うスキルルートの最大の良さとしては、PPの場合、どうしても序盤から居るキャラが有利で、
中盤後半で加入するキャラは所持PPが少なくて育成が難しく、その兼ね合いで序盤から参加している
キャラのほうが能力の成長という点では圧倒的に有利、という弊害がありましたが、今回のシステムは
ポイントさえ残していれば後半に加入したキャラにつぎ込んで、という事も可能なので、個人的には
まずその辺りの有利不利が無くなった、というのが何よりも良い事だなと思いました。
勿論このスキルルートのシステムもまだまだ改良の余地はあると思いますし、今回のVに限って言えば
久々にアタッカーやSP回復まで取得可能なシステムになっているので、この辺りのバランスが難しく。
ただ、とは言っても先天技能としてアタッカーなどを確立してしまうと所持キャラが有利すぎるので、
今回のように「やろうと思えば誰でも最強」のほうがキャラゲーとしては正しい姿かなという気も。

▼珍しくバランスの良い各作品の扱い
どうしても新規参戦のヤマト、クロスアンジュ、マイトガイン、この辺りはメインとして描かれて、
正直キャラもロボットも能力的に優遇しすぎではあるものの、それでも新規参戦なので、まぁそこは
ご祝儀というか、誰しも目を瞑るところだと思うんですが、他の版権作品に関しては、正直今回は
それなりにバランス良く公平に扱われていたのではないかなと思いました。
例えばゲッターやマジンガーの場合、敵の規模を考えると毎回終盤で出てくるものの、この辺りは
流石に仕方ないと思いますが、他の原作終了済みで参加している作品が特に良い塩梅というか、
一部上から目線的な発言に見えてしまうキャラも居たものの、個人的には今回珍しく各作品がバランス良く
描かれているのではないかなと思いました、良い意味で主張しすぎ、出番が無さすぎるわけでもなく。
オリジナルに関しても言える事で、主人公とナインは良い意味でウィンキー時代やαの中盤辺りまでの
自己主張しすぎないオリジナルらしい良さが出ていましたし、ヴェルトとロッティも同様に良い感じに。
と言いつつも、全てが完璧なわけではなく、恐らくファンですら思ったであろうSEEDやエヴァンゲリオン、
特にこの二作品は、ファンなら使えるだけで誰しも満足でしょうからいいとは思うんですが、それでも
この二作品は無理に出すような感じではなかったというか、SEEDに至っては影が薄すぎた気も。

▼クリア後の感想まとめ
恐らく大多数のプレイヤーが「はぁ…」となったであろう第3次Zのなんとも言えない出来を経験し、
個人的には十分楽しめたものの4年ぶりの新作だったOGMDまでもが「まぁ…」な出来で、その流れで
発表されたVの、一番最初のPVなんかは第3次Zの戦闘アニメを悪い意味で彷彿とさせるもので、
正直に言うと個人的には全く期待してなかったんですが、第二弾PVで「お!?」となり一気に購入意欲を
かき立てられ、今作に備えて発売前にクロスアンジュを一気に見て予習しておいたりと、徐々に発売が
近付くにつれてどんどん期待度が増していくという、珍しく楽しみにしていた作品だったんですが、
いざプレイしてみて、クリアしての感想はというと正直今回は大満足な出来栄えでした。

スーパーロボット大戦という作品の場合、極端に言えばシナリオの良し悪しに関係無く自分の好きな
作品が出ていて、自分の好きなキャラが使えれば、ホント極端に言えばもうそれだけである程度はOK、
という部分はあると思うんですが、今回はそれだけではなく、単純にシナリオ自体が結構面白く、
版権作品同士も上手く設定面でクロスオーバーしていたり、良い意味でスーパーロボット大戦だからこそ、
という面白さが見受けられたので、25周年記念作品に相応しい内容になっていたのではないかなーと。
作品の性質上、そう何度も参戦させまくるわけにいかないヤマトやクロスアンジュの扱いも良く、
共に世界観設定や展開が独特の作品なので、単純に従来とは違う物語の流れを見れたのも良かったなと。
陳腐な感想なものの、ホント今回は面白かったです、期待値の高い状態で、そのまま良かったのが凄い。

2017-03-12 : PS4 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期



ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期

メーカー:スパイク・チュンソフト
機種:PlayStation 4
参考価格:¥7,992
価格:¥4,900 (2017.02.15時点)
発売日:2017.01.12


約41時間でクリア、トロフィーコンプリートに約90時間半、絶対絶望少女も含めてシリーズは全てプレイ済み、
小説版は全て未読、アニメで放送されていた3は未見、PS4版、難易度はイジワル、というプレイ状況。
今までのシリーズ作同様、音声のある部分は全て聞いてのプレイ時間なんですが、1が24時間、2が31時間、
その流れで来て今回の3が41時間なので、音声だけを聞いても順当にボリュームが増していってるなーと。
このゲームの場合、ネタバレ抜きで感想を書きにくい部分があるものの、一応今作に関しては発売前から
公式サイトのほうで1章以降のネタバレは禁止である旨の記載が通達されているので、このブログでもネタバレは
1章までとして感想を書こうかなと思います、絶対絶望少女も含めた過去作のネタバレはありますのでご注意を。

▼良い点
・シロが勝ち続けた場合最後の二人になった時点でコロシアイ終了、という更に過酷なルールが追加。
・1章の時点で、少なくとも最原の言う事を信じればモノクマの協力者や黒幕の存在が示唆される。
・学級裁判での議論の際、セリフが表示される演出が今までよりも色々と凝っている。
・学級裁判で偽証する事が可能になり、それによって別ルートに発展する事が可能になった。
・テイストを考えると「良い点」という事でいいと思うんですが、クロ判明後のお仕置きが非常にエグくなった。
・2章以降なのでネタバレ回避で詳細は伏せるものの、学園ならではの要素が色々と増えた。
・印象は人それぞれでしょうけど、クリア後に解放されるおまけモードがファンサービス全開で過去最高。
・恐ろしくどうでもいい事ですがキャラによって違うエグイサルのイントネーション。

▼悪い点
・視点移動の反転が何故か上下のみで左右の反転が出来ない。
・新要素が多いのは良い事でもある反面、ロジカルドライブや理論武装などは単純に面白みが弱い。
・調整ミスか何か分からないものの、デフォルトだと特定のキャラや理論武装などでの音声が極端に大きい。
・偽証による裏ルートの存在は面白いものの、物語的には特に意味が無いのが残念というより勿体無い。
・多かったり致命的な場面で、というわけではないものの相変わらず最後の学級裁判で誤字脱字が多い。
・ある意味このシリーズの恒例なものの、下品な下ネタがちょっと毎回度を越しすぎている。

▼トロフィー
初回プレイで取得したトロフィーは35%で23/41、トロフィーは気にせずプレイ、取得したものは以下の通り。
「プロローグクリア」「第1章クリア」「第2章クリア」「第3章クリア」「第4章クリア」「第5章クリア」
「第6章クリア」「ガラクタも使いよう」「死者の声を求めて」「プログラム世界へようこそ」「外の世界の真実」
「最後の学級裁判」「真実の絆」「ロンパ」「サイレンサー名人」「嘘も誠も」「V」「裏ルートへの誘い」
「初めての夜」「カクレへの挑戦」「エクストリーム7」「カジノのロワイヤル」「希望ヶ峰学園の新人」

クリア後に開放されるモードで取得可能なモノや、そもそも初回プレイではまず不可能な類のトロフィー、
というのもあるので、それで考えれば上手い具合に用意されていたのではないかなという印象でした。
プレイしていて「多分これの達成でトロフィーがあるんだろうな」と思ったものは大抵用意されていたので、
良くも悪くも王道で、と同時にVITAで発売されたReloadと被らないように設計されていたのも良かったです。
ただ、相変わらず和ゲーに多い作業プレイが必要とされるトロフィーもあったので、そこがやはり個人的には
微妙というか、元々トロフィーは自己満足要素なのでそういう意味では問題無いものの、微妙だったかなーと。
同様に、何故ADVをやっていてミニゲームでこんな高難度のトロフィーが、と思わされるものもあったので、
この辺りは自己満足要素とはいえ、もう少しゆるい条件にしておいても良かったのではないかという気もしました。



▼相変わらず全てがパワーアップ
これは2をプレイした時も感じた事ですが、人それぞれ好みがあるので追加された各種新システムだったり
新しい遊びに対して好みのレベルでの好き嫌いはあれど、相変わらず全てにおいてシリーズ史上最高傑作、
と言える程にパワーアップしていたのがまず凄いなと思いました、当然に見えて何気にこれは凄い事だなと。
全体的なビジュアル面の演出強化にしてもそうですし、2でも取り入れていた各種他のジャンルのゲームのような
遊びと同じで、今回もいきなり盛り込んできた2D横アクションだったり、クリア後に解放されるおまけでの
圧倒的なボリュームの完全に別ジャンルのゲーム、本編の学級裁判自体も議論スクラムという完全に新しい
新要素や、今回のテーマになっている嘘を用いた偽証、更に偽証しての裏ルートへの突入など、シリーズの
新作を発売する場合、確かに今までと同じでは意味が無いものの、これだけ進化するのも凄い事だよなと。

▼偽証の試みは面白かった
どうしてもプレイヤー視点からすれば主人公が嘘を吐く、というのは、正直心象としては決して良くはないものの、
真相を知っている赤松が最原が犯人だという流れを変える為に嘘を吐き議論の方向を変えたり、嘘を吐いてでも
真実を明らかにするべく行動する最原、この辺りの展開は、赤松の場合は真面目さと誠実さが出ていましたし、
最原の場合は探偵としての本質が出ている感じがして非常に良かったなと思いました。
同様に1章の学級裁判後半の裏ルートで、まだ真実を暴くのが怖い最原が嘘を吐いてでも赤松が犯人ではない、
という方向に無理矢理議論を戻そうとするのも、これはこれでその時点での最原の気持ちを正直に現していて
良かったなと思いました、物語の流れとしては折角の赤松の行動に水を差してしまっているものの、最原の、
その時点での気持ちを考えれば真実を明らかにするのはまだ怖いという気持ちもあるでしょうし良かったです。
ただ、上記悪い点にも挙げたように、偽証しか選択肢の無い場面は当然意味があったものの、偽証する事で
裏ルートへ突入する、は実際ほとんど意味が無かったのでそこは勿体なかったなと思いました。
結局偽証をする事で、その場面で多少議論が変わるだけで展開は一緒なので必要性を感じなかったかなーと。

▼意外性という点では確実にシリーズ屈指
1章以降に関してはネタバレを避けるので何がどうと詳しくは書けませんが、色んな意味で、意外性に関しては
確実に今回がシリーズ屈指の驚きを見せてくれたなと思いました、流れが予想出来ても展開としての目新しさも。
まず1章で主人公だと思っていた赤松が実は犯人、というのをいきなり持ってくる辺りがまず驚かされますし、
明らかに何か知っていそうな感じで恐らく頼りになる味方ポジション、と思われた天海がいきなり死ぬのも意外。
2章の犯人と犠牲者も個人的には「お前かよ!」という感じで意外でしたし、4章は舞台がまず変化球で意外。
5章は制作側としても2の狛枝と比較される事になるのは分かっていたでしょうに、好みの問題で2-5と3-5、
どちらを好きかという意見は別れるでしょうけど、それでも≧レベルで何度も「そうくるか!」の意外な展開連発。
6章の最後のオチに関しても、正直圧倒的に否定意見のほうが多いでしょうけど、これだけの人気シリーズで
いきなりあんなオチを持ってくる根性が凄いというか、内容は別にしてその意外性だけはマジで凄いなと。
それで、個人的に最も意外というか驚かされたのが、主人公は最原なわけですけど、その主人公視点で言えば、
主人公である最原が信用出来ると思い協力を要請した赤松が犯人に、というこの展開が意外で驚かされました。

▼ただその反面トリックはバレバレだった気が
これはもぅ当然人によってはどれだけ簡単なトリックでも分からず、どれだけ難解なトリックでも簡単に分かる、
という人も居るでしょうから、個人的に今回のV3で描かれたトリックの数々が偶然すぐに分かるものだった、
というだけの事だとは思うんですが、展開の面白さとは裏腹に、ホント個人的にはシリーズで初めて全ての
トリックが一発で分かってしまうぐらい妙に簡単に思えてしまったので、その辺りが残念だったかなーと。
1章の赤松に関しては流石に犯人ではなく、赤松が行動した事で犯人が犯行を行える状況を作ってしまった、
手を下したわけではないけど赤松のせいで死者が出てしまった、的な展開になるだけだと思っていたんですが、
倉庫での砲丸回収、教室での砲丸発射、この二点だけテキストがいきなりアバウトな描写になっていたので、
流石にこれは単純に違和感がありましたし、2章に関しても捜査中に、そもそも最原の推理力なら犯人までは
特定出来ずとも明らかに犯行方法は100%分かってるだろう、と思えるぐらいヒントを提示しすぎでしたし、
4章は…ネタバレを避けた表現で言えば、FC時代のゲームをプレイしていた人なら一発で分かってしまうぐらい
絵的にバレてしまっていたレベルだったりと、ホント個人的にはですが、物語の面白さとは裏腹に、今回は妙に
トリックや犯行方法だけは今までのシリーズに比べて簡単すぎだったという印象でした。

▼赤松が犯人というのは色んな意味で上手い
犯人と知ってるから書くわけではないですが、実際プレイ中も1章における行動…というか文章は前述のように
犯行に関連する描写のみ意図的にぼかして表現してるな、とプレイしながら思う部分が多かったんですが、
これは王道で、これまた前述のように、主人公が余計な行動をしたが為に、結果的に犯人の得になる状況が
出来てしまい、何もしてないけど主人公は間接的に殺害計画を手伝ったも同然の行動を取ってしまっていた、
という展開になるのかと思いきや、ぼかして書いてた部分はマジでそのままプレイヤーに教えてないだけで、
マジのマジで赤松楓が犯人だった、という1章の展開は正直上手いし面白いなと思いました。
先入観で主人公が犯人のわけが、という思い込みもありましたけど、学級裁判後に王馬が言っていたように、
結局赤松のした事は殺人でありモノクマの思い通りの行動になってしまってるわけで、もし何も行動しなければ
モノクマが言っていたように全員死んでいた可能性もあるものの、それでも、だからといって首謀者だろうと、
まさかマジで人を殺そうとするとは誰も思わなかったでしょうから、何気に赤松はヤバすぎるというか。

▼クリア後の感想まとめ
どうしてもネタバレ抜きだと感想自体書けない部分が多いわけなんですが、恐らく大半の方が受けた印象同様、
ゲームとしてはホントに面白かったです、既に3作目で小慣れた部分もあるからかシリーズ最高傑作のレベル。
ただ、これまた大半の方が受けたであろう印象同様、6章終盤まではマジで90~95点、でもその終盤で流石に
株が大暴落、という感じで総合的な点数がどうしても下がるという印象でした、面白いけど勧めにくい感じ。
シナリオの好みや、キャラや新システムの好き嫌い、は人それぞれあると思いますが、単純にゲームとして
見た場合はわざわざ心機一転の最新作、という舞台を新たにしてまで出すだけあって面白い仕上がりでしたし、
キャラのタイプは違えど2における狛枝のポジションを担当するキャラが半端ではなく良いキャラに仕上がり、
もうたまらないレベルで物語を引っ張ってくれたりと、総合面で確実にシリーズ屈指の良さでした。

勿論良いばかりではなく、例えば3章の被害者なんかは、結果的にああいう話の流れで被害者を放置すると
色々ややこしい事態になる一方ですし、性格的に考えを改めるタイプではないので退場させるしか物語的には
やりようがない、というのは分かるものの、安易に被害者にして退場、は展開的には残念だったかなという気も。
あのエピソードに関しては、少なくともあの章でのあのキャラはヘイトを集める流れだったので、被害者として
登場した時は少なからずスカっとする部分もあるとは思うんですが、それでも展開的には他の解決法が見たく。
キャラクター面でも、これはもう完全に個人的な好みで申し訳無いんですが、扱い上メインキャラであろう男女、
この二人が正直どうしても好きになれないタイプのキャラだったので、そういう意味では個人的に微妙でした。
逆に言えばそれだけ上手い脚本だった事の証明でもあるんですが、特に終盤は個人的感情での反論だったり、
全員を犠牲にしてでも目的を達成しようとしてたり、前述のようにキャラの性格にもあ合っている上手い脚本では
あるものの、それだけに感情移入してしまって好きになれず、という。

演出面で今回最も良いと思えたのは最原の学級裁判における雰囲気でした。
最初は赤松や百田にも語っていたように、どうしても過去の出来事から真実を暴く事を恐れて弱腰の姿勢で
学級裁判に望んでいたものの、章が進むにつれどんどん力強い声で学級裁判に臨むようになり、5章に至っては
能動的に学級裁判を進め、6章なんかは言い回しや言葉遣いもかなり自信に満ち溢れたものになっていたり、
これは音声の入るゲームならではの部分でもありますけど、最原のこの声の演出は非常に良かったなーと。
他の演出面も、前述のように学級裁判での証言の際に色んな演出が入るようになった事でパっと見の雰囲気が
面白かったり、肝心の曲に関しても、ダンガンロンパと言えばやはり-HOPE VS DESPAIR-だと思うんですが、
状況的に希望と絶望の対決かどうかは別にして、4章と5章なんかは流れるタイミングが完璧で震えたりと。
アレンジ具合に関して言えば、正直今回のアレンジはあまり好きではなかったので残念ではあったんですが。

ネタバレを抜きに感想を書こうとするとどうしても難しい部分が多いんですが、まとめとしては、ゲームとしては
シリーズで個人的に最も面白い仕上がりになっているなと思いました、ボリューム的にも大満足でしたし。
ただその反面、流石にラストの展開が受け入れられないという方のほうが多いでしょうし、これもネタバレを
避けて書こうとするとちょっと難しいんですが、心機一転と言いながら結局1と2のプレイはほぼ必須だったり、
色んな意味でちょっとオススメしにくい内容になっているなという印象も受けました。
面白いですし、ホント6章の黒幕判明までは良かったのに、そこからがかなり良くも悪くも問題のある展開なので、
シリーズファンには余計オススメ出来ず、かといってダンガンロンパが初プレイ、という人にはやっぱりシリーズの
プレイが結局ほぼ必須の内容だったのでやはりオススメ出来ずと、なんとも評価に困るゲームだったというか、
ホント面白いのは面白かったですし、クリア後のファンサービスも凄かったので楽しませてはもらえたものの、
内容的にも正直今後シリーズの続編や新作は恐らく作られない…というよりも、流石に作らないと思うので、
個人的には今回でシリーズ完結なんだろうな、と感じました、売上がどうではなく流石に終わりだろうと。

2017-02-15 : PS4 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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ライズ オブ ザ トゥームレイダー



ライズ オブ ザ トゥームレイダー

メーカー:スクウェア・エニックス
機種:PlayStation 4
参考価格:¥6,228
価格:¥5,257 (2016.12.14時点)
発売日:2016.10.13


約26時間半でクリア、達成率87%、100%クリア時点で約36時間、トロフィーコンプ時点で約56時間。
スコアアタックのトロフィーに約10時間、本編は恐らくクリアだけに絞れば7時間前後でいけそうな感じ。
前作が初回クリア時点で約18時間で達成率89%だったので、それを考えれば非常にボリュームも増した印象。
ONEで時限独占販売して、後に発売されたPS4版のほうをプレイしたわけですが、ゲームとして見た場合は
良い意味で前作から超正統進化した続編、という仕上がりになっていて、ホント良い意味で超安定。
ただ逆に言えば、前述のように良い意味で進化したものの、悪く言えばただそれだけなので目新しさは無く。
アクションゲームの場合はシステムだったりが更にブラッシュアップされるだけで十分だと思うので、
そういう意味では一切問題無いと思いますし、あとはもぅシナリオの好き嫌いだけなので問題は無いですが。

▼良い点
・ただでさえ綺麗だった前作を更に上回るグラフィック。
・オープンワールドにおけるお使いイベント程度なものの、前作と違い多種多様なミッションが追加。
・死亡時のリトライが非常に早いのでストレスを感じさせない。
・前作同様、レリックや文献を発見した際にララが音声付きで感想を述べてくれる。
・細かい続きというわけではないものの、治療セッションの音声で前作のその後が描かれている。
・多少ではあるものの、クリア後に「つづきから」を選ぶと本編終了後の展開が描かれている。

▼悪い点
・これは決して悪いというわけではないものの、前作から正統進化した「だけ」とも言える。
・洋ゲーの吹き替えではもはやお馴染みなものの、日本語字幕を表示した際に変な箇所で改行。
・映像がリアルになった事で、口の動きも当然英語の発音での動きの為吹き替えだと動きが全く合っていない。
・Y軸反転のみでX軸の反転が不可能、片方だけ反転可能という謎仕様。

▼トロフィー
初回プレイで取得したトロフィーは42%で30/66、トロフィーは気にせずプレイ、取得したものは以下の通り。
「ファイアスターター」「酒場のケンカ」「高速回復」「脱落者」「怖いもの知らず」「足元注意」
「空気の読めない奴」「ブクブクブク」「歴史に学ぶ」「武器マスター」「女職人」「自己啓発マニア」
「ペラペラ」「英国の伝統」「真理の対価」「人助けはお手のもの」「チャレンジャー」「真理の探求者」
「歴史の声」「選ばれし者」「どんでん返し」「父の足跡をたどって」「見かけによらずタフ」
「奇妙な巡り合わせ」「王道」「手助け」「すべてを解く鍵」「手段を選ばず」「人通りの少ない道」「追悼の念」

PS4版にはDLC分も含まれた状態ですが、個別に、総合28%、本編42%、バーバ・ヤーガ61%、他0%。
前作との違いが明確に出ていて、同系統のアンチャーテッドでも採用されていた武器別の特定数撃破が無い、
というのは好印象でした、どうしても特殊な武器や終盤に入手するような強い武器の撃破数は作業的に
なってしまいがちですし、同様に前作にあったオンライン関連のトロフィーが本編では皆無になった、
というのも良かったです、DLCで必須なのは問題無いと思うんですが、やっぱり本編のオンラインはちょっと。
逆に、これも前作との違いで難易度別のトロフィーが追加されたのは非常に好印象でした。
難易度的な難しさを感じるゲームではないものの、やっぱりアクションゲームな以上は高難度クリアが欲しい。
ただ現状問題があるとすればチャレンジやミッション終了時にトロフィーが取得出来ないバグが存在する、
という点でしょうか、個人的にもミッション終了時のトロフィーがバグで入手出来ず二周目で獲得しました。
クリア前に全てのトゥームを終えてミッションも完了、で取得出来たんですがトロフィーバグは早めの改善を。
とはいえ、そういったストレスがありつつも、単純にトロフィーコンプ時点での満足度は久々にかなりのものが。



▼更に進化した圧巻のグラフィック
前作の時点で映像的には非常に素晴らしい仕上がりになっていたところを、更に進化したのがまず凄いなーと。
特に洋ゲーに関しては昨今どのゲームも映像面での凄さは圧巻ですけど、もはやここまで来ると映像の凄さ、
以前は生じていた映像の凄さがゆえに気になる少しの粗、こういった部分が露骨にゲームの面白さや没入感にも
影響してくるだけに、ここまで完成度の高い映像になっていると、ただそれだけで凄みを感じるというか。
と言いつつも、実はゲーム開始時はむしろマイナスの印象で始まった、という感想もあったりします。
開始直後の雪山は「んー…」という感じに思えてしまったというか、例えば足跡なんかが雪に埋もれた際に、
PS4で、今の時代という事を考えるともっとリアルに表現出来る気が、と冷静になりすぎてしまったので、
むしろプレイヤー側の求めるレベルが高くなりすぎたが為に最初は若干微妙に思えてしまいました。
ただ、本編開始の2週間前の状況に戻ってからは恐ろしいグラフィックの進化に驚かされてやっぱり凄いと。
特にこのゲームのように探索の楽しみがある作品の場合、より綺麗なグラフィックであればある程感動や驚きも
凄くなるわけなので、特に映像面に関しては完全に前作を凌いでいて凄いなと驚かされるばかりでした。

▼スコアアタックが意外と面白い
単純にトロフィー取得だけが目的なら、それこそプラス効果のあるカードを使えば3倍4倍のスコアになるので、
意外と簡単にトロフィーを取得出来るものの、高得点を目指したり、流石に難しいもののランキング上位に
名前を残す為に頑張ろうと思うと自分なりの攻略ルートを確立する必要があったりと、意外と面白いモード。
3Dアクションゲームの場合、もう極端に言ってしまえば洋ゲーかデビルメイクライに代表されるような
和ゲー、このどちらかに別れるわけですけど、これに関しては洋ゲーのほうがクリア後が浅いというか、
敵を倒す事を主軸としたアクションゲームの場合爽快感目当てだったり、ハイスコア狙いだったりでクリア後も
ある意味永遠にプレイ出来るものの、このトゥームレイダーやアンチャーテッドなんかだと、それこそ高難度で
クリアしてしまうと後はもうトロフィーをコンプリートするぐらいしかやる事が無くなってしまうところを、
今回のようにスコアアタックという…極端に言ってしまえば昔からある派生モードの一つではあるものの、
それでも前作とは違うアプローチでこういうモードを導入してくれたのは結構面白い試みだなーと。
プレイされた大半の方が同じ感想になると思うんですが、やっぱりプレイ中は極力スコアを伸ばしたいと思い、
コンボが途切れないようにプレイして、強制解除されないように敵の攻撃にも注意して、となるので、
ホント意外と面白かったです、昔と違い常時ネット接続の関係でランキングが確認出来るというのも良い感じ。



▼続編としては良くも悪くも
前述のように元々綺麗だった映像が更にハイレベルになり、当然システム面も全体的にブラッシュアップ、
メインの武器である弓矢に毒や火、爆裂など更に変化をつけた武装にする事も出来たり、コスチュームチェンジも
可能になったりと、もはや言うまでもないぐらい完璧な正統進化を果たした続編で、単純にソコだけを見れば
もはや何も言う事がないレベルで誰もが求める完璧な続編にはなっているものの、逆に言うと進化しただけで
変化した部分や新規に導入された何か、というものが一切無かったので、そういう意味では正しい進化の反面、
ここまで見事な仕上がりにしておいてもらってアレですが、こちらの想像を超える事は無かったな、というのも
正直ありました、凄いのは凄いもののやってる事が前作と変わらないので、マジで良くも悪くもただの続編。
あと、これはもぅ完全に個人の好みの問題なので文句を言うのはアレなんですが、単純にシチュエーションや
シナリオという点で考えると、個人的には前作のように漂流した先の無人島と思われる場所でサバイバル、
のほうがシチュエーション的に好きで、シナリオ的にも前作は非常に面白かったのに、今回は悪い意味で
あまりにもありがちな展開で興味をそそられなかったので、シナリオ的な吸引力が今回は非常に弱く感じました。
ゲームとしては正統進化を果たして、探索の楽しみも更に広がったのに肝心のシナリオが微妙で…という感じ。

▼クリア後の感想まとめ
面白いのは前作、完成度の高さは今回、という感じでした。
半オープンワールドとも言えるぐらい広くなったフィールドや、多種多様なミッションやチャレンジで横道が
豊富になり、スコアアタックの追加等もあってゲームとしての完成度は確実に今回のほうが抜群に上で、
でもシナリオ的な面白さだったり、単純にこのゲームをプレイした時の新鮮さ、という点では前作を超える
何かが感じられなかったので、個人的には面白さなら前作、完成度なら今回、という感じでした。
とは言っても勿論高水準での話で、それこそ前作を100点満点の95点とすれば今回は85点、というぐらいに
高いレベルでの安定感ではあるものの、前作が良すぎて期待値が異常に上がっていた事でどうしても評価が
厳しくなってしまう、という類での微妙さなので、ゲームとしては非常に安定した完成度だったなーと。

物語的には、前述のように個人的には正直前作に比べるとなんとも微妙に感じてしまったんですが、
敵が姉弟という設定自体は珍しくて良かったですし、ある意味では今回の物語なんかは正に王道の遺跡探索で
ありがちなトレジャーハンター展開なので、そういう意味では王道の安定感で悪くはなかったと思います。
ラストが露骨に続くで終わったのは流石に意外だったというか、このシリーズはそういう事をするイメージが
無かっただけに、驚きとかよりもとにかく意外でした、知名度的にも引っ張るような必要は無いですし。
本編自体はトゥームレイダーという作品性を考えると、個人的に前作のシナリオのほうが良かったとはいえ、
むしろシリーズを通してみれば前作のほうがこのシリーズにとっては異色の内容だったと思うので、
そういう意味では今後も今回のような路線でいくでしょうから、なんとか面白い展開を期待したいです。

個人的に前作より微妙だったとはいえ、それでもトロコンするまで楽しませて頂きましたし、同系統の
ゲームであるアンチャーテッドと比較してどちらが好きか、と言われれば個人的にはトゥームレイダーのほうが
好きなので、今後も定期的に新作を発売してもらいたいなと思いました、やっぱり何を言おうが面白い。
ララのキャラクターも良いですし、今回も前作同様レリックだったりを発見した際にララが一言コメントを
発してくれたりと、そういう隠された物を探す楽しみもありますし、単純に探索だったりの楽しみが強い
ゲームなので、今回のように今後もそういった横道的な楽しさを増やしつつの新作を期待したいです。

2016-12-14 : PS4 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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