ゲームや海外ドラマの感想を中心に色んな話題雑談を書いてます、ネタバレ有りです。

少女革命ウテナ DUEL:9 「永遠があるという城」

2話前のサブタイと並んで、曖昧な表現で恐縮ですが非常にウテナらしいというか、味があり、
それでいてグっと胸にくる素晴らしいサブタイ、センス抜群なこの文字の並びが最高です。
同時に、今回のエピは吸血姫美夕などで有名な門之園恵美さんが作画監督を担当。
残念ながら全話中でこのエピソードのみの担当なものの、やはり非常に綺麗な作画で、
良い意味でウテナらしい耽美な感じも表現されているので、内容と相俟って非常に良い感じでした。

▼西園寺と冬芽の実力差は?
この二人が剣道場で決闘するシーンから始まる今回、結果は冬芽の勝ちだったので実力的にも冬芽が上?
性格的に言えば、人が見ているかどうかを問わず、冬芽は分からないように手を抜いて相手に勝たせる、
というタイプに見えるだけにここでの勝利は意外な感じでしたが、逆に言えば、幼馴染でもあり
親友でもある西園寺には本気で接してるから手加減せず本気で戦った、とも取れるので、単純な実力は
冬芽のほうが上なのかなという印象、少なくとも西園寺は常に本気でやってるでしょうし。
ただ、その西園寺本人が冬芽とは何度も試合をして今日は負けただけ、というセリフも放っているので、
冬芽のほうが上ではあるものの、西園寺も格下という程の実力差なわけではない、という感じでしょうか。

▼西園寺が決闘する理由
わざわざ決闘に負けた後もアンシーと交換日記をしているぐらいなので、アンシーの事が好きで、
アンシーを勝ち取りたいというのも勿論理由の一つだと思いますが、今回語られた西園寺と冬芽の過去で、
両親を失い棺の中から出ようとしていなかったウテナを、真相は定かではないものの、翌日そのウテナが
外に出ていたので、ウテナの欲していた永遠の物を冬芽が見せたからに違いない、という事で、
およそ嫉妬に近い感情で冬芽に勝ちたいと願っている部分が非常に強いようなので、
西園寺が決闘をする最も大きな理由としては「冬芽に勝ちたい」でしょうか。

▼冬芽の真意は?
流石にまだ10話にも見たない話数で、性格的に裏のありそうな冬芽なのでこの話数の時点ではまだまだ
真偽も真意も不明なものの、世界の果てであろう人物との電話で西園寺をハメた事に対して嘲笑しつつ
「本当に友達が居ると思っているやつは馬鹿ですよ」と切り捨てるセリフ。
世界の果てへ語ったように、今回のは演出でありウテナを落とす為、或いはウテナを籠絡して決闘で勝利し
薔薇の花嫁であるアンシーをゲットして世界を革命する力を得る、つまり実は西園寺同様、冬芽も
過去に出会ったウテナを棺の外へ自分の力で出す事が出来なかったので、冬芽自身も永遠を欲していた為
西園寺やウテナを踏み台にしてでも世界を革命する力が欲しかった、というのが理由なのかなーと。
まぁ、本人にとっては重要な事でも、その為に親友の西園寺を完全に利用した挙句に裏切った、
という形になっている事を考えると、冬芽がどうのではなく西園寺が不憫すぎて何とも言えませんが。
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2013-03-10 : 少女革命ウテナ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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少女革命ウテナ DUEL:8 「カレーなるハイトリップ」

恒例の七実主役によるギャグエピ、今回は徹底的なギャグエピで、サブタイ通りカレーを食べた事で
ウテナとアンシーの中身が入れ替わるという、どう考えてもソレだけでギャグになるエピ。
中身が入れ替わっただけでなく何故か声まで入れ替わるというのが面白いところで、やはりというべきか、
ウテナの顔でアンシーの声、アンシーの顔でウテナの声、というのがいかに違和感があるというか。
そしてそんな入れ替わった事によって非常に活発なアンシーにショックを受けるミッキー、
だがしかしそんなアンシーもイイという事でブロマイドを買ってしまうという。

ギャグエピではあるものの、西園寺のアンシーに対する想いは本物という事が改めて描かれ、
ウテナもその事に関して自分が代わりに交換日記を書くわけにはいかないだろう、と思い悩む描写。
この辺りはまだまだ皆中学生なだけあって非常に真面目というか、微笑ましいなという印象も。
その事に関連する意味もあってか、今回の影絵少女は非常に分かりやすい因果応報の説明。
当時コレで初めて因果応報とはどういうものなのか、という事を理解したので個人的にも思い入れが。
最初はウテナ達をハメた七実が最後に誰かと入れ替わる、という意味かと思っていたものの、
七実には特に何も罰が当たらなかったので、となると今回の影絵少女は西園寺の事なのかなという気が。
2013-03-09 : 少女革命ウテナ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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少女革命ウテナ DUEL:7 「見果てぬ樹璃」

今回の主役は樹璃、フェンシング部のキャプテンであるという事以外はこのエピまでの時点では全く不明。
全て見終えた今となっては勿論どういうキャラか分かっているものの、初めて見た時は意外というか、
まずこのエピソードは単純に作画が非常に綺麗だった事もあり、余計樹璃の怖さが光っていたなーと。
決闘時の能力としても、ディオスが降臨したウテナの一撃を弾いたり、後半のエピソードの話になるものの
完全に勝った状態で自分から薔薇を捨てたりと、描写だけで考えると生徒会のメンバーで、間違いなく
最強というか、唯一ウテナを完全に圧倒していたので、恐らく相当な実力者だったんだろうなと。
改めて見て思った事としては、物語の構成上西園寺は仕方ないものの、それでも西園寺には2話を費やして、
ミッキーも前後編の形で2話、後続のエピで冬芽も決して1話では終わらないのに樹璃は1話で終了。
樹璃の場合、エピソードの兼ね合いで複数話に分けるのは難しかったのかもしれませんが、
七実のギャグ回で回すぐらいなら、樹璃も2話構成にして描いてほしかったなと思ったり。

▼驚かされた樹璃の想い人
初めて見た場合、やはりこのエピでの描写だと樹璃は当時対戦していたクラスメイトの男子生徒、
彼に対して好意を寄せていたが、同じくクラスメイトの枝織が彼に嘘の情報を流して自分に向けさせた、
という風に描かれているのかと思いきや、最後に、樹璃が付けているロケットには枝織の写真が入っていて、
樹璃の想い人は枝織だったと判明する展開、同性の相手が振り向いてくれるはずがないと思っているので、
当然樹璃は奇跡を信じていないし、ウテナみたいな形で運命や奇跡を信じている者が許せないと。
別に同性愛者がどうだというわけではないものの、やはり樹璃の想い人が実は枝織だった、という
展開には当時驚かされた記憶があります、しかもこの場合匂わす程度ではなく明らかにレズと断言。
ミッキーが兄妹の関係における描写だったのに対して、樹璃はそうきたか、という感じでした。

▼樹璃は本当に奇跡を信じていないのか
このエピソードでウテナと決闘をしたのは、世界を革命する力が欲しいだとかディオスの力が、
とかではなく、単純にウテナの考え方が気に入らない、という気持ちが強くての決闘だったと思うんですが、
自分が弾いたウテナの剣が、あろう事か真っ直ぐ頭上から落ちてきて自分の薔薇を突き刺すという決着。
この事に対して「違う…こんなのは偶然だ…奇跡とは関係ない…!」と驚きながら呟いていましたが、
勿論コレに関しては奇跡というよりも、これはもぅマジで恐ろしいレベルの偶然、という事で片付けて
いいとは思うものの、樹璃自身は本当に奇跡を信じていないのか?
冬芽も言っていたように、当然樹璃としても届かぬ想いを抱き続けたいわけではないでしょうから、
いつか自分の想いが枝織に届いて、受け入れてもらえれば、という気持ちもあると思うので、
その為に世界を革命する力、それこそ奇跡を起こす為に生徒会のメンバーとして決闘をしているのでは、と。
逆に言えば、樹璃のような性格だと奇跡で何とかしよう、というのはおこがましいと感じそうな
気がしないでもないですが、更に逆に考えれば、そこまでしてでも、という気持ちがどこかにあるとも。
ところでアンシー、樹璃に対して「いつか…想いが届きますように」と薔薇を差し出していましたが、
果たして彼女は樹璃…というよりも、生徒会メンバーの複雑な心情や気持ちがよもや分かっているのかどうか。
2013-02-28 : 少女革命ウテナ : コメント : 1 : トラックバック : 0
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少女革命ウテナ DUEL:6 「七実様御用心!」

今後定期的に訪れる七実が主役のギャグ回、正直に言うと放送当時は七実の回はあまり好きでなかったり。
内容が悪いというわけではないんですが、やはり各キャラを主役にした決闘のあるエピソードに比べると
今イチ盛り上がりに欠けるというか、ウテナらしいテイストでのギャグではあるものの、
流石に本編に比べると落ちてしまうというか、悪いわけではないものの本編のほうが見たいな、という。

今回のエピでの注目はウテナとミッキーでしょうか、前回決闘こそしたものの、普通に仲良く行動。
元々ミッキー自体が人当たりのイイ性格をしているという以外に、前回の決闘終了後、決闘に関する
会話ではあったものの、ミッキーがすぐに翌日ウテナの元を訪れて自分から会話をしたので、
ウテナとしても、決闘に関する会話ではあったものの、それでもおかげで普通に接しやすくなったというか。

他には2話目以来となる西園寺の登場、愛には色んな形があるという何気にイイ話をしながら登場するも
完全にウテナとミッキーの二人から無視されるというありさま、しかもミッキーは生徒会繋がりなのに。
この辺りは良い意味でギャグ特化のエピだからこそ出来る演出なんですが、久々に登場した西園寺が不憫。
2013-02-13 : 少女革命ウテナ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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少女革命ウテナ DUEL:5 「光さす庭・フィナーレ」

ミッキー前後編の後編、前回と違い今回は遂にミッキーの妹の梢が登場、扱い的にはまだまだ顔見せですが。
前編に相当する前回のミッキーは非常に理性的なキャラとして描かれていたのに対し、今回は決闘する
必要がある事もあってか、前回とは打って変わって目的しか見えていない突っ走り過ぎなキャラに。
ところでミッキーと言えば部活同様に決闘の際もフェンシングで戦闘。
フェンシングはこの作品における決闘で非常に有効ですよね、胸の薔薇を散らすのに突きは極めて有効。
西園寺が語ったように、薔薇の胸さえ散らせばいいわけなので、そう考えれば殺すつもりで戦う剣術が
最強ではありますけど、流石に相手を殺すつもりで、というのはまず心情的に無理でつい加減をするので、
となると、俄然突くだけで、尚且つ突き刺さっても死ぬ事のないフェンシングの突きは最も有効な気が。

▼ミッキーと梢の子供時代の見せ方が非常に上手い
露出した肌の部分が全て黒で塗り潰され、良い意味で紙芝居のように動きが無く、カット割りや梢の
立ち位置などで様々な事が表現されていて、非常に上手いなと思いました、梢の不安な気持ちが伝わる。
コンサートをする事になり、拒む梢に対してミッキーは「僕が一緒に付いているから大丈夫」
だがしかしミッキーは前日に体調を崩してしまい、一人で行く事になった梢の不安を感じる見せ方が見事。
この際、梢は逃げ出してしまったものの、実は梢はピアノが弾けなくて、でも普段はミッキーが一緒に
弾いて常にフォローしてくれていた、だから一人で弾くことになったコンサートでは弾けるはずもなく
逃げ出した、という流れに繋がる見せ方が非常に上手いなと思いました。
序盤でミッキーがウテナに語った展開だと、コンサートの件が原因で梢はピアノを弾かなくなった、
という風に見せておいて、でも実は梢自身は別の理由だった、という二段構えのオチ。

▼ミッキーと梢の現在の関係
ウテナやアンシーに語る梢への気持ちは慈しみと愛情に満ちているものの、実際に廊下で梢と遭遇すると、
妙に梢に対して冷たい態度を見せて、梢もミッキーに対して反抗的な態度。
このエピまでの時点だと二人の絡みがコレだけなので何とも言えませんが、放送当時に無かった言葉で、
今存在している言葉で分かりやすく言えば、梢のほうに関して言えば完全にツンデレでしょうか。
最後に友達との会話で「アンタの兄さん、カッコイイよね」と言われた際に「まぁね」と即答していたので、
少なくとも子供の頃から現在に至るまで、梢にとってミッキーは自慢の兄。
一方のミッキーが何故梢にこうも冷たい態度なのかはまだ明かされず。
まぁ、年齢的にミッキーはまだ中学1年生なので、どれだけ頭が良かろうと、大好きな妹がああいう態度を
取り続けているというのは、まだお互い子供という事もあってカチンと来るでしょうから、
理由は特になく、ある意味非常にリアルな描写と考えれない事もないですが。

▼冬芽と梢は何をしていたのか
梢が音楽室から慌てた様子で出てきてスカートを直す仕草、その音楽室に入ると冬芽が何故か
服装のはだけた状態でピアノに寄りかかっているという状況、この二人は一体何をしていたのか。
深読みせず映像だけで判断すれば、もぅこれはまさしくあんな事やこんな事を、でいいと思うんですが、
冬芽は女たらしの生徒会長と噂されながらも、前日にミッキーが薔薇の花嫁という事でアンシーを
奪い合うのは個人の人格を無視しているから生徒会の解散を、と発言した事で決闘へとたきつける為に
敢えてこういう演出を用意した、という流れだと思うので、そういった肉体的な接触は無いでしょうか。
「本当に大切なものは、自分が手に入れて守らなきゃ人に取られちまうぜ、ミッキー」と冬芽。
この場合、ミッキーが大事なのは梢、或いはアンシーが好き、冬芽からすればどちらがミッキーの本命かは
勿論分からないと思うので、変に梢と何かして、それでミッキーが矛先を冬芽に向けたら余計決闘から
離れてしまうので、冬芽としてもそんなリスクは犯せないでしょうし、梢は梢でミッキーを困らせたいだけ、
という雰囲気が今回ラストのピアノを弾いているシーンの会話でも見え隠れしているので、
冬芽はミッキーを決闘へ向かわせる為、梢は深い意味もなく冬芽に付き合っただけ、かなと。

▼ミッキーの決闘理由と秀逸な影絵少女
エンゲージしているウテナがピアノを辞めろと言えば辞めると、それが当たり前のように答えるアンシー。
梢の弾くピアノの音色とそっくりなアンシーのピアノを聞きたいと願う、だからミッキーの決闘理由は
世界を革命する力とかよりも、梢と同じ音色を出せるアンシーのピアノを聞きたいから。
前回以上に梢への、変な意味ではなく愛情が前面に出ていたミッキーですが、完全に周りが見えていない。
影絵少女の内容も「本当に欲しいモノだけ何故持っていないのか?だからまだこんな事をやってるんだろう」
と問いかける内容で、船長役の影絵少女が本当に欲しいモノを答えようとすると船底に穴が開いている、
つまり足元をすくわれる、というオチでこの劇が終了という展開。
実際の決闘も「花嫁のピアノは僕がもらいます」と前述の「本当に欲しいモノ」に固執しすぎた結果、
ウテナを応援するアンシーの声援に、普段のミッキーでは考えられないぐらいに気を取られて敗北。
今回の影絵少女の話は非常にクオリティが高いなと思いました、恐ろしくミッキーの状況とリンクしている。
2013-02-06 : 少女革命ウテナ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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