ゲームや海外ドラマの感想を中心に色んな話題雑談を書いてます、ネタバレ有りです。

アウトキャスト Season1



アウトキャスト ブルーレイBOX [Blu-ray]

プロデューサー:パブリナ・ハトゥス
出演:パトリック・フュジット
価格:¥8,272 (2017.06.26時点)
話数:全10話

発売日:2017.01.06
NetFlixにて視聴、ウォーキング・デッドのロバート・カークマン原作、という事でも有名な本作。
個人的にもウォーキング・デッドを日本で放送しているFOXで、番宣でそういった類の紹介がされていて、
それで興味を持って初回エピを見てみるも脱落、という過去があったんですが、今回NetFlixが吹き替え版も
込みで配信してくれたので、吹き替え版ならテンポとか気にせず見れるだろう、と思い視聴してみました。

結論から言えば、良い意味でよくある「まぁ悪くはないけど…」という印象になるタイプだったかなーと。
ジャンルで言えばいわゆるオカルトだったり悪霊でいいと思うんですが、エクソシストやオーメンとは
違う内容で、そこはむしろ良かったですし、当然どんなドラマでも最も力を入れる一番最初の初回エピ、
そしてシーズンファイナルとなる最終話のエピ、この2話は良かったものの、その他のエピソードが、
これは悪い意味でウォーキング・デッドと同じで…例えばどうでもいいエピソードに見えても本編が少し
進展したり、人間関係の変化、その出来事で得たものが後々役に立って、という要素は多々あるので、
全く必要ないエピソードなんて勿論無いものの、それでも「でも最初と最後だけで良かっただろう」と
思えてしまうというか、前述のようにウォーキング・デッド同様、展開が遅くテンポも良くなかったなーと。

勿論良い部分もあって、中盤辺りから自身の言動のまずさもあって信用を失い孤立していく牧師の描写や、
その牧師が特別な力を持っている主人公カイルに対して明らかに嫉妬していたり、という展開は非常に良く、
しかも牧師や神父のような神に仕える立場の人間がそういう孤立や嫉妬を見せるのが面白かったです。
一方の悪霊側も、その悪霊に取り憑かれているもののどうやら自我を保ったままの人が存在したり、
奥さんが悪霊に憑依されていると分かっていながらも、それでもお互い愛し合い、しかもその悪霊に憑依を
されてしまっている今の状態のほうが以前とは違う驚きや新鮮さがあるからむしろこのままでイイ、とまで
考えている人が居たり、この手のオカルトや悪霊モノとは違う要素が数多く用意されていたのは良かったです。
映画と違い長尺のドラマだからこそ描ける点として、牧師への嫌悪感も手伝っての事でしょうけど、
シドニーが恐らく人外の存在だと分かっていながらシドニーに協力するアーロンのような未成年の子供が
存在するという展開も面白いですし、今後の展開がどうなるのかも色々と気になるところです。

このドラマの場合、視聴者側が何を求めているか、で結構評価が変わる感じでしょうか。
宣伝する場合は当然オカルトだったり悪霊だったり、を前面に押し出して宣伝するでしょうし、個人的にも
誰かに紹介するとなるとそういう紹介になるものの、実際は、特に中盤辺りは「そういう要素もある」
という程度の扱いに留まってしまい、ウォーキング・デッドと同じロバート・カークマンが原作なので、
これは良い意味で作者の個性や特徴と考えるべきなんですが、結局ウォーキング・デッド同様、悪霊を
謳った作品でありながら、ホント結局は人間ドラマに終始してほぼ人間ドラマがメイン。
肝心の最初と最後だけは本編なので悪霊展開も絡んで、という感じなので、オカルトや悪霊に期待して
このドラマを見始めると、思っていた内容と違うという事で脱落する人が多いのではないかな、と思いました。
描写的にも、初回からいきなり子供をボコボコに殴る展開等もあるので、色んな意味で心配になる部分も。

感想を書く段階になるとどうしても批判的な部分のほうが目立ちやすい作品だとは思うんですが、やはり
最初に記したように、悪くはないんですけど思っていたのと違う事もあり微妙…という程でもないけど…と、
そんな感じの印象でした、まだまだ始まりのS1なので今後次第とでもいうか。
制作側やスポンサー側としては、やはり抜群の知名度を誇るウォーキング・デッドのロバート・カークマンが
原作者という事で放送開始前からS2が決定していたそうですけど、正直ロバート・カークマンの名前が無く、
何の後ろ盾もない状態で放送が始まっていたらほぼ確実に打ち切られていたような気は…。
とりあえず、もし見るのであればNetFlixのような動画配信サービスでのイッキ見、或いは10日間1話ずつ
毎日見る、という感じの連続で視聴するのが一番イイ作品かなという印象でした、脱落しない為にも。
題材としては中々ドラマでは扱わないオカルトを主とした作品なだけに、せめてS2はもう少しテンポを良く。

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2017-06-26 : 海外ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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House of Card Season5



House of Card Season5

プロデューサー:アンドリュー・デイビーズ
出演:ケヴィン・スペイシー
話数:全13話
全米配信日:2017.05.30
日本配信日:2017.05.30
NetFlix限定ドラマ、と同時に看板作品でもある作品のS5が遂に配信、という事で心待ちにしていました。
トランプ政権下で初回エピからいきなり入国制限のネタを盛り込んでくる根性が凄すぎて逆に焦りましたが、
相変わらずクレアは何を考えているのか分からない怖さがあったり、出てくる新キャラはこれまたなんとも
手強そうで、同時に裏もありそうな人物ばかりだったりと、ショーランナー降板の不安を一掃するレベルの
内容に仕上がっていたので一安心といった感じでした…勿論微妙に感じる部分もあるにはあったものの。
なんにせよ、やっぱり不安を感じつつも見始めると一気に最後まで見れる面白さは健在だったなという印象。

▼最終日の24時間オンライン生中継コンウェイ
投票前の最後の追い込みでどういう作戦に出るか、は当然人それぞれですけど、コンウェイはオンラインによる
生中継で24時間の質疑応答に答えるという、この試みは結構面白いなと思いました、今風でもありますし。
また、そのコンウェイにいきなり電話をするフランクという展開にも凄すぎて驚かされました。
お互い編集が不可能な生のオンラインで会話するのは相当なリスクがありますし、コンウェイ本人が終了後に
「苦しい質問もいくつかあった」と答えていたように、やっぱり生で有権者と話をする以上答えたくない、
或いは答えづらい質問もどうしてもくると思うので、この辺りがハイリスクでもありますよね。
コンウェイ本人も分かっている事でしょうけど、この場合対立候補のフランク側が送り込んだサクラによる
意図的な嫌がらせの電話や口撃の質問も多いでしょうし、場合によってはマイナスになるだけの可能性も。
フランクのように選挙区への遊説と、コンウェイのように24時間誰でも質問受け付けます、のオンライン企画。
どちらがアピールになるのかは何とも言えないものの、コンウェイのは今風で試みとしては面白かったです。

▼あまりにも鬱陶しかったマカラン
このドラマの場合、例えばS2のタスク、S3中盤辺りから半目展開が一時的に目立ったクレア、この二人以外で
視聴者のヘイトを一身に受けるようなキャラクターは居ませんでしたが、マカランは半端ではない鬱陶しさ。
戦略的な理由から新たな人材を登用する必要があって、手持ちのコマで使える人物が居ない以上は新規に
雇うしかないですし、そんな信頼の出来るかどうか分からない人物に大役を任せて24時間常に監視しなかった、
というのは実際フランク側にも落ち度はあるものの、悪事に手を染めておいてヤバくなったら自分は逃亡。
最終的にリアンの死亡が確定した描写は無かったものの、それでもマカラン自身が逃げた事でリアンには
確実に迷惑がかかるのに、その辺りの配慮をせず自分だけ逃亡したのは、流石にひどすぎるだろうと。
後に判明した事実で、以前リアンの母親や、リアン本人とも付き合っていたらしいのに、そういう相手が、
フランク陣営の主要人物なので危険に晒されると分かっていながら自分の身の安全のみを優先して逃亡、
は流石にひどすぎて…この場合、フランク達が信用するかどうかは別にして、自分が造反した事はリアンには
何の関係もない、というお決まりの連絡だけはしておくべきだろうと。
勿論、マカランを引き入れたのはリアンなので、リアンも責任を取らされるのは仕方ないものの、それでも
実際マカランが逃亡したせいでリアンが辞職に追い込まれたのは事実で、そのせいで命を狙われたのも事実で。
前述のようにリアンの死がまだ確定したわけではないものの、マカランが制裁されたのはスカっとしました。

▼アッシャーとデイヴィスの面白さ
ロメロなんかは最終的に大学生時代の事をフランクに脅されて諦めるという、王道のいかにもな小者、
という感じでしたけど、ロメロとは逆に、今回登場したアッシャーとデイヴィスは濃いキャラクターだなと。
この二人の面白い部分として、フランク同様狙いや意図が読めない部分が多いので、そこが面白いですよね。
二人共有能で、明らかに出過ぎた発言だと分かっているでしょうに、それでも平気で思った事は言って、
自分の価値や能力を把握していて、でも視聴者視点で見ていても本当にフランクやクレアの部下として
働いているのか、何か別の狙いがあるのか、結局最後まで読めないのが面白かったなと。
アッシャーは最終的に自分を副大統領にすべき、とクレアに迫ったり、フランクの就任演説の際にS1の
フランク同様視聴者に向けて唯一手を振ったりしている時点で大統領の座を狙っているのかもしれませんが、
デイヴィスに関してはロシアや中国と繋がっているのか、マジでクレアの事は信頼していて、でもそういう
上役とのパイプが欲しいから優秀な部下を演じているだけなのか、がマジで読めなかったなーと。
アッシャーに関してはクレアが殺害したトムの遺体を処理、という非常に大きな貸しを作ってしまったので、
フランクはまだしもクレアは今後かなりアッシャーの扱いに苦労する事になる気はしますが。

▼トムの殺害はショック
クレアがどうやら本気でトムを愛していたらしい、というのはフランクの口からも語られているのでソコは
良かったものの、ホワイトハウスから遠ざけられるだけではなく、よりによってクレア自身の手で
最期の瞬間を迎える事になるとは思わなかったので非常にショッキングな展開でした。
クレアにしてみれば、他の誰かに殺されるぐらいなら最期は自分の手で、という部分もあるとは思いますが、
そのクレアにしてみればフランクのせいでトムを殺すハメになった、と考えてるでしょうし、その事で実際
最後はフランクに恩赦を出さなかった事にも繋がっていると思うので、トムの殺害が物語上大きな意味を
持っている、という展開になっていたのだけは良かったです。
政治に強いキャラではなかったですし、実際フランク達の秘密を知りすぎていて、スピーチライターの仕事を
降りた以上、物語的に、大統領になったクレアの愛人としてだけ出し続ける、というのも確かに何かと
難しかったとは思いますし、前述のように秘密を知りすぎているので消す、は分かりますがそれでもショック。

▼恩赦を目当ては迂闊な判断
大統領になったクレアの恩赦が使えるからとはいえ、予めどういう計画なのかを話さず、事前に恩赦の件を
確約させず、ダグの身代わりやリークも全てフランクの作戦、を何一つ伝えず辞職、はフランクにしては迂闊。
布石として、フランクに内緒でクレアがデイヴィスと会っていた45分の空白のように、フランク自身が
クレアを信用していない部分があったからこそ詳細を明かさなかった、というのはあると思うんですが、
特にS4なんかが顕著だったように、正直クレアがフランクを裏切らないという保証は無いですし、今回は
トムの殺害までしてしまってるので、その一点だけでもクレアは相当フランクを恨んでいるはず。
クレア自身が本気でトムを愛して全てを話してしまった落ち度があるとはいえ、それでもフランクからすれば、
クレアに対して相当な精神的負担もかけているのに、肝心の作戦を話さず恩赦目当て、でやっぱり最後に
失敗して恩赦をもらえなかったわけなので、これはもぅフランクのミスとしか言いようがないだろうなーと。
これまた前述のように、こうなる展開への布石だとは思うんですが、ウォーカーには会わないほうがいい、
というクレアのアドバイスを無視して会った結果のウォーカーの証言なので、全体的に今回はクレアを蔑ろ、
或いはクレアの意に反する行動を取りすぎたが為の結末でもあると思うので、迂闊すぎだったかなと。

▼マンネリ化と終盤の面白さ
どうしてもショーランナーの降板が影響しているのでは、と思わずにはいられないんですが、悪くはないものの、
大統領選が保留になって上院下院での投票、という展開になってからは結局根回しに終始するだけなので、
S5まできてやるような展開ではないという印象でしたし、コンウェイ自身は良いキャラだったのに、結局
これといった捻りもなくコンウェイの自滅で終わってしまったので、カタルシス的なものも無かったのが残念。
終着点が最初から決まっていて、そこに向かって物語が進む作品ならまだしも、そうではない作品の場合、
流石にS5までくるとマンネリしてきたり、制作側にそのつもりがなくても視聴者側としては「また引き伸ばし」
と思われても仕方ないような展開になったりするので、難しい部分もあるとは思うんですが。
と感じた中盤までとは裏腹に、ウォーカーが証言をしてからの展開は加速度的に面白くなっていきましたし、
まさかのダグまで身代わりとして差し出したかと思えば、実はリークまでも全てフランクの作戦だった、
最後は大統領になったクレアにフランクが裏切られる、というこの辺りの展開は非常に面白くて、従来の
ハウス・オブ・カードらしさが出ていて良かったな、という部分も。

▼S5 全13話を見終えての感想
S4ラストのあの恐ろしい流れから、今回の初回エピソードは今というトランプ政権下の時代に初回エピを
制作した、という凄さもありますし、終盤の面白さは個人的にS4にも匹敵するレベルだったと思うんですが、
全体的には、やはりコンウェイ関連が引き伸ばしというか、多少ダラダラしていて集中力が欠けたかなーと。
初回以降~終盤手前までが微妙で、初回と終盤は非常に良かった、という中だるみのシーズンという印象。
構成上難しかったとは思うんですが、コンウェイ関連をワンシーズンで描ききって、今回のS5はウォーカーの
証言から始まれば最初から最後まで面白さを維持出来ていたような気がするので、構成が勿体なかったかなと。

その一方で、恒例の視聴者への語りかけに関しては今回かなり秀逸な使われ方をしていたなと思いました。
実は既にテロリストのマスターソンは捕まえていて尋問もしてた、という展開はにやりとさせられましたが、
そこでS5では初めてフランクが視聴者の方を見て喋る、という演出も流石でしたし、恐らくヒトラーや
トランプの事を暗喩しているんでしょうけど、大統領就任式で「災いを招いたのは君だ、私に投票するとはな」
というセリフも流石で、遂にはクレアまで視聴者に語りかけたり、アッシャーも意識した行動をしたり。
シナリオ的な構成も含めて、今回は良い部分とそうでない部分が結構はっきり別れた形になったかなーと。

多少のマンネリを感じつつも、このラストは明らかに今までと違う展開にもっていける終わり方だったので、
不満を感じつつもやはりS6が非常に楽しみな限りです、S5自体も終盤の面白さは折り紙つき。
展開的に、S6、長くてもS7で流石にもう完結するとは思うんですが、今後どういう展開になるのか最後まで
見届けたいなと思います、やっぱり好きなキャラには死んでほしくないので、他に生き残っている個人的に
好きなキャラで言えばセスだけは死なずに生き延びてほしいですが、果たしてどうなるか…。

2017-06-07 : 海外ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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PRISON BREAK Season5



プリズン・ブレイク シーズン5 ブルーレイBOX [Blu-ray]

プロデューサー:ポール・シェアリング
出演:ウェントワース・ミラー
価格:¥7,059 (2017.06.06時点)
話数:全9話

発売日:2016.08.11
S4で打ち切られたものの、ファイナルブレイクという完結の機会を与えてもらい一応は完結していたのに、
何故か数年越しに制作されたこのS5、文句を言いつつも放送が始まると楽しみにはしていた今回のシリーズ。
感想は後述するとして、個人的にはやっぱりマホーンが一番好きなキャラだったので未登場は残念でした。
スケジュール的にはウィリアム・フィクナーとサラ・ウェイン・キャリーズ、どちらが忙しいか、という程に
二人はスケジュールを抑えにくいレベルだと思うので、サラと違ってほぼマイケルやリンカーンと行動を
共にするであろうマホーンを出すスケジュール的余裕が捻出出来なかった、は仕方ないと思いますが…。

▼主要キャストの雰囲気がほぼそのまま
厳密には、例えば今S4を見て、その直後にこのS5を見れば「流石に歳を取ったな」と思うかもしれませんが、
当時見ていて、その流れで今回S5を見た印象で言えば、それこそ主要キャストはほぼそのまま、或いは
リアルタイムの時間同様に違和感の無い歳のとり方をしているので、外見がそのままなのがまず良かったです。
特にウェントワース・ミラーに関してはS4で、正直それなりに体型がぶくぶくとし始めていただけに、
今回スマートな体型と顔の輪郭に戻ってくれたのは、これだけでもかなり好印象だったなーと。
ただ、マイケル達主要キャストがそのままの印象なのとは裏腹に、これはどうしても女性のほうが年齢的な
外見の変化が出やすいと思うので仕方ないとは思うんですが、サラ役のサラ・ウェイン・キャリーズだけが、
言葉は悪いですが、冗談抜きでほぼ唯一露骨に老けてしまっているので、時代の流れを感じると共に、
主要キャストが男性で固められた作品で久々に続きをやると女性はマジでキツイだろうな、という印象も。

▼マホーン未登場のフォローが欲しかった
俳優が忙しいから、とかは正直自主的に情報を調べなければ勿論分からない事なので、せめてセリフ一言でも
構わないので、何か劇中でマホーンが登場しない、或いは誰も連絡すら取ろうとしないフォローがあればなと。
作中での描写は別にして、設定上頭脳的には、マイケル≧マホーン>その他、というレベルでしょうし、
元FBIなので色んな意味でコネや情報も持っているでしょうから、今回のような状況でマイケルを助ける、
となれば冗談抜きで最も頼りになり役に立つうえ…というよりも、まず協力を願うべき相手としてマホーンが
真っ先に挙げられるはずなのに、誰も連絡を取ろうとすらしないのは流石に不自然なので、どんな理由でも
問題はないので、せめて劇中で何故マホーンが登場しないのかに関するセリフのフォローは欲しかったなーと。
中東なのでシーノートに連絡、という具合に、上手い理由を出せば違和感自体は無くなるわけですし。
特にサラに関しては序盤で息子を安全に保護してもらう為にマホーンに連絡、というのが一番自然な流れで、
本来はそうなるはずなのに連絡すら取らない、という不自然さが目立ってしまっていたのも。

▼サラのパートが全てにおいて冗長
マホーンとは別で、流石にサラを登場させないわけにはいかないものの、かといってリンカーン達と現地入り、
脱獄や逃亡の手助けを、というのはこれといった能力のない一般人のサラには流石に不可能なので、
今回のような形で事件に巻き込まれる展開にするしかなかったのは分かりますが、流石に今回は全9話の
コンパクトなシリーズで、サラのパートにのみ時間を割くわけにもいかないのでそこまで複雑だったり裏の
ある展開は作れず、結局サラが再婚相手として選んだジェイコブが実は黒幕だった、も普通すぎるというか。
特に、これはもぅ仕方ない事だとは思うんですが、結局マイケルが生きている設定にした以上、最後は
二人がくっつくというか、そういう展開にせざるをえないので、となると「サラは再婚した」という設定を
入れた事で、もう再婚相手の旦那は無残にも殺されるか、実はサラを監視するなりの理由で結婚した悪人、
というどちらかしかないので、展開自体があまりにも普通だったのがちょっとなーと。
同時にサラのパート自体もそこまで面白みがあったわけではないので、全9話にも関わらず冗長感が。

▼S5 全9話を見終えての感想
面白い部分もありましたし、内容の良し悪しに関わらず主要メンバーのその後の展開が見れたわけなので、
そういう意味ではやっぱり楽しかったものの、いざ感想を改めて書く、となるとやっぱり微妙だったかなーと。
このドラマに関しての感想と言うと、恐らくほぼ満場一致でS1は完璧、S2は劣るものの結構面白い、S3以降は
もうちょっと…という感想になると思うんですが、このS5もやはりS3以降と同じ印象だったかなーと。
同じコンパクトシーズンで言えば24のリブ・アナザー・デイが全12話という従来の半分の尺で描かれたものの、
むしろこれが功を奏して非常にテンポが良く、少なくとも個人的にはシリーズ最高では、と思えるぐらいに
面白い仕上がりになっていたので本作にも期待していたものの、全9話なのに間延びしていると感じる程に
あまり楽しめなかったので、正直S3以降と同じで、まぁこんなものなのかなー、という印象でした。

あくまでも個人的にはですが、新キャラや新舞台設定等に特に魅力を感じず、続投キャラもほぼ殺される為に
出たとしか思えないケラーマン、結局ならず者としてアブルッチの息子の下で働いていたらしいリンカーン、
実は息子が存在した設定になったTバッグ等、悪い意味で続編が作られた事により発生した出来事が多く、
肝心のマイケルも相変わらず物語開始当初と違ってあまり頭の良さが感じられないどころか、むしろ
脱獄後は新キャラの韓国人ジャのおかげで窮地を脱する場面があったりと、残念に思えるケースが多く。
仮に点数をつけるなら、個人的にS3、S4、S5、全て70点ぐらいの印象ではあるものの、S5は無理に作った
続きなわけなので、余計に微妙に感じてしまう部分が多かったというか、そこまで悪くはないはずなのに、
正直これなら別にS5作らなくても良かったのでは…と感じてしまう印象が強かったかな、という感じでした。

とはいえ、最初の数話と最終話は流石に面白かったですし、マイケルが何故Tバッグに協力を要請して、
しかもTバッグが協力してくれると思ったのか、が最終話で明かされた時は「おぉ!?」という感じでしたし、
手の入れ墨を両方合わせると実は手の平ではなく手の甲に意味があり、ジェイコブの顔が出来上がり認証突破、
最後はジェイコブと同房になったTバッグがウィップの復讐を果たす、という締め方だったり、特に最終話の
出来が非常に良かったので、終わり良ければで、終盤で一気に印象が良くなったのも事実でした。
勿論、最終話は最終話でウィップの死に方があまりに無理矢理すぎたように、相変わらず悪い意味で脚本が
雑な部分もありましたし、折角最後ハッピーエンドになったのにマイケルと息子の会話が無かったり、
勿体無い部分もあったものの、それでも最終話だけは初期の頃の良さを一気に取り戻した感じで良かったなと。
流石にもうS6の制作は無いと思うので、今度こそマイケル達には落ち着いてもらいたい限りです。

2017-06-06 : 海外ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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アンという名の少女 第07話 「あなたがいてこそ我が家 -Wherever You Are Is My Home-」

最終話、ある程度キリのイイところで終わってくれたので個人的には良かったものの、正直思っていた以上に
楽しんで最後まで見させて頂けただけに、せめてワンシーズン10話程度は欲しかったなーという印象でした。
物語的には諸々の問題に決着がついて、最後は今後の波乱を予感させるものの、それでもひとまずは問題も
片付いたので、何も起きなければ当分アン達は今の暮らしを続けれる、という束の間の幸せでも良かったです。

▼「カスバート家は施しを受けない決まりなの」
どちらにせよ、船が沈没するという不幸な事故の結果起きた収入の消滅とはいえ、実際難しいところですよね。
リンド夫人は村の人に寄付を募ろうと言ってくれたものの、火事の消火活動の時と違って、一個人の、
マジで個人的な問題なので、金額の規模を問わず果たしてそういう理由で寄付をしてくれるかとなると…。
この場合、娘の命を救ってもらえたダイアナの両親は少なからず金銭的援助をしてくれるでしょうし、もし
事情を話せばマシューさんと親しい高級婦人服店の店長ジェニーさんも援助はしてくれるでしょうけど、
前述のように、不幸な出来事の結果生まれた借金とはいえ個人的な事なので、プライドの高いマリラさんは
まず拒否するでしょうから、どちらにせよ難しいだろうなーと、かといって普通なら資金繰りもやはり難しく。
店長さんは服の返品代を明らかに多めに入れてくれましたけど、こういうやり方なら受け取りやすいというか。

▼ありえない野党二人組
馬を売った代金を貰ったジェリーを二人がかりで暴行して金を奪うという、もう考えられない展開。
相手が大人ならいいというわけではないものの、よりによって年端もいかない子供から大金を暴行した挙句に
奪い取るという、これはもうマジで最低の展開で、アンではないですけど絶望しか感じられない流れでした。
2話目でも子供を狙った人さらいが登場してましたけど、この作品はこういうエグイ部分も描くのが凄いというか。
またこの二人組がマリラさんの出したグリーンゲイブルズの貸室の広告を見ていて、当然資金繰りに困っている
マリラさんとしてはOKを出したようで、下宿人として二人が来たところでS1は終わり、というのが今後の波乱を
予感させてなんとも嫌な感じでしたけど、一応下宿人としてカスバート家にやってきた二人は、ある意味
当然なものの表面上は非常ににこやかで、人当たりの良さそうな感じだったので、ジェリーとさえ会わず、
この二人が余程悪い事でもしない限りは当面問題なくやっていけそうなので、そこがまだ救いでしょうか。
どうもアンにとっては連続して不幸が起きる事が多いので、また嫌な予感はしますが。

▼意外と早いギルバートとの再会
前回ラストでもう会えなくなる流れかと思いきや、意外と簡単に再会したのには驚かされました。
またこんな言い方はアレですが、アンやカスバート家の窮地を救う布石としての再会ではなく、マジでただ単に
偶然街中で再会しただけ、というのがこの場合面白いなと思いました、物語的な意味が無いのがむしろ良く。
アンにしてみれば父親を亡くしたギルバートへの謝罪をしたかったでしょうから、どんな形であれ会えたのは
良かったと思いますし、お互い微妙なケンカ手前状態ではなく仲直り出来たので良い再会だったのがまた。
どちらにせよ、一旦これでギルバートとの展開は終わりという感じなんでしょうか。
この流れだとギルバートが戻ってくる事は当分無いでしょうから、仮にまた会えるとしたら、今回のように
偶然港へ停泊している時に出会うとか、大人になって戻ってきたギルバートと再会、が妥当なのかなーと。
男女関係で言えば、むしろギルバートよりジェリーとのほうがアンはケンカ友達的な感じで、それでいて
今回の出来事で多少仲を深めたでしょうから、むしろジェリーとのほうが親しくなりやすいのにそうならない、
というのが展開的には面白いなと思いました、この場合は近すぎて意識しなかったとでもいうか。

▼全7話を見終えての感想
初回エピの感想に記したように、赤毛のアンは今まで原作を読んだ事もなければ、アニメやドラマ、映画などの
映像作品を一度も見た事が無かったので全くどういう物語なのかすら知らなかったわけですが、今回ドラマを
見てみての感想はというと、正直もぅめちゃくちゃ面白かったです、次々と起こるイベントがまた最高で。
恐らく今回のドラマ化自体が非常に優れた完成度の高い作品に仕上がっているという事もあるとは思いますが、
風景を見ているだけでも楽しめる美しい景色の数々や、アンを中心にそれぞれ際立ったキャラクター達、
序盤の可哀想すぎるアンへの仕打ちや展開に始まり、中盤でようやく周囲に溶け込めてきて、終盤は色々と
波乱の展開もあって中々思うようにいかずと、とにかく全7話というのがあまりにも少ない面白さでした。

原作未読ながら、キャスティングも完璧だったのではないかと思いました、それぞれ抜群に役柄にハマっていて。
物語的には、極端に言ってしまえば既にカスバート家の養子となって以降は、はっきり言うとあとはもう日々を
過ごすだけでこれといった物語自体の終わりは無いわけですが、そんな日々をアンやマリラさん達が色んな
出来事や経験を経て成長していくという、この良い意味で王道の展開がなんとも最高でした。
毎日アンの身には色んな出来事が起きて、困難だったり楽しい出来事だったり、ひたむきに頑張るアンを
マシューさんと同じように応援してあげたい気持ちで見続けて、とにかくアンへの感情移入度が凄かったです。
S2が予定されているのか、人気次第でS2更新なのかは分かりませんが、アン達の今後がもっと見たいので、
早くても来年であろうS2を是非更新してもらいたい限りです、欲を言えばせめてワンシーズン13話ぐらいで。
2017-05-28 : 海外ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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アンという名の少女 第06話 「後悔は人生の毒 -Remorse Is the Poison of Life-」

今回はギルバートの父親が亡くなるという重い展開の反面、ダイアナと再び会えるようになったり、
偶然出会ったダイアナのおばさんがアン本人も言うように人生の師と崇めれる程の人物だったり、アンは
相変わらず色んな人と出会い、その経験を糧にしていたり、かと思えばギルバートに対しての失言で
後悔してしまったり、劇中時間は結構経過しているようですが、ドラマ的には毎回これでもかという程に
色んな出来事に遭遇しているので、大量のイベントが用意されていてよくパンクしないというか。

▼またしてもアン大活躍
火事の消火に引き続き、今度はダイアナの妹ミニー・メイの命を救うという大活躍を見せていましたが、
火事の時は孤児院に置いてあった消火の手引が役に立って、今回は孤児だからこそ孤児院から子守として
引き取られたハモンド家で学んだ知識が役に立つという、物語の序盤~中盤まであれだけ孤児という事実を
蔑まれてきたアンが、孤児だったからこそ得られた知識で皆の役の立っているこの対比が面白いなーと。
勿論、前者の場合アンが自発的に手引書を読まなければ学べなかった知識なので、環境だけではなく、
アンの資質や性格も手伝っての結果なわけですけど、その結果としての「孤児だったからこそ」が面白く。
展開的には、アンが意識し始めたギルバートも同じく孤児になってしまった、というのはお互い頭が良い、
という以外の接点や共通点がまた出来てしまったわけなので、ここは悲しい展開でもありましたが。

▼ギルバートは今後どうなるのか
以前書いたように、赤毛のアンの原作を読んだ事も映像作品を見た事も無いので、この先アンやギルバートが
どういう道を辿る事になるのか全く知らないんですが、気持ちを伝えようと思ったのか、手紙ではなく実際に
会って、面と向かって謝ろうと思ったのか、アンがギルバートの家へ行くもどうやら既に町を離れたとしか
思えない屋内の光景が広がっていたものの、果たしてこの先アンとギルバートが出会う事はあるのか。
長期的な視点で物語を作っている場合は、王道で次に再会するのはお互いが大人、或いは成人直後ぐらいに、
父親の墓参りをする為にグリーンゲイブルズに戻ってきたギルバートに偶然アンが遭遇する、というのが
王道展開でしょうけど、この年齢で父親を亡くして孤児になった事を考えると、これからどうするんだろうなと。
仮に現時点でアンがギルバートと距離を縮めてしまうとルビーとの仲が微妙にややこしくなるので、
ホント現時点ではお互い物理的な距離を置いて接点を無くしたほうが、色んな意味で無難ではありますが。
2017-05-27 : 海外ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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