ゲームや海外ドラマの感想を中心に色んな話題雑談を書いてます、ネタバレ有りです。

アウトキャスト Season1



アウトキャスト ブルーレイBOX [Blu-ray]

プロデューサー:パブリナ・ハトゥス
出演:パトリック・フュジット
価格:¥8,272 (2017.06.26時点)
話数:全10話

発売日:2017.01.06
NetFlixにて視聴、ウォーキング・デッドのロバート・カークマン原作、という事でも有名な本作。
個人的にもウォーキング・デッドを日本で放送しているFOXで、番宣でそういった類の紹介がされていて、
それで興味を持って初回エピを見てみるも脱落、という過去があったんですが、今回NetFlixが吹き替え版も
込みで配信してくれたので、吹き替え版ならテンポとか気にせず見れるだろう、と思い視聴してみました。

結論から言えば、良い意味でよくある「まぁ悪くはないけど…」という印象になるタイプだったかなーと。
ジャンルで言えばいわゆるオカルトだったり悪霊でいいと思うんですが、エクソシストやオーメンとは
違う内容で、そこはむしろ良かったですし、当然どんなドラマでも最も力を入れる一番最初の初回エピ、
そしてシーズンファイナルとなる最終話のエピ、この2話は良かったものの、その他のエピソードが、
これは悪い意味でウォーキング・デッドと同じで…例えばどうでもいいエピソードに見えても本編が少し
進展したり、人間関係の変化、その出来事で得たものが後々役に立って、という要素は多々あるので、
全く必要ないエピソードなんて勿論無いものの、それでも「でも最初と最後だけで良かっただろう」と
思えてしまうというか、前述のようにウォーキング・デッド同様、展開が遅くテンポも良くなかったなーと。

勿論良い部分もあって、中盤辺りから自身の言動のまずさもあって信用を失い孤立していく牧師の描写や、
その牧師が特別な力を持っている主人公カイルに対して明らかに嫉妬していたり、という展開は非常に良く、
しかも牧師や神父のような神に仕える立場の人間がそういう孤立や嫉妬を見せるのが面白かったです。
一方の悪霊側も、その悪霊に取り憑かれているもののどうやら自我を保ったままの人が存在したり、
奥さんが悪霊に憑依されていると分かっていながらも、それでもお互い愛し合い、しかもその悪霊に憑依を
されてしまっている今の状態のほうが以前とは違う驚きや新鮮さがあるからむしろこのままでイイ、とまで
考えている人が居たり、この手のオカルトや悪霊モノとは違う要素が数多く用意されていたのは良かったです。
映画と違い長尺のドラマだからこそ描ける点として、牧師への嫌悪感も手伝っての事でしょうけど、
シドニーが恐らく人外の存在だと分かっていながらシドニーに協力するアーロンのような未成年の子供が
存在するという展開も面白いですし、今後の展開がどうなるのかも色々と気になるところです。

このドラマの場合、視聴者側が何を求めているか、で結構評価が変わる感じでしょうか。
宣伝する場合は当然オカルトだったり悪霊だったり、を前面に押し出して宣伝するでしょうし、個人的にも
誰かに紹介するとなるとそういう紹介になるものの、実際は、特に中盤辺りは「そういう要素もある」
という程度の扱いに留まってしまい、ウォーキング・デッドと同じロバート・カークマンが原作なので、
これは良い意味で作者の個性や特徴と考えるべきなんですが、結局ウォーキング・デッド同様、悪霊を
謳った作品でありながら、ホント結局は人間ドラマに終始してほぼ人間ドラマがメイン。
肝心の最初と最後だけは本編なので悪霊展開も絡んで、という感じなので、オカルトや悪霊に期待して
このドラマを見始めると、思っていた内容と違うという事で脱落する人が多いのではないかな、と思いました。
描写的にも、初回からいきなり子供をボコボコに殴る展開等もあるので、色んな意味で心配になる部分も。

感想を書く段階になるとどうしても批判的な部分のほうが目立ちやすい作品だとは思うんですが、やはり
最初に記したように、悪くはないんですけど思っていたのと違う事もあり微妙…という程でもないけど…と、
そんな感じの印象でした、まだまだ始まりのS1なので今後次第とでもいうか。
制作側やスポンサー側としては、やはり抜群の知名度を誇るウォーキング・デッドのロバート・カークマンが
原作者という事で放送開始前からS2が決定していたそうですけど、正直ロバート・カークマンの名前が無く、
何の後ろ盾もない状態で放送が始まっていたらほぼ確実に打ち切られていたような気は…。
とりあえず、もし見るのであればNetFlixのような動画配信サービスでのイッキ見、或いは10日間1話ずつ
毎日見る、という感じの連続で視聴するのが一番イイ作品かなという印象でした、脱落しない為にも。
題材としては中々ドラマでは扱わないオカルトを主とした作品なだけに、せめてS2はもう少しテンポを良く。

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2017-06-26 : 海外ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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ウィッチャー 3 ワイルドハント DLC 無情なる心



ウィッチャー 3 ワイルドハント DLC 無情なる心

メーカー:スパイク・チュンソフト
機種:PlayStation 4
参考価格:¥1,179
価格:¥1,179 (2017.06.19時点)
配信日:2015.10.13


無情なる心クリア時のプレイ時間は約17時間半、無情なる心のトロフィーコンプ時点で約20時間半。
本編を発売日に購入して、このDLCのほうも配信日に購入していたんですが、恐らく何割かの方が陥ったと
思われる最初のボスのカエルの王子様で詰まってしまい一旦放置、久々に本編をやり直すと当然面白く、
その勢いで今回2年越しにプレイしてクリア、という感じでした。
クリア時点でのプレイ時間はサイドクエストや「?」を全て埋めつつのメインクエスト進行だったので、
仮にメインクエストだけを追いかければ恐らく10時間前後でクリア可能かなという感じでしたけど、
それにしても価格に対してのこのボリューム感が半端ではなく、超大満足なDLCでした。

▼良い点
・追加クエストは青色で表示されるので「クエスト」欄で本編との違いが視覚でも判別可能で分かりやすい。
・ただ単にシナリオを追加するだけでなく、ヴェレン北東部のエリアが拡張されて「?」が大量に追加。
・新ボスだけでなくザコも新モンスターが追加され、単純な戦闘の難易度も増していて歯応えがある。
・更に、10枚あるかどうかではあるもののグウェントのカードも追加。
・ウィッチャー3ではなく他作品の有料DLCと比べての感想なものの、価格に対してのボリュームが異常。

▼悪い点
・イベント時に腕が空白になっていたり、背景画像の一部が点灯していたり、のバグが比較的多かった。
・新要素ルーン職人は面白い試みなものの、もはや活用する機会がほぼ全く無い。
・これはローカライズの問題なものの、相変わらず素晴らしいローカライズでありながら今回は誤字脱字多め。

▼トロフィー
初回プレイで獲得したトロフィーは46%で、6/13。
「口づけはご勘弁」「大盛況!」「買い物中毒」「悪夢を司るもの」「合意の拘束力」
「数で大きく下回る時」「トゲを抜かれた野薔薇」

内容的には良い意味で本編と同じようなトロフィーという感じでしょうか、メインクエストのクリアで解放、
やる必要はない結婚式での全てのイベントや競売品の購入、少し面白いものとしてイリスの悪夢の全撃破と。
メインクエスト以外の部分でも、全く関係のない牛の惨殺や崖滑り、オルギエルドのカードが新規に増えた事で
多少なりとも総合力を底上げしやすくなったからかグウェントのトロフィーと、結構面白いものが多かった印象。
本編と違って難易度別クリアのトロフィーが無かったのは、この場合はむしろ良くもあるかなーと。
難易度別クリアのトロフィーはあったほうが達成感や満足感は強いものの、本編と違ってこのDLCのほうは
ボス戦の難易度が本編よりは飛躍的に向上していたので、流石にデスマーチだとキツイ人も多そうな気が。



▼ウィッチャー3の面白さ再び
メインとなるオルギエルド関連のクエストも勿論面白かったものの、単純にそれ以前の問題として、
今回のDLCでヴェレン北東部のエリアが一気に拡張されて「?」マークが当然増えたわけですが、本編同様に、
相変わらずマップ上に点在する「?」マークを埋めていくだけでも面白いのが、正にウィッチャー3らしい感じ。
サブクエストや依頼は決して多くないものの、各村の数は多く、見晴らしの良い草原的なエリアが多いので
ロケーションとしても素晴らしく、同時にメインクエストの推奨レベルが本編クリア時点でのレベルに比べると
若干高めに設定されている事もあって、各地を散策して怪物の巣を潰したり廃墟を解放していく事でレベルも
上がって、自然とメインクエストの適正レベルに引き上げれる、というのも丁度良いバランスだったなーと。
本編からそのままプレイしていると、ヴェレンの次にスケリッジに行き、後はもう本編を突き進むだけなので、
エリア的にはスケリッジでの冒険のあと、再びDLCでヴェレンを歩き回るわけなので、視覚的な映像の違いや
流れるフィールドBGMの違いとしても飽きがこなくて良かったです。

▼ボスが本編とは違う手強さ
ザコや依頼の討伐クエスト、本編のボスも含めて、基本的にウィッチャー3という作品はオープンワールドの
ゲームで発生する戦闘アクションであって、純粋なアクションゲームの戦闘に比べると流石に色々と浅い作りに
なってはいるものの、今回のDLCで戦う事になるボスに関しては色々と練られていて面白かったなと思いました。
勿論、この場合ダークソウルなんかに代表されるように、面白いものの時間もかかりこちらの事故死待ちに、
というケースもあるので心底イライラしたりする事もあるものの、パターン化するとはいえカエルの王子様は
簡単には突破出来ない行動パターンになっていて、オフィルの魔術師はカランシールと同系統なもののこちらの
攻撃に対しての防御や遠距離攻撃の豊富さがまた違って、世話人や絵画の幽鬼はまさかのHP回復もありと、
前述のように結局はパターンを覚えて事故死しないように延々戦うだけ、といってしまえばそれまでなものの、
本編とは違いそれなりに歯応えのあるボスや行動パターンが用意されていたので単純に面白かったです。
このゲームの特徴として、難しければ難易度を下げて簡単にクリア、という解決方法があるので、どれだけ
敵が強く感じても簡単にクリア可能な解決法が用意されている、というのもこの場合良かったなーと。

▼本編とは違う面白いシナリオ展開
最初の討伐依頼がカエルの王子様、というのがなんとも面白いわけですが、実はマジで王子様だったという。
展開的にも、なんとか撃破したと思うと腹部から出た粘液をゲラルトが全身に浴びてしまい気絶、その場に
現れた王子様を探しに来たオフィル人達に捕まり気がつけば船の上で囚われの身。
それどころかゲラルト自身はオフィル語を使えないので意思の疎通も不可能で、さぁどうするという時に、
本編の最初に一度登場したっきりの謎の人物オーディムが急に登場して、明らかに怪しいものの助けてくれ、
脱出後の砂浜での切り抜けかたも凄く、その後の展開もヴロジミールに憑依されたり、怪盗のような展開、
絵画の世界に入って過去の出来事を追体験したりと、本編とはまるで違う展開ばかりが用意されていて、
当然この辺りは本編との差別化を図る狙いもあっての展開だとは思うんですが、どれもが面白かったなーと。
ゲラルト自身が窮地に陥る展開が多かったというのも面白かったですし、例えばヴロジミールはシャニを
色々と楽しませれたりのに、ゲラルトだとそういう風な楽しませ方は出来ない、という対比も面白かったなと。



▼女魔術師が絡まない構成
前述のシナリオ展開同様、本編のほうでは、イェネファー、トリス、キーラ、の3人を中心に女魔術師が物語で
大きな意味を持つ事が多かったですし、終盤も女魔術師教会の助力があってこそ達成出来たり撃退出来た、
という事が多かったのに対して、恐らくは意図的な事なんでしょうけどこのDLCでは全く女魔術師が絡まない、
という構成にしていたのは、これも本編との違いがはっきり出ていて試みとしても面白かったなーと。
勿論、このDLCはDLCでオーディムのような超常的な存在が出ていたり、オルギエルドが没頭した神秘学、
実際にカエルへと呪いで姿を変えられたオフィルの王子のように、魔術的な展開こそあれど、物語自体には
女魔術師が絡まず、またゲラルトの周囲にそういった魔術的な解決法を持つ人物が居ない事もあり、展開の
構成自体が違っていたというのも対比として面白かったです、シャニも学術系のキャラで違う解決法でしたし。

▼ゲラルト以外のロマンス描写が巧み
恋愛という扱いではなかったものの、シャニ自身もゲラルトに語っていたように、シャニがヴロジミールと
過ごす結婚式は実際に楽しかったと感じていて、プレイヤー目線やゲラルト目線で見てもシャニが明らかに
イヤイヤではなく、プレイボーイ的な言動を見せつつも女性を楽しませようとしているヴロジミールとの時間を
楽しく過ごしていて、実際にゲラルトのほうを好意的に感じていても、それでも一緒に時を過ごしていてシャニが
笑顔を見せていたり楽しそうにしていたのは明らかにヴロジミールのほうだったり、こういうゲラルト以外と
楽しそうに過ごす女性の描写は本編だと決して多くは無かっただけに見ていて面白いものがあったなーと。
そして今回初登場したミグノール伯爵夫人が実はヴェセミルの昔の恋人、というのが非常に面白かったです。
今でもヴェセミルの事を愛しているというのがよく伝わる内容でしたし、そういう事もあって狼流派に関する
様々な物を集めているというのも泣ける話で…実際あってはならない事なものの、仮にこのミグノール伯爵夫人に
オーディムが接触して、またヴェセミルと毎日を過ごせるようになる願いを叶えてもいい、という話をもし
持ちかけたらどういう展開になったんだろう、というのは少し見てみたい気持ちもあったり。

▼願いを叶える人物にすがるべきかどうか
時代を問わず、こういう「なんでも願いを叶えてやろう」的なキャラクターは登場しますし、文字通りなんでも
願いを叶えてくれる代わりにそれ相応の対価を支払う事に、というオチが待っているわけですけど、個人的にも
子供の頃はこういうランプの妖精的な存在を見ても何とも思わなかったものの、それなりに人生経験を経て、
大人になってしまって、明らかに怪しい何か裏のある存在で、恐らくはこの契約を結ぶと後悔する事になる、
というのが分かっていても、それでも願いを頼んでしまうオルギエルドの気持ちや心情は痛い程分かるので、
今回のDLCのこのシナリオはホント非常に秀逸で良かったなと思いました。
特にメインクエスト「ある結婚の風景」に関してはソコに至るまでにオルギエルドの傍若無人な振る舞いを
再三見せられてきて、怪しいながらもオーディムは発言自体に問題はないので恐らくオルギエルドはマジで
問題のある人物なんだろう、と思っていたところに、イリスと出会って結ばれて、幸せだった頃やイリス家の
面々とのやりとりで思い悩んだり、その結果神秘学に傾倒してしまうまでの流れが、イリス側の心情も含めて
お互いの苦しさがよく分かる作りになっていただけに、なんとも胸が締め付けられる非常に出来の良い展開。
前述のように、個人的にも子供の頃だったらこんな怪しいランプの妖精的な存在は無視出来たと思うんですが、
オルギエルドがイリスの事を想ってオーディムと契約してしまったように、個人的にも大人になった今、
仮に現実世界でこういう存在が目の前に現れたら恐らく頼み事をしてしまうだろうな、と思えるリアルさというか。

▼クリア後の感想まとめ
正直めちゃめちゃ面白かったです、本編は言うまでもなく半端ではないボリュームと凄まじい作り込みで
圧巻の仕上がりでしたけど、単純なシナリオの好みで言えば本編よりこのDLCのほうが個人的には遥かに
好みでハマれたので、とにかくもう最高の内容でした、本編だと血まみれ男爵のエピが好きな人には恐らく最高。
制作側からしてみればわざわざ有料DLCでお金を支払ってもらう以上当然なのかもしれませんが、意図的に
本編との差別化を図ったであろうゲームデザインになっていたり、非常に安価な価格設定とは対象的に、場合に
よっては他社の小中規模作品を余裕で上回るボリュームの内容になっていたりと、文句無しのDLCでした。

キャラクター的にもメインのオルギエルドが奥深いキャラクターで非常に良かったり、弟のヴロジミールがこれまた
非常に良いキャラをしていて、扱い上今回のヒロインに相当するであろうシャニはイェネファーともトリスとも
違う、いわゆる普通の女性らしいキャラに仕上がっていてまた違った魅力があったりと、とにかくキャラが秀逸。
魅力的なキャラクターと奥深いシナリオが売りでもあるウィッチャー3でしたけど、DLCでもその魅力は健在で、
特にシナリオが個人的に好みだった事もあり、とにかく大満足のDLCでした。
配信から2年近くが経過した今になってようやくクリアしたものの、今プレイしてもこのウィッチャー3という
作品の異常な完成度を再確認させられ、当時購入しなかったDLC第二弾の血塗られた美酒もプレイ予定。

2017-06-19 : PS4 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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House of Card Season5



House of Card Season5

プロデューサー:アンドリュー・デイビーズ
出演:ケヴィン・スペイシー
話数:全13話
全米配信日:2017.05.30
日本配信日:2017.05.30
NetFlix限定ドラマ、と同時に看板作品でもある作品のS5が遂に配信、という事で心待ちにしていました。
トランプ政権下で初回エピからいきなり入国制限のネタを盛り込んでくる根性が凄すぎて逆に焦りましたが、
相変わらずクレアは何を考えているのか分からない怖さがあったり、出てくる新キャラはこれまたなんとも
手強そうで、同時に裏もありそうな人物ばかりだったりと、ショーランナー降板の不安を一掃するレベルの
内容に仕上がっていたので一安心といった感じでした…勿論微妙に感じる部分もあるにはあったものの。
なんにせよ、やっぱり不安を感じつつも見始めると一気に最後まで見れる面白さは健在だったなという印象。

▼最終日の24時間オンライン生中継コンウェイ
投票前の最後の追い込みでどういう作戦に出るか、は当然人それぞれですけど、コンウェイはオンラインによる
生中継で24時間の質疑応答に答えるという、この試みは結構面白いなと思いました、今風でもありますし。
また、そのコンウェイにいきなり電話をするフランクという展開にも凄すぎて驚かされました。
お互い編集が不可能な生のオンラインで会話するのは相当なリスクがありますし、コンウェイ本人が終了後に
「苦しい質問もいくつかあった」と答えていたように、やっぱり生で有権者と話をする以上答えたくない、
或いは答えづらい質問もどうしてもくると思うので、この辺りがハイリスクでもありますよね。
コンウェイ本人も分かっている事でしょうけど、この場合対立候補のフランク側が送り込んだサクラによる
意図的な嫌がらせの電話や口撃の質問も多いでしょうし、場合によってはマイナスになるだけの可能性も。
フランクのように選挙区への遊説と、コンウェイのように24時間誰でも質問受け付けます、のオンライン企画。
どちらがアピールになるのかは何とも言えないものの、コンウェイのは今風で試みとしては面白かったです。

▼あまりにも鬱陶しかったマカラン
このドラマの場合、例えばS2のタスク、S3中盤辺りから半目展開が一時的に目立ったクレア、この二人以外で
視聴者のヘイトを一身に受けるようなキャラクターは居ませんでしたが、マカランは半端ではない鬱陶しさ。
戦略的な理由から新たな人材を登用する必要があって、手持ちのコマで使える人物が居ない以上は新規に
雇うしかないですし、そんな信頼の出来るかどうか分からない人物に大役を任せて24時間常に監視しなかった、
というのは実際フランク側にも落ち度はあるものの、悪事に手を染めておいてヤバくなったら自分は逃亡。
最終的にリアンの死亡が確定した描写は無かったものの、それでもマカラン自身が逃げた事でリアンには
確実に迷惑がかかるのに、その辺りの配慮をせず自分だけ逃亡したのは、流石にひどすぎるだろうと。
後に判明した事実で、以前リアンの母親や、リアン本人とも付き合っていたらしいのに、そういう相手が、
フランク陣営の主要人物なので危険に晒されると分かっていながら自分の身の安全のみを優先して逃亡、
は流石にひどすぎて…この場合、フランク達が信用するかどうかは別にして、自分が造反した事はリアンには
何の関係もない、というお決まりの連絡だけはしておくべきだろうと。
勿論、マカランを引き入れたのはリアンなので、リアンも責任を取らされるのは仕方ないものの、それでも
実際マカランが逃亡したせいでリアンが辞職に追い込まれたのは事実で、そのせいで命を狙われたのも事実で。
前述のようにリアンの死がまだ確定したわけではないものの、マカランが制裁されたのはスカっとしました。

▼アッシャーとデイヴィスの面白さ
ロメロなんかは最終的に大学生時代の事をフランクに脅されて諦めるという、王道のいかにもな小者、
という感じでしたけど、ロメロとは逆に、今回登場したアッシャーとデイヴィスは濃いキャラクターだなと。
この二人の面白い部分として、フランク同様狙いや意図が読めない部分が多いので、そこが面白いですよね。
二人共有能で、明らかに出過ぎた発言だと分かっているでしょうに、それでも平気で思った事は言って、
自分の価値や能力を把握していて、でも視聴者視点で見ていても本当にフランクやクレアの部下として
働いているのか、何か別の狙いがあるのか、結局最後まで読めないのが面白かったなと。
アッシャーは最終的に自分を副大統領にすべき、とクレアに迫ったり、フランクの就任演説の際にS1の
フランク同様視聴者に向けて唯一手を振ったりしている時点で大統領の座を狙っているのかもしれませんが、
デイヴィスに関してはロシアや中国と繋がっているのか、マジでクレアの事は信頼していて、でもそういう
上役とのパイプが欲しいから優秀な部下を演じているだけなのか、がマジで読めなかったなーと。
アッシャーに関してはクレアが殺害したトムの遺体を処理、という非常に大きな貸しを作ってしまったので、
フランクはまだしもクレアは今後かなりアッシャーの扱いに苦労する事になる気はしますが。

▼トムの殺害はショック
クレアがどうやら本気でトムを愛していたらしい、というのはフランクの口からも語られているのでソコは
良かったものの、ホワイトハウスから遠ざけられるだけではなく、よりによってクレア自身の手で
最期の瞬間を迎える事になるとは思わなかったので非常にショッキングな展開でした。
クレアにしてみれば、他の誰かに殺されるぐらいなら最期は自分の手で、という部分もあるとは思いますが、
そのクレアにしてみればフランクのせいでトムを殺すハメになった、と考えてるでしょうし、その事で実際
最後はフランクに恩赦を出さなかった事にも繋がっていると思うので、トムの殺害が物語上大きな意味を
持っている、という展開になっていたのだけは良かったです。
政治に強いキャラではなかったですし、実際フランク達の秘密を知りすぎていて、スピーチライターの仕事を
降りた以上、物語的に、大統領になったクレアの愛人としてだけ出し続ける、というのも確かに何かと
難しかったとは思いますし、前述のように秘密を知りすぎているので消す、は分かりますがそれでもショック。

▼恩赦を目当ては迂闊な判断
大統領になったクレアの恩赦が使えるからとはいえ、予めどういう計画なのかを話さず、事前に恩赦の件を
確約させず、ダグの身代わりやリークも全てフランクの作戦、を何一つ伝えず辞職、はフランクにしては迂闊。
布石として、フランクに内緒でクレアがデイヴィスと会っていた45分の空白のように、フランク自身が
クレアを信用していない部分があったからこそ詳細を明かさなかった、というのはあると思うんですが、
特にS4なんかが顕著だったように、正直クレアがフランクを裏切らないという保証は無いですし、今回は
トムの殺害までしてしまってるので、その一点だけでもクレアは相当フランクを恨んでいるはず。
クレア自身が本気でトムを愛して全てを話してしまった落ち度があるとはいえ、それでもフランクからすれば、
クレアに対して相当な精神的負担もかけているのに、肝心の作戦を話さず恩赦目当て、でやっぱり最後に
失敗して恩赦をもらえなかったわけなので、これはもぅフランクのミスとしか言いようがないだろうなーと。
これまた前述のように、こうなる展開への布石だとは思うんですが、ウォーカーには会わないほうがいい、
というクレアのアドバイスを無視して会った結果のウォーカーの証言なので、全体的に今回はクレアを蔑ろ、
或いはクレアの意に反する行動を取りすぎたが為の結末でもあると思うので、迂闊すぎだったかなと。

▼マンネリ化と終盤の面白さ
どうしてもショーランナーの降板が影響しているのでは、と思わずにはいられないんですが、悪くはないものの、
大統領選が保留になって上院下院での投票、という展開になってからは結局根回しに終始するだけなので、
S5まできてやるような展開ではないという印象でしたし、コンウェイ自身は良いキャラだったのに、結局
これといった捻りもなくコンウェイの自滅で終わってしまったので、カタルシス的なものも無かったのが残念。
終着点が最初から決まっていて、そこに向かって物語が進む作品ならまだしも、そうではない作品の場合、
流石にS5までくるとマンネリしてきたり、制作側にそのつもりがなくても視聴者側としては「また引き伸ばし」
と思われても仕方ないような展開になったりするので、難しい部分もあるとは思うんですが。
と感じた中盤までとは裏腹に、ウォーカーが証言をしてからの展開は加速度的に面白くなっていきましたし、
まさかのダグまで身代わりとして差し出したかと思えば、実はリークまでも全てフランクの作戦だった、
最後は大統領になったクレアにフランクが裏切られる、というこの辺りの展開は非常に面白くて、従来の
ハウス・オブ・カードらしさが出ていて良かったな、という部分も。

▼S5 全13話を見終えての感想
S4ラストのあの恐ろしい流れから、今回の初回エピソードは今というトランプ政権下の時代に初回エピを
制作した、という凄さもありますし、終盤の面白さは個人的にS4にも匹敵するレベルだったと思うんですが、
全体的には、やはりコンウェイ関連が引き伸ばしというか、多少ダラダラしていて集中力が欠けたかなーと。
初回以降~終盤手前までが微妙で、初回と終盤は非常に良かった、という中だるみのシーズンという印象。
構成上難しかったとは思うんですが、コンウェイ関連をワンシーズンで描ききって、今回のS5はウォーカーの
証言から始まれば最初から最後まで面白さを維持出来ていたような気がするので、構成が勿体なかったかなと。

その一方で、恒例の視聴者への語りかけに関しては今回かなり秀逸な使われ方をしていたなと思いました。
実は既にテロリストのマスターソンは捕まえていて尋問もしてた、という展開はにやりとさせられましたが、
そこでS5では初めてフランクが視聴者の方を見て喋る、という演出も流石でしたし、恐らくヒトラーや
トランプの事を暗喩しているんでしょうけど、大統領就任式で「災いを招いたのは君だ、私に投票するとはな」
というセリフも流石で、遂にはクレアまで視聴者に語りかけたり、アッシャーも意識した行動をしたり。
シナリオ的な構成も含めて、今回は良い部分とそうでない部分が結構はっきり別れた形になったかなーと。

多少のマンネリを感じつつも、このラストは明らかに今までと違う展開にもっていける終わり方だったので、
不満を感じつつもやはりS6が非常に楽しみな限りです、S5自体も終盤の面白さは折り紙つき。
展開的に、S6、長くてもS7で流石にもう完結するとは思うんですが、今後どういう展開になるのか最後まで
見届けたいなと思います、やっぱり好きなキャラには死んでほしくないので、他に生き残っている個人的に
好きなキャラで言えばセスだけは死なずに生き延びてほしいですが、果たしてどうなるか…。

2017-06-07 : 海外ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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PRISON BREAK Season5



プリズン・ブレイク シーズン5 ブルーレイBOX [Blu-ray]

プロデューサー:ポール・シェアリング
出演:ウェントワース・ミラー
価格:¥7,059 (2017.06.06時点)
話数:全9話

発売日:2016.08.11
S4で打ち切られたものの、ファイナルブレイクという完結の機会を与えてもらい一応は完結していたのに、
何故か数年越しに制作されたこのS5、文句を言いつつも放送が始まると楽しみにはしていた今回のシリーズ。
感想は後述するとして、個人的にはやっぱりマホーンが一番好きなキャラだったので未登場は残念でした。
スケジュール的にはウィリアム・フィクナーとサラ・ウェイン・キャリーズ、どちらが忙しいか、という程に
二人はスケジュールを抑えにくいレベルだと思うので、サラと違ってほぼマイケルやリンカーンと行動を
共にするであろうマホーンを出すスケジュール的余裕が捻出出来なかった、は仕方ないと思いますが…。

▼主要キャストの雰囲気がほぼそのまま
厳密には、例えば今S4を見て、その直後にこのS5を見れば「流石に歳を取ったな」と思うかもしれませんが、
当時見ていて、その流れで今回S5を見た印象で言えば、それこそ主要キャストはほぼそのまま、或いは
リアルタイムの時間同様に違和感の無い歳のとり方をしているので、外見がそのままなのがまず良かったです。
特にウェントワース・ミラーに関してはS4で、正直それなりに体型がぶくぶくとし始めていただけに、
今回スマートな体型と顔の輪郭に戻ってくれたのは、これだけでもかなり好印象だったなーと。
ただ、マイケル達主要キャストがそのままの印象なのとは裏腹に、これはどうしても女性のほうが年齢的な
外見の変化が出やすいと思うので仕方ないとは思うんですが、サラ役のサラ・ウェイン・キャリーズだけが、
言葉は悪いですが、冗談抜きでほぼ唯一露骨に老けてしまっているので、時代の流れを感じると共に、
主要キャストが男性で固められた作品で久々に続きをやると女性はマジでキツイだろうな、という印象も。

▼マホーン未登場のフォローが欲しかった
俳優が忙しいから、とかは正直自主的に情報を調べなければ勿論分からない事なので、せめてセリフ一言でも
構わないので、何か劇中でマホーンが登場しない、或いは誰も連絡すら取ろうとしないフォローがあればなと。
作中での描写は別にして、設定上頭脳的には、マイケル≧マホーン>その他、というレベルでしょうし、
元FBIなので色んな意味でコネや情報も持っているでしょうから、今回のような状況でマイケルを助ける、
となれば冗談抜きで最も頼りになり役に立つうえ…というよりも、まず協力を願うべき相手としてマホーンが
真っ先に挙げられるはずなのに、誰も連絡を取ろうとすらしないのは流石に不自然なので、どんな理由でも
問題はないので、せめて劇中で何故マホーンが登場しないのかに関するセリフのフォローは欲しかったなーと。
中東なのでシーノートに連絡、という具合に、上手い理由を出せば違和感自体は無くなるわけですし。
特にサラに関しては序盤で息子を安全に保護してもらう為にマホーンに連絡、というのが一番自然な流れで、
本来はそうなるはずなのに連絡すら取らない、という不自然さが目立ってしまっていたのも。

▼サラのパートが全てにおいて冗長
マホーンとは別で、流石にサラを登場させないわけにはいかないものの、かといってリンカーン達と現地入り、
脱獄や逃亡の手助けを、というのはこれといった能力のない一般人のサラには流石に不可能なので、
今回のような形で事件に巻き込まれる展開にするしかなかったのは分かりますが、流石に今回は全9話の
コンパクトなシリーズで、サラのパートにのみ時間を割くわけにもいかないのでそこまで複雑だったり裏の
ある展開は作れず、結局サラが再婚相手として選んだジェイコブが実は黒幕だった、も普通すぎるというか。
特に、これはもぅ仕方ない事だとは思うんですが、結局マイケルが生きている設定にした以上、最後は
二人がくっつくというか、そういう展開にせざるをえないので、となると「サラは再婚した」という設定を
入れた事で、もう再婚相手の旦那は無残にも殺されるか、実はサラを監視するなりの理由で結婚した悪人、
というどちらかしかないので、展開自体があまりにも普通だったのがちょっとなーと。
同時にサラのパート自体もそこまで面白みがあったわけではないので、全9話にも関わらず冗長感が。

▼S5 全9話を見終えての感想
面白い部分もありましたし、内容の良し悪しに関わらず主要メンバーのその後の展開が見れたわけなので、
そういう意味ではやっぱり楽しかったものの、いざ感想を改めて書く、となるとやっぱり微妙だったかなーと。
このドラマに関しての感想と言うと、恐らくほぼ満場一致でS1は完璧、S2は劣るものの結構面白い、S3以降は
もうちょっと…という感想になると思うんですが、このS5もやはりS3以降と同じ印象だったかなーと。
同じコンパクトシーズンで言えば24のリブ・アナザー・デイが全12話という従来の半分の尺で描かれたものの、
むしろこれが功を奏して非常にテンポが良く、少なくとも個人的にはシリーズ最高では、と思えるぐらいに
面白い仕上がりになっていたので本作にも期待していたものの、全9話なのに間延びしていると感じる程に
あまり楽しめなかったので、正直S3以降と同じで、まぁこんなものなのかなー、という印象でした。

あくまでも個人的にはですが、新キャラや新舞台設定等に特に魅力を感じず、続投キャラもほぼ殺される為に
出たとしか思えないケラーマン、結局ならず者としてアブルッチの息子の下で働いていたらしいリンカーン、
実は息子が存在した設定になったTバッグ等、悪い意味で続編が作られた事により発生した出来事が多く、
肝心のマイケルも相変わらず物語開始当初と違ってあまり頭の良さが感じられないどころか、むしろ
脱獄後は新キャラの韓国人ジャのおかげで窮地を脱する場面があったりと、残念に思えるケースが多く。
仮に点数をつけるなら、個人的にS3、S4、S5、全て70点ぐらいの印象ではあるものの、S5は無理に作った
続きなわけなので、余計に微妙に感じてしまう部分が多かったというか、そこまで悪くはないはずなのに、
正直これなら別にS5作らなくても良かったのでは…と感じてしまう印象が強かったかな、という感じでした。

とはいえ、最初の数話と最終話は流石に面白かったですし、マイケルが何故Tバッグに協力を要請して、
しかもTバッグが協力してくれると思ったのか、が最終話で明かされた時は「おぉ!?」という感じでしたし、
手の入れ墨を両方合わせると実は手の平ではなく手の甲に意味があり、ジェイコブの顔が出来上がり認証突破、
最後はジェイコブと同房になったTバッグがウィップの復讐を果たす、という締め方だったり、特に最終話の
出来が非常に良かったので、終わり良ければで、終盤で一気に印象が良くなったのも事実でした。
勿論、最終話は最終話でウィップの死に方があまりに無理矢理すぎたように、相変わらず悪い意味で脚本が
雑な部分もありましたし、折角最後ハッピーエンドになったのにマイケルと息子の会話が無かったり、
勿体無い部分もあったものの、それでも最終話だけは初期の頃の良さを一気に取り戻した感じで良かったなと。
流石にもうS6の制作は無いと思うので、今度こそマイケル達には落ち着いてもらいたい限りです。

2017-06-06 : 海外ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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仁王 DLC 東北の龍



仁王 DLC 東北の龍

メーカー:コーエーテクモゲームス
機種:PlayStation 4
参考価格:¥1,404
価格:¥1,404 (2017.06.01時点)
配信日:2017.05.02


東北編クリア時のプレイ時間は未確認、東北編トロフィーコンプ時点で約234時間51分。
本編プラチナ取得時点で100時間11分だったので、東北編開始からコンプで134時間40分。
正直本編のプラチナを取得した時点では東北編をプレイする予定はなかったんですが、次にプレイした
別のゲームが個人的に今イチだったのと、想像を絶する速さでクリアしてしまったので、タイミング的には
丁度イイし大型DLC買うか、程度の気持ちでやり始めたんですが、まさかの本編以上のプレイ時間という。
本編は刀でプレイしたものの、流石に修羅では火力不足に襲われたので斧でのプレイに変更。

▼トロフィー
初回プレイで取得したトロフィーは46%、6/13。
「半蔵との再会」「目覚めし野心」「戦火のくすぶり」「大太刀を極めし者」
「青葉城完全制圧」「名乗りを見守る者」

基本的には王道のトロフィーという感じの印象でした、本編同様ミッション攻略、木霊や温泉、
新武器大太刀の奥義、今回のDLCで解放された新要素女性の姿映し、全てのミッションをクリア。
青葉城の攻略に関しては確かにやらなくてもいい要素なだけに、こういったトロフィーは結構面白いなと
思いましたし、最初は武功の数値的にどうなる事かと思った女性キャラの姿映しも、意外と血刀塚を
掘りつつ修羅を攻略していると自然と溜まっていたので、むしろ意外とバランスの良い数値というか。
修羅で全てのミッションを攻略、は発狂寸前になりつつも達成感は尋常ではなかったので終わり良ければ。

▼新武器の大太刀
メインとしては正直使わず多少触った程度なんですが、これは良い追加だなと思いました。
単純に遊びの幅も広がりますし、厳密に槍とどちらの射程が長いのかまでは確認してませんが、槍よりも
一撃の火力があって、尚且つ中距離でそこそこ振りの早い刀というのは需要もあると思うので面白いなと。
使い勝手の違いこそあれど、どうしても刀は終盤火力不足に悩まされてしまい、でもそこで大太刀に変更、
という使い方もありだと思いますし、単純に刀や槍という王道の武器と違って、鎖鎌や大太刀のように
一風変わった武器も選択肢にあるのは、これはホント単純に良い事だと思うので、この追加が良かったなと。

▼本編よりも高難度
物語自体が本編終了後、最後に百目を倒した後で日本に戻ってきたウィリアム、の正にその続きの内容なので、
言わば本編ラストが10番目の物語とすれば、今回のDLC東北編は11番目の物語、という扱いなので、内容は
当然本編よりも難しいバランスと難易度に仕上がっていたので、ここは良いなと思いました。
特にこの手のゲームの場合、わざわざ有料DLCを購入してまでプレイしたい、と希望するユーザーの大半は
最低限本編と同程度、願わくば本編以上の高難度、というものを期待しているでしょうから、ココは良いなと。
同時に、更なる高難易度の修羅の道という3周目モードまで用意されていたのは良かったなと思いました。
装備品の上限も150から200に引き上げられ、東北編のミッションでは自分が確認した限りだと205の装備を
ドロップ出来たので、肝であるハクスラの楽しみも健在で、+も15から20に引き上げられるという嬉しさ。
最初と最後のボスだけは慣れた今になっても難易度が高すぎる印象があるものの、それでも全体的には中々
良いDLCだったのではないかなと思いました、メインミッション3、サブミッション7、のバランスも良い感じ。



▼トロフィー「修羅をも超えし者」はブチギレご用心
文句を言ったりキレそうになりながらも、それでもゲームとしてプレイしていて面白いから何度死のうが
何度も挑戦するわけですが、それを踏まえたうえで、流石にこのトロフィーだけは発狂モノでした。
この場合、プレイスタイルや使用武器、その時点でのレベルによる能力の振り分けだったり、色んな要素で
難易度は高くも低くもなると思いますし、このゲームの場合最悪オンラインに接続して他のプレイヤーに
協力してもらえば恐らくそこまでの難しさではなくなると思うんですが、とにかく発狂トロフィーでした。
このトロフィーの凶悪な部分としては、通常ミッションだけではなく、パッチ1.06で追加されたミッションも
全てクリアしなければならない、というのが何よりもプレイヤーの心をへし折りに来ていた感じでしょうか。
このゲームで高難易度ミッションと言われているのは、ボスを二体同時だったり、複数のザコが同時に
現れる乱戦だったり、そういうミッションが当然キツイわけですが、修羅でこれをやると半端ではない事故死。
前述のようにプレイスタイル如何で攻略法も難易度も多少変化すると思うのでアレですが、個人的にこの
トロフィーで一番難しい…というよりも、事故死したりリトライ回数が多かったのは孤高の刀匠でした。
実は最初に出る中蜘蛛x2と大蜘蛛x1、これは先に大蜘蛛のほうを倒してしまえば追加の大蜘蛛はまだ出ない、
と気付いてからはある程度安定するようになりましたが、とにかくこのトロフィーは忍耐命だったなと。

▼クリア後の感想まとめ
東北編自体は大太刀という新武器以外にも、ろくろ首やナマハゲのような敵も増えたり、ステージ構成も
迷路のように入り組んだ地形になっていたりで、プレイしている印象としてはとにかく新鮮でした。
流石にちょっとナマハゲが強すぎるような気もしますし、大筒持ちの青鬼とかまた発狂間違い無しの敵が
現れたりしてアレでしたが、色んな意味で死にゲーの大型DLCに相応しい仕上がりだったのではないかなーと。
トロフィー自体は確かに発狂モノでしたが、それでもこのゲームは他の死にゲーと違いハクスラ要素が
何よりも面白い部分でもあるので、その点を考えると修羅という高難度が追加されたのが一番良かったなと。
それに伴って装備品のレベル上限も引き上げられ、装備オプションも色々引き上げられて言うこと無しで。

気になるのは今後予定されている二つの大型DLCでしょうか。
基本的には今回の東北編のようにメイン3個、サブ7個、の計10個前後という感じの追加ステージになると
思うんですが、毎回のように新武器や新敵を用意するのも流石に色々難しいでしょうし、同様に毎回更なる
高難易度を、というのも難しい…というよりもこの場合マンネリ化しそうなので、大型DLCを複数回用意、
というのもそれはそれで制作側としても恐らく難しいだろうなー、という気がしてきました。
プレイヤー側からすれば2~3ヶ月おきに大型DLCで新難易度、というのは逆に丁度イイような気もしますが。
何にせよ、難易度修羅も含めてこの東北編DLCは非常に楽しめたので、今後のDLCにも期待したいです。
欲を言えば、制作側からすれば簡単でしょうけど、ボス二体や複数のザコで乱戦、というミッションが
多い現状は単純にプレイしていてあまり面白みは無いので、他のタイプのミッションが欲しいかなーと。

2017-06-01 : PS4 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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