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ゲームや海外ドラマの感想を中心に色んな話題雑談を書いてます、ネタバレ有りです。

BIOHAZARD RE:2 DLC THE GHOST SURVIVORS



BIOHAZARD RE:2 DLC THE GHOST SURVIVORS


メーカー:カプコン
機種:PlayStation 4
参考価格:無料
価格:無料
発売日:2019.02.15


配信3種類と隠しモードとして登場する4種類目もクリアしての時間は約6時間、トロフィー全取得に約6時間半。
一つ一つのモードのクリア時間自体はそう長くないものの、本編ハードコア同様絶妙のバランスで一度
クリアするまでは中々タフなバランスになっている事もあり何度もリトライ。
その結果、クリア後は「いや、これは意外とバランスも良い」と感じれる程の絶妙なさじ加減だった事が
分かり、トロフィーだけでなく各種レコードも新規に用意してくれている事で楽しめるのは良かったなーと。
7におけるクリス編同様、当初の告知通り無料DLCとして配信してくれてこの内容であれば個人的には大満足。
欲を言えばストーリー性とまでは言わずとも、もう少し何か会話やイベントも多少は欲しかったですが。

▼良い点
・ハンクや豆腐同様、本編とは切り離された高難易度モードでやりごたえがある。
・新たな敵を投入してくれた事で少なからず面白みが増した。
・異常な難易度ではないものの保安官による籠城戦はガスボンベの使い所も含めて戦略性がある。

▼悪い点
・折角4種類の新モードを追加してくれているのに基本的に籠城戦以外は全てやる事が同じ。
・面白いかどうかは別にして、差別化を図る為にキャサリンなんかはステルス性の高い内容にしてほしかった。
・むしろ折角なので、籠城戦は最高難易度だとリッカーやタイラントなども登場して死ぬまで無制限が欲しかった。

▼トロフィー
初回プレイで取得したトロフィーは66%、1/2。
「保安官の意地」

無料DLCな事もありレコードだけでトロフィーは無いだろうな、と思っていたので用意されていたのが嬉しく。
内容的には妥当というか、良い意味でこんな感じでしょうか、リハーサルでは取得不可なのも良い感じ。
保安官の籠城戦が多少慣れないと厳しいような気もするものの、本編ハードコアをクリア出来るレベルなら
恐らく何度か挑戦すればいけるだろう、という感じなのかなーと、個人的にも1時間前後で取得可能でした。
或いは、レコードにもあるようにハンドガン60発以内でクリア、のトロフィーがあっても面白かったかも。



▼「Runaway」が個人的には難しかった
順番にクリアしたので最初は「No Time To Mourn」をプレイしたんですが、これは本編同様、中ボスや最後は
ボスが出るのではないか、と思いマグナムを温存していたもののそうではなく普通にクリア、で拍子抜け。
最後にプレイした「Forgotten Soldier」も難易度表記こそ一番高いものの個人的には初見プレイ時にそのまま
クリア出来たので特に印象にはなく、逆に難易度表記の一番低い「Runaway」に一番苦戦しました。
ただ突破していくだけではなくカバン持ちの敵から鍵を入手して次のエリアへ進む、という唯一多少なりとも
違うシステムだったのは非常に良かったんですが、他のモードと違い不確定要素の強い犬が配置されていたり、
プレイヤー個々によってストレスの具合は違うでしょうけど、単純なプレイ時間自体は短いので助かるものの、
プレイの過程として序盤の流れが完全に作業化されてしまい、特に孤児院を出た直後の犬、バスケットコートの
リッカー3体で徒歩、この辺りまでの無駄な時間というか、ものすごい無駄に時間を費やしてしまっている、
という体感の印象になってしまいがちなので、失敗するほうが悪いもののリトライの面倒が厳しかった印象。
慣れれば犬以外はほぼ作業なので、最後の留置場は火炎放射器で焼き払うも良し、ガード付きのハーブで
強行突破するも良しで安定するんですが、そこに至るまでが、リトライのストレスも含めて難しかったなーと。

▼「No Way Out」は面白かった
いわゆる籠城戦の類だったわけですが、これが思っていた以上に面白かったです。
敵の処理で多少クリア時間に差こそ出るものの、恐らく初めてクリアした際は誰しも17~20分ぐらいでのクリア、
という感じになると思うので、それこそ終盤で失敗してやり直し、となると個人的にストレスを感じた
キャサリン編どころではないはずなんですが、不思議とこのモードは時間を感じない程に熱中出来たので、
最初から最後まで楽しませて頂きました、良い意味で典型的な「あとちょっとでクリア出来そう」の感じ。
陣取る場所や武器の取捨選択、ボンベをいつ使うか、この辺りで考えるのが面白く、特に狭い店内なのでレジを
中心に戦うべきか終盤までレジ横のドアは開かないので二つの出入り口が見渡せる最奥で戦うか、の選択や、
本編ではあまり使わなかった武器の有効性を再確認出来たり、毒ゾンビはショットガンで倒すとそのまま撃破して
毒を撒き散らす可能性があるから接近出来ないとか、ホント色々と考える余地があって楽しかったです。
何度もリトライする事でどのドアからいつ出てくるか、も覚えてきますし、どのタイミングでどの武器を消化、
とかも自分の中でパターンが確立されてくるので、個人的に今回のDLCで一番楽しませて頂いたモード。

▼クリア後の感想まとめ
発売からわずか3週間後に無料DLC配信、しかも発表としては3種類のモード、という事で失礼ながらそこまで
作り込まれているわけではなく、ハンクや豆腐のように10分前後でクリア出来る短いミニゲーム的なものだろう、
とタカを括っていて、実際ボリュームとしてはそうでしたが、個人的には想像以上に楽しませてもらいました。
似たような内容ばかりで基本的に高難易度、という事で辟易される可能性もあるものの、扱いとしては
それこそハンクや豆腐同様、クリア後に用意されている高難易度のミニゲーム、という扱いでいいと思いますし、
今回の場合は仮にもバイオ2のリメイクなので、いわゆるアクション無双的な内容ではなくこういう方向性に
絞ったゲームデザインにしたのは良い事だったのではないかなーと、撃ちまくれても保安官の籠城戦レベルで。
思いっきり欲を言えば、それこそマーセナリーズやレイドモードのようないわゆるエンドコンテンツを追加、
などの尋常ならざるサービスがあれば嬉しかったところですが、前述のように流石にゲーム性の違いが。
今後のDLCは発表されていないので、あるのかどうか分かりませんが、個人的にはこの無料DLCでの満足度が
非常に高かったので、あるのであれば有料でも購入したいなと思います。
ゲーム内容以外の部分で言えば新曲が用意されているとは思わなかったので、ソコも嬉しかった限り。

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2019-02-19 : PS4 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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キングダム season1



キングダム season1


監督:キム・ソンフン
出演:チュ・ジフン
話数:全6話
全米配信日:2019.01.25
日本配信日:2019.01.25
NetFlixオリジナル作品、宮廷時代劇とゾンビを合わせた作品で、飢饉による飢えを設定面でゾンビと上手く
絡め合わせている見事な作り、内容は安直に言えばゲーム・オブ・スローンズとウォーキング・デッドを
良い意味で混ぜた韓国版、豪華絢爛でありながら、とにかく画作りの綺麗な作品だなという印象。
良い意味でNetFlixの事なので潤沢な予算が用意されていたからこそだと思うんですが、とてもドラマとは
思えない映画並に気合の入ったセットや美術で、ゾンビの挙動に関してもとにかく勢いのある全力感。
日本人的にはどうしても韓国…というよりも当時の朝鮮事情に明るい人はそう多くないと思うので、人名や
役職名、地名等に慣れるまでが多少時間がかかるかもしれませんが、とにかく完成度の高さに圧巻されるなと。

▼感染の始まりが描かれる
厳密には王様が既にゾンビ化を発症しているわけですが、物語的には妙な状態で死亡しているダニという
青年が運ばれてきて、食糧難の関係でそのダニを食料にしてヨンシンが配給、そのダニの遺体を食べたが為に
持律軒の人々はゾンビ化してしまい、ソビとヨンシンは感染を食い止める為に持律軒を要塞化し外部と根絶。
しかしそうとは知らず惨劇があったと思い込んだセジャ達が近場の役人に報告し、役人達が埋葬の為に
遺体を運び出した結果、夜になりゾンビが目覚めて更に感染が拡大していくという流れ。
こういったゾンビ化の最初の部分から描いていく作品はそう多くないですし、しかも主人公達が、そうとは
知らなかったとはいえ主人公達のせいである意味被害が増大化してしまった、というのが面白いなーと。
見ている分には可哀想ですが、容赦なく女性や子供もゾンビの犠牲になっていく光景を描いているのも圧巻。

▼ゾンビの設定が面白い
どうしても世の中にはゾンビを題材とした作品が多いので、ゾンビ自体の設定はある程度似通うものの、
このドラマにおけるゾンビは「夜間のみ目覚める」というのがまず面白いなと思いました。
劇中でもそうだったように、夜を何とか凌げば日中はゾンビが活動しないので、日中と夜間で展開を大幅に
切り替えて描写出来るので構成的にも面白いですし、何より走ったり首を切り落とせばOK、という王道の
設定だけでなく「日中は襲ってこない」という設定は非常に珍しいので、単純に新鮮で面白いなーと。
実際日中は夜間の襲撃に備えて対策をする展開を描けて、宮廷のほうでもゾンビとは切り離した展開を描く、
という事も可能になるので、良い意味で展開的にメリハリをつける事が出来て構成面でも良い感じ。
他にも、実際どうなのかは分かりませんが生死草という草があればこのゾンビ状態を治療出来るという事が
序盤で判明し、そのゾンビ化自体も最初から描き感染が広がっていく光景も描写。
そして何より誰もが「夜にしかゾンビは活動しない」と思いこんでいたシーズンファイナルの最後の最後で
「実は温度が原因だった」と判明して太陽が登ったのに大量のゾンビが襲撃してくる、という見事な展開と設定。

▼時代背景とマッチした良さ
冒頭で記した飢饉による飢餓から食糧難で、ヨンシンがしたように生きる為には既に亡くなった人の肉を、
というのは現実的に考えて飢えを凌ぐ為に仕方のない部分もあると思うんですが、不幸にも感染して亡くなった
ダニの遺体を食べた事で感染が広がり、という当時の時代背景とマッチさせた展開的な仕掛けは非常に巧みで、
何より対ゾンビの部分でもこの時代背景は活かされているなと思わされて感心しました。
数あるゾンビ作品は基本的に現代が舞台になっているわけですが、この作品のように15~16世紀の場合、
劇中でもヨンシンが使用していたように銃がまだ未発達な事もあり連射が不可能。
なので集団で走ってこられると接近戦では銃が使えないですし、何より数もそう多くないので優位性が薄く、
村が点在しているように防衛には優れておらず要塞的な建物も当然少ない為、守りには適していないと。
尚且つ、剣やクワで戦っていたように武器にも乏しいわけなので、他のゾンビ作品と違い、いわゆる昔を
舞台にしているおかげで、特に走るゾンビに対するコレといった武器が無いのが緊張感を高めるのも含めて
良いなーと思わされました、泳げないので川に逃げれば一応安全ではあるものの場所も限られている状況。

▼目新しい展開が多い
ゾンビ作品に限らず、これだけ世の中に色んな作品がある以上はどうしても似通った展開になってしまう、
というのは仕方のない事ですけど、この作品の場合、主人公のセジャがハメられたとかではなくマジで謀反を
画策した張本人という事が序盤で判明したり、2話目で早くも追っ手のチョ・ハクチュの息子と真剣を使って
やりあい危うく死の危険を感じる展開になったり、前述のように最初にゾンビの感染が広がっていく部分から
丁寧に描いていたり、あまり他の作品では見ないような展開が多いのが見ていて非常に新鮮でした。
セジャが2話目でタイマン、とは言ってもどうせ主人公だから死んだりしないだろう、という気持ちは正直
あるものの、それでも早くも「周囲に自分以外味方が居ないうえに敵は複数で屋内」というこれ以上無いぐらい
絶体絶命の状況で戦うハメになり、そこで初めて主人公のセジャがゾンビと対面する事になる、というのも
面白い展開でしたし、そもそもその2話目の冒頭でセジャ達が惨劇の起きた持律軒に到着する、というのが
展開的に非常に盛り上がる流れで良かったです、目新しい展開が多いうえに盛り上がるしテンポも速い。
不幸にも、ゾンビ化が広まってしまう原因を作ったのは埋葬の為に役人を呼んだセジャ達だった、というのも
目新しいうえに、視聴者的にも悲劇性が高まっていて非常に良い感じ。

▼敵のキャラがやや弱い
主人公側はそれぞれ個性的な面々が揃っていて、主人公のセジャにしても民を助ける為に荷車を押したり、
背後にはゾンビが迫っているのにそれでも最後尾で必死に荷車を押し続けるという中々王道ではあるものの熱く
盛り上がる一面を見せてくれたり、コミカルな描写も多いムヨンとボムパル、身体能力が高く戦闘でも優れる
ヨンシン、相変わらずペ・ドゥナかわいいよペ・ドゥナと、各々特徴も個性もある面々が揃っていて非常に
良いですし、ゾンビもとにかく全力感の感じられる走りや勢いもあって非常に良いものの、この辺りとは裏腹に、
宮廷時代劇としての敵であるチョ・ハクチュが、正直そこまでまだキャラの掘り下げが行われていないので、
作品としては非常に面白いですし、あまりチョ・ハクチュに時間を割くのもアレかもしれませんが、個人的には
この敵のキャラの弱さが現状唯一勿体無い部分かなーと思わされました。
良い意味で分かりやすい悪役なのはイイんですが、当然ながら物語展開の兼ね合いでまだセジャとは序盤で
多少顔合わせした程度で視聴者側としてはコレという何かも無いですし、ちょっとインパクトに欠ける印象。
ボムパルに取り入ろうとしていた役人や、追っ手として登場する敵など、すぐに退場する小悪党クラスは
それなりにキャラも立っていてイイんですが、中ボス大ボスの存在がまだ弱いかなーという印象。

▼S1 全6話を見終えての感想
NetFlixオリジナルのドラマにペ・ドゥナが出演する、という事で内容も知らずに楽しみにしていたんですが、
正直想像を遥かに超える面白さで一気に見させて頂きました、個人的にはめちゃめちゃ面白かったです。
当時の朝鮮事情に詳しくないと分かりにくい部分があったり、韓国の映画やドラマを見ない場合は人名地名が
分かりにくいとか、そういう問題はあるものの、3話目辺りを見ている頃には十分理解出来てきますし、
宮廷時代劇という大真面目な展開をやっている一方で、いわゆる下々の民がややオーバーリアクションな
感じの演技をしていたり、コミカルな言動のキャラクターが居たり、笑えるという意味でも見ていて面白いですし、
とにかく久々にNetFlixオリジナルのドラマで個人的に今後が超楽しみな作品だなと思いました。
NetFlixオリジナルドラマに共通している序盤の展開の遅さが勿体無いものの、初回エピのラストでイメージにも
使われている「女性看護師がゾンビ達に食われている」の構図を顔のアップから徐々に引きにしていき全体の
状況を見せる、のカットは映像的にも素晴らしかったですし、絶望感満載で最高の初回エピのラストでした。

冒頭の感想にも記したようにゲーム・オブ・スローンズとウォーキング・デッドの韓国版のような内容、
という表現が一番分かりやすくしっくりくると思うんですが、個人的には、言い過ぎと思われるかもしれませんが、
S1だけで言えばゲーム・オブ・スローンズのS1よりもキングダムのS1のほうが面白くて続きが気になるなと。
ゲーム・オブ・スローンズ程キャラや勢力争いする国の数が多いわけではない、というのがこの場合良くて、
簡単でも複雑でも面白いものは面白いですが、複雑な作品だと序盤が色んな意味での紹介メインになり
中々物語が進まないのに対して、このキングダムのように登場人物の数も限られていれば展開も早いので、
少なくとも序盤に関しては入り込みやすい少人数制で進んだほうが吸引力はある為、没入感が強いというか。
最終的な感想がどうなるかは分かりませんが、S1だけで言えば、色んな意味で「見やすさ」はこの作品のほうが。

どの程度のシーズン数を想定しているのか分かりませんし、ある程度物語の筋書きを考えて制作開始したのか、
制作しつつ考えるタイプなのか、見させて頂いているこちらとしては当然その辺りは分かりませんが、個人的には
久しぶりにNetFlixオリジナルのドラマで「めちゃくちゃ面白い!」と一気に集中して見させて頂けたので、
ホント続きが楽しみです、韓国の作品という事で敬遠される可能性はありますが是非ともオススメしたいレベル。
S2以降がどの程度の話数になるかは分かりませんが、面白いからこそやはりS1の全6話というのはあまりにも
短く感じてしまいましたし、勿論欲を言えばクリフハンガーではなく最後のゾンビ襲撃を乗り切って…この場合、
乗り切ったと思いきやチョ・ハクチュの軍勢が動き出して絶望的、こちらのクリフハンガーでなら構わないので、
出来ればある程度まとまったところで終わってほしかったですが、S2以降も大いに期待したいところです。
クオリティを維持する為に6話構成にした、というのであれば仕方ないものの、出来れば8~10話はほしい限り。

2019-02-12 : NetFlix : コメント : 0 : トラックバック : 0
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BIOHAZARD RE:2



BIOHAZARD RE:2 Z Version


メーカー:カプコン
機種:PlayStation 4
参考価格:¥8,424
価格:¥6,683 (2019.02.08時点)
発売日:2019.01.25


約15時間半でクリア、トロフィーコンプ時点で約26時間、オリジナル版はプレイ済み。
初回クリア時間はレオン1st、クレア2nd、共にハードコアでのクリア合算時間、リトライを含む時間は
恐らく18時間程、そのままコンティニューせずロードでプレイしていたので正確な時間は不明。
オリジナル版をプレイしているとはいえ、リメイク版での表現や展開の変化を極力前情報無しでプレイしたい、
と思い発売に先立って配信されていた体験版は触らず発売日を心待ちにしていたんですが、一気に盛り返した
7とは違い、こちらはオリジナル版を比較的忠実に、それでいて丁寧にリメイクされている良リメイクでした。
このゲームに限った事ではないですけど、やっぱりホラーゲームは良い意味で映像の恩恵を受けるよなと。

▼良い点
・冒頭を筆頭に、オリジナル版とは違う展開やロケーションがあり単純に新鮮で良い。
・と同時に、基本的にはオリジナル版を丁寧にリメイクしているおかげで色々懐かしい。
・操作方法がいわゆるラジコン操作から4以降のTPSタイプに変更になっていてプレイしやすい。
・同様に、4以降の操作方法になっても豊富な弾丸というわけではないので緊張感があって良い。
・とはいえ、最終的にガンパウダー等も大量に余るので、弾不足で詰む事は基本的には無い。
・場合によってはリトライの嵐になる可能性もあるものの、難易度ハードコアが絶妙のバランス。
・リベレーションズ2でもあったものの、クリア時のリザルト状況の記録が残るのは嬉しい。
・リメイクに際してカットされるかと思っていた表裏ハンク豆腐、などの要素がそのまま収録されている。

▼悪い点
・アイテム入手時、ハーブはそのまま組み合わせれるのにカスタムパーツは一旦入手しないと無理な仕様。
・同様に、空きが無いのでじゃあハーブをそのまま使用、が出来ず一旦入手しないと使用出来ない。
・オリジナル版と違い、タイラントは恐怖や驚異というよりただ面倒なだけになった。
・表裏ではなく1st2ndの名称に変更されたものの、オリジナル版と違い結局ほぼ同じなので意味が無い。
・難易度向上にも繋がるので悪いわけではないものの、ゾンビの頭部踏みつけ破壊が無くなった。
・掴み攻撃を食らって確定死亡時に早くリトライしたいのに、その間はポーズ自体が不可能。
・別に悪いわけではないものの、流石に元が20年前のゲームなので今プレイするとボリュームが無さすぎる。

▼トロフィー
初回プレイで取得したトロフィーは52%、23/42。
「死者の街へようこそ」「女神の道しるべ」「山ない雨」「ハッキング完了」「ハイドアンドシーク」
「シャワー浴びたい」「ニューヒーロー誕生」「ニューヒロイン誕生」「アンブレラをぶっ潰す」
「サバイバルの基本」「懐は深く」「カスタマイズ」「これでも喰らえ!」「戸締まり用心」「害獣駆除」
「記憶力セーフ」「初犯」「ひっくりカエル」「見たな!」「疾風迅雷」「鍵開け名人」
「ハードな初日」「ハードな兄探し」

いわゆる「最初のクリア」をどういう定義にするかで意見が分かれるところだと思うんですが、とりあえず、
レオン1st、クレア2nd、のクリアを「最初のクリア」として一応トロフィー取得状況を調べておきました。
この場合別にレオンとクレアは逆でもいいんですけど、お互いのやっていないほうの1st2ndは一応別で。
珍しいのは、低難易度でなければ取得出来ないトロフィーがある、という点でしょうか。
高難易度でなければ取得不可、はむしろ普通ですけど、低難易度でなければダメ、は流石に珍しいなーと。
同様に、ハードコアでのクリアで取得出来るトロフィーはあるものの、ハードコアのS+、豆腐達、この辺りの
比較的難しい部類のクリアによるトロフィーが無いのは少し残念かなという気も。
トロコンして感じた事としては、正直思っていた以上に簡単にプラチナまで獲得出来たなという印象でした。
はっきり言ってしまえば非常に簡単で、単純なプレイ時間としてもボリュームを感じられないレベルだったので、
水増しトロフィーが無くて良かったと考えるべきか、ゲーム内レコードで色々項目があるとはいえ折角の
トロフィーなのでもっと難しいものや挑戦しがいのあるものを用意してほしかった、と考えるべきか。



▼オリジナル版を踏襲しているのが良い
7はまた別として考えると、4以降はTPSタイプのアクションシューティングで敵をばったばったとなぎ倒す、
というゲームデザインに変更になったのに対して、今回は2のリメイクという事で、操作方法こそ4以降の
TPSスタイルを踏襲しているものの、弾丸や回復アイテムの数、ゲームバランス、これらはオリジナル版の
2をそのまま現代風にリメイクしただけで、中身が変わっていないのが良い意味で嬉しかったなーと。
4以降のスタイルが好きな方からすれば不満もあるかもしれませんが、頭部や足を撃ってよろめいた敵を
蹴り飛ばす、などの行為が出来ず、マジで当時の2のプレイスタイルでプレイする必要がある、なのが良い。
欲を言えば這いつくばっているゾンビに捕まった際は頭を踏み潰す、のアクションは当時もあったので
せめて採用しても良かったような気がしますが、特に難易度ハードコアだと全体的にややシビアな感じの
バランスになっているおかげで、マジで丁度イイ具合の難易度というか、絶妙なゲームバランス。

▼意図的に不便なままにしている部分も
これはオリジナル版を敢えて踏襲しているからこそだと思うんですが、細かい操作性のレスポンスだったりで
相変わらずストレスの溜まる部分は正直あるものの、個人的にこれらは意図的に再現しているのかなーと。
例えば5の発売当時も「まだ歩き撃ち不可能な仕様なのか」という声に対して「敢えてそうしている」という
開発側のコメントがあったように、特にバイオなんかは意図的に不便な仕様にしておいたほうが、正直に
言えばプレイヤー側としてはストレスが溜まる要因なだけでも、そのほうがゲーム的には細かい部分での
バランス調整で簡単に難易度を上げれる要素にもなると思うので、個人的には微妙な不便さはむしろ良い印象。
逆にオリジナル版と違い、例えば今回のゾンビなんかは異常に攻撃判定が広くて噛みつかれたり、こちらへ
掴みかかろうとしてくるゾンビを振り切って走り抜けようとしてもまさかのゾンビのほうが足が速くて捕まる、
などの仕様ではあるものの、この辺りも、前述のように正直に言うとプレイ中はストレスマッハではあるものの、
オリジナル版のように簡単に横を走り抜けれる仕様のままだと難易度的には色々アレだと思うので、攻撃判定の
吸収を拡大というか、そういう仕様にしたのはゲーム的には面白くなって良かったのではないかなと。
ただその一方で、色々言われているタイラントに関しては流石にここまで面倒にしなくても良かったかなーと。
筆頭に挙げられる図書室の本棚移動の際の面倒さを中心に、慣れてくると撒く処理に時間がかかるだけで、実際
初見時でも恐怖だったりの印象にはならないので、タイラントはもう少しマイルドで良かった気が。



▼意外とボリュームは無い
そもそもPSで当時発売されたオリジナル版のリメイクで、丁寧にリメイクしてはいるものの展開的に色々と
カットしている部分やある程度端折っている部分もあり、当時と違いドアを開ける度に読み込む事も無く、
イベントもスキップ可能なので2周目以降は当然スキップして、というゲームスタイルになるわけなので、
こればかりは流石に仕方ないものの、実際にゲームをプレイしてみると想像以上にボリュームが無い、という事に
気付かされるというか、この場合悪い事ではないんですが、改めてプレイすると意外とすぐ終わるなーと。
展開的に追加された部分やロケーション的に見直されている箇所もあるものの、これといった追加要素はなく、
発売後にDLCで追加されるモードはあっても、発売された時点でのゲームとしては収録内容がハンクや豆腐も
含めてオリジナル版をホント丁寧にリメイク、というゲームなので、意外とボリュームが無い。
個人的には、レオン1st→クレア2nd→クレア1st→レオン2nd、という順番でプレイして、クレア1stからは
トロフィーの回収も兼ねてのプレイになったので短時間クリアだったりアイテムボックス不可だったりも込みの
プレイになったんですが、実質2周目の最初のクレア1stですら2時間40分弱でクリアという結果になったので、
ゲーム自体は丁寧なリメイクで良いものの、追加要素も無く、エンドコンテンツも無いので、ゲームとして
考えた場合は、流石に20年前のゲームなのでやっぱりボリュームの面で考えるとやや物足りなかったなーと。

▼クリア後の感想まとめ
いわゆるラジコン操作から4以降のTPS型にシフトして、カットしているイベント、端折っている部分、
追加された展開、表裏の時と違い1st2ndは特に連動しておらず裏のラスボスが共通に変更、といった具合に
良し悪しは別にして多少の差こそあれど、とにかく丁寧にリメイクされている作品だったなーと。
TPS型になった事で単純なプレイ感は操作しやすくなりましたし、当然オリジナル版と違ってドアの開閉等で
読み込む事もなくなったのでスムーズなプレイが可能になり、イベントもスキップが可能、でも敢えて所持数や
わざわざ止まって撃つ、などの根本的なシステムは、プレイする分には不便でも恐らくは意図的にそのままの
仕様でリメイクした事で懐かしさと、同時にこの手のゲームの場合「早く撃って倒さないと!」などの緊張感や
焦りを誘発する事も出来るので、ニュアンス的な感想ですが全体的に「そうそうこんな感じのゲームだった」
を雰囲気から再現するのに成功している、という印象でした、それこそリメイクの超お手本のような感じ。

バイオ2と言えば、実は個人的にはオリジナル版は正直あまり好きではありませんでした。
当時1が非常に好きで何周も遊ばせて頂いて、2もゲーム雑誌の情報を毎回心待ちにして発売された時は心底
嬉しくゲームショップへ走ったものの「…なんか違う」という感じであまり楽しめず、周囲の絶賛とは裏腹に
2が微妙に感じたので3は購入していない、というぐらい2は期待と違う仕上がりで楽しめなかったんですが、
改めてプレイして思った事としては、ボスのGがダメだったのかなー、という印象を受けました。
1にも蛇のヨーンやプラント、サメやタイラントなど撃破の有無を問わず中ボスに相当する敵は居たものの、
洋館や寄宿舎というロケーションも込みで「ホラー映画がゲームになった!」感が強かったんですが、2のGは、
個人的にはホラーというより「あぁ、そっち方向にいっちゃったか…」的なものを感じて残念に思ったのかなーと。
その意識があるからか、改めて今回のリメイク版をプレイしていてもやはりGとの戦いだけあまり気分が乗らず。
ただ、それでもオリジナル版より今回のリメイク版は楽しく最後までプレイさせて頂けたので面白かったです。
この辺りは感情が結果に直結しやすい子供と、冷静に見れる大人で捉え方が変わった、もあると思いますが。

バイオのリメイクだとGCで発売された1も、今回の2も、共に大満足なリメイクだったので、今後もリメイクの
予定があるのかどうか分かりませんが、もしあるのなら大歓迎というレベルでホント楽しませて頂きました。
実際にはプレイ時間的な意味でのボリュームが弱いと言わざるをえないので、出来ればゲーム部分は触らず、
でもトロフィーで難解なものを、とかで対応してもらえればありがたいかなーという印象。
ゲーム内のレコードで色々用意してくれてはいるものの、どちらかと言えば個人的にはトロフィーのほうが。
7のようにFPSでも素晴らしい臨場感や恐怖を演出して、今回の2のようにTPSでも面白い、という仕上がりは
中々凄い事だと思うので、もしリメイク路線を続けてもらえるのであれば8以降はFPS、リメイクはTPS路線で。
7のように当初から予定されている無料DLCだけでなく、その後も何か用意されているのかは分かりませんが、
思っていた以上に楽しませて頂けたので、DLCにせよ次回のリメイク路線にせよ、今後も楽しみにしたいです。

2019-02-08 : PS4 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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パニッシャー season2



パニッシャー season2


ショーランナー:スティーブ・ライトフット
出演:ジョン・バーンサル
話数:全13話
全米配信日:2019.01.18
日本配信日:2019.01.18
NetFlixで視聴、S1の配信当初はまさか無いと思われていたパニッシャー待望のS2。
相変わらずフランクのアクションが容赦なさすぎてもはや笑えるレベルで爽快感があって、とにかく
勢いが凄かったのは良い意味で相変わらずなものの、今回は結構人によって良し悪しというか、
感想の評価が別れるのではないかなーという印象でした、面白いけど微妙、の感想が多そうなイメージ。
変な感想になりますが、パニッシャー自体が扱いとしてはデアデビルのスピンオフという形で作品化、
でいいと思うんですが、今回のS2は外伝的というか、パニッシャーから更に派生したスピンオフみたいな。
とはいえ面白い事には間違いないですし、諸悪の根源を完全に断たなければ先の不安が拭えない、
という事でマットには解決出来ない類の展開でしたし、デアデビルとの差別化が出来ているのは良い感じ。

▼1話目の「これパニッシャーか?」感は凄い
フランクとしての物語はS1で完璧に、これ以上ないぐらい綺麗に終わって完結していたので、S2の展開が
どういう風になっていくのかは想像がつかなかったものの、初回の30分ぐらいは「これパニッシャーか?」
と思いたくなるぐらい普通の展開なので、これは良くも悪くも驚きでした。
既にS2なので、この初回が仮に面白くないと感じても見るのをやめる人は居ないでしょうけど、フランクが
普通にバーで酒を飲んで、そこで知り合った女性の「一緒に飲まないか?」という誘いに応じて、しかも
あのフランクが了承して一夜を共にし、翌朝女性の息子も交えて食事をする、という意外極まりない展開。
出会ったばかりの人物とこういう交流を持つというのは、後のエピソードでカーティスに語っていたように、
フランクにしてみれば本当に心機一転という事で新しい人生を送ろうと思っていたんでしょうし、
振り返って考えれば良い事ではあるものの、物語としての動きは全く無かっただけに、この序盤30分の展開は
非常に意外で、そしてそこからトイレで始まるパニッシャー全開のバイオレンス展開が最高でした。

▼更にバイオレンスが増したアクション
これはパニッシャーという作品の性質上むしろ良い事だと思うんですが、個人的にはS1以上に、いわゆる
見ていて爽快感を感じるレベルでのエゲつないアクションが露骨に増えたな、という印象でした。
そもそもの初回エピソードからして女性相手でもフランクは容赦なく顔面に拳をお見舞いするわ殺害もし、
相変わらずマット達とは違い敵対する相手はとにかく無力化を通り越して処刑、銃殺の場合は死ぬシーンも
しっかり映して、トレーニング施設にあるような重い器具を用いての攻撃、相手の顔面が変形したり壊れても
とにかく連続で殴打、未成年のエイミー相手にも生きる為の心構えとして銃の扱いを教えたうえにとにかく
容赦をしてはいけないという教育、しかもフランクだけではなくビリーのほうも突き抜けた破壊描写。
この手の描写は、どうしてもシリーズが進んで人気が増すにつれてマイルドな表現になってしまいがちなのに、
現状維持どころか更に破壊力の増した映像と演出になり、しかも凄すぎて爽快感すらある、というのが良いです。

▼エイミーとの擬似親子展開が良かった
古くはレオン的な感じで、無骨なフランクが成り行きで助けて行動を共にする事になった生意気なエイミー。
ただ単純に子供のエイミーを守ろうとするフランクの姿にエイミーも心を開いていき、フランクは生きる為に
銃の扱いを教え、エイミーを思うからこそ本気で怒りを見せたりする事もありエイミーも涙を流したり、
という王道の不器用なレオン的コンビだったわけですが、王道でありつつも、これは非常に良かったです。
フランクはフランクで辛い部分もあったでしょうけど、それでもエイミーと過ごす時間はそれこそエイミーが
フランクに投げかけた「大きくなった娘との時間」を連想させるに十分なものだったでしょうし、残念ながら
家族を守れなかったフランクにとって「エイミーだけはなんとしてでも守らないといけない」の状態になっている
部分もあったと思うので、このデコボココンビは王道ながらも非常に良かったです。
エイミーが徐々に心を開いていきフランクを信頼する描写も丁寧に描かれていましたし、だからこそ最終話で
描かれた二人の別れが非常に泣けるもので、エイミーを見ないフランクも涙を堪える感じが出ていて泣ける。

▼二度と会えない相手の事を考えるべきかどうか
前述の擬似親子とやや相反する感想にはなるものの、亡くなった娘リサの事を考える事はあるかどうか、
というエイミーの問いにフランクは「考えた事はない、もう居ないから」と答えて、その言葉に対してエイミーは
「考えてあげて。娘さんが生きてたらどんなか。想像するの。幸せで、充実してる。どう?」と言いましたが、
その言葉には返事を返さず表面上は無表情で何の反応も示さずゆらゆらと顔を揺らしているという状態。
流石にエイミーも話を変えたものの、これはやっぱりキツイ気がするというか、難しいですよね。
それこそ死別だろうと、例えば喧嘩してしまっての離別、気持ちが離れてしまっての離別、どういう形だとしても、
二度と会えない相手の事を…それも想っている相手の事だと色んな意味でキツイというか。
性質上エイミーが娘代わりの形にはなると思うので、フランクもそれなりに楽しく過ごせている部分も実際は
あったと思うんですが、殺された娘の事を想うのはキツイ、特に死ななかったら今頃どうなっているか、
は二度と体験させてあげられないですし、自身も親の立場でその状況を体験出来ないので考えるだけでキツイ。
終盤のエピでカレンは「夢の中の人は愛し続けられない」と言ってフランクはその言葉には答えませんでしたが、
奥さんマリアにせよ娘サラにせよ、愛し続けるけど考えるとキツイ、だと思うので、マジで難しいというか。
それこそ誰か新しい人と出会って、心底愛し合えるようになれば振り返る事も可能かもしれませんけど、現時点の
フランクにはまだ家族の事を考えたり、特に「生きていたら今頃こんな感じ」は想像出来ないというか。

▼ルッソ関連の展開は正直複雑な気持ちも
マダニが言ってたようにルッソは演技をしているのかと思いきや冗談抜きで記憶が無くなっているという展開。
マダニに「フランクの家族をお前が殺したせいでこうなった」と告げられても信じず逆恨みまっしぐらで、
最終的に、マジで記憶を取り戻す事もなく「何故かフランクが自分を憎んでる」と本気で思い込んだまま最後まで
いってしまったのが、ルッソとは因縁があるわけなので、記憶が無いからこそ「パニッシャーには信念も無い、
ただ蹂躙し破壊するだけ」という言葉も言えるし「フランクのやっている事は本当に正義なのか?」の問いかけを、
マダニとデュモンが問答をしていたのと同様視聴者に投げかけれるものの、ルッソ自身が記憶を無くして
フランクと争う、という展開だと結局フランクvsルッソの構図が変わらないままなので、やってる事が同じに
なってしまいますし、何よりルッソが記憶のない状態で死んでしまうと、少なくとも見ている視聴者サイドとしては
「やっとあの諸悪の根源のルッソが死んだ」というスカっとする気持ちになれないので溜飲が下りないどころでは。
内容やルッソのキャラは良かったものの、記憶が消えた事で、ある意味二人の関係がリセットされ仕切り直しに
なってしまったのが残念で、S1の続きが見たかったのに、続きじゃなくて別の形での戦いになってしまった感じ。
ビリー役のベン・バーンズ自体は、特に序盤の熱演が凄まじかったので非常に良かったんですが。

▼同様にジョンも勿体無さすぎた印象
保安官事務所襲撃までの3話におけるジョンは「得体のしれないいかにもヤバイやつ」という雰囲気がバリバリに
漂っていて、しかも聖職者、今までにないタイプの敵で非常に良い感じだったんですが、前述のルッソが中盤以降
メインとして描かれた事もあり、序盤は正にジョンの不気味さもロケットスタートで開始したのに中盤以降一気に
出番が減って印象が薄くなり、当然視聴者側の思い入れもジョンよりルッソのほうが当然強いので、ルッソの
記憶喪失が「えぇ…」な気持ちであったとしてもルッソのほうに興味がいってしまうので、自然とジョンへの
関心が薄れて、でも同時進行でジョン関連の家族描写やジョン個人の描写も入るものの、前述のように構成の
兼ね合いで正直関心度が低い状況で描かれるうえ、フランクと冗談抜きで中盤は全く絡まないので印象が
どんどん散漫になってしまい、という、とにかくキャラの良さとは裏腹に非常に勿体無い扱いだったなーと。
実は家族を人質に取られていたと判明する終盤も含め、全体的にもっと活かせたキャラだったのに、それこそ
同じS2で言えばデアデビルのS2同様、フランクとヤミノテを同時進行で描いたうえに一切絡まなかった、という
あの時と同じで、結局同じS2で個々の物語を同時進行で描いたせいで本来S2の本筋として描くほうの物語が
必然的に薄く見えてしまった、という同じミスを繰り返しているのが勿体なかったなーと、制作スタッフが違えど。
誰しも同じ事を感じると思うんですが、デアデビルと全く同じ構成になっても構わなかったので、S2はジョン、
S3で意識を取り戻し記憶も勿論所持しているルッソがフランクを殺すべく始動、という流れで良かった気が。

▼S2 全13話を見終えての感想
不満がありつつも一気に見させて頂ける面白さがありましたし、相変わらずフランクはアクションが豪快で、
同時にエイミーの為に瀕死の敵を射殺したり、ルッソが喋っている最中に射殺したりと、とにかくフランクの
アクションに関しては勢いがありすぎて笑える、というのも含めて期待を裏切らない素晴らしさでした。
ラストの終わり方もちょっとマジで勢いがありすぎて笑ってしまったんですが、前述のように不満や気になる
ところはありつつも、個人的にフランクに関しては本当に大満足というか、期待通りの良さだったなーと。
良い面で言えば若干キャラの性格設定に変更があるのが気になったものの、マホニーが本家デアデビル以上に
出番も見せ場も多いキャラになっていて感慨深かったり、同じくキャラクター面で言えばS1では交流のなかった
マダニとカーティスの絡みが面白かったり、個人的には最後まで好きになれなかった新キャラのデュモン。
最後はマダニによってトドメを刺されたのかと思いきや生存し、自身が入れ込んで匿っていたルッソと同じく
一生後悔するような状況で生きながらえてしまう事に、という終わり方は因果応報な感じで非常に良かったです。

ただ、やっぱり「ただ」と付けてしまうんですけど、ルッソとジョンの物語が交錯しなかった事で、ただ単に
二つの出来事を同時進行で描いただけで、しかも交互にやるわけではなくほぼ片方ずつが進行していた事で
散漫な印象になってしまっていたり、ルッソが記憶を取り戻さずに終わったせいで今イチ爽快感が薄かったり、
面白かったのは面白かったんですけど、とにかくS2に関しては「勿体無い」という印象が強かったです。
要所要所で見ると保安官事務所襲撃の3話まで、勢いのあるフランク、映像的にも派手だったマホニーが
フランクを救急車で連行しだしてからマダニがジョンを取り逃がすまでの逃走劇など、ホント要所要所では
個人的にS1を上回っていると思えた部分もありますし、序盤のジョンの得体のしれない雰囲気、ルッソが
付けていたマスクの異様なデザインが醸し出す雰囲気など、ホント良い部分もあったものの、全体的には
ルッソとジョンのどっちつかずなままになってしまっていて、とにかく勿体なかったなーと。
とはいえ、面白いのは面白かったですし、何よりフランクは相変わらず容赦なくて最高は最高でした。
S1終了時にS2があるとは夢にも思ってなかったものの、S3はどうなんでしょうか。
やろうと思えば可能でしょうけど、ディズニーとの兼ね合いでデアデビルでさえキャンセルな事を考えると…。

2019-01-24 : NetFlix : コメント : 0 : トラックバック : 0
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アウトランダー season3



アウトランダー season3


ショーランナー:ロナルド・D・ムーア
出演:カトリーナ・バルフ
価格:¥8,980 (2019.01.20時点)
話数:全13話

発売日:2018.07.04
NetFlixで視聴、S2の終わり方が終わり方だっただけにとにかく、久しぶりに海外ドラマを見ていて
「もぅとにかく続きが早く見たい!」と気になるラストだったわけですが、勢い込んでS3を見てみると、
意外と中盤で再会するまではむしろスローテンポな感じで、肩透かしというより焦らされた序盤だったなと。
作品的には相変わらず綺麗な風景や音楽、20年経過しても変わらず主役二人の美男美女感、むしろクレアは
どんどん老けメイクが薄くなっていってたり、今回も色々見どころ盛りだくさんでした。

▼カローデンの戦いが激動の展開
大きな節目を迎える展開なので、それは当然劇的な内容になるのが普通かもしれませんが、ジェイミーが
回想の形で戦闘を思い出して、そこで描かれたのがランダルとの決着をつけたというシーン。
色々因縁のあったランダルと戦場で遭遇し、遂にジェイミーが自らの手でランダルを討ち取るという展開が
描かれたわけですけども、これはホント大きな展開ですよね。
物語的にもここでクレアが未来へ戻ってお互い20年会えない時間を過ごすので、いわゆる第一部完、
的な節目の展開ですし、文字通り精神的肉体的に苦痛を与えられたランダルとの因縁を遂に断ち切るという。
で終わりかと思いきや、その後なんとか生き延びたジェイミーと仲間達だったものの、ジェイミー以外は
最終的に銃殺刑になってしまい、ルパートまで命を落とす、という展開はやっぱり厳しい現実だったなーと。
命乞いするわけでもなく毅然とした態度で処刑に向かい、ルパートが銃殺されるシーンは映さず、ジェイミーが
涙を流す映像を映し続ける、という演出も含めて非常に良い見せ方だったのではないかなと。

▼いくらなんでもフランクが悲惨すぎる
クレアも語っていたように、当然クレアはフランクと出会って恋に落ちて結婚をして、S1の初回に廃墟で
いきなり愛し合ったように、ジェイミーと出会うまでは心底フランクを愛していたでしょうし、それこそ
ジェイミーに見せるような態度をフランクに取っていたのは間違いのない事実。
ただ視聴者視点で言えば初回のみで、以降はクレアとジェイミーの二人を見てきて、色んな事情があれど
元の時代に戻ったクレアは当然ジェイミーにのみ気持ちが向いてしまっているので、フランクからすれば
いきなり消えたクレアがようやく戻ってきてとにかく嬉しいはずなのに、クレアは別の男性を想っていると。
挙句に、ブリアナを二人で育てはしたものの「夫が恋しくて」でクレアからフランクを求めたのに、
そのクレアはフランクが指摘したように性交渉の最中は目を瞑ってジェイミーの事を考えていたり、
クレアはクレアでフランクと始めたボストンでの新生活を「新しい役に専念し」とかいう鬼のようなモノローグ。
トドメがまた可哀想で、そんなフランクが別の女性と恋に落ちても流石にクレアに責める権利はないのに
離婚は拒否して、最後は車の交通事故でいきなり死亡退場とかいう、流石にエグすぎるこの最期は…。
どうしても映像化されている部分だけで見るとクレアが勝手にしか見えないですし、フランクのほうがまだ
大人というか、公平に対応出来ているので、フランクと再会してからのクレアはちょっとひどかったなーと。
フランクが言った「僕は誰かと違って他人とヤらない!」「うちの寝室は前から人が多すぎる、違うか?」
はいくらなんでも名言すぎて流石に笑うというか、クレアも反論出来ずでまぁ言われても仕方ないというか。

▼ジェニーがジェイミーを想う気持ちは分かる
少なくともジェニーはジェイミーから「彼女は死んだ」としかクレアの事を聞かされていなくて、ジェニーは
「もう6年経つのよ」とは言うものの、この辺りはやっぱり難しいところですよね。
ジェニーも言っていたように、周囲が見てみると本当に笑顔を見せているかどうか、というのは分かるので、
弟が明らかに心に穴が空いた状態だと心配ですし、ジェニーは純粋に「弟のジェイミーに幸せになってほしい」
という気持ちから侍女のメアリーを勧めたり、再会したリアリーとの事を後押ししたものの、仮にそれで、
「クレアの事を想っていてもいざ誰かとの間に子供が生まれれば気持ちも変わるはず」と周囲が思っていても
中々そうはいかないですし、物語とかは別にして、ジェイミーの場合は結局クレア以外の女性と体の関係を
持つ事はあっても心が移る事は無かったので、当然周囲は心配で色々世話を焼くものの、無理だよなーと。
こんな事を書くと女性を軽んじていると叩かれるかもしれませんが、こういう離別のケースの場合、
特に男性のほうが新たな異性との交流というか、そういうのが難しいようなイメージが個人的にあるので、
クレアもジェイミーを想い続けていたものの、逆に言えばクレアがジェニーに語った「生きていく為に
仕方なかった」とフランクとの事を若干ぼかして言ったのと同様、良くも悪くもまだ女性のほうが割り切って
別の相手と過ごす選択を出来るというか、男性のほうが気持ちが入り込みすぎていて難しいようなイメージ。

▼二人の再会エピソードは感動すぎてヤバイ
再会するなりジェイミーが倒れるという展開は流石に笑えてしまいましたが、20年間想い続けた相手との
再会で嬉しいのは分かるものの、ジェイミーを発見した時のクレアの嬉しそうな表情がもぅ最高でした。
勿論、前述のようにフランクと居る時は一度も見せなかった顔だけに、死後もフランクが可哀想になる演出、
という事を考えると視聴者視点で言うと微妙になんとも言えない部分もありますが、他にも真偽は別にして、
ジェイミーと再会した際に指輪のことを「一度も取らなかった」というクレアの発言。
この場合事実ならフランクが可哀想ですし、嘘ならそれはそれでやっぱりフランクが可哀想という。
まぁそれはとりあえず置いておいて、二人の再会エピソードは物語の核というだけあり従来とは違って
長尺のエピソードで気合が入っていましたし、クレアも懸念していたように会わない20年の間にジェイミーは
別の誰かと暮らしてるかもしれないという不安、それが的中してよりによって相手がリアリーという。
結婚に関して言えば色んな意味で仕方ない部分もあるものの、クレア的には、やっぱりリアリはー無いよなーと。
ただこの事が判明した直後、お互い罵り合いながら喧嘩して、ジェイミーは真摯に対応するわけではなく、
「嘘を吐いてでも二度とクレアを失いたくなかった」と本心で感情を爆発させたシーンは良かったです。
何をしようがクレアを二度と手放さない、というのは本心でしょうし、それをクレアに語ったのが良いなと。
展開的にここで二人共激昂しながらもジェイミーがクレアに無理矢理口づけをして、お互いヤる気マンマンで
行動してるところにジェニーが水をぶっかける、までの流れが最高でした。
なんにせよ、二人の再会にまつわるエピソードと展開はどれも非常に満足度の高いもので良かったです。
またジェイミーの「サセナッフ」の言葉が聞けて非常に嬉しい限り。

▼驚かされたゲイリスの再登場
S2のラストに現代パートで出てきた時は驚きがありつつも、ある意味王道展開でのニアミスでもあったので
「おぉ~」という感じだったものの、S3ではがっつり物語に絡んできていて、しかもクレアに敵対する展開。
また登場が血の風呂から登場するという魔女感抜群の演出で、かつての友は今日の敵という感じで未来へと
行く為にヤング・イアンを犠牲にしようとしていて、しかもブリアナを殺そうと画策するという展開。
真顔で「童貞には強い力がある」とか言い出した時は鼻水吹きそうになりましたが、クレアとどういう展開に
なるのかと思いきや、最終的にブリアナを守る為にクレアがゲイリスの喉を切り裂いて、しかもエグイ伏線で、
中盤にカリブ海の洞窟で発見された人骨をボストンで見たクレアが、実は自分が殺したゲイリスの骨だった、
の伏線回収は衝撃というか、色々クレアには厳しい展開だなーと、唯一の未来出身者を失ったというのも。
展開的にはそれこそ王道で、ここは単純に王道でクレアはこの時代に残りジェイミーが未来に行ってしまう、
でまた離れ離れになりS3終了、という王道展開になるのかとばかり思っていたので、ゲイリス殺害は衝撃でした。

▼S3 全13話を見終えての感想
めちゃくちゃ良かったと絶賛するわけではないものの、それでも個人的には今回のS3が一番良かったです。
S2ラストのあの終わり方で続きが非常に気になっていて、クレアとジェイミー、お互いが居ない状況での年月が
描かれ、再会後の多少ぎくしゃくする展開も含めて面白い展開で、最後は言わばジャマイカ編とでも言うべき
船旅からの展開、という全体的には前中後という感じでそれぞれ違う展開が描かれていましたが、
当然物語の主軸は二人で、どれもが二人の関係性を中心にしつつ物語が描かれていたので良かったなーと。
勿論、過去のシーズン同様、この作品は起承転結の起承の部分の展開が特に遅いイメージがあるんですが、
今回も特に再会直後なんかは物語が動かず、二人が再び絆を取り戻して以降も、トゲのある言い方をすれば
二人の目的は再会する事であり、その後はカローデンの戦いやランダルとの確執のように「そこに物語が向かう」
という目的があるわけではないので、そういう意味ではやっぱり展開が多少間延びしていたかなという印象も。

とはいえS3までくれば基本的に二人を見たい、というのが視聴者側の気持ちでもあると思うので、
そういう意味ではヤング・イアンには申し訳ないものの二人が離れ離れになるわけではなく行動出来ていたので、
見ていて安心出来ましたし、終盤ではまさかのゲイリス再登場という驚き、その直前に用意されていたクレアが
一人で漂流生活を余儀なくされて虫やヘビに遭遇するという映像的にもとんでもないタフなエピソードなど、
同様に過去のシーズンでも描かれてきた厳しい展開が今回も用意されていたのが印象的でした。
まだ子供のファーガスが手首を切り落とされるという異常な展開や、クレアもつい怒りを顕にしてしまった
黒人の奴隷市場という非常に厳しい現実、クレア自身何度も人助けをする為に医者として行動するもS3では
大半の患者や病人を救えず命を落としてしまう、というあまり見ないような展開etc
厳しい展開が描かれるというのもこの作品の持ち味だと思うので、厳しいながらも見応えがあったなと。

S3に期待する展開としては、あるのかどうか分かりませんがマータフとの再会が見たいなーと。
刑務所でいきなり再登場したのは熱い展開だったものの以降は出番が無く、クレアともまだ再会していないので、
二人の再会も見たいですし、マータフならキャラ的にも生きているのであればアメリカに渡ってもおかしくは。
あとはブリアナとジェイミーが出会う展開でしょうか、占い師の妹がそうとしか取れない言動をジェイミーとクレアに
見せたので、一応伏線というか、いつかやる展開を先にここで見せた、という事だと思うのでS4での実現に期待。
S1の最初でジェイミーと思われる男がクレアを路地から見ている、の謎がまだありますけど、未だにそれっぽい
展開にもならず引っ張るという事は、恐らくこれはこの作品の最後の展開として残している伏線でしょうから、
まぁこれはまだまだ先の展開なのかなーと、フランクと実は会っていた、とかの展開も見たいですけど。
なんにせよ、アメリカに渡った以上はイングランドでの生活と違って基本的に命の危険があるような展開は当面
無いと思いますし、ある意味もう落ち着いたので、S4は二人の平和な日常とかがもっと見れれば良いなーと。

2019-01-20 : 海外ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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